ニュージャージー州の観光を紹介！マンハッタン眺望スポットは外せない！

ニュージャージー州は、ハドソン川の向こうのニューヨーク州マンハッタンに比べ比較的ゆったりとした雰囲気が漂っており、ビルの多いマンハッタンに比べフルハウスに出てくる様な住宅がほとんどです。緑も多く、「庭園の州」とも言われるニュージャージー州では、マンハッタンとは一味違う雰囲気を味わうことができるでしょう!また、主要産業の1つは観光であるだけに、おすすめの人気スポットも沢山あるのです。

アメリカでカジノと言えばラスベガスを思い浮かべる方も多いと思いますが、実はニュージャージー州のAtlantic_City"アトランティックシティ"のカジノもラスベガスに次ぐカジノで有名な場所なのです。ホテルやカジノが立ち並んでいるボードウォークは南北に6キロ以上も続いており、全米で1位に輝いたこともある人気のボードウォークです。

ボードウォークすぐそばには真っ白な砂浜の美しいビーチが果てしなく続いており、非日常を味わうことができるでしょう。また、アウトレットモールがあったりとショッピングを楽しむこともできる為、カジノに興味のない方にも1度は立ち寄って頂きたいおすすめの場所です。もちろん、カジノ・ショッピング・ビーチを全て楽しむ為には夏に訪れるのが良いでしょう。

Borgata_Casino"ボルガダカジノ"は、訪れた方々の口コミからも人気がうかがえる、競馬ができる数少ないカジノです。「ほぼ全てのギャンブルができるのではないか」「アトランティックシティ1のカジノだと思う」との口コミもあり、お客様も多く訪れ、ゲームの参加者不足等で困ることもおそらくないでしょう。しかし場所がボードウォーク上ではなく、そこから車で10分程離れたところにあるので注意しましょう。

ボードウォーク南側にある大きなTropicana_Casino"トロピカーナカジノ"は、カジノを楽しみながら目の前のビーチも楽しむことができるおすすめのカジノです。「店内が綺麗」「カジノ、ホテル、レストラン、プール、目の前の海全てが1か所に集められたカジノ」という口コミがあり、この贅沢なカジノで結婚記念日をお祝いしたという方も少なくないようです。

ニュージャージー州のアトランティックシティで宿泊しながら本格的なカジノを楽しめるホテルの中でも、一際目を引くのがCaesars_Atlantic_City_Casino"シーザーズ・アトランティック・シティ・カジノ"です。このカジノはエントランスにある彫刻や内装のいたる所から古代ローマ風の優雅な雰囲気を感じることができます。

ホテルでは各部屋に大きなベッドが用意されており、落ち着いた音楽と内装の雰囲気も相まって優雅な時間を味わうことができるでしょう。また、１階はすぐカジノフロアになっており、到着したらすぐにカジノに興じたい!という方にもおすすめです。

ニュージャージー州の南の端にあるCape_May_Beach"ケイプメイビーチ"というビーチリゾートは全米最古といわれ、多くの観光客が訪れています。アメリカ合衆国が建国される前からニュージャージー州の漁業の街として栄えていたようで、ビーチにナイトクラブや日焼けサロンはありませんが、代わりに白い砂浜、有名な灯台と、立ち並ぶビクトリア様式の邸宅があります。

マンハッタンからは車で約3時間とやや遠いものの、ニュージャージー州のアトランティックシティーの後にこちらを訪れる方も少なくありません。また、アトランティックシティのビーチと比べ、魚釣りをしている方がいたりと観光地として有名ながらも少しプライベートな雰囲気が漂うのが魅力です。目の前に広がる白い砂浜と海、立ち並ぶビクトリア様式の邸宅を目にしたら、また別の遠くの街に来たような気分になるでしょう。

ビーチを少し楽しんだ後は、ビーチ近くのWashington_Street_Mall"ワシントンストリートモール"にも是非立ち寄ってみてください。そこは車が進入禁止の歩行者天国となっており、レストランやギフトショップが立ち並ぶ活気の良いエリアとなっています。

そしてケイプメイビーチ名物の灯台へも是非足を運んでみてください。ワシントンストリートモールから車で10分程の所のCape_May_Point_State_Park"ケイプメイポイント州立公園"という公園に灯台はあります。入場料は約7ドル、高さは約48メートルもあり、頂上へは約200段の階段を登らなくてはいけない為少し大変かもしれませんが、頂上から見るケイプメイの美しい景色で疲れは吹き飛ぶことでしょう!

