MICHALAKはパリの大人気パティスリー！日本では表参道で買える話題店！

表参道は、ファッションからフードまで最先端のトレンドを発信する街。そんな表参道に、2018年10月に新しくオープンしたパティスリーカフェがMICHALAK(ミシャラク)です。パリでも絶大な人気を誇るミシャラクには、どんなスイーツがあるのでしょうか。今回は、表参道のミシャラクで人気のケーキや、気になるブティックの様子をご紹介します。

パリに本店を構え、今回東京の表参道にも出店したパティスリー「ミシャラク」。シェフパティシエを務めているのはクリストフ・ミシャラク氏です。

ミシャラク氏は1973年生まれ、フランスのサンリス出身です。18歳の頃からパティシエとしてヨーロッパ各地の高級ホテルや老舗カフェで経験を積んできました。

ミシャラク氏は、グレゴリー・コレ氏、ピエール・エルメ氏、フィリップ・アンドリュー氏といった名だたる有名パティシエの元で才能を開花させ、弱冠26歳でパリの3つ星ホテル「プラザ・アテネ」のシェフパティシエに就任しました。

また、世界のパティシエのコンテスト「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」にフランス代表として出場し、チーム優勝を果たすという輝かしい実績もおさめました。

ミシャラク氏は2013年にスイーツ教室を併設したパティスリーをパリにオープン。そしてテレビの料理番組といったメディアにも続々と登場し、名実共にパリの人気パティシエとして世界のスイーツ業界を牽引する存在となっています。

クリストフ・ミシャラク氏は、「誰もやっていない事をしたい」という思いを持ってスイーツ作りに取り組んでいます。スイーツ業界の既成概念にとらわれないミシャラク氏の創造性は、スイーツの味だけでなく形や包装にも表現されています。

ミシャラク氏は、スイーツを作る上で4つの事を意識しているのだそうです。1つ目は、エレガントで美しい事。2つ目は、温度や素材のバランスが良い事。3つ目は、食べた時に心に響く事。そして4つ目は、簡単に持ち帰れて機能的である事です。

また、スイーツブランド「ミシャラク」は、スイーツの味そのものを楽しむだけでなく、スイーツを購入したり食べたりする体験全体を提供するというコンセプトを大切にしています。ブティックを訪れる度に、新鮮で楽しい体験がありそうです。

2018年10月にオープンしたミシャラク表参道店は、パリに続く4店舗目のブティックです。白と黒をコンセプトカラーにした表参道店は、光り輝く大きなロゴマークがサイバーな雰囲気を出していて、一見ファッションブランドのブティックのような店構えです。

ミシャラク表参道店の入口周辺にはハイテーブルが点々と置かれ、その場でスイーツやドリンクが楽しめるスタンドになっています。店舗の中央にあるショーケースには、カラフルで華やかなケーキが整然と並んで高級感たっぷりです。

販売スペースの向かい側はカフェスペースです。テーブルと椅子が並んでゆっくりとスイーツをいただくことができます。

ミシャラク表参道店へ行く前に、ぜひチェックしておきたいのがミシャラク公式アプリです。ミシャラク公式アプリでは、ブティックのイベントや新商品といった最新情報をいち早くチェックできるのはもちろん、高級スイーツのブティックでは珍しいクーポンも入手できます。

ミシャラク公式アプリのクーポンを取得するには、アプリ内にいるバーチャルなミシャラク氏と親密になることが条件です。表参道ブティックへの来店頻度やアプリのチェック頻度によって親密度が上がり、よりお得なクーポンを入手することができるそうです。

ミシャラク公式アプリは無料で利用でき、AppストアやGoogleプレイからインストールできます。ミシャラク表参道店へ行く前にはインストールを忘れずに。

ミシャラクには様々なケーキがラインナップしていますが、その中でもミシャラクのシグネチャーと言うべきスイーツが「コスミック」です。

ミシャラクのコスミックは「モバイルケーキ」と表現される通り、ビンに入っていて持ち運びがしやすいパッケージです。これなら、ケーキを持ち帰って箱を開けてみたら崩れていたということもありません。

コスミックが人気の理由はおしゃれな外見や持ち運びのしやすさだけではありません。コスミックには、通常のケーキに含まれている乳化剤や凝固剤が使用されておらず、ヘルシーに仕上がっています。添加物が気になる健康志向の人や小さな子も、安心してケーキが食べられると人気です。

コスミックは様々なフレーバーが発売されています。パリでも人気の定番フレーバーは、チョコレートでできたカップにバニラクリームを入れてパッションフルーツ風味のキャラメルに浮かべた「リオレ」や、キャラメリゼしたアーモンドの風味とふんわりしたムースの食感がくせになる「キャラメルアマンド」です。

また、ミシャラク氏のお気に入りの食材である柚子を使ったコスミックも。「タルトユズ・シトロンヴェール」は、クリームとシャンティに柚子の風味を利かせ、シトロンヴェールのジュレと合わせた爽やかなケーキです。

中でも人気のコスミックは、ミシャラクのオフィシャルレシピ2種類です。「バニラキャラメルペカン」は、バニラアイスにキャラメリゼしたペカンナッツとアーモンドクランブルを合わせ、キャラメルソースとクリームで仕上げた濃厚なパフェのようなスイーツです。

もう1つのオフィシャルレシピは「抹茶フランボワーズピスターシュ」。抹茶アイスに甘酸っぱいフランボワーズを合わせ、香り高いピスタチオクリームで仕上げたスイーツです。味わいも香りも異なる3種の素材を1つのスイーツにまとめたミシャラク氏のセンスが感じられるメニューです。

