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諏訪之瀬島観光の魅力は?おすすめの見所や穴場は?アクセスも紹介!

諏訪之瀬島観光の魅力は?おすすめの見所や穴場は?アクセスも紹介!
投稿日: 2017年6月7日最終更新日: 2020年10月7日

諏訪之瀬島の観光スポットや見所、アクセス方法が気になる方は必見です!鹿児島県のトカラ列島にある諏訪之瀬島は、南国気分を味わえるのどかでゆったりとした島。人口は50人ほどの島ですが、人の手が加えられていない穴場スポットがある魅力的な島です。

『諏訪之瀬島』へ行ってみよう見出し

鹿児島県の小さな離島、諏訪之瀬島。住所は鹿児島県鹿児島郡十島村に位置します。諏訪之瀬島は「何もない島」として知られており、島には小さな集落や漁港、一度も使われていない滑走路があるだけで、とても観光を楽しめる島ではないと感じるかもしれません。しかし、何もない島には、知る人ぞ知る穴場の観光地や魅力がたくさん!今回はそんな諏訪之瀬島のおすすめな見所からアクセス方法まで紹介していきます。

『諏訪之瀬島』は噴火を繰り返す火山島見出し

噴火口から2km圏内は立入り禁止

諏訪之瀬島は日本の活火山の中でも特に活発な活動を続ける火山島なんです!毎年のように噴火を繰り返しており、風に流れた火山灰が集落にまで降ってくることも。活火山である御岳火口より半径2km圏内は立入りが禁止されているので入らないようにしましょう。ですが火山がもたらしてくれる恩恵を受けられるのが諏訪之瀬島の魅力。ここからはその魅力についても触れていきます!

『諏訪之瀬島』の観光スポット①見出し

作地温泉

諏訪之瀬島に唯一ある温泉「作地温泉」。海の湯と山の湯の2つの温泉が湧いており、秘湯中の秘湯と呼ばれている諏訪之瀬島の見所です。なぜ秘湯と呼ばれているのか。それは渡船しかいけない温泉なんです!渡船は地元の方に頼んでチャーターしてもらう方法しかありません。そして船を出せる時間が限られており、天候にも左右されるので運が良くないとたどり着けません。秘湯マニアにとっては間違いなくワクワクする温泉ですね!

海岸に湧く「海の湯」

まずは海の湯から紹介していきます。海の湯は諏訪之瀬島のおすすめ観光スポットです。海岸の岩肌から源泉が自噴しており、大きな窪みに海水と混ざってできた人の手が加えられていないのが魅力。源泉温度は42度くらいで、海水と混ざってちょうどいい温度に。水深は160cmとちょっと深いですが、開放感がありリラックスできますよ。

海の湯へのアクセス方法

海の湯へは陸路でアクセスすることはできません。渡船をチャーターしてアクセスします。民宿の宿主さんやガイドさんに問い合わせて渡船を用意してもらいましょう。切石港より出発して10分ほどでたどり着きます。船を出せる時間は限られているため事前に確認してくださいね。また波が高い日は出航できません。

山肌に湧く「山の湯」

続いては、御岳の麓から湧く「山の湯」を紹介します。こちらは温泉が川のように流れており、ところどころ滝になっている数カ所で温泉を堪能できます。また源泉も岸壁の上から噴出しているため打たせ湯を楽しめるのが見所です。源泉温度は45度くらいと高いので長湯は期待できません。しかし、山奥に湧く手つかずの温泉は誰しも一度は訪れたくなります。

山の湯までのアクセス方法

海の湯と同様、はじめは渡船をチャーターしてアクセスします。こちらも地元の方々の力を借りましょう。渡船で山の湯入り口の海岸へ接岸したら冒険の始まりです。実は源泉が湧く滝までは90分の道のりとなります。源泉から流れる温泉の川を歩いていくのですが、火山灰が積もっており足元がぬかるむので長靴をおすすめします。道中、小さな滝の滝壺が天然の温泉になっている場所がいくつかありますよ。

『諏訪之瀬島』の観光スポット②見出し

乙姫の洞窟

乙姫の洞窟は諏訪之瀬島の見所のひとつ。フェリーが接岸する切石港の向かい海岸んあるので、諏訪之瀬島の滞在時間が短い人におすすめの観光スポットです。こちらの洞窟、トカラ列島に伝わる乙姫伝説が語り継がれている場所です。洞窟内は暗く足元が岩場のため注意が必要。歩きやすい靴を履いて準備を整えてから行きましょう。洞窟の中から眺める海は絶景です。

『諏訪之瀬島』の観光スポット③見出し

諏訪之瀬島空港

まさに諏訪之瀬島の穴場スポット!諏訪之瀬島空港は人の気配さえ感じられない閑散とした場所ですが、開放的な景色を楽しめるおすすめの観光地。ヤマハのリゾート開発に合わせて作られましたが、開発は中止になり空港は一度も使われていません。現在は緊急時の離着陸用滑走路として残されています。自由に見学ができ入場料金は無料。全長800mの滑走路の上で南国のそよ風を浴びてみませんか?

