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絶品!フィンランド料理を堪能しよう
フィンランドといえば、オーロラの観測地であることやサンタクロースに逢える場所、ムーミンの生まれ故郷であることなどで知られています。世界中から多くの観光客が集まるフィンランドですが、観光スポットだけでなく料理にも注目です。とっても美味しいと好評なフィンランドの伝統料理から、気になるトナカイ料理の味付けまで詳しくまとめました。
「フィンランド料理」ってどんな料理?
「フィンランド料理」と言われても、いまいちピンと来ない方が多いのではないのでしょうか。代表的なフィンランド料理をご紹介する前に、フィンランドではどのようなものが食べられているのかをご紹介します。フィンランドは「森と湖の国」と言われるほど自然に恵まれた国です。そういった環境から、フィンランドには狩猟の伝統があります。
狩猟が盛んなフィンランドでは、主に鹿やトナカイ、ウサギなどのお肉が食べられています。また、森で摘んだベリーやキノコなども一般的に家庭料理に取り入れられてますし、ヨーグルトなどの乳製品も多く使われています。サーモンやニシンなどの魚料理も多いです。フィランドの主食は、ライ麦や大麦などの全粒穀物を使ったパンやオートミール粥です。
おすすめフィンランド料理1:ニシンの酢漬け
青もオレンジも緑も赤も、微妙〜に、その国ならではの色で、目を奪われる。
— マチ子 (@mac0318) July 24, 2017
ニシンの酢漬けが超絶美味!(生魚の酢味噌和えみたいな風味)流石、「鮭喰う国」フィンランド、超、仲良くしたい! pic.twitter.com/i44Vqhykea
「ニシンの酢漬け(Silakat)」は油で揚げたニシンを、にんじんや玉ねぎなどの野菜と一緒に酢漬けにした料理です。ニシンのクセもなくさっぱりしていて美味しいので、お箸が進むこと間違いなし。日本の料理でいうと、南蛮漬けの味付けに近いです。日本人の口にも合う味で、お酒との相性も抜群。フィンランドの地ビールと楽しむのがおすすめです。
おすすめフィンランド料理2:にんじんのキャセロール
投票結果から、世界の旅多国籍料理 ラストを飾るのは、フィンランドです:two_hearts:
— リディム (@tekutekurohan) May 28, 2017
人参と南瓜のキャセロール、ロヒケイット。
キャセロールは、人参の下がご飯になってます:sparkles:ロヒケイットは、サーモンと野菜をミルクとバターで煮込んだ優しいスープです。(*´艸`):two_hearts:#お腹ペコリン部 pic.twitter.com/CrO8WZqRRP
「にんじんのキャセロール(Porkkanalaatikko)」は、フィンランドの伝統的なクリスマス料理の一つです。にんじんのキャセロールは、にんじんご飯にバターと砂糖をたっぷりと入れて、オーブンでこんがりと焼いたものです。これが病みつきになるほど美味しいんです。フィンランドでは、にんじん以外にもジャガイモやカブを使ったキャセロールもあります。
おすすめフィンランド料理3:カーリラーティッコ
今日の夕食は夫作のカーリラーティッコ。 キャベツ、ひき肉、お米などが入ったオーブン料理で食前にリンゴンベリージャムをかけて食べるのだけどすっごく美味しい!フィン料理はフィン人に作らせてナンボです(´∀`) pic.twitter.com/fB77zDjgPV
— ぷいこっと (@pyoropuikot) October 26, 2014
にんじんのキャセロールに続き「カーリラーティッコ(Kaalilaatikko)」はキャベツのキャセロールになります。キャベツのキャセロールはキャベツとひき肉、ご飯をオーブンで焼いたものです。シロップや生クリームを加えて、甘い味付けに仕上げます。家庭によっては、このキャセロールにコケモモのジャムを添えて食べることもあるんだそうです。
おすすめフィンランド料理4:ロヒケイット
ロヒケイット作った♪ディル入れながらディルっていうと違うディルが浮かぶなと思いながら作ったw pic.twitter.com/GtvT2wjG5i
— めいっぴー (@m_y_uuuuu) July 15, 2017
「ロヒケイット(Lohikeitto)」は、フィンランドを代表する数々の料理の中でも、まさにフィンランドの伝統料理といえるでしょう。フィンランドの代表的な食材といえばサーモンですよね。ロヒケイットはサーモンとじゃがいも、にんじん、ねぎなどの野菜をミルクで煮込んだスープです。味付けはたっぷりの濃厚バター。サーモンとの相性は抜群です。
おすすめフィンランド料理5:レイパユースト
【新着】
— ippin(イッピン) (@ippintw) December 23, 2015
英語で「キュッキュッと音がするフィンランドのチーズ」と言われる「レイパユースト」https://t.co/IHRRPqtoRV
一口噛めば新食感がクセになります!#ippin #フィンランド #チーズ pic.twitter.com/2T9CwGP7ca
「レイパユースト(Leipäjuusto)」は、英語で「Finnish Squeaky Cheese」と呼ばれています。意味は「キュッキュッと音がするフィンランドのチーズ」。レイパユーストは、もちもちとした食感が特徴の焼きチーズです。フィンランドの伝統的な朝食メニューで、目玉焼きと一緒にテーブルに並んでいることが多いです。ジャムや生クリームとよく合います。
おすすめフィンランド料理6:カーリカーリュレート
