西麻布のけんしろうは芸能人も訪れる人気焼肉店！コース料理やステーキも絶品！

高級レストランが軒を連ねる西麻布。いつもは煙にまみれてワイワイと楽しむ焼肉も、西麻布では高級料亭のような雰囲気でいただくお店が多いです。

今回は、そんな西麻布にある高級焼肉店の中から「けんしろう」をピックアップ。けんしろうで食べるべきおすすめメニューや豪華なコースの内容をたっぷりご紹介します。

西麻布にあるけんしろうとは、どんなお店なのでしょうか。ここでは、メディアでも話題となっているけんしろうについておさらいしておきましょう。

西麻布のけんしろうは、2015年夏にオープンした焼肉店です。焼肉店の多くはキムチやビビンパといった韓国料理と共に楽しむスタイルですが、けんしろうは焼肉と和食のコラボを実現したユニークな焼肉店です。

焼肉に和食を取り入れたけんしろうは、店構えも高級料亭のような和のテイストです。玄関は日本庭園のような落ち着いたしつらえで、一見焼肉店とは分からない店構えです。

ドアを開けて店内に入ると、まるで旅館の客室のように廊下の両側に個室が並んでいます。けんしろうの席は全席ドア付きの完全個室で、隠れ家の雰囲気たっぷり。4名向けの個室が9室、8名向けの個室が1室あります。

室内にはクローゼットがあり、荷物や上着に匂いや汚れがつかないように配慮されています。また、焼肉の煙はすぐに換気されるようになっているので、焼肉店特有の匂いはほとんど感じられないほどなのだとか。こうした細やかな心遣いは、さすが西麻布の高級店です。

全席個室のけんしろうでは、利用客同士が顔を合わせにくいように導線も工夫されています。プライバシーに配慮した店舗の構造や高級感溢れる雰囲気から、芸能人や有名人の来店も多いのだそうです。

けんしろうの焼肉は、グルメな芸能人も一度食べたらハマってしまう美味しさ。芸能人の中でも食通で知られるアンジャッシュの渡部健さんも、自身のブログで「MVP級の活躍を見せたお店」としてけんしろうを紹介しています。

芸能人もお忍びで訪れるというけんしろう。その魅力は、店舗の利用のしやすさだけでなく、もちろんけんしろうが提供する焼肉の美味しさにもあります。

ここでは、芸能人を始め多くの食通を魅了する西麻布けんしろうの焼肉の魅力に迫っていきましょう。

「一切の煩わしさなしに、最高の肉の味を堪能してほしい」という思いをコンセプトに掲げたけんしろう。一般的な焼肉は、自分で肉を網に乗せ、焼き加減を見ながら食べるので、せわしさを感じる人もいるのではないでしょうか。

けんしろうでは、自分で肉を焼く煩わしさを解消。肉はすべて、焼きのスペシャリストと呼ばれるスタッフが目の前で焼いてくれます。焼きのスペシャリストだけに、もちろん焼き加減は絶妙。最高に美味しい状態の肉をいただくことができるのです。

けんしろうで使用されている食材は、すべて初代店主の岩崎健志郎氏が生産者に直接会って仕入れたというこだわりのものばかりです。

中でもメインとなる牛肉は、宮崎産の尾崎牛です。オーナーの尾崎宗春氏は「自分が食べて感動する牛肉を生産する」という思いで牛肉づくりに取り組んでいるのだとか。

ストレスなく伸び伸びと育てられた尾崎牛は、出荷数が少なく「幻の和牛」とも呼ばれる希少な食材。けんしろうでは、肉の熟成具合を見ながらその時に最も美味しい部位を提供しているのだそうです。

けんしろうでは、そのほか山形を始め全国から選りすぐられた高級和牛がいただけます。その日の入荷状況によってどんな和牛が楽しめるか期待しましょう。

焼肉店けんしろうでは、薄切りの焼肉だけでなく厚切りのステーキも提供しています。けんしろうのステーキは、焼きのスペシャリストが最高の焼き加減に仕上げてくれる人気メニューです。

