torse（トルス）でゆっくりカフェタイム！オムライスなど人気メニュー紹介

渋谷などからのアクセスも便利な祐天寺のおしゃれカフェtorse(トルス)。カトラリーなど細かいところまで完璧に計算された超おしゃれカフェで食べられるのは絶品オムライスです。また、遅い時間に行くと売り切れてしまうスイーツも人気。この記事では、そんな人気カフェのトルスについてご紹介します。

祐天寺駅からほど近いところにあるトルス。駅の近くは芸能人も通うようなレストランが多いエリアですが、少し歩くと閑静な住宅街が広がっています。そんな住宅街の一角にあるのがトルスです。看板が大きく出ているわけではないので、知らなければ通り過ぎてしまうような隠れ家感満載の人気カフェです。

torse(トルス)という名前を聞いて、「あの学芸大学のトルスと同じ?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。実はトルスは以前は祐天寺ではなく学芸大学にカフェがありました。カフェができたのは2008年6月。学芸大学駅前にある商店街の路地をすこし入ったところにオープンをしました。

地域の人に愛されている隠れ家カフェとして人気でしたが、トルスの入っていた建物が老朽化により取り壊されることになってしまったために現在の祐天寺へと2014年に移転をしたというわけです。もちろん移転後も人気メニューのオムライスなどはそのまま。自家製のスイーツなどがパワーアップしたこともあり、さらに多くの人が訪れる超人気店となりました。

インスタグラムなどにアップされているトルスの写真を見ていると、まるで雑誌の中に登場するような超おしゃれな空間が広がっているのが分かります。実際、オムライスなどの料理の口コミをもとにカフェに来る人ももちろん多いのですが、インテリアのおしゃれさに惹かれて来店する人が多数!

板張りの店内は、インダストリアル系ともシャビーシックとも、ナチュラル系とも言える、様々な要素がうまくミックスされたまさにトルスの空間が広がっています。また、テーブルはたっぷりと余裕を持って配置されているので、隣のテーブルの会話が気になるなんてことはありません。

そして店内をよく見てみると、椅子がそれぞれ異なることが分かります。木が多用されているものだったり、背もたれが高いものだったり、金属のものだったりと、これだけデザインの違う椅子があるのにどこかテイストが似通っているので全くうるさい印象はありません。競争率は非常に高いですが、窓際の明るい席が一番のおすすめです。

店内には、おしゃれな音楽が低くかかっていますので、それを聞きながら読書をしたり、友達と話したりしていると食事が運ばれてきます。そしてここで多くの方が写真を撮ってSNSにあげたくなる理由の一つがおしゃれなカトラリーです。流れるような曲線美が美しいカトラリーはCutipol(クチポール)のもの。

カトラリーだけでなく、使われている食器や店内装飾など、どこの角度から何をとってもインスタ映え間違いなしの店内。料理が運ばれてくる前から写真を撮り、料理が来たら料理の写真を撮りとなかなか食べるところまでいかないという贅沢な悩みにも納得です。ちなみに、トルスは雑誌などの撮影に使用されることもあります。

ここからはトルスの人気メニューについてご紹介していきましょう。まずはじめはトルスの代名詞とも言える超人気メニューのオムライスです。このオムライスを目当てに来店する人も多いというメニュー、ケチャップソースがどこか懐かしい「チキンライスのオムライス」か「和風ツナのオムライス」から選ぶことができます

どちらのオムライスを頼んでも登場するのはこれぞ正統派といった美しいビジュアルのオムライス。最近多い、ふわふわとろとろ卵系のオムライスではなく、半熟部分は残しつつしっかり目に火を通し、ライスをきちんと包み込んだ少し昔懐かしいタイプのオムライスです。100円でオムライスにチーズを追加できるのでぜひどうぞ。

