神宮外苑花火大会2018を紹介！チケット情報・屋台・穴場スポットは？

2018年夏を目前にし、東京三大花火大会の一つ「神宮外苑花火大会」の開催内容が徐々に明らかになってきました。5月29日にはついに開催日が決定し、神宮外苑花火大会ファンの間ではチケットの予約や場所取りのプランニングも本格化。今回は、2018年の神宮外苑花火大会を楽しむための情報をたっぷりご紹介します。

2018年の神宮外苑花火大会の開催日は8月11日土曜に決定しました。花火の打ち上げ時間は19時30分から20時30分までです。予備日は翌日の8月12日、日曜となります。小雨の場合は予定通り開催されますが、台風のような荒天時には翌日に順延されます。当日開催するかどうかの判断は当日正午から14時頃の間に発表されるそうです。

2018年の神宮外苑花火大会で打ち上げられる花火はなんと12000発。色鮮やかなスターマインを始め、ナイアガラや枠仕掛け花火などが夏の夜空を彩ります。東京の中心部という場所柄、大きな尺玉は少ないものの、次々に打ち上げられる花火の明るさと轟音は圧巻の迫力です。

花火の打ち上げ場所は神宮第二球場で、観覧席は神宮第二球場周辺の3つの会場に分かれています。チケットの必要な有料席ならどの場所からもきれいに見ることができるので、それぞれの会場の様子を見てチケットを確保するのがおすすめ。海岸や河川敷でない場所で花火大会が行われるのは、神宮外苑花火大会が発足した当時としては珍しい事でした。

打ち上げ場所の隣にある神宮球場は、神宮外苑花火大会のメイン会場となっています。野球場のグラウンドとスタンド席の両方が観覧席となるため、収容人数が最も多い会場です。また、神宮外苑花火大会の会場で唯一ナイアガラが見られるのがポイントです。

神宮球場では、花火の前後に多くのアーティストによるライブが行われるのも人気のポイントです。2018年の出演アーティストはまだ発表されていませんが、夏フェスが好きな人にはおすすめの会場です。なお、花火打ち上げ前にライブが始まるため、神宮球場は16時開場、17時30分開演となります。

神宮球場の会場内には屋台は出店しませんが、プロ野球の試合の時のように売り子がビールやおつまみを売り歩いたり、売店でお弁当や軽食を購入できたりします。なお、神宮球場はバリアフリー対応なので車椅子の人は神宮球場を選ぶのがおすすめです。ベビーカーはたたんで入場しましょう。

神宮球場の観覧席の種類は、大きくグラウンド部分のアリーナ席とスタンド席に分けられます。席は全席指定となっており、チケットの値段はアリーナSS席が8500円、アリーナS席が7000円、アリーナA席が6000円です。

1塁側スタンドS席が7000円、3塁側スタンドA席が6000円、バックネット裏スタンドA席が6000円、ライト側スタンドA席が6000円、ライト側のスタンドB席が5000円です。なお、席のグレードは選べますが、そのエリアのどの席に座るかは選ぶことはできません。

神宮球場へのアクセス方法は、東京メトロ外苑前駅から歩くのが最も近くておすすめです。外苑前駅3番出口を出て右方向、スタジアム通りという名前の大通りを直進すると到着です。もしくは、JR総武線信濃町駅からも徒歩圏内です。明治記念館横の権田原交差点を右折し、イチョウ並木方面へ向かうと神宮球場が見えてきます。

外苑前駅から神宮球場へと向かうスタジアム通り沿いには、周辺の飲食店が屋台を出してお弁当や軽食を販売しています。神宮球場内での購入は混雑が予想されるため、会場の外の屋台で飲み物やお弁当を調達しておくのもおすすめです。また、当日の駅周辺は大変混雑しているため、待ち合わせしても会えないおそれがありますのでご注意を。

打ち上げ場所の東側にある神宮軟式球場は、芝生に座って観覧できる開放的な会場です。入場の際に1人につき1枚ずつ配布されるレジャーシートを敷いて花火を楽しみます。自分でレジャーシートを持参しても使用できないのでご注意下さい。

会場は広々としているのでベビーカーも入場可能。子連れで花火見物をしたい人や大人数でワイワイ楽しみたいグループにぴったり。神宮軟式球場には屋台が数多く出店するのも人気のポイントです。なお、神宮軟式球場はバリアフリー対応となっていないため、車椅子の入場はおすすめできません。

