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穴太寺(京都)の見どころを調査!ご利益や御朱印も詳しくチェック!

京都府亀岡市にある穴太寺は、他にはない「なで仏」などの珍しい見どころも多く、紅葉の時期を中心に多くの方が訪れます。そこまで穴太寺の見どころやそのご利益、あわせていただくことができる御朱印やアクセス情報などについても紹介していきます。

穴太寺は京都の人気パワースポット!見出し

Photo by Kentaro Ohno

京都には人気のお寺が多くありますが、それは京都市内だけのことではありません。穴太寺は京都市内ではありませんが、紅葉の時期などを中心に多くの参拝者が訪れるお寺です。穴太寺というのは京都のどこにあり、いったいどんなお寺なのでしょうか。紹介していきましょう。

見どころやご利益・御朱印もチェック!

Photo by Richard, enjoy my life!

穴太寺には他では見られない、珍しいご利益を持つ仏像があります。なんと古典の授業などでも習う「今昔物語集」にも登場するという、古い歴史を持つお寺でもあるのです。そのため、京都市内ではなくても、そのご利益を願い多くの方が訪れるお寺なのです。

また、近年では御朱印を集める方も増えてきました。せっかくならご利益があるお寺に参拝し、御朱印をいただいて縁を結ぶという方がいます。そこでそのあたりの情報についても紹介していきましょう。合わせてアクセスや駐車場についても紹介します。

穴太寺とは見出し

まずは穴太寺というお寺がどのようなお寺なのかについて紹介します。穴太寺(あなおじ)は京都府亀岡市にある天台宗のお寺で、山号は菩提山です。本尊は薬師如来で、西国三十三番札所になっており、札所本尊は聖観世音菩薩(聖観音)となっています。

重要文化財なども多くあり、見どころが多いお寺でもあります。珍しい仏像がお寺としても知られ、病気平癒のご利益があるということで、多くの方がそのご利益を願い訪れています。

丹波屈指の古刹

この穴太寺には1405年に作られた「穴太寺観音縁起」という由緒を示したものがあります。それによると穴太寺は705年に当時の文武天皇の勅願によって、大伴古麻呂という貴族により創建されたそうです。丹波地方でも屈指の古刹といっていいでしょう。

ちなみにこの古麻呂という人物は遣唐使にも参加した経験を持ち、あの鑑真を日本に連れてきた人と言われます。そのため絵巻物の「鑑真和上東征伝」にも古麻呂は登場するそうです。

今昔物語集にも取り上げられた身代わり観音の伝説

穴太寺でよく知られているのが、「今昔物語集」に出てくる札所本尊である聖観音像です。昔、丹波国の郡司をしていた人物が、都の仏師に頼んでこの観音像を作り、自分の名馬を与えます。ところがいざとなるとその名馬が惜しくなり、なんとこの仏師を矢で射て殺害してしまいます。

ところがその後、この仏師が生きていることを知り、仏像を調べると、ちょうどその胸のところに矢が刺さっていたため、男は仏道を信じるようになったというものです。そしてこの仏像が「胸が痛い」というのでお寺に納めてほしいといったそうです。

この聖観音像は「身代わり観音」と呼ばれ、「今昔物語集」ができた平安時代末には穴太寺が観音霊場として知られていたことを物語ると言われています。

穴太寺の見どころ見出し

それでは穴太寺の見どころについて紹介していきましょう。穴太寺は今述べたように古刹であり、お寺にも見どころが多くあります。せっかく行くのであれば、その見どころをしっかりチェックして、ぜひ拝観して行きたいところです。拝観に行く際の順番に見どころを確認して行きましょう。

穴太寺の見どころ①:仁王門

穴太寺は京都府道407号の突き当たりにあります。道を進んでくると目の前にいかにも古そうな門があらわれますが、それが仁王門です。堂々とした雰囲気は古刹穴太寺の雰囲気によく合い、ついつい見入ってしまいます。

