荏原神社は品川区にあるパワースポット！御朱印やご利益・お守りは？

東京都品川区・北品川に鎮座している「荏原神社」は、古くから武家やたくさんのことに愛されてきた神社です。由緒ある神社で、竜神様をお祀りし、「叶わぬ願いはない」と言われるくらいのパワースポットと言われています。そこで、品川区・荏原神社の御朱印やお守り、ご利益やパワースポット、アクセス方法なども合わせてご紹介します。

荏原神社とは、東京都・品川区にある神社で、品川のパワースポットと言われています。お祀りしている神様は水の神「品川の竜神様」と親しまれてきました。源氏や徳川家、上杉家などの武家の方々が、厚く信仰をされていたということです。旧荏原郡の中でも、由緒ある神社だったことから、荏原の地名を社名に使ったと言われています。

荏原神社は、東京都品川区・北品川に鎮座する神社で、旧社格は「准勅祭社」に指定されていました。その後は郷社となり、品川の元総鎮守とされています。その後、南品川宿の鎮守となり、「南の天王さん」と、多くの方から親しまれています。ちなみに「北の天王さん」と呼ばれているのは品川神社です。

品川区・荏原神社へ参拝に訪れる前に、頂けるご利益やご祭神、御由緒のことを知っておくことをおすすめします。歴史の長い、由緒ある神社ですので、実際に訪れた際に見る角度も違って見えて、また新しい発見があるかもしれません。荏原神社は「品川の竜神様」として、古くから親しみがあります。

品川区・荏原神社は、お祀りしている神様が様々なので、ご利益も様々です。品川区・荏原神社のご利益は「勝運」「学問」「商売繁盛」「家内安全」「恋愛成就」「病気平癒」「交通安全」に、特にご利益があるのだとか。叶わぬ願いはないと言われるのは、エネルギーの強い神様をお祀りしているからなのでしょう。

頂けるご利益の幅はとても広いようです。もし、頂きたいご利益があるのでしたら、荏原神社を参拝されてはいかがでしょうか。どうしても叶えたい願いや頂きたいご利益があるのであれば、黒龍様にお願いしてみるのもよいでしょう。叶わぬ願いはないと言われている理由は、お祀りしているご祭神に関係もあります。黒龍様は拝殿にいらっしゃいます。

品川区・荏原神社のご祭神は、とても豪華な顔ぶれで、右座には、「豊受姫神」(とようけびめのかみ)、「天照皇大神」(あまてらすすめおおかみ)、「須佐之男尊」(すさのおのみこと)がいらっしゃいます。中央には「高龗神」(たかおかみのかみ)、左座には「手力雄之尊」(たぢからおのみこと)がいらっしゃいます。エネルギーの高い神様ばかりです。

摂社にもエネルギーが強い神様がいらっしゃいます。摂社には、「八幡神社」「稲荷神社」「熊野神社」あり、ご利益も授かることができそうです。八幡神社のご利益は、交通安全・健康・諸願成就があります。八幡神社のご利益は、衣食住・家内安全などの生活全般と言われています。熊野神社のご利益は、勝負運・受験などがあります。

品川区・荏原神社は、709年(和銅2年)に大和国丹生川上神社から、高龗神の勧請を受けて、南品川に闘犬されたとされています。1029年(長元2年)に伊勢神宮より天照大神・豊受大神を勧請されたとのことです。1274年(宝治元年)には、八坂神社より、牛頭天王(ごずてんのう)を勧請されたそうです。

源氏や上杉家、徳川家などの有名な武家の信仰がとても厚く、「南品川の鎮守」として、地域を守ってきたのです。現在地に移設された後も、元々、鎮座されていた場所には水神様のある貴布禰神社（きふねじんじゃ）があります。明治8年に荏原神社と改称されました。

荏原神社は、恵比須様や竜神様がお祀りされているパワースポットだと言われています。パワースポットだけではなく、彫刻の美しさも感じてもらいたい見どころもあり、様々な角度から楽しめる神社だと言えるでしょう。こちらでは、パワースポットと見どころを合わせてご紹介します。

