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北海道・美瑛の丘を観光!絶景の見頃は?季節別のめぐり方!【写真あり】

北海道・美瑛の丘を観光!絶景の見頃は?季節別のめぐり方!【写真あり】
投稿日: 2017年2月16日最終更新日: 2020年10月7日

自然が美しい北海道。特に旭川空港から車で15分の場所にある美瑛の丘は、一面に広がる鮮やかな花畑や美しく整備された丘陵地など、道内でも一、二を争う美しい観光地として有名です。そんな美瑛の丘の基本情報と四季ごとの見どころをご紹介。一年中美瑛の丘を楽しみましょう!

美瑛の丘はどこにある?見出し

Photo by James.Kirk

「美瑛の丘」は北海道上川郡美瑛町 にあり、北海道のほぼ中央に位置します。波打つような十勝岳連峰を背景になだらかな丘が連なり、北海道の広大な景色を見ることができる人気の観光地です。なお、よくセットで紹介される富良野はお隣さんの町ですが、美瑛と富良野の距離は約30km、車で約40分かかるので1日で一緒に見るのは難しいでしょう。日をかけてそれぞれをゆっくり楽しむのがおすすめです。

美瑛の丘へのアクセス方法見出し

飛行機+レンタカーが断然便利!

まずは日本各地から旭川空港を目指します。所要時間は羽田空港からは約1時間35分、中部空港からは約1時間45分、伊丹空港からは約2時間。旭川空港からレンタカーを借りて、国道237号を約15分ほど進むと美瑛の丘に到着します。この国道237号沿はきれいな一本道なので道に迷うこともありません。それに、行く途中も美しい丘陵地隊が連なるので向かっている途中がすべて観光地として楽しめます。

バスや電車でも行くことができる

そのほかの手段としては、バスの場合は旭川空港から美瑛方面まで約16分。電車の場合は旭川空港からバスで旭川駅まで移動(約35分)し、そこからJR富良野線で美瑛駅まで約32分です。美瑛駅からは観光タクシーも出ているので、免許を持っていない方は美瑛駅からのタクシー観光がおすすめです。また、6〜10月のベストシーズンであればレンタバイクやレンタサイクルでのんびり回るのもよいでしょう。

美瑛の丘について前もって知っておきたいこと見出し

Photo by tetsukun0105

美瑛の丘は大きく分けて2つのエリアがあります。美瑛町をわけるようにJR富良野線が縦(南北)に通っており、その左上(北西)が主に丘陵地とひたすらまっすぐな道を楽しむ「パッチワークの路」と呼ばれるエリア。右下(南東)が花々を楽しむ四季彩の丘がある「パノラマロード」と呼ばれるエリアになっています。それぞれの見どころは半径10km以内。

北海道・美瑛の観光スポット案内!名所が沢山!【美瑛の丘・青い池】 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
北海道・美瑛の観光スポット案内!名所が沢山!【美瑛の丘・青い池】 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
観光名所が多い北海道の中でも、特にたくさんの名所が集まる美瑛町。観光に行きたいという人も多いことでしょう。そこで今回は、美瑛の観光名所で、ここだけは外せないおすすめスポットをご紹介します。ひとり旅や家族旅行のプランの参考にしてくださいね。

美瑛の丘を観光6〜7月見出し

Photo by tetsukun0105

美瑛の観光シーズンは6月〜10月頃と言われ、中でも6〜7月はベスト。「パッチワークの路」ではジャガイモの花が咲き、麦は色づき青々とした景色が見頃です。まるでヨーロッパの田舎風景のような穏やかな新緑の季節が楽しめます。また、日中の気温も15〜20度前後と暖かく、過ごしやすいです。台風さえこなければ晴れる日も多いので、青空バックに絶景を写真に残しちゃいましょう!

