デリー空港特集！ラウンジやおすすめのお土産にアクセスもご紹介！

日本からインドへ向かうときの空の玄関口が「インディラ ガンディー国際空港」。通称「デリー空港」です。経済発展がすさまじいインドの首都ニューデリーにある空港です。日本からも成田空港や関西空港から直通便が出ています。デリー空港のラウンジや空港内で購入できるお土産。デリー空港へのアクセスや乗り継ぎ方法をご紹介します。

デリー空港は大きな空港です。きれいで快適です。入国審査までの距離も長く飛行機を降りてから、長い距離を歩きます。安全にも配慮されているので、インド国内といえども空港では安心して過ごすことができます。イミグレーションの上にある様々な形の手のオブジェが印象的です。

入国の際、気を付けなければならないのが、大事な入国スタンプを押し忘れてパスポートを渡されることがあることです。必ずスタンプが押されていることを確認して、通過する必要があります。セキュリティが厳しく、出入りが管理されているので、荷物をきちんと受け取ってターミナルから空港へ移動します。

出発の場合は、パスポートと出国に日の出発便名が書かれたチケットがないとデリー空港内に入ることもできません。また、出発便の4時間前にならないと空港内にいれてもらえません。時間に余裕をもって空港に到着した場合は、ラウンジなどを利用して時間になるのを待つ必要があります。ラウンジのシャワーを浴びておくのもおすすめです。

デリー空港に3つあるラウンジの1つが「プラザ プレミアム ラウンジA」です。3階にあります。国際線出発ターミナルにあるラウンジです。上級顧客向けのラウンジになります。食事、飲み物が豊富に揃えられています。WiFiも利用できます。入口で接続コードのカードを受け取ることができます。シャワーも完備されています。

「プラザ プレミアム ラウンジ」は、シャワーが利用できるラウンジの1つです。シャワーは混み合っていることもあり、1時間以上待たされることもあります。シャワーを利用したときは、最初に受付で予約して時間に余裕をもって待っていることをおすすめします。奥まった場所にあり、静かで快適なラウンジです。

食事はカレーやナンやSULAのワインなどインドらしいものが置かれています。それ以外でも、麺のオーダーサービスもあります。お酒が充実していて、評判がいいです。3階にラウンジA。4階にラウンジBがあります。ラウンジBのほうが静かで、ラウンジAは空港内と直接つながっています。

「ITC-WELCOM GROUP GREEN LOUNGE」は、プライオリティパスが利用できるラウンジです。ターミナル内部と連携している便利な場所にあります。出発階の上にあたります。シャワーを使うことができるラウンジですが、トイレに1つだけのため混み合うことがあります。JALのグローバル会員以上の会員は利用することができます。

照明が暗めに設定されていて、ゆっくりとくつろぐことができます。大きめのゆったりした休憩シートが用意されています。休憩用シートの数も多いです。ラウンジ内にフードコートがあります。ベジタリアン用とノンベジタリアン用で食事が2つにわかれています。インドらしく食事に配慮がみられます。

「ITC-WELCOM GROUP GREEN LOUNGE」にはマッサージチェアが完備されています。場所はエントランス付近です。JALを利用するとチェックインカウンターで地図とクーポンがもらえます。JALの搭乗口からは少し離れた場所にあります。JALを利用する時には特におすすめできるラウンジです。シャワーを利用したいときもおすすめです。

「プラザ プレミアム ラウンジB」は、4Fにあるラウンジです。免税店エリアからエスカレーターで上の階に上った場所にあります。無料のWiFiが利用できます。食事は、パスタ、カレーなどです。清潔で簡素な雰囲気のラウンジです。アメニティはありますが、電源が少ないのが残念です。シャワーも利用できます。

シャワーがあり、受付でカードをみせるとキーをもらうことができます。シャンプー、リンス、ボディソープが置いてあります。歯ブラシ、かみそり、バスタオル、フェイスタオル、ドライヤーも利用できます。シャワーの温度設定が日本と違い少しコツがいります。熱くなりすぎないように注意が必要です。

飲み物は無料で飲むことができます。バーテンダーにほしい飲み物を注文します。キングフィッシャーのビールやワインがあります。マッサージルームもあり、マッサージを受けることができます。料理の中にはかなり辛い味付けのものがあります。生野菜もありますが、インドの料理に不慣れな日本人は注意が必要です。