品川区・荏原神社の入口には、優しい顔をして笑っている「恵比須様」の像があります。参拝者をいつでも優しく迎えてくれます。そんな恵比須様を見ていると、気持ちもほっこりするのではないでしょうか。思わずシャッターを切る方も多いようです。品川区・荏原神社は、東海七福神のうちの1社となっています。

恵比須様は、豊かさを授けてくれる神様です。恵比須様の笑顔のように、明るく笑顔で手を合わせてはいかがでしょうか。人生が豊かになっていくようなパワーを頂けるパワースポットだと言えるのではないでしょうか。恵比須様は、きっと願いをかなえてくれるでしょう。

品川区・荏原神社の狛犬は、「美しい狛犬」と、とても評判がよく、見る人の目を引きます。見れば見るほど、彫刻の細やかさに唸るばかりです。牡丹の花と葉を忠実に再現し、たてがみも、柔らかさを感じさせており、見事としか言えない彫刻です。高いエネルギーを頂けそうなパワースポットなのではないでしょうか。

狛犬像には珍しく、背中に子獅子が2匹ずついます。身体のしなやかさは美しいとしか言葉が出ないでしょう。見事な彫刻が施された狛犬は、今にも動き出すのではないかと感じさせる躍動感もあります。風格を感じる狛犬は、社殿前にあり、少し高くなっている場所にあります。

拝殿に向かい、ふと見ると、左右には神社の社名と社紋が入った大きな提灯が飾られています。そして、さらに上を見上げると、立派な彫刻があることに気が付きます。竜神様をお祀りしているのを強調しているかのように、見事な彫刻がいくつもあります。彫刻であるのにも関わらず、今にも大空へ飛び出していきそうな雰囲気を持ちます。

拝殿の軒下には、鳥類の彫刻もあります。細やかな彫刻は、匠の技が光るとしか言えない見事な彫刻で、今にも鳥たちが動き出すのではないかと思わせます。まずは、肉眼でじっくりと彫刻の技を眺めて、ファインダーにしっかりと収めておきたくなります。

拝殿の屋根の上を見上げると、竜神様が顔を出している姿が視界に入ります。こちらの竜神様も、見事な彫刻で、今にも自分の目の前に降りてくるのではないかと思わせるような姿をしています。目が合ってしまうと、思わずドキリとしてしまいそうです。

竜神様もパワースポットです。もし、どうしても叶えたい願いをお持ちでしたら、試練を受ける覚悟で竜神様にお願いしてみてはいかがでしょうか。叶えたい願いに関する試練を与えてくれると言われています。無事に試練を乗り越えた方には、きっと大きなパワーをくれることでしょう。

品川区・荏原神社のご祭神は、高龗神で、水を司る神様です。雨ごいによって雨を降らせて、水害から人々を守るとして、水の多い地域の方は、厚く信仰していたとのことです。実のところ、高龗神は、古事記や日本書紀に少しだけ登場しているだけで、正体というのははっきりしていないようなのです。

品川区・荏原神社の例大祭は、天王祭と言われ、宝治元年6月に、京都・八坂神社より牛頭天王(疫病除けの神様)が荏原神社に勧請されたことから始まったと言われています。南品川では、南の天王祭として、荏原神社が執り行っています。御神面をお神輿につけての海中を練り歩きます。

荏原天王祭は、御神面の須佐男之神が水神様であり、かっぱが水神様の使いであることから、天王祭に参加される方をかっぱになぞらえて、「かっぱ祭り」と呼ばれるようになったそうです。お神輿を海に担ぎ入れて練り歩く、大変珍しいお祭りで必見です。

お神輿は、神社を出ると目黒川へ向かい、目黒川から船でお台場へ向かいます。そして、待ち受けている担ぎ手たちによって、海中を練り歩くこととなります。海中を練り歩いた後は、船で帰社します。かっぱ祭りは、豊漁と豊作を祈願するお祀りで、大勢の方が訪れて、大変賑わいます。

荏原神社では、6月と12月に「大祓」(おおはらい)が行われます。大祓とは、半年ごとに穢れや災いなどを清めることで、無病息災をお祈りするものです。拝殿前に設置してある「茅の輪」をくぐって、心身ともに払い清めることができると言われております。