美しい花の色が見頃

「四季彩の丘」ではオリエンタルポピーや金魚草、マリーゴールド、サルビア、ラベンダー、ひまわり、ケイトウなど特に色の華やかな花たちが見頃。どうですかこの景色、絶景でしょう?北海道中を見ても、ここまで色とりどりの景色が見られる場所はなかなかないでしょう。もちろんこの時期以外にも一年を通じて見どころがたくさんありますので、次は季節ごとの美瑛をご紹介します。

美瑛の丘を観光4〜6月初旬見出し

春の日中は12〜20度とまだ少し寒いものの、この時期だけ楽しめる光景もあります。まずは十勝岳連峰。夏と違って雪が山頂付近に残っている様子が美しく、山々を背景に写真を残すのが良いでしょう。ただ、パッチワークの路方面はジャガイモを準備中なので緑ではなく、土の茶色部分が多いです。

「北海道、感動の瞬間100選」にも選ばれた春紅葉

秋の紅葉とは別に、春の紅葉と呼ばれるものが北海道には存在します。春紅葉とは、新緑時期だけに起きる自然現象であり、葉っぱの緑のもととなる光合成がまだ不十分なため、緑がまだはっきり出ず、赤や黄色など木の本来の色が見えてしまう現象のこと。この時期の美瑛の丘では春紅葉が見頃ですので、ぜひ写真に撮ってみてはいかがでしょうか。

美瑛の丘を観光6月中旬〜9月上旬見出し

夏の日中は夜でも15度、日中は30度と気温が高いです。ただ、湿度がないので気温の割には快適に過ごせるはず。青い空と緑の草木が美しい季節です。「新栄の丘」では美しい夕日が見られる時期なので、時間を狙ってぜひ訪れてみてください。

夏は色の季節。パッチワークの路エリアでは「ぜるぶの丘」のひまわり畑、色づいた小麦畑などが楽しめます。青い空との鮮やかな色の花たちとのコントラストはフォトジェニック。全国各地から写真をもって観光客が集まる季節です。

一年で一番花の種類が多い「四季彩の丘」

15haも広がる広大な敷地の中に、ぎゅっと詰められた何色もの絶景花畑が見頃です。スコールのような一瞬降るだけの雨も多いのですが、その後に虹がかかることが多いので見逃さないで!

動物や食べ物も欠かせない旅の楽しみ

「四季彩の丘」ではかわいいアルパカが飼育されており、入場料(小・中学生300円、高校生以上500円)を支払えば誰でも見ることができます。エサやりもできますのでぜひその愛くるしい姿を楽しんでくださいね。

北海道といえば大地の恵み!メロンやしぼりたての牛乳、ソフトクリームなど、新鮮でおいしい食材を使った食べ物がたくさん売られています。入り口のところに食べ歩きができるようなお店もあれば、ゆっくり座れるレストランもあります。美しい景色を見ながらいただく恵みの味はたまりません!

美瑛の丘を観光9月上旬〜11月見出し

9月までは日中の気温は20度前後まであがりますが、10月に入ると一気に10度前後まで下がる北海道。なんといってもこの時期は十勝岳連峰の紅葉が見頃です。青い山の中に黄色や赤といった異なる色の葉がまんべんなく散らばる様子はまさに絶景!

美瑛の丘全体でカラマツが美しい

また、パッチワークの路ではちょうど農作物の収穫が終わり、青々した色から落ち着いた緑へと変化していきます。そこに黄金色に輝くカラマツがちょうど良いアクセントになっており、フォトジェニック。夏とは違う穏やかな風景が楽しめて、ドライブも楽しいものとなるでしょう。

まだまだ色鮮やかな四季彩の丘

また、四季彩の丘に咲く花々は。10月上旬までなら夏に負けない顔ぶれとなっています。パンジー、ハナビシソウ、コキア、ひまわり、キカラシなどが見頃です。秋とはいえ、燃えるような赤や強い黄色など色鮮やかな花の季節となっていますので、写真を撮る良い季節でしょう。

美瑛の丘を観光12月〜3月見出し

どうしても春~秋ばかり取り上げられる美瑛ですが、もしすでにこの時期を楽しんだのなら、2回目以降は冬に行ってみてはいかがですか?というのも、冬の北海道といえば雪というわけで、美瑛もあたり一面雪に覆われます。どこまでも真っ白な雪が続くパッチワークの路や樹氷は、グリーンシーズンとはまったく違う雰囲気を醸し出しており、こちらもまた北海道の冬の絶景です。

スノーラウトやスノーモービルも楽しめる!

