「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のロケ地まとめ！名シーンが蘇る人気スポットを巡ろう！

現在映画のロケ地やアニメの舞台となった場所をまわることがブームになりつつあります。いわゆる「聖地巡礼」というものです。そんな聖地巡礼で大人気になっているのが大分県の豊後高田市です。この豊後高田市は大ヒット映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地で、今回はおすすめの撮影スポットやアクセス方法をご紹介します。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は人の心の温かさに触れたい人や映画を見て泣きたい人にぴったりの映画です。

若手からベテランまで各世代のスーパースターたちが一堂に会したヒューマンムービーとなっています。

この『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は「探偵ガリレオ」や「白夜行」といった名作で有名な東野圭吾氏です。

そんな東野圭吾氏の作品のなかで「最も泣ける」と呼び声が高いのが『ナミヤ雑貨店の奇蹟』なのです。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は2017年9月に全国の映画館で上映され、前評判通りに大ヒットを記録しました。

上映されてからだいぶたちますが現在でもレンタルショップ等で『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を借りる人は少なくありません。

ハートフルなストーリーが魅力の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は大部分が大分県の豊後高田市で撮影されました。

キャスト陣の演技がいいのはもちろんですが、この豊後高田市の醸し出す空気感もいい仕事をしています。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地で多くのシーンの撮影が行われた豊後高田市は大分県のなかでも少しはずれにあります。

おそらく『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の作品を通して初めて豊後高田市の存在を知った人も多いでしょう。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地がある豊後高田市は国東半島の北西部に位置しており、周防灘に面しています。

大分県の県庁所在地である大分市からこの豊後高田市までは車で1時間ほどで、山と海に囲まれた自然豊かな地域です。

ただし大分県豊後高田市の魅力は豊かな自然だけではありません。昭和レトロな街並みが現在も残る貴重なスポットです。

レトロな時代背景の映画を撮影する時はセットを組むのが普通ですが『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は基本的に豊後高田市の街並みです。

そんなレトロ感が現代でもたくさん残っている豊後高田市でも特に多く撮影に使われたのが商店街です。

実際『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の数多くのシーンが豊後高田市内にあるその商店街で撮影されています。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を見ていると商店街で多くのシーンが撮影されていることに気が付きます。

登場人物と同じ世界観に入り込みたいのであれば豊後高田市の商店街は絶対に訪れておきたいスポットです。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地のなかで特に高い人気を誇っているのが「新町通り商店街」です。

この「新町通り商店街」は重要なシーンの多くが撮影されており、ロケ地巡りをするのなら外せません。

先ほどの新町通り商店街を歩いて抜けるとアクセスできる「宮町商店街」も『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地です。

当時は早朝から深夜まで長時間にわたっていろいろなシーンを撮影していて、それだけにいろいろなシーンがフラッシュバックするスポットです。

とある登場人物のミュージシャンの実家としてとある魚屋さんが『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の作中に登場します。

その撮影スポットとなったのが「中野鮮魚店」で、現在でも訪れれば新鮮な魚を買うことができます。

豊後高田市の人たちの憩いの場である「宮町ロータリー」でも『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のシーンは撮影されました。

この「宮町ロータリー」へ行くと現地の人たちから撮影当時の裏話などを聞けるため、かなりの穴場人気スポットです。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は商店街を中心に撮影が多くされましたが、その周辺のスポットも数多く使われました。

ここからは商店街以外の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の撮影スポットをいくつかピックアップしてご紹介します。

主人公が全力疾走で駆け抜けたシーンが印象的な「桂橋」も『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の人気ロケ地です。

この「桂橋」には小さい子どもが押し合いっ子している銅像があり、そこで記念撮影する人も多いです。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の冒頭で登場人物たちが車で走り出すシーンを撮影したのが豊後高田市の「中央公園駐車場」です。

この「中央公園駐車場」は三角屋根の休憩所が特徴的で、車をとめて休憩をする場所としても人気です。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のお葬式のシーンが撮影されたスポットが浄土真宗本願寺派の「妙壽寺」です。

ただし神聖な場所なのでロケ地巡りをする際は失礼がないように作法等には十分に注意してください。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』には主人公が介護施設で働くシーンがあり、それを撮影したのが「高田中央病院」です。

現在も使われている病院なので「高田中央病院」を訪れる際は周りから眺める程度にして迷惑がかからないようにしましょう。

遠方から『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地巡りをする場合に問題になってくるのが時間でしょう。

どうしてもロケ地巡りに使える時間には限界がありますから効率よく回れた方がいいのは間違いありません。

そんな時間の限られた人が『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の聖地巡礼をするのに最適のおすすめスポットが国号213号線です。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の撮影の多くはこの国道213号線沿いのスポットで行われたのでかなり効率よく回れます。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の避難所のシーンの撮影に使われたスポットが豊後高田市の「呉崎公民館」です。

この「呉崎公民館」のすぐ近くに足場を組んで『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のあるシーンは撮影されました。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』にはとある女性がスーパーマーケットで働いているシーンが登場します。

そのスーパーマーケットのロケ地となったのが「スーパーバリューまたま」で、普通にいまも買い物できます。

豊後高田市の人気観光スポットである「真玉海岸」も『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地のひとつです。

ここ「真玉海岸」は日本の夕日100選にも選ばれている名所で、もしアクセスするのなら夕方がおすすめです。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のなかにとある登場人物が100点の取り方を教えてもらうシーンがあります。

その人物がのちに教師となって赴任したのが「臼野小学校」で、聖地巡礼で多くの人が訪れに人気スポットです。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』でとある登場人物の親子が車に乗って走り抜けるシーンを撮影したのが「粟嶋公園前国道」です。

この「粟嶋公園前国道」のある国道213号線は別名「恋叶ロード」とも呼ばれ、カップ利に人気のスポットです。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のなかに登場する児童養護施設のセットが建てられたのが「尾崎海岸」です。

撮影当時のセットは完全には残ってはいませんが「尾崎海岸」を歩くだけでも『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の雰囲気が感じられます。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地へアクセスしたいと考えている人の大部分は大分県外の人でしょう。

そこでも問題になってくるのが『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地のある豊後高田市までのアクセス方法です。

自分の車を使って『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地へアクセスしたい場合、高速道路だと院内ICが最寄りです。

ただしこの院内ICは北九州や中津方面からアクセスすると降りられないので注意してください。

電車を使って『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地へアクセスする場合は宇佐駅を目指すといいでしょう。

ちなみに宇佐駅から徒歩圏内のロケ地も多くあるのでレンタカー等を用意しなくても十分楽しめます。

かなり遠くからアクセスするなら飛行機がおすすめです。大分空港まで一気にアクセスしてしまいましょう。

この大分空港から『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地のある豊後高田市までは車で1時間ほどでアクセスでき、バスもあります。

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』はもともとあった建物や施設を数多く用いて撮影が行われたため現在でもロケ地巡りが可能です。しかも商店街をはじめとして『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の撮影スポットはある程度一か所に集中しているので効率よく回れるのが嬉しいです。ぜひロケ地巡りで『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の世界観を満喫してみてください。