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飫肥(おび)は城跡のある城下町!観光でグルメを食べ歩き!ランチにも!

飫肥(おび)は城跡のある城下町!観光でグルメを食べ歩き!ランチにも!
投稿日: 2017年5月2日最終更新日: 2020年10月7日

宮崎県南部・日南市中央部に位置する「飫肥(おび)」と呼ばれる地区。地名は少々難しいですが、戦国末期から長く城下町として栄えた土地で、飫肥城跡やランチグルメなど見どころ、遊び所が満載。そんな古き良き街・飫肥の街を紹介します。

見て楽しい・食べて美味しい飫肥市の魅力見出し

Photo by 極地狐

温暖な宮崎県にある飫肥という土地は、かつては武家屋敷が立ち並ぶ城下町として栄えていました。その美しい街並みは今もなお保存されており、散歩をするには最適な街です。また、海も近く山もある土地柄から、海の幸も山の幸も楽しめる美味の街でもあります。そんな飫肥の魅力を、グルメを中心に紹介しましょう。

城下町・飫肥の歴史見出し

戦国末期にあたる1587年、豊臣秀吉により伊東祐兵氏が飫肥に封ぜられ、57,000石の「飫肥藩」としてこの地を統治。この伊東氏が飫肥城を建設し、城下町の整備が始めました。以降、明治時代の廃藩置県までこの地は代々伊東氏が治めてきました。

重要伝統的建造物群保存地区に選定

1977年には国により「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されます。2017年2月現在、北は北海道函館の港町から、南は沖縄県竹富島の農村集落まで114地区が指定されていますが、飫肥の城下町が指定を受けたのは全国で2番目の早さでした。

九州の小京都

戦火や災害から免れ、古き良き街並みを残す飫肥の城下町は、「九州の小京都」と呼ばれ、多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。武家屋敷が立ち並ぶ城下町には、堀跡に鯉が泳ぐ閑静な街並みは、散策に最適なスポットです。

飫肥の観光スポット紹介見出し

Photo by jodowakayama

九州の小京都・飫肥の城下町は観光地として多くの観光客が訪れる、九州有数の人気スポットです。観光スポットは基本的に飫肥城跡の周辺に集中していますので、散歩しながら回ることが可能。風光明媚な街並みですので、撮影スポットも多数。カメラを片手に散歩も楽しい城下町です。そんな飫肥の観光の見所を紹介していきましょう。

撮影ポイントは飫肥城跡見出し

飫肥城跡は城跡ですので、天守閣はありませんが、石垣や門は残っており、戦国から江戸時代の風情を残しています。また建材としても優秀な飫肥杉が生い茂っており、散歩コースとして楽しめるほか、様々なポイントで記念撮影が楽しめる観光スポットとなっています。

飫肥の城下町見出し

城下町には武家屋敷が建ち並び、石垣、白い土塀、石段、堀跡などが散見される散歩コースになっています。4月の桜のシーズンには城跡周辺には桜が咲き、とても美しい街並みを彩っています。

昔の様子を再現!商家資料館見出し

Photo by Kentaro Ohno

本町通りは、飫肥の城下町の中では「商人通り」として栄えた通りになります。そんな本町通りにあるのが「商家資料館」。江戸時代の豪商・山本五平宅を改修した資料館で、江戸時代当時、商人たちが使用していた道具などを展示しています。展示物だけではなく、当時の豪商の大邸宅のサイズ感を感じられる資料館です。

梅がきれいな!飫肥城歴史資料館見出し

飫肥藩を治めていた伊東氏は、藤原氏南家の子孫で800年続いた由緒ある家柄。そんな伊東家や、飫肥藩に由香里にある歴史資料が200点以上展示されています。また、歴史資料館周辺には大きな梅の木があり、開花の時期には多くの花が咲き乱れ、絶好の撮影スポットとなっております。

偉人を輩出!振徳堂(しんとくどう)見出し

飫肥藩の「藩校」として江戸時代後期にあたる1831年に設立されたのがこの「振徳堂(しんとくどう)」です。この藩校は、明治時代に外務大臣としてポーツマス条約の締結にも奔走した小村寿太郎も輩出しています。

娯楽としての四半的(しはんまと)見出し

飫肥藩では代々「日置流弓術」が盛んであり、下級武士を「半農」と住まわせてきた歴史があります。そんな飫肥藩が、戦国時代に島津軍との戦の際、半農である下級武士の半弓部隊が多いに活躍。この活躍を褒めた藩主が、農民たちに娯楽目的で弓を持つことを許したことから、飫肥藩全域でこの「四半的」が遊びとして流行したそうです。

四半的は的から8.2m離れたところで正座をし、直径14cmの的を狙う遊び。一見難しそうに見えますが、扱いが比較的優しい半弓を使うこともあり、難易度は低いとか。始動もしっかり行ってくれるので、初心者でも楽しめる遊びになっています。

国際交流センター小村記念館見出し

地元の英雄でもある小村寿太郎。氏の功績を称え、没後80年にあたる1993年に開設された資料館です。小村氏の生い立ちから外交舞台での活躍まで、資料や映像などで紹介しており、広い館内にゆったりと展示されています。

落ち着きのある景観!豫章館(よしょうかん)見出し

飫肥城跡の大手門にすぐ脇にある、旧藩主伊東家の邸宅の庭園が「豫章館」。かつてこの庭園に樟の古木があったことからこの名がついたそうです。藩主の邸宅の庭園らしく、豪奢な物はなくとも落ち着きのあるくつろげる景観が特徴の庭園です。

飫肥のおすすめランチグルメ見出し

飫肥に立ち寄ったらぜひ食べていただきたいランチのお店を紹介。宮崎名物のチキン南蛮や、名物のカツオ料理、また飫肥の城下町ではスイーツのように食べられる卵焼きなど、飫肥ならではのおいしいグルメや食べ歩きグルメがたくさんあります。さらにお得な「飫肥城下町食べあるき・町あるき」の情報も!

