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立山登山ルート!初心者でも楽しめるコース!子供連れおすすめ散策も!

立山登山ルート!初心者でも楽しめるコース!子供連れおすすめ散策も!
投稿日: 2017年6月14日最終更新日: 2020年10月7日

立山といえば標高約3000メートルの山々からなっていて、立山登山となると身構えてしまうかもしれませんが子供と一緒でも立山の自然を楽しみながら散策できるコースもあります。子供が自然と触れ合える絶好の機会ですので一度登山に出かけてみてはいかがでしょうか。

子供と一緒に立山登山にいこう見出し

夏休みになると子供と一緒にいる機会も多くなると思います。家にいるのも良いですが、たまには子供と一緒に外に出てみるのはいかがでしょうか。スマホ、ゲームなど家から全く出なくても子供は楽しめる時代になりました。だからこそ自然と触れ合う機会は大切です。今回紹介する立山は標高3000メートル級の山々が連なり、高さは富士山と並ぶ程ですがしっかり準備していけばとても雄大な景色が観られること請け合いです。

登山に行く前に…立山とはなにか見出し

立山という名前は多くの方が耳にしたことがあると思いますが、実は驚くべきことに「立山」という山自体は存在しません。雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)、富士ノ折立(ふじのおりたて)という3つの山々を総称して「立山」と呼んでいます。さらに「雄山」「浄土山」「別山」のことは総称して「立山三山」と呼んだりなど立山にまつわる呼び名は多くあります。

立山がどこにあるかというと富山県にあります。登山自体は富山県から入るルートと長野県から入るルートがあります。「立山黒部アルペンルート」という中にあります。ただし「立山黒部アルペンルート」には車で入ることができませんのでご注意ください。

立山黒部アルペンルート内の交通見出し

富山側から入る場合は立山駅、長野側から入る場合は扇沢駅までしかマイカーで入ることはできません。各駅から「立山黒部アルペンルート」の交通を利用する必要があります。ケーブルカーや高原バス、トロリーバス、ロープウェイなど登山ならではの交通手段もそろっています。

マイカーで乗り入れることのできる駅で言うと、立山駅から室堂までなら片道の交通費は2430円、扇沢から室堂までの交通費は5860円となっています。往復なら立山駅から室堂まで4310円、扇沢駅から室堂まで9050円と片道より少しお得になります。また子供料金は小学生で大人料金の半額になります。

立山登山ルート一覧見出し

登山ルートは「立山登拝道コース」「室堂山展望台コース」とあります。「立山登拝道コース」は室堂ターミナルから雄山の山頂にある雄山神社峰本社を目指すルートです。「室堂山展望台コース」は同じく室堂ターミナルから室堂山、浄土山を目指すルートになります。室堂山展望台からはカルデラや槍ヶ岳を見ることができます。

おすすめ立山登山ルート「立山登拝道コース」見出し

子供と一緒に登る立山登山初心者におすすめのルート1つ目は「立山登拝道コース」です。こちらのコースは立山登山の中では最もポピュラーなルートです。しっかり準備をして臨みたいところです。上りには約2時間、下りは約1時間40分の所要時間がかかります。子供と一緒に登る際にはさらに時間を余分にみておいた方がいいでしょう。

ところどころ大変な場所もありますが、雄山神社峰本社まで行くと立山の雄大な景色を拝めるだけでなく、参拝料を納めるとお祓いをしてくれるというありがたい特典付きなのでぜひがんばって登山にチャレンジしていただきたいたいと思います。

おすすめ立山登山ルート「室堂山展望台コース」見出し

子供と一緒に登る立山登山初心者におすすめのルート2つ目は「室堂山展望台コース」です。こちらは先ほどの「立山登拝道コース」ほどの大変さはないので比較的気楽に挑むことができます。所要時間も短く、立山ならではのカルデラや槍ヶ岳の姿なども見えるので初心者にはおすすめのルートとなっています。

登山に使える立山黒部アルペンルート内の宿泊施設見出し

「立山黒部アルペンルート」内には宿泊施設もあって、宿泊施設を起点にして立山を登山・散策することもできます。日帰りだと時間的にきつくなってしまうことも考えられます。そうなると必然的にゆっくり周ることもできなくなるので体力的にもつらくなってきます。初心者ならばむしろ余裕をもって一泊するという選択肢を考えておいてもいいかと思います。

みくりが池温泉

日本一高所の天然温泉、ということで日帰り入浴を楽しむこともできます。源泉は地獄谷で展望内湯は日本一高所の天然温泉ならではの絶景を温泉に浸かりながら見ることができるなんて素敵ですね。宿泊用の部屋は、個室と相部屋が用意されているのは山小屋ならでは。相部屋なら安く済むので抵抗のない方、色んな方と話をしてみるのも登山の醍醐味と思われる方にはおすすめです。

