セブ島との時差はどれくらい？日本からの飛行時間・気温差も知りたい！

日本から気軽に行けるリゾートとして、また格安で英語が勉強できる語学留学先としても人気の高まっているフィリピンセブ島。常夏の気候も人気の場所ですが、実際にセブ島はどんな気候で滞在するにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。日本からセブ島への飛行機の飛行時間や時差、セブ島の気温、時期ごとのおすすめの服装、旅費の目安などをご紹介します。

セブ島は、フィリピン中部のビサヤ諸島にある島です。面積は4422平方km、南北に225kmにわたって伸びる細長くて大きな島で、周囲はマクタン島、バンタヤン島、マラパスカ島、オランゴ島など小さな島々に囲まれています。

セブ全島とその属島がセブ州になっていて、島の東海岸中央部にある人口72万の州都セブ、マンダウエ市をはじめ6つの都市があります。セブ州はフィリピンの首都マニラに次ぐ大都市圏です。セブ州野中のマクタン島は美しい海辺のリゾートとして知られており、有名なダイビングスポットもあります。また近年は格安で英語を学べるということで、語学留学先としても人気が高まっているエリアです。

日本からセブ島までは直航便が出ています。成田空港からセブ島のマクタン・セブ国際空港へはセブパシフィック航空やバニラエア、フィリピン航空が就航していて、飛行時間の目安は5時間半弱です。セブ島から成田への直行便の飛行時間は約4時間半です。

また、関西国際空港からもフィリピン航空で5時間弱の飛行時間で行くことができます。5時間程度の飛行時間であれば飛行機に乗っている間の負担も少なく、到着後もすぐに活動をすることができます。セブ島からはシンガポールなどへも直航便が出ているので行き帰りに他の国に立ち寄って観光を楽しむこともできます。セブ島からフィリピンの首都マニラまでは飛行機で1時間半弱で行くことができます。

セブの時間帯は、UTC+8 が標準時で協定世界時（UTC）から8時間進んだ時間帯となっています。日本からは-1時間の時差となっています。飛行時間も5時間半程度と短く、時差も1時間と少ないので、到着した日から日本と同じ時間軸で行動することができます。また、時差が少ないので小さな子供にも負担が少なくてすむため家族で訪れるリゾートとしても人気です。

なおフィリピンはサマータイム（夏時間）を実施していません。日本との時差は通年時間で同じです。ヨーロッパやアメリカ、カナダなどサマータイムを実施している国では特に切り替えの時期は注意が必要ですが、セブ島はサマータイムがないのでどの時期も到着して時計を1時間戻せばいいのでとても楽です。

セブ島の気候は高温多湿の亜熱帯気候で俗にいう常夏の国です。四季がなく、一年を通して18度から35度くらいと、どの時期に訪れてもあたたかい気温なのが特徴です。中でも一番南国らしく暑いのは3月から６月の乾季の時期です。

セブ島観光のベストシーズンとしてはまた1月から5月です。日本が冬の時期もあたたかいので、年末年始をリゾートで過ごしたい人や、年末の休みを多く取って短期の英語留学をするのも人気です。年間を通して、乾季と雨季の明確な区別がなく穏やかな気候なため比較的いつ訪れても快適に過ごせるので、あまり気候を気にせず滞在することができるのが、旅行先や留学先として人気の理由の一つにもなっています。

12月から2月まではセブ島の気候は乾季に入るためとても過ごしやすく、セブ島観光や滞在のベストシーズンです。雨が少ないため、気温が安定しており、ゆったりと過ごすことができます。だんだんと暑くなってくる時期なので、服装は半袖短パンがおすすめです。日差しが強いのでサングラスや日焼け止めを忘れずに。室内は冷房が効いているところもあるので羽織物があると安心です。

この時期は日本の年末年始の休暇や、学生の卒業旅行で訪れる人も多くなる時期のため、ハイシーズンにあたり、旅行代金が高くなります。また1月の第三日曜日には、セブ島で一番大きいシヌログというお祭りが開催されます。島全体が盛り上がる大きなお祭りなのでこの時期に訪れるのもおすすめです。