茅の輪をくぐるには、決まりがあるので覚えておくと良いでしょう。茅の輪を、左回り・右回り・左回りの順にくぐり、八の字を描くようにくぐっていきます。大祓を半年ごとに行ってリセットし、きれいな心身で参拝をすると、気持ちも引き締まるのではないでしょうか。

品川区・荏原神社で執り行われる「酉の市」は、11月の酉の日に行われます。2019年は、11月8日(一の酉)、11月20日(二の酉)となっております。夜には、お囃子の演奏を聴くことができるので、足を運んではいかがでしょうか。神楽殿を使う際は、車を止めることが難しくなる可能性が高いので、近隣の有料駐車場の利用をおすすめします。

ご祭神は、倭武天皇とも言われ、国土開拓の祖神として活躍し、英雄信仰がある「日本武尊」(やまとたけるのみこと)です。日本武尊が亡くなった八尋の白智鳥となって、天に飛び立っていったと言われています。大鳥大祭は、収穫の祭り・感謝の祭りに関連して、街の発生や商工業の隆盛や商人の信仰が交わって始まったと言われているようです。

お鳥さまは「取る」に通じるとして、縁起を担いだことなども始まりと言われています。荏原神社では、開運守護のお札と開運招福のおかめ、稲穂が付いた熊手を拝受することができます。熊手のご利益は、開運出世や財福招来、厄除、交通安全、縁結びがあるようです。

品川区・荏原神社へ参拝された後に、御朱印を頂く方が多いのですが、せっかく参拝されるのですから、お守りも授与頂いてはいかがでしょうか。お守りは、一般的なお守り「御守」や勝負事を控えている方におすすめの「勝」の文字入りのお守りがあります。こどもがモチーフになったお守り「こどもまもり」もあります。

品川区・荏原神社で授与頂けるお守りの種類は、「御守」が、金色と白、青、朱色の色違いで3種類、鮮やかな金色が素敵な「開運守」があります。御守と開運守の初穂料は1000円となっております。他にも、白地に竜神様が描かれた「勝守」があり、勝負事を控えている方に人気があるお守りです。勝守は、婚活や恋愛に勝ちたい方にもおすすめのお守りです。

こどもの健やかな成長と健康等を願っている方に授与していただきたいお守り「こどもまもり」です。男の子と女の子の刺繍が入った、シンプルでかわいらしいお守りです。七五三のお祝い時に授与頂くのもいいですし、普段の生活を送っている際に、身に付けて頂くのがおすすめです。こどもまもりの初穂料は1000円となっております。

品川区・荏原神社の御朱印情報です。荏原神社の御朱印は、頂ける方と社務所が閉まっており、頂けない方がいるようです。しかし、時間帯に気を付けて参拝すると、御朱印を頂くことができます。荏原神社の御朱印はどんな御朱印なのでしょうか。御朱印をチェックしてみましょう。

品川区・荏原神社の御朱印を受け付けて頂ける場所は、社務所となっています。受付時間は、9時から17時までとなっています。社務所には、お昼休みの時間があります。午後の受付時間は13時からとなっておりますので、御朱印を頂きたい方はお昼休みの時間にお気を付けください。

品川区・荏原神社の御朱印は、とてもシンプルです。神社の社印が入り、社名が入ります。「元准勅祭社」と「元品川宿総鎮守」とスタンプが押された、とてもシンプルな御朱印です。書いている神職の方によって、社名が中央や左側にあることもあります。御朱印は書置きのみとなっています。オリジナルの御朱印帳はありません。

東海七福神巡りの御朱印も、荏原神社で頂くことができます。にっこりと優しい顔をした恵比寿様の像があります。そう、恵比須様の御朱印を頂くことができるのです。東海七福神めぐりは、7つの御朱印を頂いても3時間ほどで巡ることができるので、時間に余裕があるのでしたらチャレンジされてはいかがでしょうか。元旦から1月15日までの期間限定です。

