モロッコのお土産おすすめ15選！お菓子や可愛い雑貨など人気アイテムは？

モロッコは、西洋文化との交流、イスラム文化との交流が盛んで、人やモノが多く行き交う土地柄です。美味しい食事だったり、かわいい雑貨だったり、出会う人のあたたかさだったり、好きになる部分は様々ですが、モロッコは多くの観光客が訪れる人気の旅先になっています。そんなモロッコの旅のお土産におすすめの品々を厳選してご紹介しましょう。

モロッコのお土産として、まず思い浮かぶのはモロッコ雑貨です。日本でも取り扱う雑貨店は増えてきており、人気は高まるばかりです。デパートなどで買う高価なものから、街のスーパーで買えるばらまきお土産にできそうなものまで、おしゃれなモロッコ雑貨をご紹介致しましょう。

写真で見ると、お洒落でカラフルな室内履き、といった感じに思われるでしょうか。実物は、刺繍やスパンコールなどで彩られた革製の履物です。モロッコでは、これを民族衣装にあわせて外で履いています。お土産選びのポイントとしては、靴底のしつらえが異なりますので外用か室内用か確認を。室内用のスリッパとしてお土産にしても良いでしょう。

もともとは、バブーシュといえば、靴の先が尖っているものが主流でしたが、流行などにあわせ様々なデザインのものが出るようになりました。共通していることは、全て革製であるがゆえに、品質が悪いとかなり臭う、というところです。良いものは臭いはそれほどキツくないのですが、やはり密閉空間(スーツケース)で持ち帰る場合は多少の工夫は必要です。

日本では、お客様にお出しする飲み物はお茶で、専用の茶器を用意します。モロッコでは、お客様にお出しするのはミントティー。暑い国だからこそですが、涼しさを味わってほしいというおもてなしです。そのミントティーを入れるグラスがお土産にとてもお洒落なのです。様々な色のガラスに美しい模様が施されていてお土産雑貨としてもぴったりです。

自分用のモロッコお土産としてじっくり選んでみても良いですし、グラスの種類は本当に豊富にありますのであちこちのモロッコお土産物店で比べてみても良いでしょう。さすがにティーポットとセットにしてしまうとばらまきお土産としては嵩張ってしまいますので、そのあたりはお財布事情や帰国の際のスーツケース事情にお任せします。

日本でも最近人気が出てきたタジン料理。タジン鍋という独特な形の鍋を使って無水調理、素材の旨味を引き出す料理として人気なのですが、そのタジンが実はモロッコを中心とした北アフリカ発祥というのはご存知ですか?飲料水がとても貴重な地域ならではのものです。そのタジン鍋、モロッコのお土産店ではとてもカラフルなデザインにあふれています。

自分用に美味しいタジン料理の思い出に浸るもよし、モロッコの土産話と一緒に料理好きな友人に贈っても喜ばれます。マイナスポイントは、割れ物である点と重いこと!要は土鍋ですから、重さは仕方ないかもしれません。そこでおすすめなのが、モロッコのお土産雑貨店に並ぶ、ミニチュアタジン鍋のキーホルダーなど。こちらもデザイン豊富です。

マラケシュのジャマ・エル・フナ広場や、フェズのスーク(市場)などへ訪れる予定があれば、ぜひ一度はのぞいてみて欲しいのが、モロッコランプ店です。建ち並ぶお店の中でもひときわ明るいので見つけやすいでしょう。そして見てしまったら、きっとその魅力にノックアウトです。どれもが美しく、これぞモロッコ、というエキゾチックな雰囲気です。

マラケシュやフェズという場所を限定してご紹介しているわけではありませんが、エキゾチックな雰囲気を堪能している最中に出会うランプ店は実に魅力的です。まるで映画のアラジンに出てきそうなスークの街並みは、ふと街角でアラジンやジャスミンと会えそうな場面を想像してしまいませんか?そんな雰囲気をお土産にできる最高のモロッコ雑貨なんです。

ハマムと呼ばれる、あかすりやマッサージなども受けられるお風呂屋さんでは、このサボンノワールが使われています。黒オリーブをすりつぶして、クリームのような状態にして使います。黒い見た目に心配になりますが、モロッコでは日常的に使われているものなので、普通にスーパーや薬局の店頭に並んでいますので、お土産用に選びやすいです。

