フィンランドの通貨や物価ご紹介!お得な情報は?
フィンランド旅行をご計画中ですか?ご旅行の前に、フィンランドの通貨や物価情報、日本円からの両替事情について知っておきたいですよね。ある程度知識があれば滞在中も安心して過ごせそうです。今回は、フィンランドの通貨や、物価、両替事情をご紹介いたします。ぜひ、今記事をご参考にしてお得な旅行にしていただければ幸いです。
フィンランドの通貨はユーロ!その種類と為替レート
フィンランドの通貨単位は、ユーロ(€)です。また、補助単位はユーロセント(Cent)です。紙幣の種類は、500€、200€、100€、50€、20€、10€、5€です。500€が一番大きな額になります。硬貨は、2€、1€、50c、20c、10c、5c、2c、1cです。1ユーロセントは、1⁄100ユーロになります。また、2017年8月30日現在で、1ユーロ=131.491931円です。
他の北欧諸国、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの通貨はそれぞれ異なりますが(名前のみが同じクローネです)、フィンランドはユーロです。そのため、他の北欧諸国も回る場合、フィンランドには北欧で最後に行ってその後ドイツやフランスなどのユーロ採用国へ行くか、逆に先に行ってユーロ国どうしでまとめて周るのがおすすめです。
フィンランドの通貨に両替:「フィンランドでユーロに両替する」
両替は、空港や銀行、ホテル、観光スポットなどの両替所でできます。この中で、銀行のレートは比較的良く、空港やホテルのレートが一番悪いといわれています。さらに、銀行によってもレートが異なります。両替所では、Forex Bank、Change Group、Caninhasなどが有名な両替所です。手数料がかかりますので、お得な両替所を探してみてください。
また、一緒に旅行している人と日本円を出し合い、手数料を分担するのも一つの方法のようです。レートの良い両替所は混んでいる場合もあります。ただ、ユーロの場合、日本で両替する方が良かったりします。さらに、後程ご紹介いたしますが、クレジットカードの方が便利ともいえます。また、トラベラーズチェックが使えるお店は非常に限られます。
フィンランドの通貨に両替:「日本でユーロに両替する」
日本でも、銀行や郵便局、両替所、金券ショップなどで日本円に両替できます。前述のとおり、日本の方が両替の際の為替レートが良いですし、特に銀行は手数料も安いです。また、日本語なのでスムーズに対応してもらえます。その際、現地での使い勝手を考えて、すべて高額紙幣ではなく、少額も混ぜてもらいましょう。
フィンランドはICチップ付きのクレジットカードがお得
さらに、後ほどご紹介いたしますが、フィンランドもカード社会なんです。ほとんどの支払いがクレジットカードでできますので、両替の必要があまりなさそうです。クレジットカードの方がレートが良いともいえます。現金の持ち歩き自体、多額では危険ですので2~3万円分ほど両替しましょう。渡航前に日本円に両替しておくのが絶対お得です。
『カクシラウッタネンホテル』(フィンランド)
— 後藤@旅行部 (@Ryokoubu) August 22, 2017
ウィンターリゾート地サーリセルカに位置するホテルです。
ガラスイグルーという部屋は天井がガラスで、室内から快適な室温の中、ベッドで寝ながらオーロラ観測ができるようになっています。 pic.twitter.com/IivpNCmTsJ
フィンランドではクレジットカードでほぼ何でも買い物ができます。現地の人は、ほぼ、カードしか使いません。コンビニでもスーパーでも自分で暗証番号を入力し、決済と同時に口座から引き落としになる仕組みです。ICチップ付きが重宝します。また、蚤の市やヘルシンキのマーケットなどは現金対応なので行く前に日本円からの両替は必要です。
フィンランドの物価と通貨:「ATM」
今年から導入された羽田空港の両替機。
— アブテル@アニサマ2日目 (@Abuteru) August 22, 2017
余ったユーロをamazonポイントに変換しました。
両替所と違って、硬貨も両替できます。
(ポンドは未対応) pic.twitter.com/Y3ZwkVTh1B
さらに、ATMもあり、キャッシングカードも使えます。日本円や現金が不足したり、両替所に行かずATMを使いたいときなど便利です。日本から旅行に行って買い物するたびにポイントが貯まるタイプのクレジットカードならさらにお得です。マイルがたまるものなど検討してみてはいかがでしょうか。
フィンランドの物価と通貨:「交通費」
バスや地下鉄などの1回券は3ユーロほどになっています。1回券は、60分以内は乗り放題です。さらに、長距離列車やバスの場合は、ネットでの早割がありますので、できるだけ早めに検索してみてください。また、ヘルシンキ市内交通では、16歳以上が大人料金です。
フィンランドの物価と通貨:「宿泊費」
ホテル代は、お得感が出やすいといわれています。格安ホテルやビジネスホテルはありませんが、ユースホ夏場のハイシーズンなどはすぐに埋まりますので、早めに探して予約してしまってはいかがでしょうか。そうばですが、ハイシーズンではない平常シーズンのスタンダード・ツインルームで110ユーロほどからになっているようです。
フィンランドの物価と通貨:「食費と水道水」
フィンランドの食費について、まず意外とおすすめなのが飲料水です。フィンランドはホテルでも水道水が飲める国としても有名です。日本と同じ感覚ですが、ガス抜きとガス入りがあります。ガス抜きについては、ほぼ無料なので、水筒を持っていくと便利ですよ。スーパーでも、500ミリリットルの飲料水が1本1ユーロから購入できます。
飲料水以外のペットボトル飲料を買うとなると、2.5ユーロほどで、コーラが3.9ユーロ(日本円で500円ほど)します。ちなみに、ボトルをスーパーに返却したりリサイクル還元すれば、10~20セント払い戻しがあります。ビールが安いといわれていますが、5ユーロはするようです。また、グラスワインは8ユーロほど見積もっておきましょう。
ジュリアードオーケストラツアー1日目!