この仁王門ですが、書院の客間にある襖絵にも同じ姿で描かれています。これは1676年に書かれた「安納寺観音縁起絵巻」という絵を参考にして書かれた襖絵なのですが、当時再建された穴太寺の姿がそのまま描かれているといわれているのです。

このことから仁王門は江戸時代中期の作ということで、京都府の登録有形文化財に指定されているのです。

穴太寺の見どころ②:鐘楼

鐘楼も同じく、京都府の登録文化財に指定されています。こちらも非常に古く、歴史を感じさせるような鐘楼となっています。鐘も立派なもので、つくことはできないのですが、こちらもゆっくりと時間をとって見ることをおすすめしたい見どころの一つと言っていいでしょう。

穴太寺の見どころ③:多宝塔

次は多宝塔です。京都府の指定文化財になっています。1804年に再建されたもので、亀岡市では唯一の木造塔ということで貴重な存在とされています。柱はすべて円柱で、東西南北には玄武・白虎・朱雀・青龍のいわゆる四神が彫刻されているので、そこも見ておきましょう。

また穴太寺の庭園はこの多宝塔を借景としているので、参拝の際に庭園に行ったら、どのように多宝塔がいかされているかを見てみるのもいいかもしれません。

穴太寺の見どころ④:本堂

次に本堂に行ってみましょう。本堂に入る前にまず目を上に向けると、たくさんの千社札に囲まれて丸い額が3つあるのが目に入ります。この3つの額の真ん中が御本尊の薬師如来、左右は観世音菩薩の姿が描かれています。

実は穴太寺の薬師如来は、創建以降現在至るまで一度も御開帳されたことがありません。しかも1968年盗難に遭い、いまだに見つかっていないのです。鎌倉時代の作と言われていますが、どのようなものかは不明なので、どうしてこれが書かれたのか謎だそうです。

なお本堂は1728年に焼失しており、現在のものは1735年に再建されています。京都府の指定文化財になっています。

穴太寺の見どころ⑤:なで仏(病気平癒のご利益)

この本堂にある一番の見どころと言えるのが本堂に「寝ている」仏像です。なんとここの仏像は布団をかけてもらって寝ているのです。釈迦如来涅槃像で、「撫で仏」とも呼ばれます。

この仏様には不思議な話が残っており、1896年、ある女性の孫娘が病気となり、その平癒を願っていたところ、「穴太寺の釈迦如来像に願えば快癒する」と言われたのだそうです。行ってみるとなんと屋根裏からこの仏像が出てきて、実際に病気が治ったとか。

このことからこの仏様は病気平癒のご利益があるということで知られ、そのご利益を願う方が多く訪れ、自分の悪い所と同じ部分を撫でるといいと言います。布団はご利益があった方々が感謝を込めて奉納したものだそうです。

穴太寺の見どころ⑥:庭園

次に穴太寺の庭園です。京都府の指定名勝になっています。先ほども述べたように、多宝塔を借景とした庭園は築山と石組みが安定感のある美しさを保ちます。手前が今の現世、園池の向こうが極楽浄土をあらわし、沖の方に向けて配置された出船の様子は極楽浄土への救いが来る様子を表現しているそうです。

江戸時代中期から末期の手法がよく表現された名園として知られており、特に夕日の時間帯の西庭は美しい景観が楽しめると特に人気となっています。紅葉の時期などにも多くの方が訪れ、その景色をのんびり楽しんでいる様子が見られます。

紅葉の名所としも知られる穴太寺

この穴太寺に特に多くの参拝者が訪れるのは紅葉の時期です。京都には紅葉の名所とされる寺社がおおいのですが、穴太寺の場合、今述べた美しい庭園と本堂に色づいた紅葉が映え、とても美しいと言われています。

特に本堂の裏手にある高さ19メートル、樹齢400年と言われる大銀杏は、「亀岡の名木」にも数えられるほどのものですし、庭園には赤い紅葉がきれいなアクセントとなっています。