イミグレーションから向かって見えてくる免税店が「Delhi Duty Free」です。お酒、化粧品、紅茶などが揃えられています。アプキカサンドの紅茶が数多く売られています。12ドルぐらいです。ダージリンティもあり、47ドルです。有名なアーユルヴェーダブランドもあります。

香水はForest Essentialsがあります。高級感のあるギフトセットも取りそろえられています。KAMA、ローズウォーターもあります。ITCホテルのレトルトカレーやオーガニックのTulsiの紅茶もあります。おしゃれなパッケージの紅茶や香水があり、プレゼントに最適です。

インドの有名どころのお土産物はだいたい手に入るお店です。高級感がある包装で、見ているだけでもワクワクします。免税店ではありますが、価格帯は市内の店舗よりも高く設定されています。市内の店舗をゆっくり散策する時間的余裕があるならば、そちらの方がおすすめです。

ショールやコスメがおすすめのお土産物屋「Delhi Bazzar」。メトロポリタンホテルに入っている高級感のあるお店です。オリジナルブランで女性へのお土産物として人気があります。パッケージにこだわった紅茶や化粧品がプレゼントとしておすすめです。布製品の肌触りがとてもよく有名です。

インドらしいショールが人気です。パシュナは肌触りがよく、きれいな色がそろっています。デザインも素敵です。女性ものが中心です。肩にかけたり、体に巻いたりするきれいな色の布製品が多く、肌触りのよさが特に人気です。一度店頭で触ってみるのとよさがわかります。

布製品のお土産物だけでなく、インドらしいお土産物もおそっています。カレーパウダー、香水、オイル、化粧品、紅茶、ローズウォーターなど様々です。インドらしい絵柄のパッケージがかわいらしく、女性用のお土産物として人気があり、とてもおすすめです。オリジナルブランドですが、市内でも購入できます。

お手頃値段のお土産物屋「WH Smith」。お土産物だけでなく、お水やお菓子など旅行に必要なものも購入することができます。インドのシンボルにチョコレートなど、大人数に配るのに適したお土産物も買うことができます。高級感のあるパッケージというよりは気軽なお土産がそろっています。

アプキパサンドの紅茶などもほかの高級店よりもお安く手に入れることができます。自分用や家庭用のお土産としておすすめです。カップラーメンのインド向け商品やマサラ味やイタリアンなどもあります。気楽な友人用お土産物として購入することもできます。アーユルベーダ製品のような高級化粧品ではない、普段使いの化粧品も売られています。

気軽なお菓子類もそろっています。クッキーやインドらしい辛いお菓子など、話題作りにもなりそうなインドの日曜品が多くあります。身近な人のお土産物として人気があります。デリー空港内のお店よりは市内のお店の方が基本的には割安になりますが、空港内で買い物したいときにはおすすめです。

デリー空港は、市内から約15km離れています。市内にアクセスするにはいくつかの方法があります。その一つが地下鉄です。日本からの場合、デリー空港のターミナル3から地下鉄に乗り継いで市内に向かいます。デリー空港の建物を一度外に出て、向かいの建物のいくと地下鉄の駅があります。

デリー空港から市内にアクセスする地下鉄は、エアポートメトロ、通称オレンジラインと呼ばれています。終点ニューデリー駅までアクセスできます。所要時間は20分。10分から30分間隔で運行されています。4時45分から23時15分まで動いています。デリー空港からニューデリー駅は100ルピーで行くことができます。

終点にニューデリー駅からは、イエローラインと呼ばれる地下鉄に乗り継ぐことができます。イエローラインに乗り継ぐにはエアポートメトロから降りて、改札をでて切符を買いなおす必要があります。地下鉄はかなり混んでいます。大きな荷物がある場合には、避けた方が無難です。

デリー空港から市街にアクセスする方法には、エアポートバスがあります。コンノート・プレイスを経て、終点のバスターミナルへ向かいます。コンノート・プレイスで多くの人が降りていきます。デリー空港ターミナル3の建物の外にでて、18番の柱のそばからエアポートバスに乗ることができます。

空港からコンノート・プレイスまでのアクセスは50分。終点のバスターミナルISBT(Inter State Bus Terminal)までのアクセスは、1時間30分ほどです。エアポートバスは、だいたい30分ごとに24時間運行されています。料金は100ルピー前後です。道路の混雑状況により所要時間は大きく変わります。

