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ルーブル彫刻美術館で世界のアートを堪能!三重のユニークな観光スポット!

ルーブル彫刻美術館で世界のアートを堪能!三重のユニークな観光スポット!
投稿日: 2018年6月25日最終更新日: 2020年10月8日

ルーブル彫刻美術館は三重県津市白山町にある美術館で、パリのルーブル美術館の姉妹館です。ルーブル彫刻美術館は、ルーブル美術館史上初めて、実物の展示彫刻作品から直接型を取って、本物と同じ姿のレプリカを展示している美術館です。

三重・ルーブル彫刻美術館を見学しよう見出し

Photo by senngokujidai4434

三重県津市白山町にあるルーブル彫刻美術館は、パリ・ルーブル美術館美術部長、ド・シャロン氏の指揮により、実物の展示彫刻作品から直接型を取り、本物同様の姿でレプリカが展示されているユニークな美術館です。ここでは、そんなルーブル彫刻美術館について、アクセスや見どころ、料金やおすすめの作品などを含めて紹介します。

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三重・ルーブル彫刻美術館へのアクセス見出し

ルーブル彫刻美術館へ大阪方面から電車でアクセスする場合は、近鉄上本町駅発伊勢中川方面行き特急で約1時間15分で、奈良方面からの場合は、近鉄八木駅で伊勢中川方面行き特急に乗り換えれば約1時間10分ほどで、京都方面からの場合は近鉄京都駅発特急に乗り、八木駅で伊勢中川方面行き特急に乗り換えれば1時間40分ほどで、榊原温泉口駅にアクセスできます。

名古屋方面から電車でアクセスする場合は、近鉄名古屋駅発の特急に乗り、伊勢中川駅で大阪方面行き特急に乗り換えれば約1時間20分で、また、伊勢方面からアクセスする場合は、近鉄賢島駅発大阪方面行き特急に乗り約1時間30分で、榊原温泉口駅にアクセスできます。榊原温泉口駅からは、線路を渡り純金大観音寺の看板を目印に5分ほど歩けばアクセスできます。

車によるアクセスの場合は、東名阪自動車道を走り、東名阪名古屋西で伊勢自動車道に進み、久居インター下車後、163号線を経由して榊原温泉口駅前まで行けば、久居インターから約20分でアクセスできます。ルーブル彫刻美術館前の無料駐車場には、約100台の車が駐車可能です。

三重・ルーブル彫刻美術館の歴史見出し

1970年前後に、真言宗の大僧正でもあった初代ルーブル彫刻美術館館長の竹川勇次郎氏は、パリのルーブル美術館を訪れ、ミロのビーナスの美しさに感動し、日本でもこれらの作品を公開することができないかと考えました。そして、パリ・ルーブル美術館との度重なる交渉の末、パリ・ルーブル博物館の美術部長、ドシャロン氏の指揮により、製作が行われる運びとなりました。

竹川氏は1986年に、パリ・ルーブル美術館の館長ユベール・ランデ氏から姉妹館としての承認を得て、パリ・ルーブル美術館とフランス国立美術館連盟によりこの事業がすすめられた結果、1987年12月、三重県津市白山町のこの場所にルーブル彫刻美術館という名の施設が誕生しました。そして、翌年の4月までの来館者数が10万人を越えるほどの反響を呼びました。

ルーブル彫刻美術館が三重に建てられた理由は、都会に建てると混雑して慌ただしくなってしまうのを避けるためだそうです。また、広い庭に配置された巨大なオブジェも、近鉄電車に乗っている人の目に留まるように、目立つものを造ったのだそうです。ちなみに、パリ・ルーブル美術館の姉妹館はこの彫刻美術館が世界で唯一です。

三重・ルーブル彫刻美術館の開館時間と入館料金見出し

見どころ満載のルーブル彫刻美術館の開館時間は9時半から17時までで、年中無休で営業しています。入館料金は、高校生以上の大人の料金が1500円、60歳以上のシニアと障害者の料金が1000円、小中学生の料金が800円、団体料金は一人につき1400円となっています。

三重・ルーブル彫刻美術館の割引券見出し

前売入館券は、利用日の1週間前までに申し込みが必要ですが、送料込みの料金1000円で申し込めますので、大人料金が対象の人にとっては相当割安になります。また、料金1000円の見どころ満載の美術館図録を同時に申し込むと、500円の送料が無料になりおすすめです。その他にも、200円割引のJTB電子チケットを購入する方法があります。

高校生以上の大人を対象にした、JTB電子チケットが購入できるスマートフォン専用サービスがあります。これは、お得なチケットをスマートフォンで購入できるおすすめのサービスで、2名から3名までが対象ですが、大人の入場券料金1500円が200円引きの1300円で手に入る上、料金1000円の見どころの多い美術館図録がプレゼントされるという特典が付いています。