穴太寺の紅葉は11月上旬から中旬が見頃となります。京都市内よりも紅葉の時期は心持ち早めでしょうか。ぜひ穴太寺まで少し足をのばして紅葉を楽しんでみてください。

穴太寺でいただける御朱印見出し

Photo by ga2006138827

次に穴太寺でいただくことができる御朱印について紹介します。穴太寺は複数の御朱印をいただくことができるお寺なので、ぜひ御朱印をいただいて、穴太寺との縁を結ぶことをおすすめします。穴太寺でいただくことができる御朱印を以下に紹介していきましょう。

西国三十三所 第二十一番 観世音菩薩の御朱印

最初に述べたように、穴太寺は西国三十三所の二十一番札所です。そのためまずはその御朱印がいだたけます。「西国二十一番」や梵字などの御朱印が捺された上に「聖大悲殿」と揮毫されるものです。「大悲殿」とは観音様がいらっしゃるところという意味です。

なお、西国三十三所は専用の納経帳があり、それを利用するとこちらの御朱印と次の御詠歌の御朱印を一緒にまとめることもできます。持っている方はそちらを利用してもよいでしょう。

西国三十三所の御詠歌の御朱印

穴太寺では同じく西国三十三所の御詠歌をいただくこともできます。穴太寺のものは「かかる世に生まれあふ身のあな憂やと思はで頼め十声一声」というもので、こちらも西国三十三所納経帳には収納できるようになっているので利用してもよいでしょう。

なお、御詠歌はお寺の歴史や仏の教えなどをわかりやすく五七五七七にしたもので、お参りや法要などの時に歌われたりするものです。もともと花山法皇がこの西国三十三所を巡礼した際に奉納したのがはじまりとも言われます。

西国三十三所草創1300年記念限定の御朱印

2018年、西国三十三所の巡礼は草創から1300年を迎えました。そこで2020年までの期間限定ですが、西国三十三所で御朱印をいただくと、特別な御朱印を捺していただくことができます。

この御朱印は左上の部分に捺され、穴太寺の場合は寺紋の「梅鉢」があしらわれ、それが市松模様の上につくような形になっています。下の部分には「穴太寺」という寺名と「西国三十三所草創1300年」と入っています。

涅槃釈迦如来の御朱印

先ほど見どころで紹介した「なで仏」の御朱印がこちらです。涅槃釈迦如来のもので、中央に「寂静」と揮毫がされています。寂静というのはいわゆる悟りの世界(涅槃)は静かな安らぎの境地であるということをあらわすのだそうです。なで仏をなでたらこちらの御朱印で縁を結びましょう。

薬師如来(ご本尊)の御朱印

先ほど述べたように、穴太寺の御本尊は薬師如来なので、その薬師如来の御朱印もいただくことができます。こちらは「醫王善逝」と揮毫が入ります。醫王善逝というのは薬師如来のことを意味しています。

穴太寺の御本尊は先ほど述べたように実際に見ることはできませんが、御本尊として参拝をすることはもちろん可能です。こちらも薬師如来ということで病気平癒のご利益があるといわれるので縁を結ぶとよいでしょう。

西国三十三所の御朱印用白衣

テレビなどで巡礼をしている様子が出てくると、巡礼の方は白い着物を着ています。西国三十三所の場合も白衣があり、その白衣に御朱印をいただくこともできます。

白衣には最初から札所の番号と寺名、先ほどの御詠歌が印刷されています。その穴太寺のところに御朱印をいただくことになります。なお白衣にいただく場合には初穂料は200円となります。

御朱印の授与所と受付時間

Photo by chiaki0808

ここまで紹介してきた穴太寺の御朱印は、本堂を正面にして右側に納経所があり、そこでいただくことができるようになっています。納経所にはいただくことができる御朱印が掲示されているため、そこから自分が必要とする御朱印を選び、書いていただくという手順になります。納経所は8時から17時までとなります。

