ソルビン原宿は人気かき氷店！気になる値段や場所・待ち時間など紹介！

ソルビン原宿はJR原宿駅からすぐそばの場所に2016年6月にオープンした、韓国発のデザートカフェです。開店から1年以上経った今でも待ち時間が発生する人気のカフェの名物メニューは「かき氷」。アジアと西洋がミックスされたかき氷メニューは、見た目のインパクトが大きく、写真を撮ることを目的として来店する人も多いようです。今回はそんなソルビン原宿についてお伝えします。

ソルビンは今や韓国に500店舗近くを展開する、大人気のデザートカフェチェーンです。ソルビンの創設者は日本留学中に、日本の若者たちがお団子などの日本の伝統スイーツを楽しむ姿を見て、韓国の伝統スイーツを使って誰からも愛されるデザートを作ろう、と決心したそうです。そして2010年にオープンしたのがお餅を使ったデザートを提供するカフェでした。

そのカフェで大人気になったメニューが「インジョルミソルビン」。きな粉餅を使ったかき氷です。このインジョルミソルビンのヒットがきっかけになり、2013年にかき氷を名物メニューにした「コリアンデザートカフェ・ソルビン」を開業しました。ちなみにソルビンとは漢字にすると「雪氷」。雪のようにふわふわで、優しく口の中で溶ける食感がソルビンのかき氷の特徴です。

日本のかき氷とはひと味違う、雪のような食感のかき氷を提供するソルビンですが、かき氷の美味しさだけでなく、その見た目も注目を集めています。韓国カルチャーを表すかのようなポップでキュートなトッピングは、もちろん写真写りも良く、ついSNSで発信したくなってしまいます。そんなかき氷店が日本1号店のオープンに選んだ場所は、若者カルチャー発信地である原宿でした。

原宿は意外と道が入り組んでいて、目的の場所になかなか辿り着けないということもありますが、ソルビン原宿に行く時には迷うことはないでしょう。ソルビン原宿の場所はJR原宿駅のすぐそばです。JR原宿駅の竹下口改札から出て、道路を渡ってすぐの場所にあります。1階にスケッチャーズが入っているビルの2階です。地下鉄を利用した場合は明治神宮前駅の3番出口が最寄りになります。

住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34 FPGリンクス原宿（旧グリーンオーク原宿）2F 電話番号:03-6721-0404

ソルビン原宿は、大きなウォールウィンドウから明るい日射しが差込む、ウッドの使い方がおしゃれなカフェです。清潔感あふれる白を基調としたナチュラルな雰囲気の店内には、シンプルな木製の椅子とテーブルが並べられています。全席数は82席。窓に面した場所のテーブルになれば、原宿の街を行き交う人たちを眺めながらかき氷を食べることが出来ます。

ソルビン原宿の営業時間は連日同じ時間となっており、午前10時30分にオープン、午後8時にクローズします。ラストオーダーは閉店30分前の午後7時30分です。定休日は現在ありませんが、不定休を取ることもあるようなので、訪れる前にソルビン原宿のツイッターで営業情報を確認すると安心です。

暑い時期はもちろん、寒くなっても人気が衰えることがないソルビン原宿ですが、気になるのは入店までの待ち時間です。かき氷が食べたくなる暑い時期は開店の数時間前から行列が出来ていることもありました。そこで待ち時間を緩和させるためにソルビン原宿が導入したのが「整理券」制度です。

行列に並んでいる人たちにスタッフさんが整理券を配ります。整理券に印刷されているURLにアクセスすると呼び出し状況の確認や呼び出しメールの設定が出来るようになっています。整理券をもらっても待ち時間があることには変わりありませんが、少なくとも長時間行列に並んで待ち時間を過ごす、ということをせずに済むようになります。

呼び出しがあったら20分以内にお店に行かないとキャンセル扱いになる可能性があるので、遠くには行かずにお店の近くで待ち時間を過ごすようにしましょう。なお、整理券は混雑期に発券されるものなので、整理券が発券されない時期もあります。2017年12月現在、整理券の発券は行なわれていません。混んでいる時は並んでそのまま待ち時間を過ごします。

