裏参道ガーデンで和スイーツを満喫！パンケーキなど人気メニューを紹介

表参道のメインストリートから少し奥まったところにある裏参道ガーデン。日本の伝統を感じる古民家を改築して作られたスペースで、現在は美味しい和スイーツで人気の3店舗が営業をしています。この記事では、そんな裏参道ガーデンについて「表参道駅」からのアクセス方法や各店舗情報、おすすめのメニューなどを含めてご紹介します。

裏参道ガーデンがあるのは表参道のとってもアクセスのいいところです。ただ、駅から少し入り組んだ路地を歩くことになるので隠れ家的な雰囲気が漂っています。古民家を改築してオープンされた裏参道ガーデンは、一見普通の家のような外見。店舗の1階には中央に複数のテーブルがあり、現在は和スイーツメニューがおいしい3店舗が営業をしています。

はじめて裏参道ガーデンに行くとシステムに少し戸惑ってしまうかもしれませんが、簡単に言うとフードコートのようなスタイルとなっています。注文や支払いを各店舗で行った後は好きな席を選んで座ります。メニューが出来上がったら席まで運んできてもらえるというシステムです。

このスタイルだと、友人と食べたいものが違っても問題なし!一人がRiz Labo Kitchenの「抹茶パンケーキ」を食べ、もう一人は味甘CLUBの「天使の涙」を楽しむことも可能です。もちろん一人で行った時には、宇治園の「宇治抹茶」をいただきながら味甘CLUBの「みたらし団子」を食べるなんて使い方もできます。

表参道という流行の最先端の場所にある古民家カフェ、和スイーツにこだわったメニュー、フードコートという和スイーツには珍しいスタイル、シンプルながら木を多用した温かみのあるインテリアなど、スイーツメニュー自体のおいしさ以外にも話題に上ることの多い裏参道ガーデンです。

この項目では裏参道ガーデンへのアクセスをご紹介しましょう。裏参道ガーデンへのアクセスは非常に簡単で、表参道の駅から歩いてすぐのところにあります。具体的には、東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線の「表参道駅」から徒歩約7分で裏参道ガーデンまでアクセスができます。

「表参道駅」からはA2の出口を使ってください。出口から地上にでるとすぐそこに「APPLE表参道」が見えますので、それと「伊藤病院」の間の道へとアクセスします。道に入ったらまっすぐ歩いてください。「バルバッコア青山本店」を過ぎるとT字路になっていますので、左へとアクセスします。

角には「Flying Tiger Copenhagen表参道ストア」がありますので、それを目印にするのがおすすめです。そして左に曲がってすぐに右に伸びる細い道がありますので、その道へと進んでください。角には「ギャラリー川野 表参道店」があります。そこからしばらく道なりにまっすぐのアクセスです。

しばらく歩くと1つ目の四つ角にアクセスができます。「とんかつまい泉 青山本店」や「杉養蜂園 表参道店」のある交差点です。その交差点を左へとアクセスしてください。そして次の交差点を右へと曲がります。この交差点の角には駐車場や住宅があるだけで、お店などはありませんので見逃さないようにしましょう。

右に曲がってしばらく行くと左手に「KOFFEE MAMEYA」が見えます。ここまでくると裏参道ガーデンはもうすぐ。「KOFFEE MAMEYA」のすぐ先にある細い道へ入ると裏参道ガーデンに到着します。「こんなところに裏参道ガーデンが?」と思うような住宅地の細い道へとアクセスしますが、少し歩くと趣のある日本家屋が見えてきます。

住所:東京都渋谷区神宮前4-15-2

ここからは裏参道ガーデンに現在入っている3店舗について店舗情報やおすすめスイーツメニューなどをご紹介していきましょう。まずはじめにご紹介するのは明治2年創業の大変歴史の長い宇治園です。宇治という名前から連想できるかもしれませんが、日本茶や抹茶を使ったスイーツで大人気のお店。

京都府山城町の茶商であった重村家は、2代目が茶工場をつくり、お茶の製造や卸を始めました。そして昭和の初めには大阪へと進出。現在では、茶師とパティシエによるお茶スイーツにも力を入れており、カフェの出店も相次いでいます。裏参道ガーデンに入っている店舗は1階の壱番。

