「菓子工房ルスルス」特集！缶入りクッキーの夜空缶やネオン缶などが人気のお店！

菓子工房ルスルスという名前は聞いたことがないという人も、最近SNSなどでも話題となっている星や鳥の形をしたアイシングクッキーなら知っているかもしれません。見ているだけでウットリしてしまうほどに可愛いルスルスのお菓子。丁寧にひとつひとつ手作りされた素朴で美味しいお菓子は、手土産にしても必ず喜ばれるおすすめの一品です。今回は、ルスルスをご紹介します！

菓子工房RESSOURCES（ルスルス）は、2007年に東麻布にオープンした洋菓子店です。店舗ができた当初は住宅街にひっそりと佇むお店でしたがすぐに話題となり、今やデパ地下にも売り場をかまえ、完売必須の人気商品を次々と生み出しています。自分用にはもちろんですが手土産にも大人気で、著名人のお持たせとしてもよく紹介されています。

ルスルスという言葉には「みなもと」「発信」という意味があるそうで、「当たり前のことを丁寧に」をモットーに、職人の顔が見える安心安全なお菓子を心をこめて提供しているお店です。大人気のクッキーやマドレーヌ、マフィンといった焼き菓子から、生菓子、プリンなど、丁寧に手作りされた素朴なお菓子は多くの人に受け入れられています。今回は、ルスルスをご紹介！

ルスルスを営むのは新田あゆ子さん、まゆ子さん姉妹。パティシエの新田あゆ子さんは、都内洋菓子店で経験を積んだあと、製菓専門学校で講師として勤め、そののちに東麻布にお菓子教室を開きました。翌年にお菓子の販売をスタートさせ、あっという間に人気店になりました。イベントの出展やワークショップなども積極的に行なっています。

またお菓子教室も定期的に開催していますが、毎回驚くほど美味しいものができると評判です。店舗で行うレッスンは、あっという間にいっぱいになってしまうそうです。新田あゆ子さんのレシピ本「菓子工房ルスルスからあなたに。作り続けたいクッキーの本」も人気。定番のクッキーから少し凝ったものまで、たくさんのレシピを紹介しています。

菓子工房ルスルスは、現在3店舗展開中です。最初にオープンした東麻布店は、赤羽橋交差点の東麻布側にあります。白い小さな店舗は、古い日本家屋をリノベーションした雰囲気のある建物。営業は木金土の週に3日で、営業時間は木金が12時から20時まで、土曜日が12時から18時までとなっています。東麻布の店舗ではお菓子教室もやっています。

2012年にオープンした浅草店は、イートインスペースのある店舗です。浅草寺から徒歩4分ほどの場所にあり、元々は日本舞踊の稽古場だった古民家を改装したそうで、東麻布店同様に雰囲気がある空間です。実は新田さん姉妹は浅草に長い間お住まいで、生活の中に仕事があるようにしたいという想いから、浅草に店舗を構えることになったそうです。

2014年にオープンした菓子工房ルスルスの3号店は、松屋銀座店の中にあります。営業時間は松屋銀座に準じていますので、基本的には定休日はなし。営業時間は10時から20時までです。デパ地下という性質上、ルスルスのことを知らなかった人の目にもとまり、ショーケースに惹かれて購入したら有名店だったと知った、などという声も聞かれます。

菓子工房ルスルスの商品の中でも、特に人気の「夜空缶」や「ネオン缶」などは、最近ではなかなか手に入りづらいようです。確実に購入したいという人は前もって予約を入れて確保しておくことをおすすめします。お持たせなどでまとまった数を購入したいという人も同様です。また、バースデーケーキの予約も受けており人気となっているようです。

菓子工房ルスルスの人気はやはりクッキー。丁寧に手作りされたクッキーは色々な種類があり、好きなものを選んで詰め合わせにすることも可能です。また、缶入りクッキーにはそれぞれ素敵な名前がついています。今ルスルスで最も手に入りづらいと言われているのが、夜空缶。人気の星型クッキーは誰かのSNSでも見たことがあるかもしれません。

