北海道・石狩地方の観光をまとめ！温泉や朝市・人気のイベントも紹介！

石狩は、多くの魅力をもった場所です。そのため、観光のような限られた時間の中で、どこに行くのか何を食べるのか効率的に決めなければ、時間切れとなってしまいます。そうならないために、今回は、石狩でおすすめな観光スポットをご紹介したいと思います。ぜひ、石狩観光の参考にしてみて下さい。

益浜温泉は、自然に囲まれたゆっくりとくつろげる弱アルカリ性の温泉です。効能は、火傷、運動麻痺、糖尿病、神経痛などです。温度は、高温で、熱いと感じられる方が多いようです。露天風呂も人気なのですが、冬場には、閉鎖している期間があるので、その点、ご確認ください。石狩観光の合間にくつろいでみてはいかがでしょう。

石狩天然温泉「番屋の湯」は、海の近くに位置しています。お湯は、太古の海水が育んだ「化石海水」で湯冷めしにくく、身体を温めてくれます。施設の設備は、充実しており、食事処もあるので、ゆっくりとくつろぐことができます。料金も高くないので、観光だけでなく、温泉に行きたいという方はぜひおすすめの場所です。

厚田公園展望台は、石狩で恋人たちが愛を誓いあうデートスポットとして、人気の観光地になっており、「恋人の聖地」に認定されています。展望台は、お城のような造りで、その中にはステンドグラス窓があり、太陽の光でキラキラと輝き、とてもきれいです。展望台からは、美しい夕日や光り輝く星を見ることができます。

厚田公園展望台には、二人の愛が結ばれるように南京錠をつけるフェンスがあり、多くの恋人たちがここに南京錠をつけていきます。他にもハートのモニュメント前に「誓いの鐘」と呼ばれる鐘があります。この鐘を鳴らして、プロポーズしてみてはいかかでしょうか。石狩観光に来たカップルにはおすすめです。

石狩には、朝市が3か所で開かれています。どの朝市でも新鮮な魚介類が売られていますが、開かれる期間と場所が異なり、特徴がそれぞれあります。石狩を観光するなら、いずれかの朝市に行くのがやはりおすすめです。どの朝市に行きたいか条件を考えて、行くといいでしょう。もちろん、すべての朝市に行っても構いません。

いしかり湾漁協朝市は、石狩湾新港東ふ頭で毎年4月上旬から7月上旬ころまで毎日開催される漁港朝市です。石狩湾で獲れた新鮮な海産物が販売されており、カレイ、シャコなどが売られています。6時30分から14時頃まで開催されていますのでここも観光するのがおすすめです。天候で変動があるようなので、その点、ご注意ください。

あつた港朝市は、厚田港で毎年4月上旬から10月中旬まで毎日開催される漁港朝市です。あつた港朝市は、3つの朝市の中で最も長く開かれている朝市です。「さかなデー」というイベントが年数回不定期で開催されます。大人気のイベントなのでタイミングがあう人は、ここも観光に行くのがおすすめです。

浜益ふるさと市場は、浜益漁港荷捌所で毎年4月中旬から5月下旬の毎週日曜日に開催される漁港朝市です。浜益ふるさと市場は、期間が短く、開催時間も7時から12時頃までと限られた朝市です。ここは、バーベキューができるので、朝市で買った海産物を焼いて、その場で食べることができます。タイミングが合えば、ここも観光しましょう。

はまなすの丘公園は、石狩川の河口を整備してつくられました。この辺り一帯には、6月下旬から7月上旬にかけて、濃いピンク色のハマナスの花が咲きます。タイミングがよければ、ハマナスの花の中を日本海からの風に吹かれながら、気持ちよく観光することができます。公園のヴィジターセンターでは、ハマナスソフトクリームが味わえます。

石狩灯台は、はまなすの丘公園にあります。1908年に建造されたもので、現在、北海道最古の灯台となっています。開設当初は、河口にあったようですが、砂嘴の発達により河口の先端が伸びていき、海が見えない灯台となっています。映画の舞台ともなった場所で、ここから見る夕日はとてもきれいです。石狩灯台も観光しましょう。

マクンベツ湿原は、石狩川の下流に広がる湿地帯です。ミズバショウの群生地で、雪が解け、春が来るとミズバショウが開花します。4月中旬から5月上旬がミズバショウの見ごろです。木道が整備されており、駐車場は4か所あるのですが、時期になるとかなり混むようなので、早めに観光に行くのがおすすめです。

雄冬岬は、かつて「陸の孤島」と言われ、船でしか行き来することができませんでしたが、現在では道路ができ、車やバスが通れるようになりました。雄冬岬の展望台からは、空気が澄んでいる時には積丹半島や天売焼尻島を見ることができます。雄冬岬は、映画の舞台にもなり、観光スポットになっています。

白銀の滝は、雄冬岬の近くにあります。雪解け水が30ｍの高さから流れる様は、非常に迫力があります。雪解け水が増える4月下旬から6月初旬が見ごろです。札幌方面から増毛留萌へ向かうトンネルを抜けてすぐのところにあるので、見逃さないようにしましょう。駐車場とお手洗いもあるので、観光しやすいのではないかと思います。

千本ナラは、石狩にあるパワースポットとして人気の御神木です。病気を治す、願いを叶えるなどの御利益があると言われ、スピリチュアルなことに興味がある方にはおすすめです。ご飯をすくう木のしゃもじに願いを書いてしめ縄に挟んで祈願します。祈願をしたあとは、千本ナラのパワーが宿った木のしゃもじを持ち帰り自宅にお祀りします。

佐藤水産サーモンファクトリーは、店舗、レストラン、工場を併設した鮭の専門店です。店舗では、石狩観光のお土産になるような加工品が販売されており、お弁当やおにぎりなどもあります。特におにぎりは人気が高く、筋子やタラコが入っており、すぐに完売してしまうほどです。おにぎりを買いたいなら、早めに行くのがおすすめです。

サーモンファクトリー2階には、レストランがあり、ここで食事をするためだけに来る方もいるようです。レストランの料金は、意外と手頃で、新鮮な鮭やイクラを楽しむことができます。レストランからの景色は、すばらしく、料理はどれもおいしいので、石狩観光に来たなら、ここで食事するのがおすすめです。

丹野商店は、海産物もありますが、乾物が豊富なお店です。価格もそれほど高くなく、特に乾物は、保存がきくのでお土産に最適です。海産物も安くて新鮮なものなので、そちらの方を買ってみるのもいいと思います。丹野商店では、石狩観光のお土産を買うのが、おすすめです。

石狩で全国的に有名な食べ物は、その名の通り「石狩鍋」です。その中で金大亭は、「石狩鍋」の発祥の店とされる1880年創業の老舗です。石狩の食材を使った伝統ある鮭尽くしのコース料理を味わうことができます。石狩観光に来たなら、やはり「石狩鍋」は、外せません。前日予約が必要なので、その点、注意です。

鮭の故郷である石狩で開催される一大イベントが石狩さけまつりです。石狩さけまつりは、秋に開かれ、鮭の即売会、鮭のつかみ取り、千人鍋でつくられる石狩鍋などが主なイベントの内容です。会場内で販売される鮭グルメは、絶品です。イベントの時期に合わせて、石狩観光に来るのも楽しいと思います。

気に入った観光スポットは、ありましたでしょうか。石狩は、食べ物がおいしく、自然豊かで、イベントもいろいろありますが、どの時期に行くのかで見れるもの見れないものがわかれてしまいます。季節ごとの違いやイベントの開催時期など情報をしっかり入手して、石狩観光に行きましょう。