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矮仔成蝦仁飯は台南名物のエビ飯店!観光するなら絶対食べたい!

台南名物のエビ飯は台南小吃と言われる台南でもおすすめのB級グルメです。その中でも特に老舗である「矮仔成蝦仁飯」は地元の人も通う程の人気のお店です。こちらではそんな「矮仔成蝦仁飯」に関するおすすめの情報をご紹介していきます。

矮仔成蝦仁飯で台南名物を食べよう見出し

Photo by jeff~

台南小吃と言われるB級グルメが名物の台南においても、指折りの人気であるエビ飯(蝦仁飯)は、是非台南で召し上がっていただきたいメニューの一つです。こちらでは地元の人にも大人気のおすすめのお店「矮仔成蝦仁飯」と、エビ飯に関する情報についてご紹介していきます。

台南と台南小吃とは見出し

台湾の南部である台南は台湾最古の歴史を持つ古都であり、日本の京都のような場所です。1880年代の台北府の設置と台北城の建築を始まりとして台北に首都が移されるまでの間、台湾の首都であったのが台南です。また台湾はオランダ、日本、中国と次々に複数の国に統治された激動の歴史を持つ国でもあります。

複数の国に統治された台南は建物や文化などにおいて複数の国のテイストを残している異国情緒がたっぷりの地域。もとより温暖な気候によりフルーツなどが豊富で、また、新鮮な魚介類も豊富であるため、いわゆるB級グルメである台南小吃が発達しました。

Photo by 台南美食典

また台南小吃は安くて、早くて、美味しい上に1人前が小さめなのが特徴です。これは食事としてはもちろん、小腹を満たすおやつ感覚でいただけるというところがポイントだからです。観光客としては台南の美味しいB級グルメのはしごをしながら楽しめるというところも、おすすめポイントの一つです。

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台南名物エビ飯(蝦仁飯)って何?見出し

数ある台南小吃の中で指折りのおすすめがこちらのエビ飯(蝦仁飯)です。日本人になじみのある鰹だしと台湾特産のエビから出た出汁をご飯と一緒に鉄鍋で炒めるように炊いて行きます。

ご飯粒が鰹だしを十分に吸い取ったところで、それをお茶碗に入れます。その上に別の鍋で炒めたエビとネギを載せたら出来上がりです。

鰹とエビのだしをたくさん吸ったご飯は薄味でありながら噛めば噛むほど旨みが口に広がり次から次へと食べすすめてしまいます。ぷりぷりに炒められたエビと葱の香りがアクセントになっています。量が少なめなので、食べ歩きにもおすすめの台南の人気グルメです。エビ飯は一杯50元です。

矮仔成蝦仁飯の歴史見出し

こんな台南名物のエビ飯ですが、矮仔成蝦仁飯の創業は1922年のことです。1922年と言えば日本が台湾を統治していた頃です。

初代の主人は料理を日本料理の学校である「明月樓」で学びました。ですから、鰹からだしをとるという調理法やご飯に鰹だしを吸わせると言う調理法は日本料理からアイデアを得たものでしょう。

蝦仁飯は日本人の舌にも合うおすすめ人気グルメですが、グルメな台湾ローカルの人々にも受け入れられ、愛されて、現在まで営業を続けています。台湾の食文化の中に日本の伝統的な調理法が受け入れられ、激動の歴史の中を生き抜いてきたと考えると日本人にとっても特別な料理のように見えてきます。

矮仔成蝦仁飯はもともと小さな屋台のお店からスタートしたのですが、店名の「矮仔成蝦仁飯」は初代が背が低かったことからお客さんから「背が低い」(おちびさん)と言う意味の「矮仔」と呼ばれており、初代の名前「葉成」、そして名物の「蝦仁飯」を組み合わせて「"矮仔成"蝦仁飯」と呼ぶようになったそうです。

矮仔成蝦仁飯のこだわり1:新鮮なえび見出し

Photo bymoreharmony

蝦仁飯はエビ飯ですから当然エビにも大変なこだわりがあります。矮仔成蝦仁飯で使用しているエビでは「火焼蝦」と呼ばれる小ぶりのエビです。甘みがあり、火を入れると赤身が「唇のように赤い」と言われる台湾の特産でもあります。またこのエビから摂れるおだしもエビ飯にコクと深みを与えてくれます。

矮仔成蝦仁飯の火焼蝦は毎日高雄の魚市場から新鮮なものが仕入れられます。エビの下処理はすべて手作業でひとつひとつきれいに殻と背わたを取り除きます。

丁寧な下処理をされラードと醤油と砂糖でじっくりと炒められたエビは甘くてぷりぷりです。エビ一つ一つにこだわりと多くの手間がかかっていると考えると小さなえび一つでも良く噛みしめて味わいたくなります。

矮仔成蝦仁飯のこだわり2:鰹だし見出し

ご飯の味付けの決め手となるのがこちらの鰹節です。台南小吃と言われる人気の台南グルメはしばしば鰹だしを使用しています。「魚を干したものを薄く削りだしお湯で煮出す」という調理法はまさに日本特有のものですが、日本統治時代の日本特有の食文化が色濃く残るのが台湾の食文化でもあります。