コスミックが注目される大きなポイントは、自分好みのフレーバーにカスタマイズできるところです。その方法も、公式アプリの「CUSTOM」メニューからミシャラクAIの質問に答えていくというユニークなもの。

全ての質問に答えるとレシピのベースが出来上がります。それを自分好みにカスタマイズすると、そのメニューのレシピが記録されたQRコードが生成され、ショップで注文することができます。

「マイコスミック」と名付けられたこのケーキは、心理テストのようなわくわく感と、自分だけのオリジナルレシピという特別感が味わえる新感覚のメニューです。

ケーキを手軽に食べ歩きできるように工夫した、ミシャラクの遊び心とアイデアが詰まったメニューが「モナック」です。名前の通り、和菓子の最中をヒントに作られたスイーツなのだとか。

モナックは、日本の最中の生地でクリームやコンフィをサンドしたスイーツです。人気フレーバーの「パブロヴァ」は、シトロンヴェールのメレンゲにラズベリーのコンフィを合わせ、ライチのクリームをトッピングしたものです。

モナックは、最中の生地の食感を楽しむためにすぐにいただくのがおすすめ。受け取ったら、店頭のスタンディングスペースもしくは食べ歩きですぐに美味しくいただきましょう。

ミシャラク氏の斬新なアイデアによって誕生した「クーニー」は、クッキーとブラウニーをミックスしたベイクドスイーツです。ありそうでなかったこのスイーツは、ミシャラクを代表するスイーツのひとつです。

クーニーは、クッキーのような丸い形のブラウニーにガナッシュやクリームを乗せ、ダークチョコレートでコーティングしたスイーツです。表面には大きくロゴマークがスタンプされてフォトジェニック。手土産やプチギフトにも人気です。

クーニーのフレーバーは、ピスタチオカラーのアイコンがキュートなキャラメルピスターシュ、バニラガナッシュが上品なヴァニーユ、アマンド生地が香ばしいフリュイルージュ、柚子の風味が絶妙なユズのほか、カプチーノとショコラペカンがあります。

ミシャラクでは、チョコレートのラインナップも充実しています。バレンタインやプチギフトにおすすめのボンボンショコラは、プラリネやキャラメリゼしたナッツのほか、柚子やフランボワーズの香りが楽しめる様々なフレーバーが揃っています。

「クラケット」シリーズは、ビーチサンダルのような形がユニークなチョコレート。チョコレートにフルール・ド・セルの塩気をほのかに効かせ、裏側にはナッツがたっぷりと散りばめられています。

「オーディオ」シリーズは、昔懐かしいカセットテープの形をしたチョコレート。プレゼントすれば「かわいい!」と喜ばれそうです。

クラケットとオーディオのフレーバーは、いずれも黄色の「ユズ・イヴォワール」、ブロンドの「レ・デル・レッシュ」、ピンクの「フリュイルージュ」の3種類です。

ミシャラク表参道店のカフェスペースでは、ケーキやドリンク、ランチが楽しめます。ケーキとドリンクのセットは1300円、人気のスイーツがプレートに並んだデセールプレートは1000円からとなっています。

ランチには、キッシュやパニーニがおすすめです。たっぷりのサラダと一緒にワンプレートになっていて、単品もしくはドリンクのセットが選べます。

ちょっとだけ食べたい時には、トマト風味のマドレーヌやチーズクリームの入ったシュー「グジェール」がおすすめ。表参道のショッピングの休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ミシャラク表参道店の営業時間は、ショップが11時から20時まで、カフェが11時から21時までとなっています。なお、カフェのラストオーダーは20時です。定休日はありません。

ミシャラク表参道店の場所は、JR原宿駅から表参道を進んで徒歩5分、キディランドの手前にあります。東京メトロ表参道駅からアクセスするなら、A1出口を利用すると便利です。

パリへ旅行する時は、ぜひ本場のミシャラクブティックを訪れてみましょう。表参道店とは異なるメニュー展開、そして何よりミシャラクの個性溢れるスイーツが生まれたパリの空気をぜひ味わってみたいものです。

パリにあるミシャラクのブティックは全部で4店舗。ここでは、おすすめの2店舗をご紹介します。パリの街歩きのお供に、ミシャラクのスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミシャラク氏が独立して初めて店舗を構えたのが、パリ10区にあるカフェミシャラク&エコールマスタークラスです。その名の通りお菓子教室を併設したカフェとなっています。

ミシャラク氏が直接講師を務めるお菓子教室は週2回開かれ、世界中から参加者が集まります。お菓子教室のハイライトは、ミシャラク氏を交えてカフェスペースで試食会が行われる楽しいレッスンなのだとか。

セーヌ川右岸のおしゃれなエリア、マレ地区にあるパティスリーミシャラクはテイクアウト専門のブティックです。ボトルに入ったアイスクリームやシャーベットは、購入したら歩いて5分程の場所にあるセーヌ川岸でゆっくりいただくのがおすすめ。

営業時間は曜日によって異なります。平日は12時から15時と、16時から19時30分の2部制です。土曜は10時30分から20時まで、日曜は12時から19時までとなっています。

表参道に上陸したパリの人気パティスリー「ミシャラク」をご紹介しました。エレガントでありながらポップな遊び心も感じられるミシャラクのスイーツは、見た目も味も楽しめる表参道でも注目の存在です。公式アプリとあわせて、ミシャラクの世界を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。