『諏訪之瀬島』の観光スポット④見出し

御岳登山と自然を満喫

荒涼とした大地と鳴動轟く御岳で大地の息吹を感じられるのが諏訪之瀬島の魅力です。現在も活発な火山活動を続ける諏訪之瀬島の主峰御岳。標高796mの御岳は近年も日常的に噴火をしているため立ち入ることを禁止にしています。ただし現地のガイドさん同行の場合は御岳登山が可能。山頂に近くに連れて鳴動が大きくなります。標高が高くなるに連れて視界が開けて、島を一望できるようになります。なお、入山は自己責任です。

また諏訪之瀬島には温暖な地域に自生するガジュマルの木やマルバサツキを見ることができますよ。集落の八幡神社近くにあるガジュマルの木は島で一番の大きさを誇ります。マルバサツキは九州南部に分布するツツジに似ている花。薄いピンクの色が可愛らしいマルバサツキは島一帯に自生しています。

『諏訪之瀬島』の観光スポット⑤見出し

民宿で島のグルメを堪能

諏訪之瀬島観光と併せて楽しみたいのが島グルメですね。諏訪之瀬島はトビウオ漁が盛んで、5月6月に最盛期を迎えます。そのトビウオを使った酢漬けや卵のカラスミは絶品です。その他、ギンガメアジの刺身も島内でいただけます。また、薩摩の殿様しか口にできないと言われていた高級食材である大名タケノコが諏訪之瀬島で採れるんです!湯がいてもよし、刺身にしてもよし。4月限定のおすすめ絶品グルメです。

しかし、島内には食堂が1件もありません。料理をいただける場所はただ一つ、民宿です。諏訪之瀬島には民宿が3件あります。3件とも3食付きで1泊7000円から利用できます。先ほど紹介した海の幸やヤギ汁といった、どこか懐かしさを思わせる家庭料理が振る舞われます。お客さん同士やオーナーさんと島焼酎を飲みながら優雅な時間を送れるのも、小さな島ならではの見所なのではないでしょうか。

『諏訪之瀬島』の観光スポット⑥見出し

釣りの穴場スポット

諏訪之瀬島は釣り人からも人気な穴場スポットです。海で釣れる魚は大型カンパチやキハダマグロといった大きな魚が中心です。大きな魚が釣れる割には訪れる人が少なく海が荒れてないため、活きのいい魚がよく釣れるのだとか。諏訪之瀬島に訪れる人のほとんどが釣り人なんですよ。また島唯一の釣具店「IslandHoppers」では、釣りアイテムの販売や渡船の予約ができるのでチェックしておきましょう。

住所:鹿児島県鹿児島郡十島村大字諏訪之瀬島89 電話番号:09912-2-2565

『諏訪之瀬島』の観光スポット⑦見出し

牧場とのどかな景観

諏訪之瀬島には牧場が2箇所ありこちらも見所です。島民は畜産業を営んでいる人も多く、牧草地は欠かせない存在。御岳の麓に広がる緑の大地と牛の鳴き声を聞きながらゆったりとした時間を過ごせますよ。

道を歩いているとトカラヤギに遭遇することも珍しくありません。島内には野生のトカラヤギが生息しており、人懐っこいのが特徴。普段では目にすることができない光景を味わえるのが諏訪之瀬島の魅力ではないでしょうか。

諏訪之瀬島の漁港「元浦港」へ向かう途中の坂道からは、綺麗な夕日を拝むことができます。まさに穴場の絶景スポット。島民の方々の話によれば、ここから眺める景色が一番だとか。1日の締めくくりに訪れてみるのも良いですね。集落の分校より西方面に進むと到着します。

『諏訪之瀬島』へのアクセス方法見出し

手段はフェリーのみ

さて、気になるアクセスですが、鹿児島港から出航する『フェリーとしま』のみとなります。出航日は月曜日と金曜日の週2便、所要時間は9時間ほどです。なお、夏の台風や冬の荒天時は欠航が多いので、海が穏やかな夏に訪れた方がいいかもしれません。運賃は鹿児島からの場合、大人7010円から、小人3510円からです。

こちらのフェリーとしまは、鹿児島から口之島・中之島・諏訪之瀬島・平島・悪石島・小宝島・宝島・奄美大島のトカラ列島の島々を結んでいる、村民や観光客にとっては必要不可欠の交通手段。諏訪之瀬島以外の島巡りをする場合はフェリーとしまが大活躍するので公式ページを確認しておきましょう。

住所:鹿児島県奄美市名瀬佐大熊町2474 電話番号:0997-52-2251

『諏訪之瀬島』は魅力あふれる島だった!見出し

諏訪之瀬島の観光情報を中心に紹介してきました。島を代表するおすすめの観光スポットから地元の方しか知らないような穴場スポットまでありますね。秘湯マニアの方には、作地温泉へぜひとも訪れて欲しいものです。また、桜島と同じく日常的に噴火を繰り返す火山は日本では諏訪之瀬島だけです。火山の神秘を身近で感じられるのも諏訪之瀬島ならではの魅力。諏訪之瀬島は日々のストレスから開放させてくれる癒しの島です。

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投稿日: 2017年6月7日最終更新日: 2020年10月7日

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