以前台湾における鰹の名産地として有名だった花蓮には今でも鰹節の博物館(七星柴魚博物館)が存在します。その建物は2003年ごろまで実際に稼働していた鰹節工場を使用しており、400坪の広さの敷地に昔のカツオ漁の道具や模型などが展示してあり、鰹節の作り方などの説明もあります。

矮仔成蝦仁飯のこだわり3:卵見出し

矮仔成蝦仁飯の卵は基本的には「アヒルの卵」です。お店でエビの下ごしらえをしたときに出たエビの殻や蝦の頭は養鴨場に運ばれ、栄養がたっぷりのエビの殻はアヒルたちの餌になります。

そしてそのアヒルたちが生んだ栄養たっぷりの新鮮な卵が使われます。左側の白い方がアヒルの卵です。鶏の卵より少し大きめです。

アヒルの卵を使った人気メニューは2つほどあります。一つは「目玉焼き」(香煎鴨蛋)15元です。目玉焼きと言っても、両面を焼いたものです。アヒルの卵の黄身は濃厚で、そのまま食べてももちろん美味しいのですが、これをエビ飯の上に乗せて黄身の部分を割るようにして混ぜながら食べるのもおすすめです。

もう一つの人気メニューは「アヒルの卵スープ」(鴨蛋湯)30元です。これは台湾の人にとってもとても懐かしく定番のスープですが、卵がふわふわで黄身の味にコクがあります。こちらも鰹だしベースで、シンプルながら栄養価の高いスープです。ご飯のお供に是非おすすめします。

矮仔成蝦仁飯のたくあん見出し

Photo by jeff~

矮仔成蝦仁飯では、今ではちょっと懐かしい黄色のたくあんが乗せ放題です。お出汁の風味が強いエビ飯はたくあんがなくても旨みがたっぷりですが、もう少し塩気が欲しいという方にはおすすめです。また、塩気だけでなくぱりぱりとした歯ごたえもアクセントになります。

たくあんを台湾に持ち込んだのは勿論日本人です。日本統治時代に台湾に持ち込まれたたくあんは現在も年配者は「タクアン」という日本語で呼んでいますが、台湾語では「鹹菜脯」(キヤムツァイポー)と呼ばれています。見た目は日本のものと同じですが、味は少々違います。

台湾のたくあんは日本のたくあんのように甘しょっぱいものではなく、干した大根を塩漬けにしたもので、日本のものに比べると塩味が強く、色も着色料で黄色く染めたものがほとんどです。たくあんはさまざまな台南小吃のお店で見かけますが、日本のと一味違いますのでご注意ください。

矮仔成蝦仁飯と集品蝦仁飯見出し

台南のエビ飯の二大巨頭であるこの矮仔成蝦仁飯と集品蝦仁飯は実は全くの他人のお店ではありません。今から約100年近く前に創業した矮仔成蝦仁飯の初代である「葉成」さんの息子さんが独立して立ち上げたお店が集品蝦仁飯なのです。この2店舗はいずれも台南の有名店であり、切磋琢磨して営業をしています。

「矮仔成蝦仁飯」と「集品蝦仁飯」では味付けが少し違います。また集品蝦仁飯はお米にこだわっており、台湾でも高級米として知られる「西螺米」を使用しています。

その高級米にラード、エビ、鰹節のだしと醤油ダレなどを合わせたものを混ぜこみます。たっぷりの出汁の優しい香りと華やかなエビの風味に調味料の甘辛い味付けで、エビの火の通し方も絶妙です。

「集品蝦仁飯」は2010年の府城十大傳統美食(台南10大伝統美食)にも選出され、台湾ローカルの間では「集品蝦仁飯」(息子)は「矮仔成蝦仁飯」(父親)を超えたとまで絶賛されましたが、比べてみるといずれも甲乙つけがたく、最終的には個人の好みによります。

店構えにも少し違いがあります。やはり元祖で老舗の「矮仔成蝦仁飯」はチェーン店も多く、日本語のメニューもしっかりと備えてありました。「集品蝦仁飯」のお店のほうがもう少しローカルな感じで、初めてだと少し入りづらいかもしれませんが、地元の人が絶賛する「集品蝦仁飯」も是非お試しください。

台南「蝦仁飯(エビ飯)」はおすすめ名物料理!人気有名店もご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
台南「蝦仁飯(エビ飯)」はおすすめ名物料理!人気有名店もご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
台南は台湾の中でも台南小吃と言うくらいグルメな街です。とりわけおすすめしたいのは台南蝦仁飯(タイナンシャーレンファン)というエビ飯です。蝦仁飯とは何なのか、蝦仁飯の歴史、台南を訪れたら必ず一度は訪れたい名店などの情報をご紹介します。

矮仔成蝦仁飯で絶品エビ飯を食べよう見出し

Photo by Agnès Ching

いかがでしたか?台南名物の蝦仁飯は台南小吃の代表的なB級グルメでありながら、日本の食文化が色濃く反映されている料理です。日本の炊き込みご飯と鰹だしのアイデアが詰まった台南のエビ飯を食べに是非「矮仔成蝦仁飯」に行きましょう。テイクアウトもおすすめです。

投稿日: 2017年11月6日最終更新日: 2020年10月8日

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