営業時間は平日が正午から午後7時まで、土日祝日が午前11時から午後7時までとなっています。定休日は月曜日ですが、祝日と重なる場合は営業となります。古民家を改装した隠れ家的な裏参道ガーデンでいただく日本のお茶スイーツは、伝統的なスイーツと革新的なスイーツとのバランスが絶妙です。

宇治園には様々なスイーツメニューもありますが、まず味わってもらいたいおすすめメニューが「宇治抹茶」です。裏参道ガーデン店でいただけるのは「薄茶考槃」が800円、「薄茶楽只」が650円です。それぞれ「こうはん」、「らくし」と読む薄茶は、京都産のお茶を石うすで挽いたもの。非常に上品な甘みが人気です。

裏参道ガーデンの宇治園では、この「宇治抹茶」を店員さんに点ててもらうこともできますが、希望をすれば自分で点てることも可能です。もちろんやり方は教えてもらうことが可能。表参道というファッションの最先端が集まる立地で日本伝統の抹茶を点ててみるなんていう体験はいかがでしょう?

宇治園にはインスタ映え抜群のスイーツもあります。それが「抹茶パフェ」と「ほうじ茶パフェ」で値段はそれぞれ1000円です。細長くすっきりとしたガラス容器に盛り付けられた「抹茶パフェ」には、抹茶アイス、抹茶白玉、抹茶スポンジ、抹茶寒天などまさに抹茶尽くし。加工のされ方によって異なる抹茶の微妙な違いを楽しむことができます。

続いて紹介する裏参道ガーデンの店舗は1階参番に入っているRiz Labo Kitchenで、リズラボキッチンと読みます。Riz Labo Kitchenは米粉を使用したグルテンフリーのパンケーキで人気のお店で、小麦アレルギーがあってパンケーキが食べられなかった人や健康に気を使っている人を中心に大人気のお店です。

Riz Labo Kitchenの営業時間は午前11時から午後5時まで、ラストオーダーは午後3時30分と少し他のカフェよりも早いので気を付けてください。定休日は月曜日と火曜日ですが、祝日の場合は営業となります。店舗でカフェメニューが食べられるのはもちろん、持ち帰りのできるクッキーなどもあります。

Riz Labo Kitchenの一番人気はもちろんパンケーキ。初めてRiz Labo Kitchenに訪れた時にはぜひ一番シンプルなその名も「パンケーキ」を試してみてください。グルテンは体に入れないほうがいいという健康志向の高い人に人気のグルテンフリーの米粉のパンケーキ。体にやさしいだけでなく、そのふわっふわの食感が人気です。

Riz Labo Kitchenのパンケーキがどれくらいふわっふわかというと店員さんがパンケーキを運んできてくれるときにパンケーキに注目しているとふるふると震えているのが分かるぐらいです。口に入れるとシュワっとトロけるのもまた新しい感じ。パンケーキで人気のお店は表参道にもたくさんありますが、Riz Labo Kitchenはそのどれとも違うと評判です。

Riz Labo Kitchenのおすすめの2つ目は「抹茶パンケーキ」です。先ほど紹介したシンプルな「パンケーキ」の上から抹茶粉がたっぷりと振りかけられています。そしてその抹茶粉はこの記事のはじめに紹介した宇治園のもの。目の前にパンケーキが置かれた瞬間から漂ってくる濃厚な抹茶の風味にも納得です。

トッピングにはたっぷりのホイップクリームと小豆、それにメープルシロップがついてきます。値段は、先に紹介した「パンケーキ」が1500円、「抹茶パンケーキ」が1700円でワンドリンクがついてきます。Riz Labo Kitchenにはほかにもシフォンケーキやクッキーなどがあります。

最後に3店目として紹介するのは「味甘CLUB」です。「味甘CLUB」のコンセプトは昔から親しみを持たれてきた懐かしの甘味を新しい味に仕上げるということで、メニュー名としては馴染みがあっても目新しいプレゼンテーションで楽しめると評判のお店です。営業時間は正午から午後6時。定休日は月曜日ですが、祝日の場合は営業です。