もちろん、エステにも使われる高級品もありますが、基本は日用品の類ですから、スーパーやドラッグストアで購入できるのです。お値打ちなものをスーパーで買ってばらまきお土産にするのも良いですし、高級品を探し出して使ってみるのもおすすめです。オリーブの効果で、使用後の保湿効果など素晴らしいものがあります。

モロッコにのみ自生するアルガンの木の実から取れる良質のオイルが、アルガンオイルです。化粧品に使われれば美肌効果や保湿力、食用に取り入れればオレイン酸やビタミンEの含有量などからコレステロール低下の効果、とかなり有効範囲の広い素晴らしいオイルです。とても希少性の高いもので、日本で普通に買うとかなり高価な代物です。

それはぜひとも、原産国モロッコのお土産にしておきたいところです。最高品質のものを求めればキリがありませんが、まずはお土産として選ぶ際のポイントとしては、濃い色のガラス瓶に入っていること。光を浴びると劣化してしまうため、濃い色のガラス瓶で冷暗所での保管をおすすめします。女性には特に人気のモロッコのお土産品です。

次のモロッコのおすすめお土産はローズウォーターです。こちらもまたアルガンオイル同様雑貨とは違いますが、女性に人気のコスメでなおかつ容器瓶がおしゃれなものが多いため人気は高いです。小ぶりなものならばらまきお土産としても優秀。日用品にあたるものになりますので、スーパーやドラッグストアでも購入可能です。
 

しかもこのローズウォーターは、そのものをお化粧水として使用するほかにも、芳香剤やせっけん、ベビークリームなど使用用途は豊富にあり、品ぞろえもまた然りです。バラはモロッコの国花で、ホテルのロビーや各部屋でも飾られていたり、清めの意味でふりかけたり、香りづけにお菓子に入っていたりと、モロッコでは度々出会う素敵な思い出の一品です。

ファティマの手とは、別名ハムサと言います。ハムサは、アラビア語で数字の「5本指」を現しており、手、というのも納得です。元々は古代カルタゴやメソポタミア文明の頃からの古い概念なのですが、ファティマとは、イスラム教の開祖ムハンマドの一人娘の名前で、後付けで宗教色を付けられたような呼び名です。要は日本のお守りのような感覚です。

ファティマの手(ハムサ)は、モロッコのみならず周辺の北アフリカ諸国でもよく見られるお土産品ですが、お守りですし、デザイン的にもとても美しい銀細工のものがあったりします。モロッコのお土産店でもアクセサリーやキーホルダー等として売られていたりしますので、ばらまき用のお土産にもできます。

イスラム国家のモロッコでは、女性は外出時に頭にヒジャブと呼ばれる大判のストールを巻き付けています。単色のものから派手な柄まで本当に様々な種類があります。モロッコ女性には必需品であるということは、強烈な日差しを避けるほかにも、外国人旅行者であれ、現地では身に着けている方が無難であることが多々あります。

では、そんな必需品である大判ストールをモロッコのお土産にしてはいかがでしょうか。モロッコ滞在中にもヒジャブとして使えますし、また豊富なデザインから贈り物にしても喜ばれそうです。さすがに身に着けるものですからスーパーで、という訳にはいきませんが、建ち並ぶお土産店には多くのストールを展示しているところもあります。

モロッコのおすすめお土産雑貨編、ラストはジュラバという民族衣装をご紹介します。大きめサイズのフード付きロング丈ワンピースのような形。フード付きの大きなパジャマ?とでも申しましょうか。男性用のものにはストライプ柄もよく見られることから、パジャマのイメージが出てしまうのですが、れっきとした民族衣装です。

男性用のジュラバはざっくり冬のパジャマ、と言えてしまうのですが、女性用はちょっと違います。襟もとや袖の折り返し部分だけデザインの異なる生地を使用したり、フードの先にタッセルをつけてお洒落したり、民族衣装もお洒落の一部です。自分用のお土産にじっくり選んだら、ぜひ着てモロッコの街を歩いてみましょう。

モロッコのお土産雑貨編に引き続き、ここからはばらまきお土産の定番、モロッコのおすすめお土産お菓子編へと参りましょう。イスラム国家のため、アルコールよりも甘いものが好まれるのでしょうか。モロッコのお菓子は老若男女問わず大人気です。モロッコのお土産話は、モロッコの甘いお菓子と爽やかなミントティーと一緒に、というのはいかがですか?

