「熊だ」は原宿で話題のサーモン丼専門店！黄金いくらなど人気メニューは？

裏原宿という丼とはあまり関係がなさそうな場所にオープンしたのがおしゃれなサーモン丼専門店「熊だ」です。20席ほどのシンプルな店内では、珍しい黄金いくらのたっぷりのった丼が食べられるほか、1000円というコスパ抜群のせんべろメニューもあります。この記事では、そんな人気のサーモン丼専門店「熊だ」についてご紹介します。

裏原宿という丼専門店とはあまり結び付かないようなおしゃれな立地にオープンした熊だ。オープンは2017年12月29日と、まだまだ新しいお店なのにもかかわらずネットには口コミが多く投稿されており、注目の高さが伺えます。また、丼専門店ではありますが、「せんべろ」というお酒好きにはたまらないコスパ良のメニューがあるのもポイントです。

日本全国に丼の専門店は数多くありますが、サーモン丼の専門店はあまり聞いたことがありません。専門店と名乗るからにはよほどサーモンの品質や鮮度に自信があるからだと思って来店すると、予想を上回る鮮度の高いサーモンが提供されると評判のお店が熊だです。もちろん黄金いくらをはじめとするいくらも絶品です。

サーモンは鮮度はもちろん、脂ののり方も完璧!さっぱりしすぎることなく、それでいてしつこくない程度の脂がのっているので、サーモンを食べると甘みがするという口コミもあります。そんなサーモンは日本全国のブランドサーモンの中から厳選に厳選を重ねたもので構成されています。

また、サーモンの種類だけでなくその漁の仕方にもこだわりがあります。サーモンを水揚げする際に「活け締め」や「神経締め」などと呼ばれる処置をし、水揚げした時の鮮度のまま、丼にして提供されるという仕組みになっています。裏原宿でここまで新鮮なサーモンが食べられるのは、このような仕組みの結果というわけです。

裏原宿という土地柄もあって、熊だは非常におしゃれな店内になっています。メニューを見ずにお店の写真だけ見ると丼専門店だとは思う人はいないはず!お店は地下1階にあるのですが、そこへ降りて行く階段からして非常に洗練された雰囲気で、どんなおいしい丼が食べられるのだろうかと期待も高まります。

熊だの店内は、カウンターのみのこじんまりした造りで、明るめの木を多用してありますので地下ですが圧迫感は全くありません。座席数は合計で20席に満たない広さですので、ランチタイムなどには行列ができることも。温かみのあるインテリアで、女性が一人で入るのも全く問題ないような雰囲気も人気の秘密です。

ここからはそんな熊だの人気メニューをご紹介していきましょう。まずは熊だと言えばの黄金いくらを使ったメニューです。いくらと聞くと、一般的には赤いいくらを想像しますが、この熊だで提供されているのはなんと黄金のいくらです。丼の上にたっぷりとのせられたいくらはキラキラ輝いており、まるで宝石がのっているかのようだという口コミも。

では、この黄金いくらとはいったい何なのかというと、これは実は川魚であるヤマメが産んだ卵なのです。そして、その中でもこれだけの輝きを放つ大粒の黄金いくらを作り出すことができるのは、宮崎県にある養殖場「しゃくなげの森」だけだと言われています。この養殖場で2年間もの時間をかけられて育ったヤマメは30センチメートルを超えます。

そんな巨大に育ったヤマメが産む卵が熊だで食べることのできる黄金いくらになります。また、大きさだけでなく、その鮮度を保つ工夫もあります。「しゃくなげの森」では、ヤマメを養殖するだけでなく、いくらを取り出してその場で加工までしてしまいます。鮮度の高いうちに加工までされるので、いくらの濃厚な味が裏原宿で楽しめるというというわけです。

では、この黄金いくらと一般的な赤いいくらの色の違いはどこから来ているのかと言うと、それはエサの違いです。鮭は海へ出てからはエサとして蟹やエビなどを食べて育ちます。そしてそれらのエサには赤い色素であるアスタキサンチンが含まれているため、卵のいくらも赤くなります。しかし、ヤマメは海に出ることなく川で育つので卵が黄金になるというわけです。