また、神宮軟式球場でもアーティストによるライブが行われます。当然ながら神宮球場とは別のアーティストが出演するので、これも楽しみの一つです。神宮軟式球場の開場時間は15時、開演は16時30分の予定となっています。まだ暑い時間帯なので熱中症に注意しましょう。

神宮軟式球場は芝生のグラウンドにレジャーシートを敷いて座るので、指定席はなくチケットは自由席の扱いとなります。チケットの料金は3500円です。なお、子どもは4歳からチケットが必要で、値段は大人と同じ金額です。

神宮軟式球場へのアクセスは、JR信濃町駅から歩くのが最も近いです。信濃町駅を出たら線路を背にして森のある方へ向かいましょう。また、東京メトロ半蔵門線青山一丁目駅からはイチョウ並木を通るのが分かりやすいです。都営大江戸線国立競技場駅からもアクセスが便利です。

東のラグビーの聖地と呼ばれる秩父宮ラグビー場は、神宮球場を挟んで打ち上げ会場の南側にあります。芝の保護のためグラウンドには立ち入ることができず、花火はスタンド席から観覧します。秩父宮ラグビー場ではライブはありませんが、正面のスクリーンに神宮球場でのライブの様子が映し出されます。開場時間は16時、開園時間は19時30分です。

秩父宮ラグビー場には屋台は出ておらず、食べ物や飲み物は売店で購入するか、席を回る売り子から購入します。しっとりと花火を鑑賞したい人におすすめの会場です。

秩父宮ラグビー場はバリアフリー対応の会場となっており、車椅子用の観覧席が用意されています。スタンド席にベビーカーを持ち込むのは難しいため、小さな子を連れて行く場合は抱っこがおすすめです。なお、秩父宮ラグビー場は再入場ができるので、食べ物や飲み物の買い出しに行くことも可能です。

秩父宮ラグビー場の観覧席の種類は、スタンド指定席のみとなっており、料金は3500円です。残念ながら席を選ぶことはできませんが、どの席からもきれいに花火を見ることができます。なお、3歳以下の子どもはチケットは必要ありませんが、席は確保されず抱っこでの観覧となります。

秩父宮ラグビー場へのアクセスは、東京メトロ銀座線外苑前駅から徒歩がおすすめです。神宮球場へ行くルートの途中に秩父宮ラグビー場正門の入口があります。また、東京メトロ半蔵門線青山一丁目駅から向かう場合は、3番出口から出て青山2丁目交差点からイチョウ並木へ入ると秩父宮ラグビー場裏門へ行く事ができます。

神宮外苑花火大会は東京屈指の人気の花火大会で、動員数は会場内外を合わせると30万人を優に超えるのだそうです。花火大会当日は会場周辺で交通規制が敷かれるため、車で向かっても途中で引き返す羽目になりかねません。また、運良く神宮外苑周辺の駐車場に停められたとしても、交通規制中は出庫することができなくなるのでご注意下さい。

2018年の神宮外苑花火大会のチケットは、チケットぴあで購入できます。5月29日正午から6月6日11時までは先行予約の抽選を受け付けており、6月7日18時頃から抽選結果が発表されます。抽選に当たればそのままチケットを購入でき、抽選に外れた場合は6月9日10時からの一般発売で購入することとなります。先行予約と一般発売の料金は同じです。

チケットぴあのサービスは、インターネット、電話、セブンイレブンもしくはサークルKサンクスに設置されているマルチメディア端末で利用できます。インターネットの場合、毎週火曜と水曜の深夜2時30分から明け方5時30分の間はシステムメンテナンスのためチケット予約ができなくなるのでご注意下さい。

神宮外苑花火大会のチケットは、当日券が発売される場合があります。2017年は、神宮球場の一部の席種、神宮軟式球場、秩父宮ラグビー場の当日券が発売されました。当日券の情報は神宮外苑花火大会公式ツイッターにアップされます。

なお、荒天のために花火大会が中止となった場合は、8月11日と12日両日が開催できなかった場合のみ払い戻しされます。11日が中止となり、12日に開催となったけれども都合が悪くて行けないという場合でも払い戻しはできないそうです。

