「鳥しき」目黒の予約は何ヶ月待ち?テイクアウトのお弁当もある焼き鳥の名店!
世界で初めて焼き鳥でミシュランを獲得した予約困難なお店「鳥しき」。目黒の路地裏にひっそりと佇んでいる居心地の良いお店です。今回はこの目黒の名店「鳥しき」を徹底解剖してご紹介いたします。世界一美味しい極上の焼き鳥を堪能したい方はぜひご参考になさって下さい!
目次
焼き鳥の名店「鳥しき」って?
日本一予約が難しいと言われる焼き鳥の名店「鳥しき」は焼き鳥で初めてミシュランで一つ星を獲得した目黒にある人気店です。世界中からその味を求めて予約が殺到するとか。今回はその美味しさの秘密や予約方法、おすすめの人気メニュー、お土産用のお弁当などをご紹介します。ぜひご参考になさって、超困難な予約を突破して味わいに行かれますように!
「鳥しき」はどんなお店なの?
目黒駅から歩いて2分。ひっそりとした路地裏に佇む隠れ家的なお店「鳥しき」は2007年にオープンしました。オーナーの池川義輝さんは、約8年間中目黒の名店「鳥よし」で修行し、その後、独立して現在の鳥しきをオープンさせました。その美味しさもさることながら、素晴らしい気配りやプロフェッショナルな姿勢に多くのファンの心を掴んで離さない人気のお店です。
店内はコの字型の17席のカウンターのみで、こじんまりとして清潔感があります。また焼き鳥のお店にもかかわらず煙たさもない空間に驚かされます。池川氏の焼く焼き立てを提供するのに、こちらでは、基本的におまかせコースのスタイルをとっており、お客さんを見ながらタイミング良く、好みやお酒との相性を配慮しながら1本1本供しています。

「鳥しき」の予約方法は?
予約方法は毎月1日(休日の場合は最初の営業日)の18時から電話受付を行っています。原則2か月先の1か月分の予約になります。1回の予約で最大4名までです。電話が殺到し、何百回もかけてようやくつながったという話をよく聞きますが、それだけ大変な人気店だということがわかります。常連客も多いことから、ひたすら電話をかけ続けるしかないようです。
運が良ければ、当日、キャンセルが出た場合に電話がかかってくる「二番手予約」の制度がありますのでひたすら願いましょう!また予約が先のため、キャンセルになることもしばしばあるそうで、飛び込みで行ってみて案外入店できたというケースも見受けられます。どうしても焼き鳥が食べたいという時には、飛び込みにトライしてみるのもいいかもしれません。
「鳥しき」のこだわりは?
焼き鳥というとB級グルメと捉えがちですが、鳥しきではコース料理のスタイルをとっており、お客さんの食べるペースに合わせながらタイミング良く、焼き鳥が提供されます。食べる側も焼き立てを1本1本丁寧に味わうことができます。わずか17席しかないというのも、池川氏が一人で焼いていて、目が届く範囲ということなんだそうです。
こちらで使われる炭は紀州産の備長炭にこだわっています。焼き方は「近火の強火」と呼ばれ、食材と炭を限りなく近くまで近づけ、表面を高温ですばやく焼き付けて、中から出てくる肉汁を押し込めています。火傷の危険があるほどのプロの技なんです。お客さんに美味しい焼き鳥を食べてもらいたいという一心で池川氏が一人で焼いているそうです。
「鳥しき」の食材へのこだわりは?
昨日行った鳥しき(目黒)。今回は背肝をいただく事に成功。前回のアキレス腱と恥骨に続いてかなり運がいいよーな気がしている。もしかすると次回で一通り揃ってしまうかもしれない。 pic.twitter.com/V4XnS80Ba7
— 村田源二郎 (@muratagenjirou) October 16, 2017
生産者から丸鶏のまま仕入れるのは銘柄鶏である福島産の伊達鶏。肉質も内臓も質が良く、池川氏自らが捌くそうです。また背脂、ハツ元、ちょうちんといった希少部位もお得意!希少部位を求めてやってくるお客さんも少なくありません。新鮮な旬の野菜や厚揚げなども美味しいと喜ばれるよう丁寧に焼き上げています。
「鳥しき」のオーナーは焼き鳥の達人!
オーナー兼焼き鳥職人の池川氏はどんな方なのでしょうか?NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されたことからもわかるように、その仕事にかける情熱は半端ではないようです。実は高校卒業後、既に焼き鳥屋になると決めていたようですが、一旦はサラリーマンになり、お客さんの目線で食べる側の気持ちなどを勉強したそうです。
サラリーマンを経て、27歳の時に中目黒の名店「鳥よし」で修行を始めます。約8年間の修行の後、2007年に自分の店である「鳥しき」をオープン。独特の火入れや丁寧でアットホームな対応、気配りの素晴らしさなどからあっという間に予約の取れない人気店へと成長を遂げます。