モロッコはフルーツも豊富にあり、たくさんの種類のドライフルーツを味わうことができます。お菓子、ではありませんが、立派な甘い甘いスイーツです。スーク(市場)でもドライフルーツ専門のお店がありますし、スーパーなどでも買うことができます。日本で買うとなかなかのお値段になりますが、モロッコでは日常野菜のような感覚なのです。

モロッコのお土産店では、スーパーの試食コーナーのようにほとんど全ての試食をさせてもらえます。人気なのはイチジクやナツメヤシ(デーツ)、アーモンドなど。お好みのものを数種類多めに購入しておいて、ばらまきお土産用にするのもおすすめです。小分けにしやすいですし、まずお土産用に持ち帰りやすい、という点でもおすすめなのです。

モロッコのお土産お菓子編、次にご紹介するのはアムルーです。モロッコの代表的な甘味アムルーですが、これがお土産にも最適な隠れ高級品!お菓子というよりもジャムやクリームの様な感じですが、アーモンドペーストになんとアルガンオイルを混ぜて作られています。食パン等に塗って食べるのですが、この甘味が食パンですらお菓子に思えるほどに美味!

アムルー自体は、モロッコでは日常的によくあるお菓子･調味料、のような部類ですが、中身はアルガンオイル入りですから、やはり外国人である私たち日本人にとっては高級お菓子です。スーパーでも購入できてしまうのでばらまきお土産にもできますが、モロッコを旅した人だけの特権、とでも言いたいくらい気に行ってしまうかもしれません。

モロッコのお土産ばらまきに最適なお菓子といえば、これかもしれません。フェッカは、ぱっと見た感じ普通のクッキーに見えますが、実はそれほど甘くはないのです。アニスの種が混ぜ込んであり、ミカンの花弁からとれる香油が一緒に練り込まれていてあっさりした味わいです。モロッコ風ビスコッティといえるこのお菓子、ミントティーとの相性が絶妙です。

ミントティーと味わうティータイムには、フェッカやドライフルーツ、甘く作られているクッキーなどと一緒に頂きます。アルガンオイルにしてもドライフルーツにしても、やはりモロッコで手に入りやすいものから極上のお菓子が生まれるのでしょう。モロッコでこの美味しさに出会ってしまうと、余計にお土産にして伝えたくなる、というものです。

クスクスとは、世界最小のパスタのことです。モロッコのみならず世界中広範囲に渡って食されている食材です。実際、モロッコ料理にはこのクスクスを利用した料理がたくさん存在します。日本でも輸入雑貨や輸入食材の専門店などで店頭に並んでいたりするのを見かけるようになりました。モロッコ滞在中も度々このクスクス料理には出会えるでしょう。

なぜモロッコお土産のお菓子編でご紹介するかと言うと、クスクスを蒸して、シロップたっぷりかけて食べるスイーツ「スファ」というものがあるからなのです。今までおかずや主食感覚で食べていたとしたら、まるっきり新感覚のお菓子。クスクスは街のスーパーでも購入できる人気食材ですから、レシピと一緒にばらまきお土産にするのもおすすめです。

モロッコのおすすめお土産、ラストはスパイス類をご紹介します。お菓子?と思われるかもしれませんが、スパイスはモロッコ料理、モロッコスイーツにとって大切な味付けのひとつ。スーパーでも気軽に購入できますし、市場などでは山盛りに並べられて、量り売りです。日本に帰国後、おしゃれに小分けにしてばらまきお土産にもできます。

スーパーや土産物店など、レジまわりにかなりの確率で置かれているのが絵葉書。とっておきの!というわけでもなく、かといってばらまきお土産というわけでもなく、心をこめて贈りたい人に旅の思い出を綴るひと時は素敵です。お気に入りの絵葉書を選んでおき、街歩きのカフェタイムに一筆。相手にもとても喜ばれるとっておきのおすすめお土産です。

モロッコを旅したときのおすすめお土産をいろいろとご紹介してきましたが、いかがでしたか?人気のモロッコ雑貨や、美味しいお菓子など、語りつくせないモロッコの楽しい土産話とともに、楽しいひとときをお過ごしいただければ幸いです。お土産選びに迷った時にはぜひご参考になさってください。