そんな貴重な黄金いくらが熊だでは3種類の丼で楽しむことができます。まずは黄金いくらで勝負といった感じのその名も「黄金いくら丼」で値段は3980円です。丼の一面に黄金いくらが敷き詰められており、まぶしいほどの輝きを放っています。また、黄金いくらだけではなく、普通のいくらも注文して食べ比べてみたいという人におすすめのメニューがあります。

それが「黄金いくらと国産いくら丼」で値段は2980円です。丼の半分には黄金いくら、残りの半分には国産いくらがたっぷりと盛られ、美しい色のコントラストが楽しめます。また、いくらだけではなくうにも食べたいという人におすすめのメニューが「黄金いくらと国産いくら生うに丼」で値段は3980円です。

次にご紹介するのは熊だの一番人気のメニューでもある「サーモン三種食べ比べ丼」で、値段は1580円です。こちらは名前が表しているとおり、三種類のサーモンがのっているという豪華な丼で、なかなかできないサーモンの食べ比べを楽しむことができます。まず目につくのは三種類の中で一番赤身が強いサーモンで長野の信州サーモンです。

しつこくない上品な脂ののり方で、濃厚な感じ。非常に滑らかな味とも形容されることが多いです。そして一番白いのが同じく長野のシナノユキマスです。サーモンではなくて白身と勘違いしてしまいそうな独特な色ですが、味もよく知っているサーモンというよりも鯛のようなさっぱりした味わいです。そして一般的なサーモンであるノルウェー産のサーモン。

この見た目も味わいも全く異なるサーモンが一気に味わえるのですから、熊だの一番人気メニューになるのにも納得です。ちなみに、一度目はこの「サーモン三種食べ比べ丼」を注文する人が多いですが、ここで自分のお気に入りサーモンを見つけた人は、次からは好きなサーモンだけの丼、「シナノユキマス丼」や「信州サーモン丼」を食べる人が多いとか。

続いてご紹介する人気メニューは、お店の名前を冠した「熊だ丼」です。まずは一番基本的な「熊だ丼」の並の値段は980円で、サーモン、とびこ、ネギ、キュウリがトッピングされています。そして「熊だ丼」の上にすると値段は1480円になりますが、トッピングも豪華になり、「熊だ丼」並の内容に加えて本ずわい蟹といくらがついてきます。

さらに豪華にしたい方には「熊だ丼」の特上もあります。こちらは値段は1980円で、「熊だ丼」の上のトッピングに加えて生うにがついてくるという見た目にも豪華な丼です。どの丼にもわさびが少しついてきますので、醬油と混ぜてわさび醤油として食べるのがおすすめの食べ方。玉子焼きもついてきます。

また、「熊だ丼」も食べたいけれど、どうしても黄金いくらを食べてみたいという人には「熊だ丼 黄金いくらトッピング」というメニューもあります。これは「熊だ丼」の並に黄金いくらがついてくるというメニューで、値段は驚きの1200円とコスパもGOODです。サーモンも黄金いくらも食べたいという人はこちらで決まり!

熊だの丼はどのメニューも完成されたバランスですが、中にはもう少しだけいくらを足したいとか、生うにが本当に好きだから生うにだけたっぷりと食べたいということもあります。そんな場合に対応できるように準備されているのがこのトッピングメニューです。どのトッピングメニューも10グラム単位で好きな丼にのせてもらうことができます。

「追い紅筋子」は10グラム100円、「追い釜揚げしらす」も同じく10グラム100円、「追い本ずわい蟹」は10グラム150円、「追いいくら」は10グラム200円、そして「追い生うに」は10グラム400円という値段設定です。丼の中に使われていないものをトッピングするのもよし、自分の好きなものを増量するもよし、自分の好きな丼へとアレンジしてみてください。

続いてご紹介する人気メニューは裏原宿という場所からは無縁とも思える「せんべろ」メニューです。せんべろとは、「1000円でべろべろに酔える」という言葉を短縮したもので、それぐらい安い値段でおいしく楽しく飲めるメニューのことを指します。そしてこの丼専門店の熊だにもせんべろメニューがあるのです。