三重・ルーブル彫刻美術館のピラミッド見出し

パリ・ルーブル美術館のピラミッドが完成したのは1989年です。それに対して、見どころの多い三重・ルーブル彫刻美術館がオープンしたのは1987年で、ピラミッド型の屋根はパリよりも早く完成しています。パリでのピラミッドの構想や決定はそれ以前に行われていたのですが、建物については三重の方が一足早く完成していたのです。

三重・ルーブル彫刻美術館の庭見出し

ルーブル彫刻美術館のおすすめの庭に入ると、まず目につくのがミロのヴィーナスとサモトラケのニケの彫刻です。そして左奥には何故か自由の女神の像があります。この自由の女神は、ニューヨークのものではなく、パリ・リュクサンブール公園にある自由の女神の複製です。ニューヨークの自由の女神もパリの彫刻に基づいて造られています。

ルーブル彫刻美術館の庭の右側にはスフィンクスと古代エジプト女性の彫刻があり、その後ろには隣接する宝珠山大観音寺のカエルたちのオーケストラのユーモラスな彫刻が目に入ります。また、ナポレオンの戴冠式とモナリザの絵画が銅板のスタイルで壁に貼られており、おすすめです。後方には大観音寺の巨大な黄金の仏像があり、不思議な感覚を覚えます。

三重・ルーブル彫刻美術館の館内見出し

見どころ満載のルーブル彫刻美術館には、古代から近代までの作品1300点のほとんどがパリのルーブル美術館始め大英博物館、エジプト博物館などの彫刻から直接型取りし、本物同様に造られた復刻作品が展示されています。ただ、ユニークなことに、同じ館内の目立つ場所には、千手千眼観音像や絵筆塔などが安置されています。

ルーブル彫刻美術館の建物の設計は、あの有名な黒川紀章氏が手掛けています。見どころの多いルーブル彫刻美術館に入ると、すぐ目の前にエジプト博物館に展示されているツタンカーメン王の黄金のマスクの彫刻があります。そしてその背後には高岡古城公園動物園にある絵筆塔、中央には十一面千手観音像、おすすめの原寸大のサモトラケのニケや自由の女神などがあります。

この千手観音はレプリカではなくオリジナルです。実際に1000本の手を持つ千手観音は、日本で3体のみだそうです。左後方に見えるのは、富山県にある絵筆塔のレプリカで、藤子・不二雄氏を始めとする漫画家154名が描いたカッパの絵のレリーフが貼られた塔です。とりあわせに多少違和感を覚えますが、それぞれの彫刻自体は見応えがあるものばかりです。

三重・ルーブル彫刻美術館の作品見出し

見どころ満載のルーブル彫刻美術館で最も代表的な彫刻が、おすすめのミロのビーナス像です。深く聡明な表情と、女性らしくふくよかで均整の取れた輪郭を持つ裸体の美しさは他を圧倒するものがあります。もう一つのおすすめ、円盤投げ像は、1792年、ハドリアヌス帝の別荘で発見され、後に古物収集家、チャールズ・タウンレーから大英博物館が買い上げたものです。

おすすめのサモトラケのニケは、1863年にエーゲ海北東部のサモトラケ島で、フランス領時、シャルルシャンポワーゾにより、パロス島の大理石で作られた女性像、トルソが発見されたのですが、周辺からも118点の翼のかけらが掘り出され、これらを復元したところ、ニケの像であることがわかったそうです。

王妃ネフェルティティの胸像は、ドイツ・ベルリン美術館の作品群の中でも最も有名な胸像で、1912年、アマルナ王宮の彫刻家、トトメスのアトリエ跡から発見されました。また、おすすめのモーゼは、ルネッサンスを代表する三大巨匠、ミケランジェロによる作品で、モーゼの神々しい姿をダイナミックに表現しています。

ルーブル美術館所蔵のハンムラビ法典碑は判例形式で王の布告を集大成した石碑です。またおすすめのロゼッタストーンは、大英博物館では囲いの中に入っていますが、ルーブル彫刻美術館では、囲いが無く、近くで直接見ることができます。この他にも、ロダン作の考える人や、ベルヴェディーレのアポロン、ジャンヌダルクなど、見どころの多い彫刻が目白押しです。

三重・ルーブル彫刻美術館隣接の大観音寺見出し

ルーブル彫刻美術館を経営しているのが大観音寺です。ルーブル彫刻美術館館内に千手観音が安置されている理由もこれでお分かり頂けると思います。見どころ満載のルーブル彫刻美術館の奥には、高さ33メートルを誇る大観音寺のおすすめの純金大観音像が聳えています。ルーブル彫刻美術館の駐車場を挟んだところに大観音寺があります。

純金大観音は、弱った人を守護し、悪事や災難の身代わりとなり、福を授け運を開くなど、数多のご利益があると言われるおすすめの観音像です。この観音像の足元にも見どころの多いミニ観音像が108体あります。108は煩悩の数を表わしており、その数の煩悩を観音が打ち消してくれることになります。