アイシングされた星型のクッキーには数種類の青色の敷き紙が入っていて、食べるときに夜空を思わせてくれる素敵な演出。サクサク生地のクッキーにたっぷりとかかったアイシングは爽やかなレモン風味。可愛らしいビジュアルだけでなく、味のバランスも良く、夜空缶が入手困難というのにも納得です。クッキーは18個入りで、1500円です。

菓子工房ルスルスの「ネオン缶」も人気商品。アイシングクッキーからアニスのきいたクッキー、塩味のサブレなど10種類のクッキーがふんだんに入っています。アイシングクッキーは季節によってデザインが変わるそうです。まさにルスルスのお楽しみ缶といった感じのネオン缶は贈り物としてはもちろん、人数が多い集まりの手土産にも最適です。

ルスルスのクッキー全ての言えることですが、賞味期限は2週間程度。余計なものが入っていない手作りなので、早めのお召し上がりの方が美味しくいただけるようです。ネオン缶は小さなクッキーなども入っているため、夜空缶に比べると若干割れやすいとのこと。配送などはあまりおすすめしていないようです。ネオン缶のお値段は4200円です。

夜空缶、ネオン缶の他にも人気の缶入りクッキーが、「鳥のかたちクッキー」缶。ペンギン、千鳥、ツバメなど、色々な鳥の形をしたクッキーがとても可愛らしいと好評です。こちらも夜空缶と同じく、アイシングがポイントの硬めのサクサククッキーです。白色は夜空缶の星型クッキーと同じレモン風味、緑色のアイシングは抹茶風味となっています。

鳥のかたちクッキーにも、アルミ缶の中にはカラフルなペーパーが入っています。夜空缶が夜空をイメージしたブルー系なのに対し、こちらはピンクやオレンジといった明るい色目が特徴。クッキーを乗せる敷き紙に使うとテンションも上がります。夕焼け空に飛ぶ鳥をイメージしながらいただく鳥のかたちクッキーは、19枚入で値段は1500円です。

アルミ缶に入ったクッキーの他にも菓子工房ルスルスらしいセンスの良さが感じられる人気商品が「ミカモトわっぱ」です。その名の通り「わっぱ」に入っていて、一見お弁当箱のようなビジュアル。わっぱの蓋を開けるとおしゃれな和紙の包み紙が現れ、その中に猫の形をしたサブレが入っています。ちなみにこの和紙は文庫本のカバーになります。

猫型サブレの商品名は、浅草にある独特な雰囲気の人気洋服店「the three robbers」の看板猫である「御神本」（ミカモト）をモチーフに作られたお菓子だそうです。文庫本カバーになる素敵な和紙も、浅草にある老舗和紙屋さんで作られているそうで、ミカモトわっぱは浅草に店舗を持つルスルスならではの、浅草を感じられる奥の深い商品です。

猫型サブレのお味はジンジャー風味。一口かじるとジンジャーとシナモンの香りが口の中に広がり、程よい甘さとサブレのサクサク感がで癖になるような味です。和菓子のような要素も持ち合わせた素敵なサブレは、夜空缶やネオン缶には及ばずとも、猫好きに限らずファンも多い人気の商品です。ミカモトわっぱは、4枚入りでお値段1700円です。

菓子工房ルスルスの実力はクッキーだけではありません。生菓子もとても美味しいと評判なのですが、中でもシュークリームは大人気。店舗ショーケースには皮だけが並べられており、オーダー後にカスタードをつめてくれます。カスタードクリームは卵の味がしっかりする濃厚な味。それでいて優しい仕上がりになっているのはルスルスの特徴です。

たっぷりのカスタードクリームは後から入れるので、皮はとてもサクサク。シュークリームのお値段は200円。浅草店のイートインスペースでは、シュークリームとルスルスのクッキー数種がドリンクとセットになった「シューセット」が人気です。お値段は550円。ルスルスの雰囲気たっぷりの空間で、人気のお菓子をいただける幸せなひと時です。