トルスの一番人気のフードメニューはオムライスですが、それ以外にも人気のフードメニューが揃っています。パスタは、トマトベースの「アマトリチャーナ」、モッツアレラチーズがたっぷりの「カプレーゼ」、定番の「カルボナーラ」、どちらも大きなエビがたっぷりの「エビとバジルのトマトソースパスタ」と「エビのトマトクリームパスタ」です。

カレーライスやハンバーグといった少ししっかり食べたい時にぴったりのメニューも人気。カレーは、「辛口インドカレー」と「甘口欧州カレー」の2種類があり、100円でチーズを追加することもできます。ハンバーグは、「トマトソース」、「和風ソース」、「デミグラスソース」の3種類から選択が可能。

サラダは「みょうがと水菜のジャコサラダ」と「ほうれん草とカリカリベーコンサラダ」があります。他には、カフェらしいサンドウィッチやお酒と一緒に楽しみたいピクルスやナッツといったアペタイザーも充実しています。祐天寺のおしゃれカフェと聞くと値段も高くなりそうなイメージですが、メインのメニューはほとんどが1000円以下というのも驚き!

トルスには嬉しいことにランチメニューの設定があります。ランチタイムは正午から午後3時まで。この間に注文できるランチメニューは「アマトリチャーナ」1080円、「オムライス」980円、「カレーライス」980円、「日替わりパスタ」1080円で、スープとドリンクがついてくるという超お得なセットになっています。

ランチメニューで注文できるドリンクは、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュースからのほか、ランチを注文された方は特別に350円で日替わりデザートを注文することができます。スープはしっかりと裏ごしされた滑らかな「かぼちゃスープ」などがついてきます。

トルスには実はデザート目当てで通ってくるお客さんも多いほどの人気のデザートが揃っており、遅い時間の来店だとほとんどのデザートが売り切れているという残念なこともあります。デザートメニューは「日替わりケーキ」、「スコーン」、「なめらかクリームプリン」のほか、いくつかテイクアウトできる商品もあります。

「シフォンケーキ」や「バナナのタルト」など、季節によって使用されるフルーツの種類が変わっていく「日替わりケーキ」。どれも人気なのですが、その中でも一番ファンが多いと言われているのが「あまおうのタルト」です。大きなイチゴがごろごろっとのった迫力満点のタルト。濃厚カスタードとキャラメールソースが絶妙なバランスです。

オムライスやデザートのあまりの人気の高さに影をひそめてしまいがちですが、実はトルスのドリンク、特にコーヒーを絶賛する声が口コミでも多いです。トルスのコーヒーは580円からで「トルスオリジナルブレンド」、「コロンビア ブルセラス」、「ブラジルサントス」、「グァテマラ ペーニャロハ」、「マンデリン」があります。

いつもお客さんの絶えない忙しいカフェですが、丁寧に一杯ずつネルドリップで入れられるコーヒーは薫り高く風味も豊かです。特に暑い夏にはぴったりの「アイスコーヒー」や生クリームがたっぷりとのった「ウインナーコーヒー」、「カフェオレショコラ」や「キャラメルオレ」、「ホットチョコレート」などもあります。

また、フランスのマリアージュフレールを使用した紅茶も人気。ポットで提供されるのでたっぷりと味わうことができます。紅茶メニューはホットで楽しめるのが「アールグレイ・フレンチブルー」、「マルコ・ポーロ」、「グラン・ボワ・シェリ」、アイスで楽しめるのが「アールグレイ・フレンチブルー」と「マルコ・ポーロ・ロイヤルミルクティー」です。

他にはハーブティーや日本茶、ソフトドリンクもあります。そしてカフェとしては珍しくアルコールが充実しているのもポイント。ビールはもちろん、焼酎やウイスキー、ワイン(グラス、ボトル)やカクテルなどがあります。特に梅酒は何種類か置いてあるのでぜひスタッフの方に尋ねてみてください。

一人暮らしなどをしていると野菜不足が気になるもの。そんな方にぴったりのメニューがトルスにあります。それが「おかずセット」。これは土曜日と日曜日限定で注文できるメニューで、朝から丁寧に出汁をとり、たっぷりの野菜で構成されたメニュー。7月から12月の間は、山梨の「げんたのやさい」を使用したものが提供されます。

