ワシントンDCの観光おすすめスポット！人気の名所や地下鉄情報も紹介！

アメリカの首都であるワシントンDCですが、首都であるので人気の観光名所や誰もが知っている観光スポットなど沢山あります。アメリカの旅行で行く場所に迷ったらまずはワシントンDCがおすすめです。そこで沢山ある観光スポットでもここは是非訪れてみたいという所を紹介していきます。

ワシントンDCで沢山の観光客に人気の名所でソメイヨシノの桜があります。全米桜祭りは3月後半の桜が咲き誇る時期に開催され、世界でも有名なイベントとして知られています。日本文化の代表で深い馴染みのある桜ですが、異国の地であるアメリカで咲き誇る桜もまた美しくそして癒されます。春の観光地としておススメのスポットです。

ワシントンDC市内のソメイヨシノといった桜の歴史は明治にアメリカから来日したエリザ・シドモア女史やデビット・フェアチャイルド博士といった方達が日本の桜に感動し、タフト夫人に植樹の要望をしたことがきっかけとなって尾崎東京市長から桜が贈られる事からはじまりました。

高峰譲吉博士による尾崎東京市長への協力要望により2000本の桜の苗木が贈られましたが、病害虫に侵されており免疫検査を通過することが出来ず処分されてしまいました。ですがあきらめずに病害虫対策をしたことにより2度目の寄贈はすべての苗木が検査を通過しました。そしてタフト夫人らが植樹を行い、その桜は今でも立派に根づいてます。

ワシントンDCの国立航空宇宙博物館はジェットエンジンやロケットなど空に関する技術が展示されている人気の観光スポットです。月の石や零戦、ライト兄弟といった有名な展示が沢山あり、非常に見ごたえのある博物館となっています。子供にも人気で家族で楽しむことの出来るおすすめのスポットになっています。

ほとんどの人達が一度は耳にしたことのあるロケットとしてアポロ号があると思いますが、この博物館には本物のアポロ関連の物が展示されています。そして実際に採取した月の石に直接触れることも出来ます。他にも宇宙ですごすための日用品などがお土産にあります。

前は本館と別館との間にダレス国際空港経由のシャトルバスが運行されていましたが、現在はダレス空港から別館のみの運転となっており、公共交通機関での相互の行き来には地下鉄やバスの乗り継ぎが必要ですので注意してください。

ワシントンDCのナショナルモール中心にこのモニュメントがあります。この塔は1776年の独立戦争時にイギリス軍との戦いで勝利へと導いたジョージ・ワシントンの功績を称えたモニュメントです。エッフェル塔が完成するまでは169メートルの世界で最も高い建築物となりました。ワシントンDCの観光地では定番です。

2011年の地震後から度々閉鎖がされており2014年にまた再開されましたが、それでもエレベーターの故障が相次いで発生したことを受けて2016年に無期限閉鎖となりました。原因もよくわかっておらずいつ再開するかは決まっていませんが、エレベーターの修理が終了すると一般公開をするようです。

ワシントンDC内を色々と観光しているとお腹がすくと思います。そこでおすすめするのはステーキです。やはりアメリカなだけあってステーキの店がたくさんあり、種類も熟成した肉を使うなど食欲をそそります。日本ではあまり見かけないステーキがあるので観光スポットとしてもおすすめです。

ワシントンDCにはステーキだけではなくアメリカ料理やイタリア料理など料理の名所がたくさんあります。あまりガッツリしたものは苦手と方におすすめです。もちろん和食の日本料理店もあります。

ワシントンDCの観光名所で外せないのがホワイトハウスです。映画やテレビではよく見るホワイトハウスですが、実際に見てみるとまた違ったものを感じることが出来ます。時期によってはテロへの警戒からか厳重に警備などされていますが、それ以外は案外落ち着いた印象です。ホワイトハウスへはワシントン・メトロなどの地下鉄が有効です。