レトロかわいい店舗の雰囲気にぴったりなのがこのプリン。懐しかさも感じられる固めのプリンで、卵の濃い味がすると好評です。味が濃いと言われている御養卵を使っているのもポイントで、素朴なのに濃さもあるというプリン好きにも人気の一品です。ホイップやとろとろのカラメルも、プリンの味を邪魔しない優しい味わいです。お値段350円です。

プリンだけに限らずルスルスの生菓子は比較的小ぶりなのですが、満足感は絶大。ちょっと小さいかなと思った人も、食べ終わった時には逆にお得感を感じるというから不思議です。特にプリンはそれが顕著。そういう感想が多いことからも、丁寧に作られているということがわかります。売切れの場合もあるようなので、事前確認をおすすめします。

ルスルスにはグリュイエールチーズを使用したチーズケーキがあります。グリュイエールチーズというと、チーズフォンデュやグラタン、キッシュなど料理によく使われているもの。ルスルスのグリュイエールチーズケーキはチーズの塩気を感じながら甘さもあり、ワインにも合うと評判です。クリームチーズとサワークリームも使用しているそうです。

菓子工房ルスルスのグリュイエールチーズケーキはファンも多く、これを目的に訪れる人もいるとか。グリュイエールチーズケーキをティータイムに食べようと浅草の店舗にきたところ、ショーケースに並んでいた他のケーキをみて我慢できずに2つ食べたという声もちらほら聞かれます。もちろんお持ち帰りすることもできます。お値段420円です。

先述の通り、菓子工房ルスルス浅草店にはイートインスペースがあり、店舗で美味しいお菓子を楽しむことができます。インテリアはオーナーの新田姉妹が自ら骨董市や古道具屋で探したそう。センスの良さはもちろんですが、友達の家に遊びに来たようなホッとする、ルスルスの雰囲気が漂う素敵な空間です。夏限定のかき氷も大人気メニューです。

季節やその日によってケーキの種類は異なりますが、リンゴをごろごろ使用したアップルパイや、季節限定の和栗のモンブラン、ロールケーキなども人気のメニューです。

菓子工房ルスルスは職人の顔が見えるお店で、すべて手作りのお菓子を提供しています。それゆえに商品の生産数にも限りがあるのもそうなのですが、繁忙期などにはイートインスペースをクローズすることもあるようです。ワークショップなどをやっている時もあるので、遠方から来られるという方は事前に確認してから訪れることをおすすめします。

菓子工房ルスルスで出されているコーヒー「ルスルスブレンド」は、中目黒にある「CAFE FACON」（カフェファソン）によるものだそうです。カフェファソンは最高品質の生豆を丁寧に自家焙煎し、じっくりハンドドリップで淹れてくれる話題のサードウェーブのお店。ルスルスでは、ファソンのコーヒー教室なども実施しているようです。

なかなか手に入らないと言われるルスルスの人気商品の数々ですが、確実に手に入れたいという人や遠方の人にはお取り寄せが可能です。配送可能な商品は、夜空缶、ネオン缶、鳥のかたちクッキー、ミカモトわっぱと、ルスルスの焼き菓子を詰め合わせにしたルスルス箱の5種類。ネオン缶は割れやすいため配送は、おすすめしていないそうです。

菓子工房ルスルスの手提げ袋も1枚50円で必要枚数をお取り寄せできますので、手土産などにしたい場合でも大丈夫です。注文はメールかFAXででき、オーダーシートはホームページからダウンロードできます。時期によっては配送受付の締め切りなどが設定されているようなので、早めにルスルスのブログなどでチェックすることをおすすめします。

見た目の可愛らしさかが先行しがちなルスルスのお菓子ですが、食べた人からの評判も非常によく、丁寧で素朴な味わいはティータイムを幸せなものにしてくれます。手土産などにも最適です。全て手作りゆえ、商品がすぐに完売してしまうようですが、タイミングよく見つけたら是非試してみてください。確実に購入したい人には予約がおすすめです。