三重・ルーブル彫刻美術館隣接の大観音寺の拝観料金見出し

ユニークで見どころ満載の大観音寺の入山奉納料金は、高校生以上の大人が800円となっており、ルーブル彫刻美術館とのセット券が料金2000円で販売されています。このセット券を購入した人は干支の守り本尊のコインがもらえます。大観音寺の境内に入るとお土産コーナーがあります。このお土産ショップでは、純金大観音の紙袋や大観音せんべいなどが販売されています。

三重・ルーブル彫刻美術館隣接の大観音寺の境内見出し

見どころの多い境内には、大観音寺仏足下駄という巨大な下駄のモニュメントがあり、その前にはネコのオーケストラの演奏風景が目に入ります。また、弘法大師やサルがいたり、マイクを持って歌っている観音様がいたりととにかく風変りなお寺です。後方には烏天狗の楽団もいて、ユニークな境内ですが、若干俗っぽさのあるところが気になるお寺でもあります。

大観音寺境内の一角にある水子三観音は親の都合で葬られた子供、あるいは事故や病気で亡くなった子供の霊の供養を行う場所です。子供の霊の安らかな成仏を水子三観音にお願いし、慰霊の供養をすることにより、お祈りをする人自らの子孫の幸福と繁栄にもつながるご利益が得られるというものです。

三重・ルーブル彫刻美術館隣接の大観音寺の大黒霊場見出し

カエルのオーケストラも大観音寺の中にあります。お宝蛙のご利益は交通安全はじめ商売繁盛や家内安全、不老長寿などです。参道奥には恵比寿大黒霊場があり、誕生日毎に守護神の十二神が囲んでいます。その中心には大きな金庫があり、時価5億円の純金恵比寿様と大黒様が奉納されているそうです。

三重・ルーブル彫刻美術館付近の三重県護国神社見出し

三重県護国神社は、三重県津市にある神社で、禁門の変、戊辰戦争から太平洋戦争に至るまで、三重県関係者の戦没者6万3百余柱を祀る神社です。この神社の創建は明治2年、津藩主、藤堂高猷(たかゆき)公が津八幡宮に小さな祠を建て、戊辰戦争で戦死した藩士の御霊を祀り、表忠社と称したのが始まりです。そして、昭和14年に現在の社名、三重県護国神社となりました。

三重・ルーブル彫刻美術館付近の三重県護国神社へのアクセス見出し

Photo by h_okumura

三重県護国神社へ電車でアクセスする場合は、JR近鉄線津駅西口で降車後、徒歩約5分ほどでアクセスできます。車でアクセスする場合は、伊勢自動車道津インターから約15分ほどでアクセスが可能です。境内には無料の駐車場がある他、車のお祓いをしてもらうこともできます。

三重・ルーブル彫刻美術館付近の三重県護国神社の境内見出し

Photo by h_okumura

三重県護国神社は昭和20年の空襲で、本殿と神饌所(しんせんじょ)以外の建物が焼失しました。そして、昭和32年、本殿が新たに造営復興され、現在に至っています。この神社の祭神は日本のために尊い命を捧げた英霊たちです。その英霊たちの願いが将来の日本を担う子供たちの成長であることから、子供の神様として崇敬を集めています。

鳥居をくぐって正面奥には拝殿と本殿があります。本殿は、伊勢神宮外宮の東宝殿が、第59回式年造営に際し、移築され、昭和32年に造営復興しました。拝殿の左手には、昭和50年に天皇皇后両陛下が行幸された記念碑が立てられています。また、境内中ほどの左手には母親に対する感謝の言葉が記された母の像があります。

Photo by h_okumura

三重県護国神社の境内の右手には慰霊碑があり、戦争に命を捧げた人たちの英霊が祀られています。また、社務所では、祈祷や御朱印の受付ができます。ご利益は、家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除祈願、合格祈願、旅行安全などで、受付時間は午前9時から午後3時までとなっています。各種御祈祷の受付が可能な他、この神社では結婚式を取り行うこともできます。

三重・ルーブル彫刻美術館付近の三重県護国神社の行事見出し

三重県護国神社では、毎月のように行事が行われます。1月15日はどんと焼き、3月3日はひなまつり、そして5月5日には、子供が健やかに、立派に育つようにと、鎧を身に着け、雄々しい姿で神前に参拝する子供武者祭りが行われます。6月30日は夏越大祓式、8月15日の終戦記念日には英霊感謝祭などの行事が行われています。

三重・ルーブル彫刻美術館を満喫しよう見出し

Photo by Tamago Moffle

ルーブル彫刻美術館は三重県津市白山町にあるユニークな美術館です。この施設は、ルーブル美術館の公認を得て、ルーブルの展示彫刻作品から直接型を取り、本物と同じ姿で13000点もの彫刻像が展示されています。ここではそんな三重のルーブル彫刻美術館について、アクセスや料金、おすすめの彫刻や見どころなどを含め説明してみました。

投稿日: 2018年6月25日最終更新日: 2020年10月8日

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