チェコの人気観光ランキング！おすすめの名所や治安情報も紹介！

チェコには首都プラハにあるプラハ城を含む「プラハ歴史地区」や、「チェスキークルムロフ歴史地区」といった世界遺産があり、人気の観光地となっています。また、プラハはあの有名な作曲家のモーツァルトが愛した街でもあります。チェコのおすすめ観光スポットランキングとチェコの治安をご紹介します。

「火薬塔」はプラハ旧市街の入り口に建てられた門で、以前は火薬庫として使われていたそうです。塔の高さは約65メートルで登ることができます。塔の上からはプラハのオレンジ色の屋根の美しい街並みとプラハ城を眺めることができます。旧市庁舎の塔も登ることができますが、旧市庁舎の塔に比べて空いていることが多いのでおすすめです。

チェコの南に位置する小さい町テルチの「テルチ歴史地区」は、ルネサンス様式の建物や城が保存されているとしてユネスコの世界遺産に登録されています。統一のとれたかわいい色の家々が立ち並び、のんびりとした空気が流れています。チェコ全体として言えることですが、テルチ歴史地区も治安は比較的良いです。

チェコのプラハには「聖ミクラーシュ教会」という名の教会が2つあります。旧市街からカレル橋を渡ってプラハ城に向かう途中にある聖ミクラーシュ教会は、モーツァルトが演奏したオルガンがあることで有名です。中は豪華なバロック様式の教会で、ピンクの配色がかわいらしいです。

チェコのプラハから南西20kmほどのところにある「カレルシュテイン城」は、深い森に囲まれた立派な佇まいの城です。約650年前に建てられたというカレルシュテイン城は、森にそびえ立つ姿が美しく映画に出てきそうです。城の見学コースでは王宮の部屋のほか、フレスコ画や保管されている財宝などを見ることができます。

チェコの西部にある「カルロヴィ・ヴァリ」は、温泉三角地帯にあり世界的にも有名な温泉地です。町に湧き出ている温泉水は飲むこともできます。町にある「ディアナ展望台」からは、カルロヴィ・ヴァリの町を一望することができます。カルロヴィ・ヴァリの温泉は治療で訪れる人も多いそうです。

チェコのプラハ歴史地区にある「ストラホフ修道院」は、世界一美しい図書館があることで有名な修道院です。プラハが「黄金のプラハ」として発展した時代に建築が始まった修道院で、世界最古の修道院の一つとも言われています。ストラホフ修道院はプラハ観光の人気スポットの一つです。

ストラホフ修道院では、17世紀に「神学の間」、18世紀に「哲学の間」という図書館が完成しました。現在の蔵書数は約13万冊で貴重な本も保持しているため、量、質ともに世界一の図書館と言われているそうです。この2つの間に入ることはできませんが、外から見るだけでも美しいです。

ストラホフ修道院にはなんとストラホフ修道院醸造所とビアホールが併設されていて、自家製のビールを飲むことができます。ビアホールでは食事も楽しむことができ、ビールと食事どちらもおいしいと評判です。ストラホフ修道院に行ったら是非自家製のビールも一緒に楽しんでみてください。

チェコのプラハ歴史地区にある「旧市街広場」は、観光客や大道芸人などで常に人が大勢集まるプラハの中心となる広場です。市庁舎、聖ミクラーシュ教会、ティーン教会などの歴史的な建物に囲まれていて、広場の中心には宗教改革者であるヤン・フスの像があります。プラハの治安は良い方ですが、人が大勢集まる場所なので貴重品には注意してください。

旧市街広場は1338年頃に作られたと言われている「旧市庁舎」と、旧市庁舎の塔に中世の「天文時計」があります。朝の8時から夜の8時まで毎時0分にからくり人形が動く仕掛けがあり、観光客に人気です。旧市庁舎の塔には登ることができ、プラハの街並みを見下ろすことができます。人気があるので時間に余裕を持って登ることをおすすめします。

旧市庁舎の向かいにあるのは「ティーン教会」（正式名称はティーンの前の聖母マリア教会）です。大きく目立つ日本の三角形の塔は約80mあり、ファンタジー映画に出てきそうな外観をしているゴシック様式の建物です。内部は荘厳なバロック様式でステンドグラスなどが美しいです。夜のライトアップもおすすめです。