味甘CLUBの一番人気のメニューは「天使の涙」です。山梨県にも水信玄餅というメニューがあり、一見似ているようですが「天使の涙」は全く別のもの。まさに「天使の涙」という名前が表すように天使が落とした涙のような透明感にあふれたスイーツです。「天使の涙」の材料は海草の一種でもちろんグルテンフリー。さらにうれしいことにノンカロリーです。

ぷるぷるの「天使の涙」の周りにはたっぷりときな粉が添えられ、黒蜜もついてきます。そして金箔も。食べるのがもったいないほどの「天使の涙」は口に入れるとツルリとしたさわやかな食感です。「天使の涙」はドリンク付きのセットで1000円。数に限りがありますので、「天使の涙」を確実に食べたい方は少し早めの来店がおすすめです。

「天使の涙」に続いてご紹介したいのが「みたらし団子」です。「みたらし団子」なんかコンビニでも買えるメニューだしと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、味甘CLUBで食べる「みたらし団子」は目の前に七輪が登場しますので、自分で炙って食べるという他にはないスタイルです。

のんびりと「みたらし団子」が焼けていくのを眺めながら漂ってくる香ばしい香りを楽しめるメニューにはさらに楽しみがあります。それは選べるタレの豊富さ。プレーン、ゆず胡椒、花山椒、わさび、カレー、シナモン、バジル、梅、七味、コチジャン、ペペロンチーノの中から3種類を選ぶことができます。

「みたらし団子」はドリンク付きのセットで1000円です。その他のメニューには、「いそべセット」、「クリームあんみつセット」、「白玉しるこセット」、「きなこ団子セット」、「白ぜんざいセット」、「お好み焼きセット」などがあり、値段は「お好み焼きセット」のみ1200円で他はすべて1000円です。

裏参道ガーデンの公式ウェブサイトの店舗紹介のところを見ると宇治園、Riz Labo Kitchen、味甘CLUBの3店舗の紹介がありますが、その隣のところはcoming soonとなっています。以前は日本ワインと漬物のハーモニーを楽しむ「○郷 MARGAUX」や、日本酒と麹などを使ったおつまみを一緒に楽しむ和ビストロの「gokaque」などが入っていました。

また、中目黒や代官山にも店舗がある「カフェファソン」も以前入っており、「裏参道ブレンド」などが大変人気でした。表参道からアクセスもいいユニークな裏参道ガーデンとあって、この空きスペースに今後どんな和をテーマにしたおしゃれな店舗が入店してくるのか楽しみです。

ここが表参道とは思えないほど日本の古き良き雰囲気のある裏参道ガーデン。1階は今紹介した3店舗が入っていますが、2階には以前、香りはもちろん見た目も美しいお香をそろえた「Juttoku.」や自分オリジナルのノートや万年筆を作ることができる「カキモリ Pop up store」、お酒と日本製品を不定期に紹介する「蔵がろう Kura Museum」が入っていました。

今現在、2階はレンタルスペースとなっており一般の人でも希望をすれば借りることができるようになっています。古民家を改築した2階の広々としたワンフロアが対象のフロアで、絵画などの作品展示、セミナー、パーティーをするなど様々な用途に使用ができます。広さは室内が約62平方メートル、バルコニーが約9平方メートル。

貸し出しの期間は相談ができますが、一例として挙げられているのが1週間で14万円です。2018年の2月現在、3月は予約でほぼ埋まっているほか、4月も前半がほぼ予約でいっぱいです。貸し出しを検討されている方はお早目に。予約カレンダーは裏参道ガーデンの公式ウェブサイトから確認をすることができます。

透明で見た目にも美しい「天使の涙」や体にやさしい米粉で出来たふるふるふわふわの「抹茶パンケーキ」のお店など、注目の和スイーツが集まっている裏参道ガーデン。「表参道駅」からは徒歩7分ほどでアクセスできる立地とは思えないほど落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとした時間が流れている裏参道ガーデンはデートにもぴったりです。