3月から5月も引き続きセブ島での乾季にあたる時期です。2月までと比べて、一年の中で最も雨が降らない時期になり、このため一番暑さの厳しいシーズンでもあります。日焼け止めやサングラス、帽子を準備し、紫外線対策を万全に行うことをおすすめします。

また、熱中症にならないようにこまめな水分補給も忘れずにするようにしましょう。暑さが厳しい時期は更に室内は冷房がガンガンにかかっている場合があるので、エアコン対策でパーカーや羽織りものがあると安心です。汗をかいたときにそのままにしておくと体が冷えてしまうので、着替えもあると安心です。水分補給も忘れずに、定期的に行うようにしましょう。

6月はセブ島の雨期が始まる月です。雨季と言っても一日中雨が降り続くわけではなく、一時的に大雨が降る夕立のような感じです。雨具の用意は必須ですが、この季節でもセブ島観光は十分に楽しむことができます。平均最高気温は約29°C、平均最低気温も約27°Cほどなので、半袖短パンで過ごすことができます。日焼け対策も忘れずに行いましょう。

7月も引き続き雨期のシーズンですのでスコール対策として、雨具の準備を忘れないようにしましょう。8月は日本の夏休みと重なるので、訪れる人も多い時期ですが、雨季の真ん中にあたるため、引き続きのスコール対策は必須です。また日焼け対策を忘れずに、水分補給もしっかりしましょう。

9月は雨季に加え台風シーズンにもなります。台風の発生場所との位置関係で、セブ島を台風が直撃することはほぼなく、強風と少しの雨が降るくらいのイメージですが、日本からの行き帰りの飛行機が結構する場合がありますので、飛行機の運行状況には注意をしましょう。10月・11月も引き続き台風シーズンですが気温は年間を通じて温暖なので半袖短パンですごすことができます。

日本からの飛行時間が短く、時差も少ないため気軽に訪れることができるセブ島ですが、実際の旅費の目安はどのくらいなのでしょうか?飛行機の料金は時期によって変動しますが、例えばハイシーズンではない時期にバニラエアを利用するのであれば往復25000円もかからずに飛行機を取ることができます。フィリピン航空の場合往復55000円前後です。

宿泊費は、シャングリラなどハイレベルなホテルで1泊35000円ほど。1部屋あたりの値段なので何人かで泊まれば宿泊費はおさえられますし、宿泊先を選べばもっとリーズナブルに滞在をすることができます。セブ島旅行で優雅に5つ星ホテル泊まる場合、4泊5日の旅行でホテルと航空券代の目安は10万円程度となります。飛行機や滞在先を個人で手配して5泊6日で50000円ほどで滞在できるということもあります。

少しでもお得に旅行したいバジェットトラベラーには飛行機の料金は宿泊費の下がる4月から7月上旬がおすすめです。セブ島は、観光の方だけではなく留学で訪れる学生も多いことから、春休みが終わった4月頃から、旅行者の数が落ち着き値段が下がり始めるためです。その後、5月のゴールデンウィークに向けて4月末あたりから徐々に金額が上がりますが、ゴールデンウィーク明けから7月上旬の夏休み前までが特にお得です。

また10月から11月もセブ島旅行に行くのにお得な時期です。この時期は大きな連休がない時期で旅行者の数が少なめなので、運が良ければ、ハイシーズンのほぼ半額でホテルが予約できることもあります。宿泊代金の比較サイトなどを利用してお得に予約をすることをおすすめします。旅行会社などのツアーの場合は旅費の目安は150000円から200000円ほどになりますが、お得な時期であれば50000円から100000円が旅費の目安になります。

日本からセブ島への飛行機の飛行時間や時差、セブ島の気温、時期ごとのおすすめの服装、旅費の目安などをご紹介してきましたがいかがですか?飛行時間も時差も少なく、旅費を抑えてリーズナブルな滞在先に長期で滞在したり、5つ星ホテルでリゾートを味わったり、色々な楽しみ方をすることができるセブ島。2泊3日の弾丸ツアーなどもあるので、ぜひ気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。