チェコのプラハには「聖ミクラーシュ教会」という名の教会が2つありますが、旧市街広場にある聖ミクラーシュ教会は白い建物にエメラルドグリーンの2つの塔が特徴です。毎日のようにクラシックのコンサートが行われているそうなので、プラハを旅行した記念に教会でのコンサートに行ってみてはいかがでしょうか。

「カレル橋」はチェコを走るモルダウ川にかかる最古の橋で、プラハの旧市街からプラハ城に行く途中のプラハ歴史地区にあります。30体の聖人が橋の上で見守っているカレル橋は、プラハの歴史とともに歩んできました。橋を渡ると多くの聖人たちに見守られていることに気がつきます。

カレル橋の両サイドには塔があり、登ることができます。旧市街地側の塔からはカレル橋とプラハ城という光景が、プラハ城側の端からはカレル橋と後ろに広がるプラハのオレンジ色の屋根の家々を見ることができます。どちらも中世ヨーロッパの美しい街並みを見ているようで飽きません。

カレル橋は夜のライトアップがとてもきれいです。特にカレル橋とそのバックにプラハ城が見える光景は、息をのむほどの美しさと多くの観光客が見とれています。プラハは夜でもそこまで治安が悪くないので、カレル橋の夜景は是非見に行ってみてください。

チェコの南部にある「チェスキークルムロフ」は、世界一美しい町と言われる小さい町です。オレンジ色の屋根の中世のヨーロッパの町並みを残していて、観光客に大人気の町。「チェスキークルムロフ歴史地区」は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。のんびりした町で治安も比較的良いです。

チェスキークルムロフの特徴、そしてチェスキークルムロフを気に入る人が多いポイントは、町の至る所に「だまし絵」が見られることです。壁にレンガの絵が描いてあったり、椅子の背中と脚が人の腰から下の絵になっていたり、ととってもかわいい描写をいくつも見ることができます。

チェコでプラハ城の次に大きいチェスキークルムロフ城は、町のシンボルです。ルネサンス様式、バロック様式などの異なる建築様式が見られる城で、チェスキークルムロフならではの「だまし絵」の写実も随所に見られます。塔からは美しいチェスキークルムロフの町並みが一望できるので、塔に登るのがおすすめです。

チェコのプラハにある「プラハ城」は、世界遺産「プラハ歴史地区」の中の人気観光スポットです。14世紀の半ばにプラハが神聖ローマ帝国の首都となり、「黄金のプラハ」としてプラハ城とプラハの街は発展しました。映画「レ・ミゼラブル」や「アマデウス」にも登場する美しい城プラハ城は、世界で最も古く大きい城と言われています。

「聖ヴィート大聖堂」は、プラハ城の中の見所の一つです。建設が中断されたりしたこともあったため完成までなんと600年もかかったそうです。そのため、中は重厚なゴシック様式を基本とし、ルネサンス様式やバロック様式など時代ごとに異なる建築様式が見られます。

「聖イジー教会」はプラハ城に残る最古の教会と言われています。ロマネスク様式とバロック様式を採用したかわいらしい教会で、ピンク色の目を引く外観が特徴です。プラハ春の音楽祭が開催される教会でもあり、コンサートホールとして利用されることもあるそうです。

「黄金小路」はプラハ城の中の人気観光スポットです。かつては錬金術師が住んでいたことからその名前がついたとも言われているそうで、現在立ち並ぶ家は当時の暮らしを再現したり、展示部屋だったり、お土産屋になったりしています。作家であるフランツ・カフカが住んでいた家が人気です。

夜にライトアップされたプラハ城はとても美しいです。プラハはヨーロッパの中では比較的治安が良いとされているので、是非夜のライトアップを見に行ってみましょう。昼間とは異なる美しい姿が見られるとして、プラハ城のライトアップは観光客に人気があります。

チェコは美しい中世の街並みをそのまま残していて、世界中の人を魅了し続けています。建築や芸術にも造詣の深いチェコは、治安もそこまで悪くなくおすすめの観光地です。チェコで美しい街並みを目に焼き付けてみませんか。チェコの美しさに感激するはずです。