丁寧に参拝し、御朱印を頂いた後は、「おみくじ」をひいてはいかがでしょうか。迷っていることに背中を押してほしい時や、悩んでいることの答えになるようなことを、ピタリと言い当ててくれるかもしれません。せっかく参拝するのですから、神様からのお言葉も頂きましょう。

品川区・荏原神社のおみくじは、とても珍しい形をしたおみくじがあります。それは、「破魔矢」がモチーフになった、矢文のような形をしているおみくじです。矢を射って的に当たるようにピタリと言い当ててくれるのではないでしょうか。

おみくじの紙は、一般的なおみくじの紙とは違い、薄い和紙のような紙に、緑色の文字で吉凶が書かれているものです。紙がとても薄いので、おみくじを開ける時は破れないように気を付けて開けましょう。おみくじの初穂料は300円となっています。他にも干支をモチーフにしたかわいい「干支みくじ」もあります。

品川区・荏原神社の基本情報です。荏原神社へアクセスするには、品川図書館へアクセスすることを考えると分かりやすいです。目黒川沿いにあり、朱色の橋を渡ると、神社へアクセスすることができます。公共交通機関を使ったアクセス方法と、マイカーでアクセスする方法があります。

品川区・荏原神社へのアクセスは、公共交通機関を使ってアクセスするのが便利でしょう。最寄駅からは徒歩で数分の立地にあります。周辺には、品川図書館や熊野神社があるので、わりと目指しやすいのではないでしょうか。交通公共機関を使うアクセスとマイカーを使ってアクセスする方法をご紹介します。

公共交通機関を使ってアクセスする場合は、最初に京浜急行・新馬場駅を目指します。新馬場駅から徒歩で5分ほどの場所に鎮座しており、すぐ近くには、品川図書館と熊野神社があるので、分かりやすい立地にあります。目黒川沿いにある神社なので、目黒川沿いを歩いてアクセスすると荏原神社が見えてくるでしょう。

朱色の橋「鎮守橋」が目印になるので、分かりやすいのですが、橋には注意書きがあります。鎮守橋は老朽化しており、橋に留まることや車の通行が禁止されており、速やかに渡るようにと注意書きがあります。鎮守橋を渡る際はお気を付けください。

マイカーを使って荏原神社へアクセスする場合は、第一京浜に出て新馬場駅方向へ車を進めます。北品川2丁目交差点を左折します。357号線へ出たのち、品川図書館を通り過ぎたらすぐに右折します。富士印刷と田中アパートの裏手にあります。荏原神社は、少々分かりにくい場所にありますが、まずは、品川図書館へアクセスすると分かりやすいでしょう。

品川区・荏原神社の駐車場情報です。駐車場はあるのですが、神楽殿の周辺に車が止まっていたので、おそらく駐車場だと思われます。駐車場には線が引いておらず、どのくらいの車が止められるのかは不明です。平日だと、参拝される方も少なめなので、駐車するには困らないでしょう。特別な日は止められないこともあるかもしれません。

駐車場が使えなかった場合は、周辺の有料駐車場に車を止めることになります。有料駐車場は、荏原神社半径500mには、いくつもあります。最寄りの有料駐車場は「リパーク北品川2丁目」で、荏原神社から60mほどの場所にあります。24時間営業で入庫台数は28台です。

7時から22時まで25分200円、22時から翌7時まで60分100円で利用できます。最大料金設定があり、入庫後24時間以内2000円となっています。高さ2m・長さ5m・幅1.9m・重量2tなので、ミニバンサイズの車両も止めることができます。

東京都品川区・北品川にある「荏原神社」をご紹介しました。荏原神社は、古くからたくさんの方に愛されてきた神社で、特に武家の方々からの信仰が厚かったとのことです。竜神様をお祀りし、「叶わぬ願いはない」品川区のパワースポットとも言われています。

どうしても叶えたい願いをお持ちであれば、パワースポットである竜神様に丁寧に参拝されてはいかがでしょうか。御朱印やお守りを拝受できるので、参拝された証にお持ちなるのもいいでしょう。新馬場駅からのアクセスも良いので、目黒川沿いをゆっくりと散歩しながら参拝に足を運んではいかがでしょうか。