ホワイトハウスでは春と秋の年に2回だけ一般人向けにローズガーデンツアーが開催されます。ツアーではローズガーデンの他にジャクリーンケネディガーデンなどを見学することができ、年々人気が高まっている人気のイベントです。春と秋にワシントンDCへ観光に行く方におすすめです。チケットは早めに入手しましょう。

ワシントンDCはアメリカ政治の中心地です。正式名称はアメリカ合衆国議会議事堂、または連邦議会議事堂と呼ばれています。そしてこの建物が首都の中心地とされており、ワシントンDCの住所の東西南北はここを基準にしています。新古典主義建築で外観だけでも楽しめるおすすめの名所です。

アメリカ政治の中心地である連邦議会議事堂ですが、見どころはたくさんあります。大広間(ロタンダ)の天井には天井画が描かれており、その下にはアメリカ史のイベントが表現された彫刻が並んでいます。その他にもアメリカ史で重要な役割を果たした人物の銅像などが展示されています。歴史好きにはおすすめの観光名所です。

ワシントンDCには連邦議会議事堂と上下両院の議員会館を結ぶ地下鉄があります。地下鉄の利用者は議員やその関係者に限られており一般人は使うことが出来ません。そのため観光は出来ませんが、知っていると議事堂の見え方がまた違って見れるので面白いです。ちなみにこの地下鉄は無料のようです。

議会図書館は普通の図書館と違い貴重な本などが所蔵されています。その代表としてルネサンス三大発明の世界初の活版印刷技術で作られたグーテンベルクの聖書があります。ちなみに日本の国立国会図書館はアメリカ議会図書館をモデルとして造られました。珍しい物や本好きの方におすすめの観光スポットです。

実はアメリカ議会図書館は蔵書数や予算などで世界最大規模の図書館でもあります。過去に2度の火災が起きたものの、その後も着実に規模を大きくするなどして今では所蔵品の点数が1億を超えています。絵画や映画、地図、マイクロフィルム、版画など多岐にわたって資料の収集や保存がされています。

ワシントンDCに観光に来たら殆どのひとがこの国立自然史博物館に訪れるのではないでしょうか。この博物館は展示品が世界一といわれており、剥製から恐竜の化石まで様々な種類の展示品があります。さらにこの博物館は入場料が無料なので子供たちを連れて訪れるのにおすすめの人気観光スポットです。

実はこの博物館はあのナイトミュージアムの舞台になったところなんです。映画を知っている方ならこの博物館は楽しい観光地となるのではないでしょうか。見どころが非常に多いためじっくり見て回るとかなり時間がかかりますが、映画でも出てきた展示品があるため時間が気にならなくなるほどハマったりします。

美術好きならナショナル・ギャラリー・オブ・アートがおすすめの観光スポットです。ここは寄付金や寄付で集められた作品が展示されているのが特徴の美術館で、非常に珍しい作品がたくさん展示されています。フェルメールやダ・ヴィンチなど有名な画家の作品を楽しむことが出来る無料の観光名所です。

この美術館では約12万点という膨大な数の作品が展示されています。そのため一日ではじっくり作品を見て回ることが出来ません。時間が足りないという方は有名画家のラファエロやレンブラント、ルーベンスなどの作品に絞って鑑賞すると良いです。ヨーロッパの美術を楽しみたい方におすすめの観光スポットとなっています。

無原罪の御宿りの聖母教会は中心部から離れたところにある教会ですが、全米でもっとも美しいといわれている大聖堂です。ビザンチンロマネスクスタイルという様式の巨大な大聖堂となっており、あまりキリスト教やカトリックなどの宗教に詳しくなくても美しい内装などを楽しむことが出来ます。

内装はモザイクや壁画、彫刻といったものがあり、天井は高く巨大な教会のため見て周るのに少し時間がかかります。そしてこの教会は北アメリカのローマカトリック教会の中では最大の教会で、世界ではトップ10に入るほどといわれています。教会の近くにはフードコートやお土産やがあります。

