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紅の豚の舞台はアドリア海やギリシャのビーチ!モデルになった場所を訪れよう

紅の豚の舞台はアドリア海やギリシャのビーチ!モデルになった場所を訪れよう
投稿日: 2017年7月21日最終更新日: 2020年10月7日

アドリア海が舞台となったジブリ映画「紅の豚」。中でも、主人公が隠れ家としてた断崖絶壁に囲まれた入り江の美しいビーチに行ってみたい!と思った方は多いでしょう。そんな「紅の豚」の舞台モデルとなったアドリア海に面するクロアチアやギリシャの美しいビーチをご紹介します。

紅の豚の舞台となったアドリア海やギリシャのビーチってどんなところ?見出し

「紅の豚」の映画で見た紺碧の海やオレンジ色の屋根の街は、アドリア海を望むクロアチアから、その南に続くイオニア海を望むギリシャの島が舞台モデルとなっています。二つの海はエーゲ海の一部で、美しいビーチリゾートを楽しめる場所がたくさんありますよ。それでは、クロアチアからギリシャに掛けて「紅の豚」の舞台をご紹介します。

紅の豚の舞台となったアドリア海のおすすめ:ドゥブロヴニク旧市街(クロアチア)見出し

クロアチアの最南部、紺碧のアドリア海沿岸に位置するの城塞都市「ドゥブロヴニク旧市街」。断崖絶壁を囲む真っ白な城壁と町の背後にある緑のスルジ山に囲まれたこの街は周囲約2キロの大きさです。その中のオレンジの屋根が家並みとのコントラストが最高に美しく「紅の豚」や「魔女の宅急便」の舞台モデルの一つになっています。

別名「アドリア海の真珠」と呼ばれる「ドゥブロブニク市街地」は、1979年にヨーロッパで最も美しい地中海都市の1つとして世界文化遺産に登録されましたが、その後の内戦で一旦は壊滅状態になりました。しかし、1995年以降に市民が年代別の建築様式、地図や資料をもとに忠実に再建し、美しく復活した街は多くの観光客を魅了しています。

1956年から続くドゥブロヴニク・サマーフェスティバルは、クロアチアでは一番有名なサマーフェスティバルで、毎年7月10日から8月25日の1カ月間開催されています。ドゥブロヴニク旧市街地では、聖ブラホ教会前の広場やスポンザ宮殿、レクター宮殿やレヴェリン要塞等で行われており、美しいコンサートや舞台などが華やかに開催されます。

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紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:ザキントス島(ギリシャ)見出し

「紅の豚」の中で、何度も登場したビーチや飛行艇が通り抜ける洞窟等のシーンの舞台モデルとなった島は、ギリシャの西のイオニア海に浮かぶ、イオニア諸島最大の島の「ザキントス島」と言われています。島までは飛行機、そしてレンタカーで回るのがおすすめのようです。島の東沿岸にはザキントスの街が広がっています。

主人公ポルコの秘密のアジト!?「ナヴァイオビーチ」

「紅の豚」の主人公ポルコの秘密のアジトの舞台モデルとなっていたプライベートビーチは、ザキントス島の「ナヴァイオビーチ」と言われています。石灰岩で出来た断崖絶壁の高さはなんと100メートル以上。完全に隔離された場所に広がるシルクのような白砂のビーチと紺碧の海は、景勝地として有名で多くの観光客が訪れます。

島の北西に位置する「ナヴァイオビーチ」は港から30キロ以上も離れた場所にあり、断崖絶壁を回り込まないと立ち入れない場所になっているため、訪れるには船舶のみが可能です。観光客向けの定期的なツアーもありますので、利用してみてはいかがでしょう?また、眺めるだけなら「ナヴァイオビーチ」の断崖の上には展望台もありますよ。

ナヴァイオビーチに残された難破船「パナギオティス号」

ナヴァイオビーチの砂浜には一艘の錆びついた難破船が今でも静かに眠っています。パナギオティス号という名前のこの難破船は、1983年にトルコからタバコを密輸する際、ギリシアの海軍に追われる中に悪天候にあい、この海岸に座礁してしまったそうです。乗組員たちは船を置き去りにして逃げ去っていったそうですよ。

そんないきさつから、ナヴァイオビーチは別名「シップレックビーチ=難破船海岸」とも呼ばれていますよ。世界大恐慌時代を舞台にした「紅の豚」も海軍や空軍に海賊たちが追われてるシーンも多く出てきた事もあり、ナヴァイオビーチに静かに眠るパナギオティス号は主人公ポルコの乗る赤い飛行艇とのイメージとオーバーラップしますね。

紺碧の海の絵画のような洞窟「青の洞窟」

ナヴァイオビーチの岩壁には長い年月の間に、海水などによって削られた「青の洞窟」と呼ばれる場所があります。映画の中でも赤い飛行艇がビーチ近くの洞窟を縫うように飛ぶ行くシーンがありましたね。吸い込まれる様な紺碧のアドリア海を楽しむアクティビティとして「青の洞窟」を泳げるツアー等もありおすすめですよ。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:ナヴィリオ運河(イタリア・ミラノ)見出し