エアポートバスは、旅行者だけなく地元の人も利用も多いため、かなり混雑しています。ラッシュの時間帯には、道路も同様に混雑します。バスを降りた後は、オートリキシャーなどへの乗り継ぎが必要になる場合もあります。乗り継ぎをすると料金交渉などの対応が必要になります。

地下鉄やエアポートバス以外の市街地へのアクセス方法は、タクシーがあります。タクシーは、プリペイドタクシーとメータータクシーがあります。プリペイドタクシーは、デリー空港の到着ロビー内に専用のカウンターがあり、目的地を伝えて事前にお金を払います。チケットを受け取って、タクシーに乗ります。

交渉も少なくすみ、手軽に使えそうなプリペイドタクシーですが、トラブルが報告されています。タクシーに乗ってホテル名を伝えると、そのホテルは閉鎖になったといってほかのホテルに連れていかれ、料金を請求される。また、旅行会社に連れていかれ高額なツアー料金を請求されたりします。

インドの市街地へのアクセスはプリペイドタクシーの利用もでき、値段交渉などに慣れている旅行者には大変便利です。しかし、慣れていない旅行者がプリペイドタクシーを利用すると、トラブルに遭遇してしまうことも多くおこっています。インド旅行の初心者さんには、地下鉄やエアポートバスの方がおすすめです。

デリー空港から市街地へのアクセスには、メータータクシーが利用できます。メータータクシーは、日本のタクシーと同じように走った距離だけ料金を払います。デリー空港からは、2社のタクシー会社へ乗り継ぎできます。Meru CabとMega Cabです。デリー空港に乗り継ぎできるタクシーはエアコンが装備されています。

デリー空港に乗り継ぎできるメータータクシーはメーターやエアコンが装備されていて、快適に乗車することができます。1km20ルピーかかります。それ以外に、空港乗り継ぎに800ルピーがかかります。道路事情によって所要時間が変わります。インドの道路は混雑することが多いです。

プリペイドタクシーとは違ったトラブルがメータータクシーにはあります。道に詳しくないドライバーや英語が離せないドライバーがいます。遠回りになり料金が高額になったり、行先が通じないなどのトラブルもあります。レシートを出しもらえないこともあるので注意が必要です。

インド旅行に慣れていない方に一番おすすめの市街地へのアクセス方法は、送迎サービスです。ホテルや旅行会社が直接運営しています。デリー空港の到着ロビーまで直接迎えに来てくれるので、迷うことがありません。インドが初めての方におすすめできるのが送迎サービスです。

インドという国柄、デリー空港からの市街地への乗り継ぎはトラブルが多くあります。違う場所に連れていかれたり、法外な料金を請求される話が後を絶ちません。日本にいるときからあらかじめ予約でき、安心できるガイドさんが迎えに来てくれる送迎サービスは一番安心できます。

送迎サービスのガイドさんは、日本語の場合も英語の場合もあります。どちらにせよ日本人への対応に慣れていますのでコミュニケーションで困ることはありません。料金もあらかじめ日本にいるときに払ってありますので、交渉が必要になりトラブルになることもありません。

デリー空港から市街地へ乗り継ぐ方法は様々ありますが、困ったことにトラブルが多く報告されています。プリペイドタクシーに行先とは違う場所に連れていかれたり、高額な料金のツアーに入れられたりすることがあります。メータータクシーでも英語が通じない、道を知らないなどで困ることがあります。

オートリキシャーは、道路でよく目にする便利な乗り物です。ただ、料金は交渉で決まることがほとんどです。慣れない場合には旅行者の負担になる場合が多いです。オートリキシャーでも違う場所に連れていかれる、高額な料金を請求されるなどのトラブルが報告されています。

特に深夜に空港に到着する便を使う場合には、市内への乗り継ぎでトラブルが多くなります。送迎サービスをあらかじめ予約しておくのが一番安心です。安全な時間帯まではデリー空港内のラウンジなどを利用して夜を過ごすことをおすすめします。送迎サービスは日本から予約可能です。

インドの玄関口デリー空港は、清潔でシャワーも使えるラウンジがそろっています。おしゃれでプレゼントに最適なお土産物屋や免税店もあります。デリー空港から市街地へのアクセスは、様々な乗り継ぎ方法があります。インドという国柄起こりやすいトラブルを避けるなら日本から送迎サービスを予約しておくことをおすすめします。