神宮外苑花火大会は、ライブも大きな楽しみの一つ。出演アーティストは今後徐々に発表される予定です。ちなみに2017年開催時は、神宮球場には大黒摩季、miwa、ザ・ブリリアント・グリーン、岩佐美咲&はやぶさ、Beverly、戸渡陽太、DAOKOが出演し盛り上がりました。

神宮軟式球場のライブには、足立佳奈、橋本裕太、ゴールデンボンバー、岡崎体育、lol、JamFlavor、メロディー・チューバック、UNIONE、MeseMoa.が出演しました。

神宮外苑花火大会の神宮軟式球場には、屋台がたくさん出店してお祭りのような賑わいに。屋台は協賛企業が運営しているので、人気レストランのフードが屋台で食べられるチャンスもあります。おつまみの定番枝豆からがっつり牛丼まで幅広いメニューが揃い、どの屋台にも行列ができる人気ぶりです。

神宮外苑花火大会の会場には、ビンとカンは持ち込みができないルールになっています。ビンとカンに入った飲み物は入口でカップに移し替えることになるので、缶ビールなどをたくさん買って持ち込まないように注意しましょう。

なお、神宮外苑花火大会は東日本大震災と熊本地震の復興支援のためにチャリティー活動を行っているので、屋台で買い物をするのも復興支援に繋がります。

花火大会会場の混雑を避けて、穴場のレストランで食事をしながらゆっくり花火を楽しむのも良いアイデア。神宮外苑の花火が見える穴場のレストランの一つが、東京都庁45階にあるレストラン「グッドビュー東京」です。例年、神宮外苑花火大会当日には限定メニューが登場するのだとか。また、全ての席から花火が見える所も魅力です。
 

東京ドームを間近に見下ろす穴場のレストランは「シビックスカイレストラン椿山荘」です。文京シビックホール25階の高さから、やや小ぶりながら神宮外苑の花火を堪能できます。2017年には花火鑑賞プランが組まれ、窓際の花火が見える席でホテル椿山荘の味を楽しむことができたのだとか。

渋谷のcocotiビル12階にあるレストラン「ザ・レギャン・トーキョー」も穴場スポットです。レストランウェディングの会場としても人気のザ・レギャン・トーキョーは、インテリアも料理もおしゃれでゴージャス。2017年の花火大会当日には、テラス席でフレンチが頂ける花火大会特別プランが用意されたそうです。

花火と一緒にビールを楽しめるビアガーデンもおすすめです。秩父宮ラグビー場の隣にある「森のビアガーデン」は、間近で花火が楽しめる穴場のスポット。「森」という店名の通り周囲に背の高い木が多いので、予約の際は花火が見える席をリクエストしましょう。

森のビアガーデンは、子どもたちに人気の遊び場「神宮外苑にこにこパーク」に併設されています。パークの営業時間中には子どもは自由にビアガーデンとパークを行き来できるので、早く食事が済んだ子どもたちが退屈せずにパークへ遊びに行くことができるのがパパやママに人気です。

住所:東京都新宿区霞ヶ丘町14-13
電話番号:03-5411-3715

神宮外苑から程近い明治記念館にある「ビアテラス鶺鴒」は、大人の雰囲気漂う高級感たっぷりのビアガーデンです。広々とした庭園から明治記念館の建物越しに花火を鑑賞することになりますが、近いだけに大きさは十分。何より混雑知らずで神宮外苑の花火を堪能できる所が魅力です。なお、未成年者の入店はできません。

住所:東京都港区元赤坂2-2-23
電話番号:03-3746-7723

名門ホテルの「ホテルニューオータニ」で時間や人混みを気にせず花火を楽しむのは、大切な人へのプレゼントにおすすめです。ホテルニューオータニでは花火大会当日の特別プランとして、神宮外苑の花火が正面に見えるフロントビュープランやリーズナブルなサイドビュープランが用意されているのだとか。

なお、客室だけでなく展望レストランでも花火を鑑賞できるので、宿泊せずにディナーで利用するのもおすすめです。

2018年の神宮外苑花火大会の情報をご紹介しました。神宮外苑花火大会は、東京周辺に住むたくさんの人が楽しみにしている夏の一大イベント。神宮外苑花火大会を楽しい思い出にするために、リサーチをしっかりして万全の態勢で花火大会当日を迎えましょう!