ソルビン原宿は注文をテーブルまで取りに来てくれるテーブルサービスのお店ではありません。レジカウンターで注文をし、用意が出来たら注文時に渡されたブザーが鳴る、という、フードコートのようなシステムになっています。混んでいる時はなかなかブザーが鳴らず、ここでも待ち時間が多少かかる時もあるようです。ブザーが鳴ったら注文したものを自分で取りに行きます。

ソルビン原宿のメニューはかき氷が中心です。さっぱりした甘い味が付いた氷を使って作られる、10種類ほどの定番かき氷メニューのほか、期間限定のかき氷の提供も行なわれています。もうひとつの人気メニューは「トースト」。きな粉餅を使ったトーストなど、ちょっと珍しいトーストも揃っています。またドリンクメニューも充実。温かいものから冷たいものまで、各種揃っています。

ソルビン原宿で楽しめるかき氷の値段は1000円台のものが中心で、デザートとしては少し値段高めの設定です。そんな中で一番値段が低く、そして一番人気のかき氷は「きな粉餅ソルビン」850円。ソルビン創業者がソルビンをオープンするきっかけになった、韓国でももちろん大人気のかき氷です。韓国では小倉餡を載せたかき氷が一般的ですが、餡をきな粉に替えてみたのがこのかき氷です。

山盛りのかき氷の上にはたっぷりときな粉がかかり、お餅と香ばしいスライスアーモンドで更に飾られています。氷は粉雪のように柔らかいので、崩れてきな粉が容器の外に落ちてしまわないよう、最初のうちはそっと食べ進めるのがおすすめ。お餅は冷えても固くならずちょうどよい食感を楽しめます。食べ進めると中には練乳が入っていて、また違う味わいを楽しむことが出来ます。

日本人に馴染みのある食材を使ったかき氷はほかにもあります。「抹茶ソルビン」1100円は、抹茶の苦みがアクセントの大人の味のかき氷です。かき氷の上には抹茶パウダーがかけられ、その上には生クリームと大きな抹茶アイスが2つも載ります。周囲に飾られているのはカットした大福です。抹茶ソースを回しかけていただきます。ほろ苦さと甘さのバランスが絶妙なかき氷です。

期間限定で提供されていた「抹茶チョコレートソルビン」は今現在定番メニューの仲間入りをしています。値段は抹茶ソルビンより100円アップの1200円です。抹茶パウダーにココアパウダーが加わり、大福の代わりにチョコレートブラウニーがトッピングされています。こちらのかき氷も抹茶ソースをかけていただきます。

チョコレートパフェが大好きだけど、カロリーが気になる、という方には「チョコレートソルビン」がおすすめです。生クリームは使われていますが、その下は氷。アイスクリームをたっぷり使うパフェよりもヘルシーです。パリパリ食感のチョコレートのほかにカカオパウダー・チョコレートブラウニー・チョコレートソースと、チョコレートざんまいの贅沢かき氷の値段は1300円となっています。

ソルビン原宿ではチーズケーキを使った洋風かき氷も人気です。「ブルーベリーチーズソルビン」は値段が1400円と少し高めですが、その値段に見合う充実の内容です。やわらか食感のチーズケーキ・ヨーグルトアイス・ブルーベリーという、3つの違った甘酸っぱさを一緒に味わうことが出来ます。チーズケーキを使ったかき氷はほかに「チーズソルビン」と「マンゴーチーズソルビン」も人気です。

ソルビン原宿は何度訪れても飽きることがないお店です。その理由は期間限定メニューの充実にあります。比較的短い期間で限定メニューを次々に発表しており、人気が高かったものはそのまま定番メニューに入ることもあるようです。期間限定メニューでは、日本限定かき氷も販売されたことがあり、「黒ゴマ生クリームソルビン」はインスタ映えする姿が大好評でした。

韓国発の大人気デザートカフェ「ソルビン原宿」のご紹介、いかがでしたか。ソルビン原宿は、待ち時間が暑い時期と比べると短い、秋冬の時期に訪れるのがおすすめです。2017年12月11日からは、いちごたっぷりの限定かき氷を楽しめる「いちごフェスティバル」が開催されています。クリスマスツリーのような「抹茶いちごソルビン」は年内で終了なので、食べてみたい方はお早めに！