海外旅行のスーツケースを選ぶコツ！おすすめの大きさは？レンタルもある？

海外旅行はいろいろな体験が出来るドキドキの宝庫です。2017年7月の日本人出国者集は前年を上回る数字が日本政府観光局(JNTO)に発表され、これからますます私たち日本人がそんな楽しい海外旅行を体験する機会は増えそうです。そんな海外旅行に必須な旅の仲間、スーツケースのおすすめや選ぶときのコツなどの情報をまとめてみました。

スーツケースを購入するかレンタルするか選ぶのは特に海外旅行初めての人であれば迷うところです。幸い日本にはどちらも選べる選択肢がありますが、ここではレンタル派と購入派のメリット、デメリットをまとめてみます。自分の行き先や旅行日数などを当てはめて購入するかレンタルするかどうかの参考にしてみて下さい。

メリットとしては「保管場所が必要ない」日本の家屋は狭く、スーツケースは結構かさばります。「自宅まで発送及び回収してくれる」オンラインでレンタルを申し込め、回収も時間指定ができたりします。「購入しようと思っている高額のスーツケースでも試せる」高いブランドものもレンタルできる場合があるのでうれしい、などです。

デメリットは「予約する必要がある」ゆっくり選ぶ時間のない忙しい人もいるのです。「割高である」小さいものでも数日で一回レンタルするのに5000円位します。「破損したら修理代を払わなければいけない」加入していなければ破損したら修理代自己負担、破損保障に入れば大丈夫ですが、加入していても破損証明書がなければ駄目です。

メリットは「いつでも使える」思い立ったが吉日ではありませんが、荷造りに好きなだけ時間がかけられます。「長く使えば使うほどコスパ最強」一度買うとよほどのことがなければ壊れないので毎年一回使うだけでも数年でレンタルよりお得です。「カスタマイズ可能」ステッカーを貼ろうが絵を描こうがカスタマイズし放題です。

デメリットは「保管に場所をとる」よく聞くのが仕方なく収納箱として冬物を入れておくなどしているそうです。「壊れたら修理できるかわからない」キャスターが壊れたりしたときDIY得意な人ならいいですが、修理に出すと高くなったりします。「高いものは高い」ブランド物にこだわっていると軽く数万以上します。

レンタルでも購入でもまず大きさを選ぶときはまず何日旅行に行くかで選ぶことから始めます。目安としてヨーロッパなど5泊から7泊などは60から89リットルの大きさ、アジアに3泊から５泊などは50から59リットルの大きさが目安です。海外旅行に慣れて、荷造りのコツをつかんできたら60リットル前後で一ヶ月旅するという上級者もいるそうです。

逆に今回は近場だけどお土産をたくさん買うぞというのであれば目安の大きさより少し大きさのスーツケース、また冬場に常夏のリゾートに行くという方も大きめのを選び空港に着いてから来ていたジャケットを預ける前にスーツケースに入れるというのも旅上手のコツです。各航空会社のサイトなどで可能チェックインの荷物サイズと確認して下さい。

保護するにはハードを選ぶのがコツ!ではありません。ソフトに比べハードは使っている素材が重く、何も入っていない状態でも既に4キロ前後します。それに自分の荷物を入れるとかなり重くなります。なので購入する場合は通販などで購入する場合でも、まずは実際にお店に行って使いやすいかどうかなど自分でチェックするのが選ぶコツです。

どうしてもハードタイプがいいというのであれば上記の写真のような外側はハードだけども閉める部分がファスナーになっているファスナータイプ軽量スーツケースも最近は人気ですので、女性にはそちらをおすすめします。フレームタイプは衝撃がスーツケースに加わったとき強度が弱いと壊れてしまいます。

ブランドにこだわらず値段で選ぶときのコツは最低限の条件はクリアしておくことです。例えばファスナータイプのものであればYKKなどのきちんとしたメーカーのパーツを使っているか、同じブランド物でも違うモデルより安い場合は薄っぺらな安価な素材を使っていないか?キャスターは使いやすいものかなどです。

小さな子供さんにおすすめなのがこの機内持ち込み可能な子供用スーツケースです。飛行機の待ち時間は小さなお子さんにとってかなり辛いものです。こういったおもちゃタイプのものがあれば空港で遊んだり、荷造りも自分から進んでさせて学ばせたりするといったりすることが出来ます。

時間に余裕があればセール時に信頼できるブランドが多数揃った東急ハンズを狙いたいところです。逆にいますぐ欲しいということであればカインズなどのホームセンターで購入すると低価格のわりにしっかりしたものが手に入ります。ブランド物にこだわらなければかなり購入費用を抑えることができる場所でもあります。

スーツケースの破損を無償にて対応しているR&Y Rentalがおすすめです。往復の送料は無料な上に即日発送で楽天にもショップを出していてネットで安心して気軽にレンタルできます。荷造りのために余裕を持ってレンタル期間を8日間にして5泊用のスーツケースも6000円ほどからとなり慌てることなく荷造りが出来るのがうれしいです。

よく言われるのが「貴重品は絶対に預け入れ手荷物の中にいれない」ことです。現金、カメラ、PCなどは勿論のこと高価なお土産も入れたまま預け入れすることもさけるべきです。北米に渡航する場合、TSAロックというアメリカ運輸保安局が認めた鍵が一時期利用可能といわれましたが、結局グランドスタッフに鍵をかけないでくださいと言われるだけです。

しかしケースの鍵は転倒したときなどにスーツケースが開いてしまうのを防止する効果もあります。鍵がかけられないスーツケースの場合は預け入れる時以外は南京錠を利用する、預けるときはビニタイをファスナーの穴に通したりガムテープを貼ったり、スーツケースベルト巻いたり、開けるのに時間をとらせるようにして防犯する方法もあります。

世界の空港でよく見かけるのは、ソフトキャリーの黒です。大きさも様々ながら手に入りやすく安価なのか、あまりにもたくさんの人が持っているため、荷物受け取り時の判別に苦労がいります。ステッカーをべたべたはったりする人もいますが、貼ってない側がカルーセル(コンベイヤー)に乗ってきたりもするのであまりおすすめできないタイプなのです。

海外で移動が多く、滞在場所も良く変えるという方はこちらの写真のようなソフトキャリーのハンドルが付いたものがおすすめです。こういうタイプのソフトキャリーなら使わない収納時でも型がしっかりついたソフトタイプのスーツケースより格段にコンパクトですし、移動時も通常のスーツケースより幅をとりません。

バックパッカーの方でキャリーで使えるところはしたいという方はバックパック型でハンドルとキャリー付きやボストンバックに変型するタイプ、またデイパックが取り外せるものもおすすめです。いずれのタイプにしろこちらはしっかりしたメーカーのものを選ばないとハンドルがすぐに壊れたり、紐がもつれて来ますのでよく確認して下さい。

いかがでしたか?スーツケース一つとってもこんなにチェックする項目がたくさんあります。しかしお気に入りのスーツケースが見つかれば、海外旅行はかけがえのない仲間が出来たようでより楽しいものになります。この記事を参考に今度の海外旅行にはあなたにぴったりのスーツケースがみつかれば幸いです。楽しい海外旅行になりますように。