掛川観光スポットおすすめランキング！名所や人気のグルメをご紹介！

掛川は城下町です。日本全国に城下町はありますが、城下町を構成していた藩は今でいうアメリカの州のようなもので、独自の政治や文化や食文化など、その地区ならではの生活がありました。今でも、それぞれの地区の特徴が色濃く残っています。掛川は城下街としての歴史が随所に見られます。歴史散歩を兼ねて掛川の名所に出かけてみましょう。

掛川城は戦国時代の文明年間に、駿河守護大名今川義忠（よしただ）が部下の朝比奈泰熈（やすひろ）に築かせたと伝えられています。掛川の象徴であり、掛川を代表する歴史遺産です。平成6年（1994年）4月に、日本初の「本格木造天守閣」として復元されました。「東海の名城」と呼ばれた荘厳な美しさは、実際に目にしておきましょう。

現存する御殿は、安政2年（1855年）から文久元年（1861年）にかけて再建されたものです。書院造と呼ばれる建築様式で、多くの室が連なり、各室は襖によって仕切られています。安政年間から藩の施設として使用され、明治以降も公共施設として使われました。現存する城郭御殿として、国の重要文化財に指定された名所です。

掛川城の大手門は、天守閣に続いて平成７年復元されました。間口7間(12,7m)、奥行3間)約5.4m）の二階建です。掛川城の表玄関に当たります。楼門造りの本格的な櫓門は、木造日本瓦葺き入母屋づくりです。白壁で板ひさしが配され、棟の上にはシャチ瓦が施された飾勇壮な構えをしています。掛川城と並び掛川観光ランキング上位です。

東海道の難所、小夜の中山峠の中腹に位置する久延寺は真言宗の寺院で、奈良時代の天平年間、行基が開基と伝わっています。土佐藩主として有名な山内一豊が、掛川を治めていた当時、大坂より会津上杉征伐の軍を進めてきた家康をもてなした茶亭の跡や、家康が植えたとされる五葉松が残っています。夜泣き石伝説ゆかりのお寺としても有名です。

事任八幡宮は(ことのままはちまんぐう)とすんなり読める方は、掛川近郊の方でしょう。由緒ある八幡宮で「枕草子」にも名前が記されています。現代であれば、著名なブロガーになれたでしょう清少納言が“思いのままに願い事が叶う”と、パワースポットとして紹介しています。清少納言もおすすめの名所です。

境内には、ご神木として大杉が祀られていて、征夷大将軍坂上田村麻呂が植樹したと伝えられています。市の天然記念物に指定されています。歴史があふれる神社です。ご利益は諸願成就、安産祈願などといわれています。そして、事任八幡宮言葉を形にする神社ともいわれ、言霊信仰ではありませんが、日ごろから言動には注意しましょう。

阿波々神社は掛川市東北部にある粟ヶ岳の山頂532mに社殿があります。さらに、社殿を中心に原生林が広がったほとんどの場所が阿波々神社の境内及び社有林になります。阿波々神社は天平8年（736年）の創建と伝えられ、1300年近い歴史があります。掛川のみならず、駿河、遠江地方の人々や、静岡県全般の方に崇敬されています。

学業成就、無事成長、交通安全のご利益があるといわれています。阿波々神社では、毎年12月23日に年越の大祓式が行われます。大祓式は古来より伝わ神事で、日々の悪行（？）で知らず知らずに身についた罪や穢を人形（ひとがた）に託して奉納し、新たな心で半年間が暮らせるよう願いをこめて、夏と冬に年2回行われます。

三熊野神社（みくまのじんじゃ）は、 大宝年間（7世紀初頭）に、文武天皇の命により建立されたといわれています。祭神として、伊邪那美命、速玉男命、事解男命の3柱がお祀りされています。近隣に築城された横須賀状の歴代城主、家臣、近隣の人々の深い信仰を集めました。今でも、地域の人々から厚い信仰を得ています。

災難除、子授け、安産、縁結びにご利益があるといわれています。本殿は県の文化財に、天狗の面とこま犬は市の文化財に指定されています。4月に開催される三熊野神社大祭遠州魂がみなぎる圧倒的な迫力です。祭りで披露される「三社祭礼囃子」「地固め舞」「田遊びの舞」は県の無形民俗文化財に指定されています。

「緑の中」は、｢どんぐり」から700メートルほど離れたところにあり、ねむの木学園の園長である宮城まり子氏の原画・友禅の作品等が展示されています。宮城まり子さんは高名な女優さんでしたが、女優業を投げうって、1968年に肢体不自由児の社会福祉施設「ねむの木学園」を設立し、タレント活動は休止状態になりました。

宮城まり子さんが運営する「ねむの木学園」の子供たちの作品を中止に、美術館「どんぐり」は2007年に開館しました。展示されているねむの木村のこどもたちの絵は、こどもたちの純粋な目と心で描かれた作日ばかりです。驚くようなカラフルで独創的な作品があります。複雑な日常から離れたい人におすすめの観光名所です。