祐天寺という渋谷などからのアクセスが抜群のトルス。そして雑誌などにも登場するほどおしゃれなカフェとなったらパーティーなどにも使用したくなるもの。トルスでは、イベントの開催や結婚式の二次会、誕生会などの目的で貸し切りをすることもできます。各種パーティーの場合は10人から20人ほどの収容が可能です。

パーティーメニューは、一人2000円から準備ができます。例えば2000円コースだと、前菜にパスタとデザートが付きます。3000円コースにすると、前菜、パスタ、メイン、デザートというコースになります。2時間2500円でお得な飲み放題プランもあり、ビールやワインはもちろん、ジントニック、カシスウーロン、ラムコークなどが飲み放題になります。

また、特に誕生日会などにはケーキが欠かせませんが、スイーツも人気のトルスではホールケーキのオーダーをすることもできます。値段は1ホール3000円からです。パーティーではなくイベントでの貸し切りの場合には、ターンテーブルやミキサーなどの貸し出しも可能。アートなどの展示も受け付けてもらえます。

祐天寺に移転してからも人気が落ち着くどころか、インスタグラムなどでどんどん名前が広がり知名度が上がっているトルス。気になるのはその待ち時間です。口コミサイトなどで待ち時間情報を調べてみると、やはり休日の待ち時間は今の時点でもかなり長くなる傾向にあるようです。

例えば、土曜日や日曜日にはトルスのオープン前から行列が出来ており、多い日には20人以上が待っているような状態も見られるようです。平日でも、オープン10分前にはすでに数人が外で待っているような日もあるようですが、さすがに一巡目で全員が座れる日がほとんどのようです。

外で待ちたくない場合は平日のオープン前に行くか、ランチタイムを外していく。どうしても週末や祝日に行く場合は、時間に余裕を持っておでかけするのがおすすめです。またメニューによっては早い時間で売り切れてしまうこともあるので、狙いのメニューがある場合は、あらかじめ電話で確認してみるのもおすすめです。

すでにトルスに行く時間が決まっているという場合には予約をするのがおすすめです。競争率の高いランチタイムの予約は正午からのみ可能です。それ以外の時間は、平日は午後4時以降、土日祝日の場合は午後6時以降であれば好きな時間に予約をすることができます。特にランチの時間は10分以上遅れると席の確保ができないので時間に遅れないようにどうぞ。

祐天寺の隠れ家カフェtorseの営業時間は正午から午後10時までとなっています。ラストオーダーは午後9時です。ただし、食材や仕込みの都合によっては営業時間が多少変更になることもあるので、念のためにトルスのツイッターなので確認をするか、お店まで問い合わせをするのがおすすめです。定休日はありませんが、研修等で不定休になります。

人気のトルスは祐天寺の閑静な住宅街の中にあります。大きな看板が出ているわけではありませんし、一見してお店と分かる外見ではなく普通の一軒家のような感じですので、お店が近くなってきたら見落とさないようにゆっくり歩くのがおすすめです。アクセスに便利な最寄り駅は東急東横線の「祐天寺駅」です。

「祐天寺駅」の東口から出たら、蛇崩川緑道の方向を目指す感じで祐天寺の住宅街を10分ほど歩くとお店が見えてきます。電車で向かうなら「祐天寺駅」が一番便利ですが、渋谷などからバスでのアクセスも可能です。半地下になっている1階部分にバーが入っており、トルスは2階になります。

住所:東京都世田谷区下馬5-35-5
電話番号:03-6453-2418

トルスの店内は雑誌で使われるほどおしゃれなうえに、オムライスやいちごのタルトなどフードも絶品となったら人気がでないわけがありません。そんなトルスですが、実はペットを連れての入店も可能です。ワンちゃんとの散歩がてら、まずは美味しいコーヒーを飲みに立ち寄ってみるのはいかがでしょう?