立山高原ホテル

標高2,300メートルという高地にありながら、全室個室洗面台あり、和室、洋室どちらもあるというまさにホテルという名にふさわしいのが「立山高原ホテル」。山小屋というと登山経験者向けというイメージを持ってしまいますが、立山高原ホテルなら登山、散策初心者でも安心して利用できるという安心感があります。

天狗平山荘

一見したところザ・山荘といった内装ですが、ホームページは英語表記に対応していたり、スタッフの方のブログが載っていたりなどとても気配りにあふれている「おもてなし」の精神が魅力です。それだけに登山者にもリピーターの数も多いと評判の山荘です。

弥陀ヶ原ホテル

昭和31年にオープンした老舗のホテルです。内装は洋室、和室ともに完備していてこちらも登山初心者にはおすすめの宿泊施設となっています。また「レストラン大日」では高山地帯とは思えない豪勢な食事が楽しめます。国産牛のステーキやまさかの海の幸を堪能することもできるという豪華さです。登山というと食事はあきらめがちになってしまいますが、弥陀ヶ原ホテルでは登山も食事も楽しめます。

立山登山におすすめの宿泊施設見出し

立山登山におすすめの宿泊施設は「ホテル立山」と「みくりが池温泉」です。というのもどちらも室堂ターミナルから近いので移動が楽という点、さらに「ホテル立山」は標高2450メートル、「みくりが池温泉」は標高2410メートルにあるため星空がとても近く見えます。この二つを起点に立山登山の予定を立てるといいでしょう。

初心者の散策におすすめのトレッキングルート見出し

子供と一緒にいくならこちら。おすすめのトレッキングコースをご紹介します。登山程の難易度ではなくゆっくりと立山の景色を楽しみながら散策するにはトレッキングはおすすめです。初心者にもおすすめの散策コースをご紹介しますのでぜひご覧ください。

バリアフリーコース

子供と一緒に立山を散策するのなら一番おすすめのルートです。室堂ターミナルから石畳の敷かれた遊歩道を歩いていきます。全国名水百選に選ばれた「立山玉殿の湧水」で喉を潤すも良し、室堂平広場、みくりが池をゆっくり散策をするも良し。車いすの方でも散策することのできるまさにバリアフリーのルートですので子供連れでも簡単に周ることができます。

みくりが池周回コース

室堂平にあるみくりが池を周回したり、その他にもみどりが池、血の池など様々な池を見て回ることのできるルートです。みくりが池やみどりが池の透明度の高さを見比べることもできますし、血の池は水中が酸化鉄により赤くなっているという珍しい池でかつて立山地獄のひとつに数えられていました。血の池地獄。聞くだけで興味をそそられてしまう響きです。

立山カルデラ展望台コース

弥陀ヶ原から立山カルデラを目指すルートです。湿原の中を木道を散策しつつ、立山カルデラ展望台では立山カルデラが一望できます。途中ベンチなどもあるので休みながらでも進みやすくなっています。達成感も得たいということにはおすすめです。

弥陀ヶ原遊歩道コース

弥陀ヶ原の湿地を散策するルートです。弥陀ヶ原の湿地には餓鬼の田と呼ばれる池塘(ちとう)という小さな池が点在しています。立山の餓鬼道地獄に堕ちた人たちが田んぼを作り、それが餓鬼の田と呼ばれるようになったという伝説が残っています。湿原は木道があるので歩きやすく、湿地の保存に関する国際条約であるラムサール条約にも登録されている場所なのでぜひ見ておきたいスポットです。

ブナ平・称名滝展望コース

ブナ平ではその名の通り樹齢200年を超えるブナの原生林が茂り、森林浴を楽しみながら散策するのにはぴったりのルートです。野鳥も多く、バードウォッチングに訪れる人も数多くみられます。高さ500メートル、幅2キロメートルにもおよぶ巨大な「悪城の壁」や、「悪城の壁」の上にある滝見台からは称名滝、ハンノキ滝といった滝も見られることから自然を五感で感じるには最もおすすめのルートといえるでしょう。

立山へ登山や散策にでかけてみませんか?見出し

いかがだったでしょうか。立山は初心者でもしっかりと準備すればその分楽しめるおすすめの登山コースですし、トレッキングコースもしっかりしているので、子供と一緒に行くには最適の山です。ぬかりなく準備を整えて、子供と一緒に立山登山を楽しんでみましょう!

称名滝の紅葉は見逃せない!アクセス情報!日本一の絶景は迫力満点! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
称名滝の紅葉は見逃せない!アクセス情報!日本一の絶景は迫力満点! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
日本一の落差を誇る称名滝は紅葉の季節が一番!滝の高さが350mと東京タワーよりも高い落差になります。春は雪解けの水により、称名滝ではない他の滝も生まれ、秋の紅葉シーズンはとにかく絶景の一言。マイナスイオンをたっぷり浴びながら、日本一の滝を一目見てみませんか?
投稿日: 2017年6月14日最終更新日: 2020年10月7日

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