昭和の文豪、芥川賞作家吉行淳之介の文学館です。1999年(平成11)5月15日に開館しました。モテモテの作家であった吉行淳之介は、晩年には宮城まり子さんと生活を共にしていました。文学館内には吉行淳之介の全著作約400冊のほか、芥川賞受賞作「驟雨」の手書き原稿や愛用の品々やカッコイイ写真などが展示されています。

世界に進出している日本を代表する化粧品メーカーです。同じ黄色人種の中国の女性には憧れのブランドです。化粧品を通して女性文化の発展に寄与した資生堂が、製品として世に送り出してきた化粧品のパッケージ、ポスターと、全国津々良浦に届けた花椿会の会報や小冊子など、世界に誇る資生堂の企業文化を紹介しています。　

企業文化の発展に力を注いでいる資生堂のアートハウスは1978年に開設されました。2002年にリニューアルしています。アートハウスの建物も1979年度に「日本建築学会賞」を受賞している芸術性が高いユニークな建築物です。日本の現代アートを中心に、約1600点の作品が展示されています。現代アートファンおすすめの観光名所です。

よく教会で目にするステンドグラス、その美術館です。掛川市在住の鈴木政昭氏から建物と、イギリス、ヴィクトリア時代のステンドグラスなど約70点の寄贈を受けて、平成27年6月6日に開館しましたす。新しい、掛川の観光スポットです。ステンドグラスは天候や見る人の気分で様々な印象があり、直接目にすると、素晴らしさがわかります。

木下コレクションは、掛川市出身の実業家、故木下満男氏から寄贈された約2000点の、工芸品が展示されています。なかでも、最近は片隅に追いやられていますが、紳士の嗜みであったたばこ関連の工芸品は、芸術品としてのレベルにあり、たばこ道具、印籠、刀装具、書画など、すっかり見入ってしまします。愛煙家におすすめの観光名所です。

掛川花鳥園は、9000㎡の温室に、南国の美しい花々と鮮やかな色の羽をもった、美しい鳥類を集めた花鳥園です。花や鳥を見るだけでなく、インコ、フクロウ、ペンギンなどがはなたれていますので、直にふれることもできます。色鮮やかな熱帯の植物に囲まれて、南国にいる気分になります。熱帯好きな方向きの観光名所です。

掛川宿の西側に、十九首という町があります。そこには、今を遡ること千余年、朝廷への反逆者として、今でも計り知れない怨念で有名な平将門が家臣18名とともに討伐され、その一門19名を祭る塚があります。首級のため京都に向かう途中、京都から派遣された勅使と出会ったのが掛川のこの地であり、検視後埋葬したという言い伝えがあります。

日坂宿は東海道の難所「小夜の中山峠」の西のふもとに位置しています。当時の記録によれば、家数168軒、人口750人、本陣１軒、脇本陣１軒、旅籠屋33軒とあり、小さな宿場町でありました。現在も、宿場の東口から西口までの距離はおよそ700mあります。地域の人々が町並み保全に努力し、歴史遺産として宿場町の街並みが残っています。

静岡県のはお茶の産地です。掛川もお茶が有名です。 掛川のお茶は、全国トップランキングの荒茶生産量を誇っています。掛川茶は甘味やコクが豊かで、香りもよく、また、茶葉が細かく粉が多いため、カテキン、テアニン、ビタミンＣ、食物繊維、ミネラルなどの健康成分が豊富に含まれています。日持ちもする掛川茶はお土産にピッタリです。

正月にもあまり食べられなくなったお餅です。日頃はもっと食べる機会が減っています。ところが、掛川の安倍川餅は人気です。あんこときな粉をまぶしたシンプルな安倍川もちは、日本人のDNAを引き継ぐ人には喜ばれます。お土産に外せません。掛川観光のお土産ランキングに入る人気グルメです。

日本全国で比較的見かける、クリーム入りふわふわお菓子ですが、掛川の「こっこ」はその中でも、1,2のおいしさです。やはり、富士山の水を使って作るからでしょう。おいしいこっこは、誰にあげても外れの無いお土産になります。掛川や静岡のお土産で、常に人気ランキング上位に入っているお菓子です。

今回は、グルメな駅弁の紹介です。静岡といえばやはり鰻です。今や高級グルメ料理にランキングアップした「うなぎ」ですが、やはり、本場のうなぎのおいしさは格別です。浜松がホームですが、掛川駅でも購入できます。価格も2,630円と、やや高級過ぎの感もあいますが、それに見合う味お味が堪能できます。

掛川の名物駅弁は、掛川の代名詞の「しらす」です。掛川のしらす弁当は全国的に人気の駅弁です。常に人気ランキング上位にランク付けされます。掛川駅で1,030円で販売しています。掛川のグルメなおすすめ弁当です。浜松のうなぎ飯もしらす弁当も、価格は流動的です。あくまで参考価格です。

城下町掛川には豊かな観光資産があふれています。今回は、掛川を代表する掛川城をスターに、掛川の過去から現代に至る歴史遺産や文化遺産を取り上げました。ランクの上位は比較的静かな人気の観光スポットです。むしろ、是非訪ねて欲しいスポットです。おいしいグルメもある、城下町、掛川に歴史散歩を兼ねて出かけてみましょう