「鳥しき」のおすすめメニュー
鳥しきでは、基本的におまかせコースで焼き鳥を提供しています。こちらからストップするまで出てきます。またシメにはご飯ものがありますので、ストップのタイミングも難しく、ついつい食べ過ぎてしまいそうです。以下にどんなものが味わえるのかご紹介します。
鳥しき(目黒)
— ゆう (@sanki415) August 30, 2017
美味しい串モノを美味しい日本酒といただく幸せなひと時♡ pic.twitter.com/DEnjT6QaBM
コースの最初に提供される「さび(ささみのわさびのせ)」は、誰もが絶賛している一品です。炭火でじっくりと火が通され、中はレアに焼き上げ、歯ごたえとシンプルな味付けが楽しめます。甘みが感じられ、ぷくっとした弾力と柔らかさに感動です!
大人気の内臓系「ハツ」も鮮度がとびきりで、おすすめの一品です。歯ごたえが良く、クセのない味でさっぱりと食べられます。白ワインを合わせても、日本酒を合わせてもいいですね。
軟骨が入ってコリコリとした食感と歯ごたえが楽しめるのが「つくね」です。お土産用の焼き鳥弁当にも入っている、冷めても美味しく味わえるように工夫された一品。タレ好きの方には是非とも味わっていただきたいです。
新鮮な伊達鶏の「レバー」は甘みがあり、噛むと口の中でとろっとした美味しさがクセになります。秘伝のタレは醤油、みりん、ざらめなどを使った自家製。継ぎたしながら使用している深い味わいです。レバーが苦手な方でもこちらのものは美味しく食べられると評判です。
目黒 鳥しき
— higumaiya (@higumaiya2279) October 1, 2017
予約困難な焼き鳥屋さんの一つ。
『焼き』という技術のすごさに圧倒されてカウンターで寝落ちしました苦笑#何回か時間が飛んだ#washoku #和食 #Japanesefood #yum #yummy … https://t.co/w20GOxdJDo pic.twitter.com/ZuN8JG0ToN
生まれる前の卵と産卵されるまでに通ってくる卵管を一緒に焼いた「ちょうちん」。希少部位です!鳥しきでは、濃厚な味のちょうちんとの食べ合わせを考え、間にレバーを挟んで焼いています。貴重なちょうちんをぜひ堪能してみて下さい。
人気の「白玉(ウズラの卵)」は、中がとろりとした半熟に仕上がっており、柔らかく濃厚な味わいになっています。タレに絡められていて、これがまた美味です。
「鳥しき」のご飯ものメニューは?
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— あらい 大輔 (@_arai) May 11, 2017
コースのシメに親子丼、焼きおにぎり、鳥そぼろ丼、卵かけごはん、鳥スープの茶づけの中から一品選ぶことになります。濃厚な味わいの兵庫県産の厳選卵を使った「親子丼」は色鮮やかでとろっとろの濃厚な味わいです。お腹がいっぱいの方にはハーフサイズもどうぞ!
鳥しきの焼きおにぎり。
— ちゃんうえ (@chanue116) August 16, 2017
鶏油を塗りながらじっくりと焼き上げる焼きおにぎりが格別。
表面は香ばしく仕上げ、中のご飯には鶏油がしっかりと染み込み米粒一つ一つをコーティングしている。
一口頬張るとカリッとした食感の次に米粒がホロホロと崩れ落ち鶏とお米の旨味と甘味が口いっぱいに広がる。 pic.twitter.com/Fdkk65Efcp
炭火で30分じっくりと焼き上げる極上の「焼きおにぎり」!外側はパリッと香ばしく、中はふっくらして、焼きにこだわった絶品なおにぎり。おすすめ人気メニューのひとつなのも納得です。鳥のスープに入れて一緒に食べても美味です。
鳥しきの「卵かけご飯」は別格の味なんです!こだわりの卵を使っているだけのことはあり、色鮮やかでまろやかさが違います。あえて鳥しきで卵かけご飯を食べるなんてなんて贅沢なのでしょう。

「鳥しき」のシメのスープ
シメにご飯ものと一緒に提供される鶏ガラをなんと8時間もじっくりと煮込んだ黄金色の鳥スープ。旨味たっぷり優しい味わいです。お腹いっぱい食べた後のこの一杯に癒されますね!
「鳥しき」のテイクアウトできる人気のお弁当
ふつうは食事後にお土産としてテイクアウトする方が多い焼き鳥弁当ですが、実は購入することも可能なんです。ただし事前予約が必要です。焼き鳥弁当には「鳥しき」のこだわりが詰まっていて、かしわ、つくね、オクラ、椎茸、白玉(うずらの卵)、軟骨入りそぼろが入ったずっしりとしたお弁当です。
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— あらい 大輔 (@_arai) May 12, 2017
予約が難しいことを考えると当日予約可能なこの焼き鳥弁当はおすすめです!味付けはタレのみ。持ち帰って温め直しても良いですが、そのまま食べても絶品です。炭火の香りが楽しめます。また串ものも合わせて注文可能ですので、ご自宅で鳥しきワールドを堪能しましょう!
一生に一度は行きたい「鳥しき」
訪れた人誰もが絶賛する「鳥しき」。オーナーの人柄や焼き鳥に対する情熱、職人技にほれぼれしてしまいます!是非とも目黒の路地裏に佇む名店に足を運んでみたいものです。運がよければ当日飛び込みで入店できるチャンスがあるかもしれません。頑張ってチャレンジしてみて下さい!