主人公がミラノにあるピッコロ社で飛行艇の修理を終え、秘密警察の監視を振り切り運河の橋の下から設計者のフィオと飛び立つシーンは「ナヴィリオ運河」が舞台モデルとなっていると言われています。ここは、かつてミラノが水の都だった時代の風景を残すエリアで、運河沿いにはレストランや様々なショップが立ち並ぶ素敵な場所です。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:サントリー二島(ギリシャ)見出し

飛行艇が飛び回るシーンではエーゲ海に浮かぶたくさんの島々が描かれています。そんな島の中でも、ギリシャのサントリーニ島には、かつて大爆発を起こした火山が形成したカルデラ地形の中に美しい集落があり、カルデラ湾を望む断崖の上に白壁の家々や、「ブルードーム」と呼ばれる教会や風車の観光の名所が見られます。

ここではビーチリゾートを楽しむ人も多く、溶岩からなる赤い砂のレッドビーチ、火山灰からなる黒い砂浜のペリサビーチやカマリビーチなどが有名です。また、ここは幻の大陸アトランティス伝説の有力なモデルとされ、南にあるクレタ島等とともに、かつてヨーロッパ最古の文明といわれるミノア文明が栄えていた場所なのです。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:クレタ島(ギリシャ)見出し

ピンク色の砂浜「エラフォニシ・ビーチ」

「エラフォニシ・ビーチ」はギリシャの南方の地中海に浮かぶ、同国最大の島クレタ島の南西にあります。このビーチはクリスタルブルーの海と砕けた貝殻が混ざったピンクの砂浜が印象的です。ここは、温暖な気候や自然景観から地中海の代表的な観光地と言われており、クノッソス宮殿をはじめとする多くの遺跡あります。

神秘的なラグーン「バロスビーチ」

「バロスビーチ」は白い砂浜の遠浅の海岸です。クレタ島の北西の端、キサモスに位置し、自然保護地区内にあります。そのため、アクセスはかなり険しい道のりで舗装されていない道を通って行くか、クルーズ船に乗って入ります。水が透けるようにラグーンになってる神秘的なビーチは、小さい子供でも安全に楽しめる海岸です。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:ミロス島(ギリシャ)見出し

ミロのヴィーナスの島の「サラキニコ・ビーチ」

ギリシア領のキクラデス諸島の西端に位置するミロス島はミロのヴィーナスが発見されたことで有名です。そこにあるサラキニコ・ビーチは白い石灰岩に囲まれた場所で、海の青さをより一層引き立てます。観光地化されていない真っ白な岩が広がる光景は幻想的で素晴らしく、海岸を散策するのもおすすめの場所です。

白の岩肌が美しい「クレフティコ・ビーチ」

同じくミロス島の南西に位置するクレフティコ・ビーチも紺碧の澄んだ海と、白い砂浜や何層にも重なった白い岩肌とのコントラストが美しいビーチです。切り立った大きな白い岩や洞窟もあり、崖からジャンプしたり、ボートで洞窟めぐりをしたり出来ますよ。また、ここにも「紅の豚」のアジトののような景色も見られます。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:コルフ島(ギリシャ)見出し

ナウシカのモデルの島「パレオカストリツァ・ビーチ」

コルフ島はギリシャ領でではありますが、イタリアやクロアチアからも近く、ヨーロッパでは有名な高級リゾート地です。そこにある美しいパレオカストリツァ・ビーチは人も少なく静かな穴場スポットとしても知られていますよ。この島は「風の谷のナウシカ」のモデル、ギリシア神話に登場する王女ナウシカアーの島としても知られています。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:ケファロニア島(ギリシャ)見出し

ギリシャ有数の美しいビーチ「ミルトス・ビーチ」

緑の多い山が連なるケファロニア島は、ギリシャのイオニア諸島にある最大級の島です。その中部にあるミルトス・ビーチはギリシャ有数の美しさで知られており、崖の上から見下ろす眺めも絶景ですよ。山の緑と真っ白な砂浜、そして紺碧の海のコントラストが美しく、自然がそのまま残っていてヨーロッパの観光客に大人気な場所です。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:エラフォニソス島(ギリシャ)見出し

海底都市の隣「エラフォニソス海岸」

ギリシャのペロポネソス半島のすぐ下にあるエラフォニソス島の海岸には美しいビーチがあります。地中海有数の難所とされているキティラ海峡にあり、この島もかつては半島と陸続きでした。半島が波に浸食されて間の町が沈み、残って出来た島なのです。沈んだ部分は「パヴロペトリ」という町で、海底都市として今も研究がされています。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺のおすすめ:レフカダ島(ギリシャ)見出し

純白の崖が印象的な「ポルト・カチキ」

「白」を意味するレフカダ島の、南端部に位置するポルト・カチキは、純白にそびえたつ崖と透き通る海の美しさで絶賛されるビーチです。交通も不便な場所なので穴場スポットになっていますよ。この島はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の出身地であり、「ラフカディオ」の名はこの島の名からとられています。

紅の豚の舞台となったアドリア海とその周辺に行ってみよう!見出し

いかかでしたか?映画「紅の豚」の舞台モデルとなったアドリア海沿岸のクロアチアからギリシャに掛けては、歴史地区や古代都市なども多く、見どころがたくさんありますよ。多くの映画の舞台やロケ地としても有名なので、それを探しながら観光するもの楽しいですね。多くの人を魅了するこの素晴らしい景色を堪能してくださいね。

投稿日: 2017年7月21日最終更新日: 2020年10月7日

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