磯部温泉でデトックス！日帰り利用やおすすめの観光スポットもご紹介！

群馬県安中市にある磯部温泉は、温泉記号発祥の地として知られています。碓氷川の清流沿いに位置する名湯で、最近はデトックスに効く砂塩風呂で有名で、多くの観光客が訪れます。

また磯部温泉は、温泉の源泉を利用したサクサクの磯部せんべいでもよく知られています。都心からは90分でアクセスすることができ、日帰りスポットとしてもおすすめです。そんな磯部温泉の魅力をお伝えしましょう。

磯部温泉は群馬県の南西部、碓氷川の清流沿いにある温泉です。江戸時代にはすでに温泉記号がつかわれていたという歴史がある温泉で、湯治客や文人墨客が多く訪れています。

明治には児童文学者の巌谷小波が訪れ、磯部温泉に伝わる民話をもとに舌切り雀の童話を書き上げました。以来、舌切雀伝説発祥の地とも呼ばれています。

群馬県の磯部温泉は、江戸時代に浅間山の噴火で湯量が増したと言われています。平成8年に新しい源泉が掘られ、温泉施設や足湯などに引かれています。また最近はデトックス効果がある砂塩風呂でも注目されています。

6月から9月にかけては碓氷川の川辺にある磯部簗で鮎料理を楽しむことができ、磯部温泉を訪れる観光客に人気があります。

群馬県の磯部温泉には9軒の温泉旅館があり、日帰り温泉プランが用意されている旅館もあります。日帰り温泉「恵みの湯」では、デトックスに効く名物砂塩風呂があり、女性客に人気を呼んでいます。

磯部温泉のほか、鮎川温泉や桜山温泉、碓氷峠の入口にも日帰り温泉施設があり、観光の途中に利用するのもおすすめです。

磯部温泉 せせらぎの湯 桜や作右衛門は明治3年に創業した磯部温泉の老舗旅館です。趣のある野天岩風呂と檜の露天風呂があり、男女時間入替制で楽しむことができます。

温泉は塩分の濃度が高く加水調整されていますが、肌がツルツルになると評判です。宿泊のほか、日帰り温泉として利用することができます。

恵みの湯は磯部温泉の日帰り温泉施設です。大浴場や露天風呂、サウナなどの温泉があり、入浴後は100畳の広々とした広間でゆっくりと過ごすことができます。

恵みの湯では地下にデトックス効果がある砂塩風呂があります。砂風呂は九州の指宿など各地にありますが、磯部温泉の特徴は砂風呂から出た後、デトックス効果がアップするよう薬草茶を飲んで汗を流すのが特徴です。

異なる種類の薬草茶を飲み、ひたすら汗を出しデトックスに努めます。デトックスに要する時間は約2時間で、徹底的にデトックスした後は体が軽くなると好評です。

砦の湯(砦乃湯)は、群馬県安中市にあるおすすめ日帰り温泉施設です。松井田妙義ICから約20分とアクセスが便利なロケーションにあります。

周囲の自然が楽しめる露天風呂と、微黄褐色透明の内湯があります。内湯は源泉かけ流しで楽しめます。湯上り後は体が温まると好評です。

雀のお宿磯部館は磯部駅から徒歩4分のところにある、磯部温泉の老舗旅館です。露天風呂付きの大浴場があり、碓氷川のせせらぎを聞きながらゆったりと温泉が楽しめます。

上州牛や上州麦豚を使った豪華なすき焼き御膳付きの日帰り温泉プランがあり、観光客に人気を呼んでいます。

金井の湯は群馬県の藤岡ICから15分、鮎川温泉にあるおすすめ日帰り温泉施設です。露天風呂と内湯があり、内湯は源泉かけ流しで楽しめます。

泉質は塩分濃度が高い炭酸水素泉で、体がポカポカと温めると好評です。寝湯、座湯、ジェットバス、電気風呂、サウナなど様々な種類の湯があり、ゆっくりと楽しめます。

宿泊遊心 旭館は群馬県の磯部温泉にある明治43年創業の老舗旅館です。宿泊の他、日帰り温泉としても利用できます。

旭館はは磯部温泉で唯一、混浴露天風呂がある旅館です。また10畳ほどの広々とした露天風呂があり、宿泊すると貸切利用することもできます。

桜山温泉 絹の里別邸は藤岡ICから車で約20分のところにある日帰り温泉施設です。鬼石名物の三波石を使った露天風呂と2つの貸切温泉があります。

サウナの他、金土日・祝日限定で岩盤浴があり、デトックスにもおすすめです。レストラン、大広間、有料の個室も用意されています。

藤岡温泉ホテルリゾートは、2018年に「群馬藤岡 森の温泉ホテル」としてリブランドオープンしました。藤岡ICから約30分と便利なロケーションにあります。

自家源泉を持ち、本館には石風呂、別館には檜風呂が用意されています。広々とした露天風呂もあり、日帰り温泉もおすすめです。

かんぽの宿 磯部は日本三大奇勝の一つとされる妙義山のふもとにあり、豊かな自然が楽しめる宿泊施設です。

磯部温泉から少し離れた碓氷川のほとりにあり、川のせせらぎを聞きながら露天風呂に入ることができます。日帰り入浴は安い料金で利用でき、観光の帰りにリラックスするのもおすすめです。

峠の湯は碓氷峠のふもとにある日帰り温泉施設です。2015年にリニューアルし、新しくなった施設には開放感があるラウンジや休憩スペース、リラクゼーションルームなどが作られています。

和風大浴場と洋風大浴場があり1週間ごとに男女入れ替え制で利用できます。また休憩室が付いた貸切風呂が2つあり、人気を呼んでいます。

磯部温泉最は小さな温泉街なので歩いて回ることができます。磯部詩碑公園や磯部温泉足湯の他、舌切雀神社、せんべいストリートなどの観光スポットがあります。

また碓氷川沿いには遊歩道が誠意されているので、浴衣で散策を楽しむのもおすすめです。ここでは厳選して人気観光スポットを紹介しましょう。

磯部詩碑公園は磯部駅から徒歩5分ほどのところにある観光名勝です。公園内には磯部温泉を訪れた北原白秋や萩原朔太郎などの詩人や歌人の詩碑が15並んでいます。

また磯部温泉が発祥とされる温泉記号の碑もあるので、散策をしながら探してみるといいでしょう。

磯部温泉足湯は磯部駅から徒歩3分のところにあります。約10人が入れる足湯で、屋根があるので雨が降っても安心です。

足湯が利用できる時間は8時から19時です。磯部温泉の観光の途中にリラックスをして楽しみましょう。

磯部温泉のグルメといえば、温泉を使って作る磯部せんべいが有名です。温泉街には磯部せんべいの店がいくつもあるので、お土産にするといいでしょう。

また温泉で作るとろとろの豆腐や、夏限定の鮎料理も有名です。磯部温泉で、美味しいグルメを楽しんでください。

磯部温泉の源泉は2本あり、平成8年に掘られた新源泉は旅館に引かれ温泉に利用されています。もう1つの古くからある源泉は、磯部せんべいの原料を作る際に利用されています。

磯部温泉には磯部せんべいのお店が11店舗あり、中でも栄泉堂菓子舗は昔ながらの製法で1枚ずつ丁寧に焼き上げています。
 

大手製菓も磯部せんべいの名店で、伝統的な磯部せんべいの他、イチゴや巨峰などのフルーツを加えたものや下仁田ネギ味やクリームをサンドしたものなど、新しいタイプの磯部せんべいを作っています。

様々な味の変化を楽しむことができ、パッケージもかわいいので磯部温泉のお土産として人気があります。

磯部ガーデンは磯部ガーデンホテルにあるロビーラウンジです。ラウンジからは緑豊かな名庭を眺めることができ、観光の途中の休憩スポットとしておすすめです。

こちらではソフトクリームに磯部せんべいを乗せた「いそフトクリーム」がおすすめです。磯部温泉ならではの味を楽しみましょう。

磯部梁(やな)は、6月〜9月限定で磯部温泉名物の鮎料理が楽しめるお店です。碓氷川の清流沿いにあり、風情ある風景が楽しめます。

新鮮な鮎を塩焼きや刺身で食べることができ、観光客にたいへん人気があります。鮎の他、蕎麦もおすすめです。

磯部温泉は群馬県の安中市にあります。都心から車を利用してアクセスする場合、高速道路を利用し約70分です。

また磯部温泉へは新幹線を利用してアクセスすることができます。東京駅から磯部温泉までは新幹線とバスを利用し、約90分でアクセスできます。

群馬県磯部温泉を電車でアクセスする場合、最寄駅はJR安中榛名駅となります。東京駅から北陸新幹線を利用してアクセスすると約60分、長野駅からは北陸新幹線を利用してアクセスすると約50分です。

安中榛名駅からは磯部温泉まではバスで約20分でアクセスできます。ホテルや旅館によっては無料送迎を行っています。

磯部温泉へマイカーを利用してアクセスする場合、最寄インターは松井田妙義ICとなります。関越自動車道　練馬ICからアクセスする場合は約70分、上信越自動車道藤岡JCTからアクセスする場合は約25分です。

長野自動車道・上信越自動車道更埴JCTからアクセスする場合は、松井田妙義ICまで約70分です。松井田妙義ICから磯部温泉までは約8km、13分でアクセスすることができます。

群馬県安中市の磯部温泉は都心からのアクセスもよく、日帰り観光地としておすすめです。日帰り温泉やデトックス効果のある砂塩風呂を楽しみましょう。

また、磯部せんべいや夏の風物詩と知られる鮎料理などを味わったりすることもでき、様々な楽しみ方ができます。