平日は終日、土日祝日は午後4時から注文できる熊だのせんべろは、ドリンク最大4杯、日によって変わるお通し3品がついて1000円という値段です。せんべろを注文する時に点棒を4本もらえますので、これをドリンクを注文する時に渡すだけ。もちろん4本はどのように配分しても構いませんし、友人などと来店している時にはシェアをしても問題なし。

点棒2本で飲めるメニューは、生ビールや日本酒、焼酎など、1本だとハイボール、ウーロンハイ、梅干しサワーやレモンサワーなどが楽しめます。点棒は4本もらえますので、点棒1本のメニューだけ頼む場合はお酒が4杯飲めるという仕組みです。また、この点棒はアルコール系だけでなくソフトドリンクや紅筋子などの一品料理との交換も可能です。

続いてご紹介する熊だの人気メニューはお茶漬けです。と言ってもこのお茶漬け、丼を注文するとなんと無料で食べることができるメニューなんです。お茶漬けのフレーバーはもちろん鮭!鮭明太か鮭胡桃かを選ぶことができます。注文した丼を食べ終わったら、お店の人に声を掛けます。

するとその丼に好きな量のご飯を入れてもらえるので、そこに風味豊かな鮭出汁と鮭明太か鮭胡桃のトッピングを入れていただきます。お腹がいっぱいだったらご飯を少しだけ入れてもらえばいいですし、まだまだ食べられそうだったら大盛りにしてもらうのももちろんOK!ご飯の量によって追加料金が発生することはありません。

また、新鮮で濃厚なサーモンのたっぷりのった丼だけでもかなりのボリュームがありますので、中にはほんの少しのお茶漬けも食べられそうにないという方もいらっしゃいます。そんな場合は、お茶漬けではなく、鮭出汁のお椀と紅鮭の筋子をお茶漬けの代わりに出してもらうことも可能です。もちろんこれも無料です!

熊だの営業時間は午前11時30分から午後10時30分までとなっています。ランチやディナースポットとして人気のほか、飲んだ後に締めの丼とお茶漬けという使い方でも人気です。定休日はなく、年中無休での営業です。いつでも美味しくて新鮮なサーモンやいくらが食べられるとあって、平日や休日問わず多くのお客さんが訪れています。

熊だは、丼の専門店があるとは想像がしづらい裏原宿にあります。アクセスに便利な最寄り駅はJRの「明治神宮前駅」です。「明治神宮前駅」で電車を降りたら原宿方面ではなく、表参道方面へと歩きます。そして「BAKERY CAFE 426 OMOTESANDO」のある角を曲がり、3分ほど歩くと到着です。お店は地下1階にありますので、看板を目印にしてください。

住所: 東京都渋谷区神宮前3-20-10 すきがらビルB1
電話番号:03-6804-6338

人気メニューの黄金いくら丼やせんべろなど目当てに数多くのお客さんが列を作っていることもある熊だ。確実に席を確保するために予約をしたいところですが、残念ながら熊だでは予約は受け付けていません。ランチやディナータイムなど、混み合いそうな時間帯を避けて行くか、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。

裏原宿で大人気となっている熊だですが、実は姉妹店が熊だの少し前にオープンをしています。それが自由が丘にある「波の」というお店で、こちらはいくら丼の専門店です。プチプチとした食感が楽しい極上のいくらがたっぷりのったいくら丼や、うに丼などが人気メニュー。もちろんせんべろもあります。

住所:東京都目黒区自由が丘1-3-22
電話番号:03-6421-1765

おしゃれな雑貨屋やアパレルショップが立ち並ぶエリアにある「熊だ」。地下にありますが、非常に明るく洗練された店内は一人で入るのにも安心な雰囲気です。せんべろメニューでコスパよくお酒を楽しんでもよし、人気の黄金いくらやサーモンの丼を楽しんでもよし、様々な使い方ができる人気店です。原宿方面にお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてください。