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光明禅寺特集!紅葉の見ごろに人気の石庭やアクセス方法もご紹介!

光明禅寺特集!紅葉の見ごろに人気の石庭やアクセス方法もご紹介!
投稿日: 2018年2月16日最終更新日: 2020年10月8日

光明禅寺は大宰府天満宮のすぐそばにある、深いゆかりがある寺院です。光明禅師の魅力はなんといっても九州唯一と言われる石庭と、それに映える紅葉です。そこで光明禅寺へのアクセスのほか、大宰府天満宮とのゆかり、そして見どころなどを紹介します。

光明禅寺は見どころいっぱい見出し

日本の寺社には、桜や紅葉などが美しいところ、美しい庭があるところが多くあります。そういう寺社は見ごろの時期になると多くの参拝客が訪れるものです。光明禅寺も美しい石庭や紅葉が魅力的で人気の寺社の一つです。そこで光明禅寺へのアクセスや料金、光明禅寺の由緒、見どころなどについて紹介します。

光明禅寺とは見出し

Photo by MiNOL__000

光明禅寺とは、臨済宗東福寺派に属する禅宗寺院です。山号は神護山で、別称は「苔寺」です。その名の通り美しい石庭と紅葉が有名な寺院です。苔寺というと京都のお寺のイメージですが、光明禅寺は京都の苔寺とは別の寺院です。

光明禅寺はどこにある?見出し

Photo by 狗骨頭

光明禅寺の場所は、福岡県大宰府市です。大宰府というと大宰府天満宮が有名ですが、光明禅寺は大宰府天満宮とゆかりの深い寺院で、場所も大宰府天満宮の参道をのぼりきった近くにあります。大宰府天満宮と一緒にお参りするのがおすすめです。

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光明禅寺へのアクセス見出し

Photo by jodowakayama

光明禅寺へのアクセスについて説明します。前述したように、光明禅寺は大宰府天満宮のすぐそばにあります。大宰府天満宮を目指してアクセスすると、問題なく到着することができます。ただし光明禅寺には駐車場はないので、近くの駐車場を利用することになりますので、料金がかかります。

Photo by jetalone

光明禅寺に公共交通機関でアクセスする場合、最寄り駅は西鉄「大宰府」駅です。大宰府駅は太宰府線の終点なのですが、周辺には光明禅寺、大宰府天満宮の他にも観光スポットが多くあるようです。問題は大宰府駅に行くためのアクセスなのですが、遠方から新幹線などを利用した場合、なかなかすんなりとはアクセスできません。

Photo by rail02000

新幹線の博多駅から定番のアクセスとしてあげられるのは、地下鉄と西鉄を乗り継ぐ方法です。まず博多駅から地下鉄に乗り「天神」駅まで移動します。それから「西鉄福岡(天神)」に移動して、西鉄で移動します。大宰府まで直通もありますが、途中の「西鉄二日市」駅で乗り換えるのが一般的です。

Photo by atgw

平日など、あまり混んでいない時であれば、博多駅から直通バスを利用する方法もあります。博多駅のパスターミナルから「大宰府」行に乗れば、大宰府駅前までまっすぐに行くことができます。バス利用と地下鉄利用では、時間も料金もほぼ同じなので、その日の混雑具合や時間によって決めるといいかもしれません。

Photo by PYONKO

もう一つ、JRを利用してアクセスする方法があります。それはJRの「二日市」駅を利用する方法です。この駅は先ほど出てきた西鉄二日市駅まで徒歩で12分ほどかかるのですが、多くの場合大宰府駅に行くとき、二日市駅で乗り換えをすることになるので、乗り換えは一回少なくなるかもしれません。

Photo by wonderstory

タクシーなどを利用する場合は、博多駅からまっすぐタクシーを使うとやはり料金がかさみます。もし乗り換えが気になるのならば、JR二日市駅からタクシーを利用するとよいでしょう。料金は1800円ほどですが、比較的楽に光明禅師までアクセスすることができます。乗り換えの時間などを考えてどれにするか決めるとよいかもしれません。

Photo by *Yaco*

大宰府駅に到着したら、大宰府天満宮を目指して進んでいきます。おそらく多くの参拝客が同じ方向に向かっているので、そのあとを着いていくといいでしょう。そして一の鳥居に着いたら、そこから右折し、進んでいきます。つきあたりが光明禅寺です。駅から徒歩で5分から10分といった所です。

光明禅寺の由緒見出し

Photo by gtknj

この光明禅寺ですが、なぜ大宰府天満宮のそばにあるのでしょうか。最初のほうで少し述べましたが、光明禅寺と大宰府天満宮は深い関係があります。光明禅寺を創建した人物が、大宰府天満宮を代々守ってきた家の出身者だからなのです。

Photo by KeikoS.ryoko

光明禅寺は1273年、鉄牛円心という僧侶によって開山されました。この鉄牛円心は円爾という僧侶の弟子にあたるのですが、円爾は宋で修業をした後、博多へ戻り、それから上洛し、紅葉で有名な東福寺を建立しました。そのため、禅宗と天神さまの教えがミックスされた渡宋(唐)天神の教えを伝えていると言われます。

Photo by izunavi

太宰府天満宮というと思い浮かぶのが菅原道真ですが、この鉄牛円心はこの菅原氏にゆかりのある人物だと云分けています。そのため古くから大宰府天満宮とのゆかりが深く、江戸時代には太宰府天満宮に仕える人々や家族の菩提寺という役割を持ちました。以来、光明禅寺は大宰府天満宮の結縁寺として現在に至っているのです。

光明禅寺の見どころ(1)庭見出し

Photo by gtknj

光明禅寺の見どころとして忘れてはならないのが庭です。日本にはさまざまなタイプの庭を持つ寺社がありますが、光明禅寺の庭は九州一の名庭と言われています。最初に、光明禅寺の別名は「苔寺」だと述べましたが、その名の通り、庭には青々とした苔が一面に広がっています。

Photo by gtknj

光明禅寺には本堂のところにある庭と、前庭があります。先に見ることになる前庭は、九州で唯一の石庭とされており、15個の石を「光」という字の形に配置してあります。そのため「仏光石庭」と呼ばれます。

Photo by アルム=バンド

本堂に入ると、目の前には一面の石庭が広がります。「一滴海庭」と名づけられたこの庭は、陸地の部分には苔がついた石が、大海や水をあらわす部分は白い砂で表現されています。深い山から流れてくる川が大海に注いでいくさまをあらわしているとされていますが、庭を眺めていると本当に水の流れが見えてきそうな気がしてきます。

光明禅寺の見どころ(2)紅葉見出し

Photo by gtknj

この庭は四季いつ見ても美しいのですが、中でも人気が高いのはやはり紅葉の時期です。光明禅寺の周辺の紅葉の見ごろは11月ごろになるのですが、その時期になると、石庭に植えられている紅葉が赤く色づき、さらには枯山水の白砂のうえに紅葉が散り敷きます。水面に浮かぶ紅葉の姿が目に映るように感じられることでしょう。

Photo by gtknj

もう一つ見逃せないものがあります。それは「床もみじ」です。京都のお寺などでも有名なところがありますが、ここ光明禅寺も、きれいに磨かれた床に紅葉の色が映り込み、美しく彩られるのです。というのはこの大宰府はもともと大宰府の政庁が置かれた歴史を持ち、裏山が借景のような形になっているため、適度に太陽の光を遮るためなのです。

Photo by Shoichi Masuhara

そのため、太陽の位置によって、その遮りを抜けると紅葉に太陽の光が差し込む形となるので、ぱっと光があたり、色が美しく床に反射するのです。「床もみじ」はもちろんですが、時期が早く、まだ紅葉になっていない時期でも「床みどり」ということで、緑の彩りが反射します。タイミングがよかったら、ぜひこの床の美しい反射もゆっくりと楽しんでください。

光明禅寺で御朱印をいただく見出し

Photo by Gaku@STUDIO-Freesia

光明禅寺での御朱印情報も紹介いたします。光明禅寺でも御朱印をいただくことができます。御朱印を集めているのであれば、ぜひいただきたいところです。ただし、はっきりしないのですが、光明禅寺が「休み」の時があり、そうすると御朱印をいただくことができなくなってしまうという情報もあります。

光明禅寺の御朱印ですが、御朱印そのものはごくふつうのタイプのものです。しかし、ふつうは本尊の名前などが書かれる部分に「一滴海の庭」という揮毫が入るのが特徴的と言えるのではないでしょうか。すでに述べたように、これは光明禅寺の庭の名前です。初穂料(料金)はもちろん必要なのですが、珍しいのでぜひいただきたいところです。

Photo by gtknj

御朱印に関しては住職がいらっしゃる時だけ受けつける、もしくは書き置きが用意してあり、なくなると終わりということです。遠方から参拝に訪れる場合、御朱印がいただけないとやはり残念なので、前もって御朱印の有無を確認することをおすすめします。

光明禅寺周辺観光スポット見出し

大宰府天満宮

Photo by 柏翰 / ポーハン / POHAN

大宰府観光では外すことができないのが大宰府天満宮です。菅原道真を祀り、文化の神様、学問の神様として広く知られています。太宰府天満宮は特に梅の時期が有名なのですが、一年を通して参拝客が多く訪れる神社でもあります。光明禅寺とはゆかりが深い神社でもあるので、ぜひ一緒に参拝してみてください。

九州国立博物館

Photo by inunami

2005年に、大宰府天満宮の裏の丘陵地につくられた、歴史系の国立博物館です。日本の歴史をアジア史の観点でとらえるというコンセプトのもとに、旧石器時代から開国までの歴史を中心に展示が行われています。料金の支払いに電子マネーが使えるというのも今風な博物館と言えるかもしれません。

Photo by jetalone

大宰府天満宮、九州国立博物館、そして光明禅寺は近くにあるので、できれば一緒に観光したほうが乗り物の料金などの面でオトクかもしれません。ただ、九州国立博物館は館内が広いため、時間がかかることが考えられます。もしそうするのであれば、早めに観光をスタートさせることをおすすめします。

光明禅寺で静かなひとときを見出し

Photo by gtknj

光明禅寺は大宰府天満宮、九州国立博物館の側ですが、ちょっと穴場的なところもあり、比較的静かに参拝ができるようです。しかし光明禅寺の石庭と紅葉、床もみじは一度は見ておきたい美しさです。ぜひ九州唯一の石庭をのんびりと楽しんでください。

投稿日: 2018年2月16日最終更新日: 2020年10月8日

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