ステーキで提供される部位は、味の濃いシンシンや赤身、シャトーブリアンなどです。ステーキは一口サイズにカットされていて、お箸でいただきます。

内側はレアに仕上がったステーキは、しっとりとなめらかな食感。がっつりとしたイメージのあるステーキですが、けんしろうのステーキはじっくりと味の繊細さを堪能したいメニューです。

けんしろうの焼肉メニューは、アラカルトとコースが用意されています。けんしろうのこだわりの肉を存分に堪能するなら、コースメニューがおすすめです。

ここでは、けんしろうのコースメニューをご紹介します。シーンや予算に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

「饗-omotenashi-」と名付けられたコースは、1人25000円の最高ランクのコースです。2回目以降の来店で予約でき、しかも1日1組限定という特別なコースとなっています。

「饗-omotenashi-」コースをいただくには、席を予約するのと同時にコースの予約をするのがおすすめ。コースのメニューはその日に最高の状態で提供できる料理で構成されるので、当日を楽しみにしましょう。

「結-musubi-」コースは先付からデザートまで全12品の料理が堪能できる贅沢なコースで、値段は1人16000円となっています。

コース内容は四季折々の旬の食材をふんだんに使った季節感のある料理から、看板メニューのけんしろう焼きまで豊富なバリエーションです。

1品目の先付は牛骨出汁の茶碗蒸し。2品目は季節の野菜のサラダで、ドレッシングもこだわりの自家製です。3品目は牛肉の刺身1種、4品目の温菜は牛肉と季節の食材を和風に仕立てた懐石風メニューです。

5品目からはいよいよ焼肉です。雪室で熟成した厚切りタン、和牛シャトーブリアンのけんしろう焼き、塩でいただく厳撰和牛三種盛り合わせと続きます。8品目の箸休めまでは牛肉の美味しさに酔いしれる構成です。

9品目のけんしろうの新肉じゃがは、じゃがいもと牛肉にカラフルなあられをまぶしたビジュアルがおしゃれな一品です。

10品目は焼肉のフィナーレ、タレでいただく和牛赤身の焼肉。11品目はシメのご飯ものです。そして最後のデザートは、自家製の麹アイス最中です。

「想-kokoro-」コースは、「結-musubi-」コースから温菜と塩焼肉を除いた10品のメニュー構成です。コースの価格は13000円で、バランスよくけんしろうの魅力を味わうことができます。けんしろう焼きの肉の部位はタンになります。

けんしろうのそれぞれのコースにはシメのご飯ものがありますが、日によって様々なメニューが登場します。和牛ヒレを贅沢に使ったカレーうどんや、海苔の風味たっぷりの冷麺、そして焼肉との相性抜群な炊き込みご飯、味わい深いクッパなど、どれも外れなしの美味しさです。

「牛-gyu-」コースは、その名の通り牛肉の質にこだわったメニュー構成で、牛肉そのものの美味しさを堪能できるコースです。「牛-gyu-」コースの値段は10000円で、初めてけんしろうに来店する時に注文しやすいエントリーコースです。

「牛-gyu-」コースは全9品で、「結-musubi-」コースの牛肉の刺身以外のメニューが楽しめます。

けんしろうの数あるコースの中でも、特にメディアで話題となっているのが「赤身焼肉膳」コースです。値段は13000円で、赤身を中心にこだわりの牛肉を堪能できる人気のコースとなっています。

「赤身焼肉膳」コースは全12品。先付は、懐石料理を思わせる季節野菜のすり流し。2品目のサラダは、韓国風の味付のムンチュサラダです。そして3品目は、牛肉の刺身が3種という贅沢な盛り合わせです。

4品目はスノーエイジングタンを2種類の味付でいただきます。そして5品目は、名物メニューのけんしろう焼き。通常は赤身肉ですが、プラス3000円でシャトーブリアンに変更することもできるそうです。

焼肉は、特選ハラミを含む3種類の部位を塩味でいただく皿と、赤身2種をタレでいただく皿があります。箸休めと温かい一品料理の後、ファンの多いサーロイン焼きすきが登場します。

そしてシメの食事、デザートでコースを締めくくります。デザートは自家製プリンになることもあり、こちらも楽しみです。

芸能人御用達の焼肉店けんしろうは、どのメニューも美味しいと評判です。これから紹介するメニューは、その中でも特に評価の高い、けんしろうのスペシャリテとも言うべきメニューです。

けんしろうに行ったらぜひ味わっておきたいおすすめのメニューとはどんな料理なのか、早速ご紹介していきましょう。

けんしろうは全国でも数少ない生食用生肉取扱認定店です。牛肉を刺身でいただく「黒毛和牛のお造り」は、生食用生肉取扱認定店ならではの贅沢なメニューです。

黒毛和牛のお造りは豪華な3種盛り。部位は日によって異なり、希少部位のカメノコやシンシン、赤身、トモサンカクなどが刺身で提供されます。味付けは繊細な塩味や、たまり醤油で漬け込んだユッケもあります。

滑らかな食感と口の中でとろける脂身が、焼いた肉とは一味違った魅力のお造り。芸能人もやみつきになる人気メニューなのだそうです。

「けんしろう焼き」は、けんしろうの看板メニューとも言える有名な料理です。けんしろう焼きはやや厚めのステーキですが、他のステーキと異なるのは燻製と低温調理という点です。

けんしろう焼きは、上品な大皿にガラスのクロッシュをした状態で登場します。テーブルの前でクロッシュを取ると、煙と共に桜チップの燻製の香りが部屋中に広がります。

けんしろう焼きは、たんぱく質が壊れない62度以下の温度で低温調理され、仕上げに瞬間燻製で香りづけをしたメニューです。滑らかな歯ざわりと、噛むごとに旨味が広がる味わいはけんしろうだからこそ成せる業です。風味付けの黒トリュフも贅沢。

けんしろう焼きの部位は日によって異なり、赤身やランプといったけんしろうおすすめの肉で提供されます。さらに贅沢するなら、最高級部位のシャトーブリアンのけんしろう焼きもおすすめです。

「焼きすき」は、ステーキのような厚切り肉と打って変わって、薄切りの極上肉を味わうメニューです。

焼きすきは、焼きのスペシャリストが大判の黒毛和牛サーロイン薄切り肉を目の前でさっと炙り、厳選されたこだわり卵の黄身を絡めていただきます。濃厚なタレと肉の甘み、そしてまろやかな卵黄が調和した至福の味わいです。

芸能人の来店も多い西麻布のけんしろう。早速けんしろうに予約を入れる前に、けんしろうへのアクセス方法や営業時間などをチェックしておきましょう。

ちなみに、西麻布けんしろうの姉妹店は「うしみつ恵比寿店」と「うしみつ一門目黒店」の2店舗があります。

けんしろうは西麻布交差点から外苑西通りを広尾方面に入って、1ブロック進んだ右側にあります。東京メトロ日比谷線広尾駅からは4番出口を出て外苑西通り沿いにおよそ徒歩10分です。

また、六本木駅からは六本木通りを進み、西麻布交差点で左折します。こちらも所要時間は徒歩10分です。

けんしろうには専用駐車場はありません。車でアクセスする場合は、近隣のコインパーキングを利用しましょう。

西麻布のけんしろうは完全予約制のお店です。予約受付は日曜を除く12時から24時までの間にお店へ電話をするか、公式ウェブサイトからオンライン予約するかの2通りです。

なお、オンライン予約の場合、3名までの利用は2時間制、4名の利用は3時間制となるそうです。5名以上で利用したい場合は電話で予約をしましょう。

けんしろうは人気店のため、希望の日になかなか予約が取れないといったこともしばしばあります。インターネット上では予約が取れない日程でも、電話をすると予約できる場合もあるそうなので、諦めずにトライしてみるのもおすすめです。

西麻布にあるけんしろうの営業時間は、17時から24時までとなっています。定休日は毎週日曜です。月曜が祝日の場合は、日曜は営業し祝日の月曜がお休みとなります。

けんしろうでは、残念ながらランチタイムの営業はありません。また、子連れでの利用も基本的には受け付けていないようなので、どうしてもの場合は電話で問い合わせてみましょう。

西麻布で人気の高級焼肉店「けんしろう」をご紹介しました。芸能人にも多くのファンを持つけんしろうは、厳選した食材を独自のスタイルで提供しています。

特別な会食や記念日のお祝い、また自分へのご褒美などに、けんしろうの焼肉を選んでみてはいかがでしょうか。