— 廣津留すみれ | Sumire H. (@sumiresij) August 22, 2017
Hi Finland and hi Sibelius! | シベリウスの生家へ@フィンランド! https://t.co/KSmALRbxTq
その他の、食事代にしても、ディナーはやはり高いです。フルコースになると、とても高いので、手が出ないと思われるかもしれません。そんな時おすすめのお得な方法は、ホテルの朝食や昼食バイキングをフル活用することです。とはいえ、食べるだけなのですが、夕食ではなく、朝と昼に目いっぱい食べておけば、お得で、健康的ではないでしょうか。
フィンランドの物価と通貨:「TAX FREE」
フィンランドでも他の多くの国のように、「TAX FREE」と表示のある店で、ほとんどの商品に24%(食料品は14%)の付加価値税(VAT)が課せられています。旅行者は買い物の額に応じて税金の払い戻しが受けられます。フィンランドは税金が高いので忘れず申請するのがおすすめです。
払い戻しを申請できる条件は、すぐに出国する旅行者であることや、EU加盟国以外の国に居住している人などが条件です。そして、「TAX FREE」と表示のある店で1日1店舗につき各税率40ユーロ以上の買い物をした場合、店員さんに税金払い戻しや還付請求の書類を作成してもらいます。
出国前にその書類を持って空港に行き、税関で所定の手続きをすれば付加価値税の最大16%が払い戻しになります。この手続きがありますので、出国の際は空港に早めに到着しましょう。ぜひ、忘れず申請してみてください。また、食品は払い戻しの対象外です。
フィンランドの物価と通貨:「税金」
ブログを更新しました。 カナダとフィンランドの毛糸のお店 by edel knit : 3ply ソックヤーン 色合わせのご提案:かわいい2色 https://t.co/W7sIKHfsIR pic.twitter.com/0jj90ujLbl
— edel knit カナダと北欧の毛糸 (@edelknit) September 1, 2017
すべてが高い、フィンランドは税金も高く、消費税は10%~24%ので設定され、食品や生活必須品の消費税は10%、14%ですが、ほとんどのサービスは24%になります。20%~30%の所得税と、住民税が20%で、デンマークよりは低いものの、全体的に非常に高いんです。
フィンランドのお気に入りの場所、森についてはこちらでお読みください。https://t.co/JvGhD6SZnV
— フィンランド政府観光局 (@visitfinlandjp) August 31, 2017
写真提供:Riku Pihlanto pic.twitter.com/NC64DCvuHI
医療費や教育費の高いですが、国民は高い税金を払っているので無料、しかも、子どものころだけではなくずっと無料です。GDPも日本より高く、国際競争力が2001年から4年連続で1位なんだそうです。そんな素晴らしい国の教育はどのようになっているのかご紹介いたします。
【RT4000UP】 電気と空気から食料の作成に成功、食糧危機に備えて(フィンランド研究) https://t.co/tu8mM4Zhng pic.twitter.com/ArdrkY9aRK
— カラパイア (@karapaia) August 31, 2017
教育レベルでは国際学力テストPISAでは世界一位です。落ちこぼれや経済格差による教育的な不平等がありません。その代わり、小中学校の義務教育でも留年制度がありますし、人気の普通科高校へ入学するために留年する子も3%ほどもいるのだそうです。このような厳しい社会だったんですね。
おお!→図書館で本を借りると、作家に1冊15円の印税 フィンランドの先進的図書館事情 https://t.co/xaqMaxOiWG
— 鎌倉幸子@『本の雑誌』連載中 (@1192_sachiko) August 31, 2017
ただ、フィンランドの国民が、競争力や学力の高さをどのように感じているのかわかりませんが、生活ぶりはすこぶる質素で、新品よりは中古品やリサイクル品を好み、ご存知のオーロラや自然を愛する国民性なんだそうです。湖畔のコテージでお気に入りの食器でゆっくり過ごしたり、釣りやスポーツを気軽に楽しみます。
フィンランドのサウナの数らしい pic.twitter.com/muPoecabbx
— ラトビア (@Latvija_the_two) August 30, 2017
また、有名なサウナをはじめ、湖、釣り、森林浴やウォーキング、湖水浴など、アウトドアや自然派の暮らしも充実しています。競争力や学力の高さゆえも知れませんが、フィンランドはここ50年ほどで物心ともに断然豊かになったようです。ぜひ、シンプルでお得な旅行を楽しんでくださいね。
フィンランドは通貨はユーロ!クレジットカードが必須
フィンランドの通貨や物価事情はいかがですか?何を見ても高いというイメージですが、物価が高いからこそできる事もあります。それは、日本円からの両替を日本でしたり、クレジットカードでポイントを貯めたり、ホテルなどの朝食やバイキング、水道水を飲料水として活用することです。せっかくのフィンランド、楽しんでくださいね。
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