桑名市のおすすめ観光スポット4選！人気のレジャー施設やお祭りも紹介！

桑名市は三重県の北部、木曽三川(揖斐川、長良川、木曽川)の河口部に位置しています。古くは東海道随一の宿場町として栄え、現在も高速道路や国道、鉄道など主要幹線が集中する交通の要衝となっています。

自然豊かな桑名市には、のんびりと過ごせる観光スポットが充実しています。観光客からも人気が高く、休日には多くの人々で賑わっています。

六華苑は、二代諸戸清六の邸宅として大正2年に完成しました。本苑には、鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家「ジョサイア・コンドル」が設計した4層の塔屋をもつ木造2階建て天然スレート葺きの洋館や、和館、蔵、池泉回遊式庭園などがあります。

和洋の様式が調和した明治・大正期を代表する貴重な文化遺産として、国の重要文化財に指定されています。また、庭園は国の名勝に指定されています。

東海道において唯一の海路の玄関口だった場所「七里の渡跡」。熱田と桑名を結び、距離が七里(約27.5km)あったことから、「七里の渡し」と呼ばれていました。ここにある大鳥居は、これより伊勢路に入ることから「伊勢国一の鳥居」と称され、伊勢神宮の宇治橋の鳥居を20年ごとに移し替えられています。

桑名城の本丸、そして二の丸跡に作られた地元の方にも親しまれている公園です。桜やつつじ、花菖蒲など1年を通して季節の花が咲き誇ります。園内には松平定綱（鎮国公）と松平定信（楽翁公・守国公）を祭る鎮国守国神社があります。

本宮の多度神社には、伊勢の神宮の御祭神である天照皇大御神の第3皇子である天津彦根命をお祀りしています。御祭神の深い関係から「お伊勢参らば お多度もかけよ お多度かけねば 片参り」と謡われ、北伊勢地方の総氏神様として崇められています。

また、多度大社例祭の「多度祭(上げ馬神事)」や「流鏑馬祭」などの熱気と躍動感にあふれた伝統行事が行われています。さらに「ちょうちん祭り」では、数千の提灯が並び、境内は幻想的な雰囲気になります。

自然豊かな桑名市には、三重県でも有名な特産品が種類豊富にあります。お土産としておすすめで、桑名市ならではの特産品も多いです。

伊勢湾の海水と、木曽三川から流れ込む栄養豊かな淡水が混ざり合う汽水域で育まれる「ハマグリ」。桑名市のハマグリは身が柔らかく、ふっくらとして肉厚なのが特徴的です。

特に焼きハマグリは十返舎一九の「東海道中膝栗毛」でも紹介されるなど、江戸時代から桑名の名物として知られています。

主にあさりやハマグリなどをたっぷりのたまり醤油と砂糖で炊き、甘辛く味付けをした料理で、佃煮とは違いやわらかい食感が特徴です。桑名市内には多くの店があり、お土産として買い求められています。

桑名市には、小さい子供からお年寄りまで楽しめるレジャー施設が数多く点在しています。レジャー施設で思いっきり遊び、日々のストレスを解消しましょう。

桑名市の夏の風物詩「 桑名水郷花火大会」。 桑名水郷花火大会は川の中州から打ち上げる水郷の町ならではの珍しい花火大会です。「水中スターマイン」や「二尺玉」など約1万発の花火の迫力は満点！

約40台の祭車が打ち鳴らす鉦・太鼓の音が鳴り響く「日本一やかましいまつり」とも称される絢爛豪華な祭「 石取祭」。 石取祭は国の重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。

石取祭は春日神社の流鏑馬神事の馬場修理のため、町屋川から石を運んだのがはじまりといわれています。毎年8月の第1日曜日の前日の午前0時に開催。

全国屈指のレジャー施設「 ナガシマリゾート」。 ナガシマリゾートは遊園地「ナガシマスパーランド」をはじめ、ジャンボ海水プール、ホテル、天然温泉、そしてイルミネーションで有名な「なばな里」などを有する総合レジャーランドになります。

伝統や歴史、文化あふれる観光スポット「桑名市」。桑名市は町中を歩いているだけで日本の古き良き景色を楽しむことができるだけでなく、大型レジャー施設もあるなど小さい子供からお年寄りまで充実した時間を過ごせます。