ニュージャージー州のカムデン、デラウェア川沿いにあるAdventure_Aquarium"アドベンチャー水族館"はアメリカの観光名所であるペンシルベニア州フィラデルフィアの街とかなり近い位置関係にある為、よくフィラデルフィア観光と合わせて訪れる方々が多いニュージャージー州おすすめの水族館です。水族館の目の前にはデラウェア川が流れ、川の向こうにフィラデルフィアの摩天楼を見渡すこともできます。

水族館へのアクセスに電車を利用すると、フィラデルフィアの街からたった1駅でデラウェア川を越えてアクセスすることができます。他にも、車であればフィラデルフィアからBenjamin_Franklin_Bridge"ベンジャミンフランクリン橋"を渡ることになり、船でデラウェア川を渡ってアクセスするという方法もあるようです。

ニュージャージー州のアドベンチャー水族館は比較的規模の大きな水族館で、ヒトデやエイ等を触ることができるスペースや、工夫が凝らされたディスプレイ、美しく幻想的な空間作りも人気です。また、この水族館で一番の人気者であるサメたちを、トンネル等色々な角度から観察することができます。2016年にはシャークブリッジというアトラクションも追加され、サメたちの水槽の上を歩く事もできるようになりました。

もちろんクラゲやタツノオトシゴ等、他にもたくさんの生き物がいますが、この水族館ではカバたちにも出会えます。水中での様子を見ることができる場合もある様なので、カバたちを動物園で観察するのとは一味違った体験ができるでしょう。

実は、ニュージャージー州カムデンは治安が悪いと言われる所でもあります。かつては大企業を複数かかえる工業都市・フィラデルフィア郊外の住宅地でしたが、フィラデルフィアの都市の再開発の中、人口・雇用がさらに郊外へと流出した為治安が著しく悪化したという歴史があります。しかし事態を重く見たカムデン市政府が、再生に力を入れた結果2006年には治安が大分改善されたという調査結果もあるのです。

こうした背景がありながらもアドベンチャー水族館は日本人を含め、観光客にも大変人気のあるニュージャージー州の観光スポットとなっている為、是非訪れて頂きたいのですが、デラウェア川沿いにある水族館からカムデン内部へと足を踏み入れないほうが賢明でしょう。

最後に、読者の皆様にぜひおすすめしたいのがHamilton_Park"ハミルトンパーク"です。ニュージャージー州とニューヨーク州との境界を流れるハドソン川を目の前に見ることができるこのハミルトンパークからは、ニューヨーク州マンハッタンの高層ビル、高さベスト3のビルの夜景を全て見る事ができます！

高い順にワールドトレードセンター、エンパイアステートビルディング、432パークアベニューとなり、これらの有名なビルはもちろんのこと、バンク・オブ・アメリカタワーやクライスラービル等の、おそらく一度は写真で見たことのあるビルもハドソン川越しに見る事が出来るのです。ここからの美しい夜景はきっと心に残る旅の思い出になるでしょう。

ニュージャージー州はニューヨーク州よりものどかな場所です。そしてハミルトンパークはとても広い公園の為、観光名所とはいえ穴場的な雰囲気さえ感じます。たくさん人がいても窮屈さを感じませんし、広がる野原に寝ころがって夜景やハドソン川を楽しむのもおすすめです。もちろん公園にはベンチや座れる場所も多く、さえぎる建物がない為思う存分夜景の撮影等を楽しむことができます。

また、ハミルトンパークのすぐ後ろは住宅街です。夜になっても住宅の明かりが灯り、犬の散歩やジョギングをしている人がいたりと人通りは絶えません。夜景を楽しむ為に来ている観光客も常に数人おり、観光バスが道沿いに止まっている事も多々ありますので比較的安心できる場所といえるでしょう。

マンハッタンからハミルトンパークへ向かう方法は3つあります。フェリーであればマンハッタンの40ストリートをハドソン川の方向へ進み、NYウォーターウェイ・フェリー乗り場から約9ドルでニュージャージー州へ向かうことになります。フェリーからはハドソン川に映る美しい景色が見られますが、40ストリート付近は工場や廃墟が建ち並んでおり、下船後は徒歩約30分かかる為、合わせてタクシーを利用するのがおすすめです。

タクシーのみを利用する場合は片道約50ドル、平日は帰宅ラッシュで道が混む可能性も考えた方が良いでしょう。バスを利用する場合は片道約3ドル、ポートオーソリティ・バス・ターミナル駅、212番ゲートから出るバス会社NJ_Transitの128、165、166、168路線のいずれかに乗り、Boulevard_East_at_Eldorado_Pl駅で降車すれば、目の前に広がるのはハミルトンパークとその先の絶景です。

タクシーやバスで目的地を「ハミルトンパーク」ととだけ伝えると思わぬミスになる可能性があります。実はニュージャージー州にハミルトンパークは3つもあるからです!この様な体験が多い為目的地は「Boulevard_East_at_Eldorado_Plのバス停」と伝えた方が確実です。また、冬や春は川からの風が強く、防寒していないと夜景どころではなくなりますので注意しましょう。皆様が満足のいく旅になる事を願っております。