ワシントンDCの片隅にはヒルウッド美術館と庭園があり、スミソニアン博物館は知っているけどここは知らなかったという観光客は案外います。この美術館は外交官夫人だったマージョリー・メリウェザー・ポストという方の芸術収集から始まりました。都会の騒音は無く静かな場所です。入館料は12ドルとなっています。

外交官夫人としてロシアに赴任していたため、美術品はロシア王室に関する作品が豊富です。特にインペリアル・イースターエッグなどは人気です。庭園はお月見庭園、切花用の庭園、バラ庭園、フランス庭園、日本庭園があり特に日本庭園は人気がありマージョリーが開催していた園遊会のステージになったそうです。

切花用の庭園の近くにはカフェがあり、ここでは軽くランチなどをすることが出来ます。庭園に囲まれながらチョコレートケーキやコーヒーを楽しむことが出来るオシャレなカフェです。メニューは少ないですが他にもスープやパンセッタなどがあります。ランチは11時から3時までとなっています。

誰もが一度は聞いたことのあるエイブラハム・リンカーンの記念館がナショナルモールの西端にあります。1863年にアメリカ合衆国議会によってリンカーン記念碑協会が設立されたのが始まりとされています。建物はギリシャドーリスの様式を採用しており、見た目は神殿のような形になっています。

内装には彫刻家ダニエル・チェスター・フレンチによって作られたリンカーンの坐像があり、特徴として右手は開いているが左手は閉じています。これはアメリカの手話で左手がA、右手がLとなっておりリンカーンのイニシャルを表しています。それ以外には見るものがありませんが手軽に観光できる名所の一つとなっています。

ワシントンDCにある国際スパイ博物館ですが、世界最大規模のスパイ関係の物が展示されている私営の博物館です。歴史のある博物館かと思いきや割と最近の2002年に開設したそうです。周りの博物館が無料なのに対し入場料が大人一人20ドルと少し高めとなっています。日本にはない物珍しい博物館なので興味があればおすすめします。

スパイといえば映画の007などを想像すると思いますが、この博物館には実際にスパイ活動に使われた道具も展示されています。中には忍者などが展示されていたりと面白い物もあります。子供達にはスパイ体験コーナーがおすすめで、スパイ能力を試すテストをしたり変装した人を探したりするイベントをしています。

ここはスミソニアン博物館系列の動物園で、他の博物館と同じように無料で見物することが出来ます。広大な敷地だけでなく日本でも見かけないような希少性の高い動物がいます。この動物園には地下鉄でも行けますがサーキュレーターのグリーンラインも安くておすすめです。

この動物園は学術的な解説が丁寧にされておりレジャーランドとは一味違ったところです。解説が英語なので英語が出来る友人と一緒だと良いかもしれません。英語という言葉の壁はありますが、それでも珍しい動物を見物出来たりするクオリティの高い動物園なので行って損はないです。

ワシントンDCの名物にワシントンメトロがあります。基本的に首都のワシントンDCは地下鉄の交通手段が発達しているため、移動するときは地下鉄かバスがメインになってきます。地下鉄には日本と違い広告や自販機、コンビニなどの売店が無く、駅案内のディスプレーもありません。利用するときはスマートトリップカードを使用しましょう。

ワシントンDCの地下鉄は日本のように前後の駅が表示されておらず、最終目的地が書かれているだけなので初めての方は少し戸惑うかもしれません。不安であれば事前に路線図の資料を確認しておくことをおすすめします。治安に関してはあまり心配する必要はないようです。ただ、利用者の少ない時間帯は気を付ける必要があります。

いかがでしたでしょうか。ワシントンDCといえばアメリカ政治の中心地であるのでお堅いイメージがあると思いますが、案外そうでもない観光地などがあったりします。交通手段に慣れれば意外に地下鉄なども便利に思えてくると思います。そしてワシントンDCはスミソニアンの無料博物館が多いので是非行ってみてください。