飫肥城下町食べあるき・町あるき見出し

一般財団法人「飫肥城下町保存会」が発行しているチケットが「飫肥城下町食べあるき・町あるき」です。これは保存会に加盟する30の店舗で使える交換券と、観光名所への入場チケットが含まれています。チケットは2種類。700円(交換券5枚+入場チケット2枚)と1200円(交換券5枚+入場チケット7枚)があります。

食べあるきチケット参加店1:厚焼処・おびの茶屋

飫肥城下町のおすすめグルメのひとつが「厚焼きたまご」。周辺にはこの厚焼きたまごを提供するお店が多く立ち並びますが、その中でもこの「おび茶屋」は人気のお店。ふわふわで濃厚な厚焼きたまごは、ランチには物足りないかもしれませんが、食べ歩きには最適なサイズです。

食べあるきチケット参加店2:元祖おび天本舗

元祖おび天本舗で、チケットと交換できるのは「おび天ぷら」と「おび揚げ(ゴボー)入」。魚と豆腐で作ったさつま揚げのような飫肥の伝統グルメです。ちなみにこちらのお店は、ランチのお店としても人気。おび天と一緒にランチを楽しむのもおすすめです。

おすすめグルメ1: スパイスカフェ・ヒトツブ 見出し

Photo by mkuma443

スパイスカフェ「ヒトツブ」は世界から集めた40種類のスパイスを生かしたメニューが評判のおしゃれなカフェ。宮崎県特産の鶏肉を使った料理など、ご当地ならではのグルメランチが味わえます。

おすすめグルメ2:飫肥服部亭見出し

服部亭は歴史ある和食割烹。夜は完全予約制になり、ランチを考えている方も、予約をしておくと確実です。ちなみにこちらは「飫肥城下町食べあるき・町あるき」にも参加しており、引換券で日南焼酎「服部亭」が貰えます。

おすすめグルメ3:飫肥せんべい見出し

明治時代に行われた廃藩置県で職を失った武士たちが、焼き始めたと言われている飫肥せんべい。松の形に焼きあげた薄いせんべいに、ジャムや水あめを塗って食べる、食べ歩きにも最適なグルメです。

おすすめグルメ4:ギャラリーこだま見出し

和食カフェ「こだまギャラリー」は、立ち寄ったタイミングでランチも食べ歩きもちょっと一休みもできる便利なカフェ。カフェと言いながらも地元のカツオを使った料理や、宮崎名物チキン南蛮は絶品です。

おすすめグルメ5:Kurumu.見出し

洋菓子の店「Kurumu.」はシフォンケーキがおすすめ。食べ歩きや散策に疲れたらちょっと甘いもので一休みがおすすめです。また、ソフトクリームなど食べ歩きができるグルメもありますので、散歩ついでに覗いてみては?

おすすめグルメ6:園見出し

Photo by norio_nomura

明るい雰囲気の喫茶店「園」は、観光客に人気の喫茶店です。珈琲やケーキなどが人気の喫茶店ですが、ランチのお店としてもおすすめ。特に宮崎県名物のチキン南蛮定食はおすすめです。

おすすめグルメ7:あかえラーメン見出し

住宅街に突然現れる、地元で人気のラーメン店。もやしとチャーシューで麺が見えないほどのボリュームなので、がっつりランチを楽しみたい人におすすめ。飫肥の城下町は散歩が観光ですので、少々食べすぎても、しっかり運動できるので安心です。

おすすめグルメ8:おび天・蔵見出し

宮崎の郷土料理で評判の「蔵」。おすすめ料理は「かつおめし」。ここの店のかつおめしは、いわゆる「かつお茶漬け」です。飫肥名物のおび天と一緒に食べれば、飫肥の伝統を味わえますよ。

おすすめグルメ9:おびワイン食堂見出し

飫肥城下町食べ歩きのシメにおすすめなのがこちらのワインバル。ワインの品ぞろえはもちろん、日本酒や焼酎なども揃っています。おつまみやピザ、パスタなどもおいしいと評判のお店ですので、シメにちょっと一杯という方におすすめのお店です。

おまけのグルメ:小玉酒造見出し

食べ歩きやランチとはちょっと方向は変わりますが、宮崎と言えば焼酎と言うことで酒蔵もご紹介。小玉酒造は飲みやすい焼酎も多く、焼酎が苦手な方でも楽しめる銘柄もあります。食べ歩きしながらお土産に最適なお店です。

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飫肥のおすすめ観光は城下町!見出し

Photo by BONGURI

飫肥のグルメや観光スポットを紹介してきました。最後に飫肥観光のまとめを。飫肥は城跡と城下町が一番の観光スポットです。つまり観光の方法としては散策が中心になります。散策をしながら、団子やおび天などを食べ歩きして小腹を満たすというのがおすすめ。

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飫肥のおすすめは飫肥の桜も!見出し

飫肥観光のおすすめは何と言っても春。特に桜の季節は城下町や城跡に植えられた桜が咲き乱れる季節の景観は見事の一言です。ただ宮崎と言う土地柄から、秋や冬の観光でもあまり寒さは感じずに、散策を楽しむことができますよ。ぜひ春に訪れてみてください。

投稿日: 2017年5月2日最終更新日: 2020年10月7日

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