フィンランド ロールキャベツ。お肉やタマネギなどをキャベツで包んで、フライパンで焼いたあと蒸したもの。焦げているのがフィンランド流。コケモモのジャムをかけて頂くのがおもしろい。 pic.twitter.com/nrQabpnNeL
— スニフン (@neruqlu) February 20, 2015
「カーリカーリュレート(Kaalikääryleet)」はフィンランドのロールキャベツです。日本のロールキャベツとは違って、お肉と一緒にご飯やオートミールを混ぜ込みます。味付けも違い、日本ではトマトやコンソメで煮込むのに対し、フィンランドではバターとシロップをかけてグリルでじっくりと焼きます。ちょっと焦げ目をつけるのがフィンランド流です。
おすすめフィンランド料理7:リハプッラ
「リハプッラ(Lihapullat)」はフィンランドのミートボールです。リハプッラも、日本のミートボールとは違ってホワイトソースをかけて頂きます。このホワイトソースとミートボールがとにかく相性抜群で美味しいんです。病みつきになること間違いなし。付け合わせには、マッシュポテトや甘酸っぱい紫キャベツのピクルスなどが添えられます。
おすすめフィンランド料理8:グリッリマッカラ
「グリッリマッカラ(Grillimakkara)」は、大きなソーセージをグリルで焼いたものです。フィンランドの人たちはとにかくソーセージが大好きで、野外イベントなどを行う際には必ず出てくるのがこのグリッリマッカラです。夏はサマーコテージで、冬はキャンプファイヤーの際に、なくてはならない存在です。野外で食べるとより一層美味しいですよね。
おすすめフィンランド料理9:ブラックソーセージ
「ブラックソーセージ(Mustamakkara)」は、名前の通り真っ黒なソーセージです。フィンランド第二の都市である「タンペレ」の名物として知られています。ブラックソーセージは、豚のミンチ以外にも、豚の血や麦などもぎっしり詰められています。少しクセがあるので、甘酸っぱいコケモモのジャムを付けて頂きます。屋台などでも買うことができます。
おすすめフィンランド料理10:ピッティパンヌ
「ピッティパンヌ(Pyttipannu)」は、角切りにした玉ねぎとじゃがいも、ソーセージを炒め、最後に卵を絡めた料理です。シンプルな素材と味付けで素朴な美味しさを持っています。野外イベントなどでは大きな鉄板で焼いて食べることもあります。素朴で美味しい家庭料理であるピッティパンヌは、フィンランドの子どもたちも大好きな料理です。
おすすめフィンランド料理11:カルヤランパイスティ
「カルヤランパイスティ(Karjalanpaisti)」は、フィンランドのカルヤラ地方の伝統的なシチューです。カルヤランパイスティは、クリスマスやパーティーなどで出されるちょっと特別なメニューです。鉄鍋にお肉とじゃがいも、にんじんや玉ねぎなどの野菜を入れてオーブンで焼いたもので、お肉と野菜の旨味が凝縮されたとっても美味しい料理です。
おすすめフィンランド料理12:キノコシチュー
自然に恵まれたフィンランドでは、キノコ狩りをするために森に入るのも一般的です。さまざまな種類のキノコが採れるフィンランドの代表的なキノコ料理がこちら「キノコシチュー(Korvasienimuhennos)」です。フィンランドならではのキノコをたっぷり入れた、ホワイトソースベースのシチューです。付け合わせには、茹でたじゃがいもが添えられます。
おすすめフィンランド料理13:トナカイのシチュー
フィンランドの独特な食材の一つである、トナカイのお肉。「トナカイのシチュー(Poronkäristys)」はラップランドの伝統料理ですが、フィンランド全土で食べられている一般的な家庭料理です。気になる味付けの方は、あっさりとしていて薄味。素材の味がよく出ています。高タンパクで低カロリー、さらにビタミンやミネラルが豊富な料理です。
おすすめフィンランド料理14:茹でザリガニ
トナカイのお肉に引き続き、フィンランドの独特な料理であるのが「茹でザリガニ(Rapu)」です。フィンランドでは、8月から9月にかけて家族や知人が集まってザリガニパーティーをするという風習があります。ディルと塩で茹でたザリガニを大きなお皿に盛り付けて、みんなでシェアして頂きます。フィンランドの夏の風物詩ともいえる伝統料理です。
おすすめフィンランド料理15:カレリアンピーラッカ
「カレリアンピーラッカ(Karjalanpiirakka)」は、フィンランドのカレリア地方の伝統料理です。「ピーラッカ」とは南カレリアの方言で「パイ」を意味します。カレリアンピーラッカは、ライ麦の生地にミルク粥やじゃがいも、にんじんを包んで焼いたパイです。一見ミスマッチのように思える組み合わせですが、病みつきになるほど美味しいんです。
おすすめフィンランド料理16:カラクッコ
「カラクッコ(Kalakukko)」も、カレリアンピーラッカと似たような料理でライ麦の包み焼きになります。中にはベーコンや魚などが段々に重なって詰められています。使われる魚のほとんどは、フィンランドの東部で獲れる、ニシンに似たムイックという魚です。じっくりと火を通して作られたカラクッコは、魚の骨まで柔らかくなっています。
おすすめから伝統料理まで!フィンランド料理に舌鼓
いかがでしたでしょうか。世界中から多くの観光客が集まるフィンランドの伝統料理から気になるトナカイ料理の味付けまで、フィンランドの代表的な料理を詳しくご紹介しました。フィンランドは魅力的な観光スポットが多く点在することで有名ですが、フィンランド観光の際は、トナカイなどのフィンランドならではの絶品料理を堪能してみてください。
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