穴太寺の参拝情報見出し

それでは穴太寺の参拝に関する基本情報です。御朱印をいただく場合はもちろん、紅葉などを楽しむ場合にも、拝観が何時くらいまでできるのか、また拝観の料金などがあるのかということは前もって確認しておくことがおすすめです。またアクセス方法についてもあわせて紹介します。

穴太寺の拝観時間・拝観料

まず、穴太寺の拝観時間です。穴太寺の拝観時間は8時から17時までとなっており、この時間帯であれば御朱印などの授与も行ってくれるようです。特に休みなどもありません。

また、拝観料ですが、穴太寺の本堂と庭園を拝観するためには拝観料が必要となります。料金は個人が500円、団体が400円です。先ほど述べたように、本堂のなで仏や美しい庭園など、見どころもおおいので、ぜひ一緒に拝観してみてはいかがでしょうか。

穴太寺へのアクセス

次に穴太寺へのアクセスです。最初に述べたように、穴太寺は京都府亀岡市にあります。そのためJRとバスを利用してアクセスするか、車を利用してアクセスすることになります。そこでまずは公共交通機関を利用してのアクセス方法、次に車でのアクセス方法と駐車場の点について紹介します。

公共交通機関でのアクセス

Photo by hans-johnson

まず公共交通機関での穴太寺へのアクセスです。穴太寺の最寄り駅はJR嵯峨野線(山陰線)の「亀岡」駅となります。亀岡駅までは京都駅で乗り換えとなります。特急も使えますが、快速や普通列車でも問題なくアクセスできます。

亀岡駅からはバスの59、34系統の「穴太寺循環」、もしくは60系統「京都学園大学行き」に乗り、「穴太口」もしくは「穴太寺前」で下車します。60系統は大学行きなので20分に一本程度あるのでこちらが便利でしょう。こちらは穴太口で下車となり、徒歩で10分ほどです。

一方穴太寺循環は1時間に1本程度ですが、「穴太寺前」に行き、ここから穴太寺まではすぐにアクセスできます。時間がちょうどいい場合はこちらを利用するとより楽にアクセスすることが可能です。

車でのアクセス・駐車場

Photo by sekido

車で穴太寺にアクセスする場合は、京都府道470号線を利用します。先ほど述べたように、穴太寺は府道470号線の突き当たりにあるため、問題なくアクセスすることができるでしょう。

車の場合問題は駐車場です。一応穴太寺には50台程度停められる駐車場があるのですが、紅葉の時期などどうしても車で来る方が多く、多少混雑する可能性があります。周辺にもさほど大きな駐車場などがないため、駐車場利用の際には早めのアクセスがおすすめです。

また穴太寺の前の丁字路は、仁王門に見とれる方が多いようで、多少運転に注意が必要な場所です。駐車場と交通事故には十分注意し、穴太寺を拝観してみてください。

穴太寺の周辺観光スポット見出し

Photo by mk_is_here

最後に穴太寺と組み合わせたい観光スポットを紹介します。まず挙げられるのが「保津川下り」です。実は保津川下りの乗船口は亀岡駅から近く、御朱印をいただいた後で保津川下りをして嵐山に出てくるという観光プランも可能なのです。

この場合は車は嵐山周辺の駐車場を利用し、JRとバスを利用して穴太寺に行き、そこから保津川下りをするということになりますが、嵐山周辺は駐車場の確保が難しいので、車は避けた方がいいかもしれません。

また穴太寺から近いお寺としては「金剛寺」があります。有名な円山応挙にゆかりの寺として知られ、復興した襖絵などを見ることができます。駐車場もあるので車でもアクセスできます。

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穴太寺に参拝してご利益や御朱印をいただこう!見出し

Photo by 丹波写眞 Tamba photo

穴太寺はなで仏など、他にはあまりないような見どころが多く、京都市内ではないものの少し足をのばして来る方が多く見られます。上手に駐車場を利用すれば車でアクセスすることもできますし、保津川下りなどと組み合わせることもできます。ぜひ穴太寺の珍しい見どころを楽しんでください。

投稿日: 2020年3月31日最終更新日: 2020年10月8日

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