冬の「四季彩の丘」の花々はすべて雪の下に埋もれてしまい、一面スノーランドと化します。そこでスノーラフトやスノーモービルを楽しむことができますので、ぜひチャレンジしてみましょう。平地に広がる、まだ誰も足をつけていないふわふわの雪。そこを乗り物に乗って突っ切るのは気分爽快!自分だけの足跡を残せます。

日中でもマイナス!しっかりと防寒を

当たり前ですが、冬の北海道は本州のそれとは厳しさがまったく違います。日中でもマイナス、一日の最低気温はマイナス10度くらいになることもありますので寒さ対策はしっかりしていきましょう。

美瑛の丘から足を延ばしてその①「青い池」見出し

Photo by ezorisu

季節ごとの美瑛の丘の魅力はいかがでしたでしょうか?実は美瑛に行ったなら外せない観光スポットがもう一つあるんです。それが「青い池」。青い池は美瑛町の北側に位置する白金温泉のエリアにある池で、パッチワークの路からは車で約20分で到着します。

池の水はなぜ青い?

実はこの池、もともとは噴火した十勝岳の火山泥流災害を防止するために昭和63年につくられた「えん堤」(小さなダムのようなもの)であり、人の手で作られた池なのです。そしてこの池に流れる美瑛川の水と、近くにあるアルミニウムを含んだ滝の水がまざり「コロイド」という物質が発生しました。このコロイドが太陽光に当たって人の目には青く見えるんだそうです。

青が一番きれいなのは春

青の池の美しいコバルトブルーは、5月中旬~6月下旬が最も美しいといわれます。雪解けが終わると本来の色を発揮します。夏場になると背景にある山々の緑も映えて美しいですが、水の色はエメラルドグリーンよりになるそうです。ただ天気も安定している時期なので観光するにはよいでしょう。秋になると紅葉と一緒に楽しめるので、これもまた絶景です。冬は池が氷り、木に雪が積もります。初めていくのなら春~秋がよいでしょう。

美瑛『青い池』が美しい!青い理由は?冬にはライトアップも!行き方も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
美瑛『青い池』が美しい!青い理由は?冬にはライトアップも!行き方も紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
北海道・美瑛町と言えば「青い池」が有名ですよね。その神秘的な光景を一目見ようと国内だけでなく、海外からも多くの観光客が押し寄せる、北海道屈指の観光スポットになっています。そんな美瑛の青い池はどうして生まれたのか?おすすめの時期はいつか?など魅力に迫りました。

美瑛の丘から足を延ばしてその②「ジェットコースターの路」見出し

美瑛の丘から南下すること約20分。上富良野というエリアにあるのが「ジェットコースターの路」。国道237号線沿いの西11線農免農道にあります。約4kmものアップダウンの激しい直線があり、まるんでジェットコースターに乗っているかのようなスリル(?)があります。これだけまっすぐな道がみられるのは北海道ならではでしょう。時間に余裕があるようでしたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

最後にお願い…勝手に畑に入ってはいけません!見出し

パッチワークの路やドライブの途中での路にある畑、木々、家などはすべてここに住んでいる方々の私有地です。いくらきれいだからといって畑には入らないようにしましょう。もし人が作業をしていたら、写真を撮ってもよいか一言声をかけるのがベストです。マナーを守って楽しい旅にしてくださいね。

今年は絶景の美瑛の丘へ!見出し

Photo by yoppy

四季ごとの「美瑛の丘」の巡り方をご紹介しました。いかがでしたか?人気の季節はあっても、それぞれ見どころがあるのはいつの季節も同じ。あなたが一番気になった季節にぜひ行ってみてくださいね。

投稿日: 2017年2月16日最終更新日: 2020年10月7日

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