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妙義山の登山ルートや紅葉シーズンまとめ!群馬の名山の見どころを詳しく紹介!

妙義山の登山ルートや紅葉シーズンまとめ!群馬の名山の見どころを詳しく紹介!
投稿日: 2018年10月4日最終更新日: 2020年10月8日

ユニークな奇岩や切り立った岩が続く妙義山は群馬の名山の一つです。今回は妙義山で楽しめる紅葉についての情報を中心に3つの登山ルートやアクセスなどをご紹介します。妙義山から立ち寄りたい観光スポットの話題もあります。出かける前に知っておきたい妙義山の登山の情報です。

群馬の名山の妙義山を大特集!見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

群馬県には紅葉の見どころとして全国的に名が知られた山がいくつかあります。中でも妙義山はごつごつした奇岩が続く個性的な名山として有名です。今回は妙義山をご紹介します。初心者から楽しめるルートや上級者向けの難易度の高いルートまで妙義山は登山のバリエーションが魅力です。日頃のストレスも吹き飛ぶ美しい景色とおいしい空気が待っています。

群馬を代表する名山の妙義山見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

妙義山は群馬県の富岡市・安中市・下仁田町にまたがっています。小さな山がいくつも連なるような形が特徴で、登山ファンからは全体を合わせて妙義山系とも呼ばれます。一番高い部分は標高1103メートルの相馬岳です。妙義山には表妙義と裏妙義があります。どのふもとから眺めるかで印象の異なる表情を見せてくれる点が登山客と観光客に人気です。

妙義山は地酒にも

特に下仁田から眺める妙義山のことを中之嶽(なかのたけ)と言います。妙義山は約300万年前の火山活動がきっかけで現れました。溶岩の跡はでこぼこした奇岩となり、現在の荒々しい山肌になっています。妙義山は赤城山・榛名山と並んで上毛三山と呼ばれる群馬県の三名山のひとつです。群馬県にはこれらの三名山を銘した地酒があり人気を集めています。

群馬の妙義山は日本有数の奇勝地見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

切り立った岩が続く妙義山は大分県中津市の耶馬渓、小豆島の寒霞渓と並んで日本最大奇勝の一つです。特に下仁田町から見上げる妙義山の一帯は中之嶽(なかのたけ)と呼ばれ、国内でも屈指の見栄えの奇勝とされています。中之嶽からはロウソク岩や大砲岩、ユルギ岩などの眺望を楽しめます。妙義山は国の名勝指定を受けて、日本百景にも選ばれています。

鋭い岩が続く妙義山

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

妙義山の特徴は鋭く切り立った岩の姿です。妙義山はごつごつして男性的な岩肌から日本に二つとない奇勝地として知られています。特に赤や黄色の紅葉が大きな岩肌を鮮やかに彩る紅葉の季節は一度は見ておきたい眺めとして多くの観光客を魅了しています。妙義山は日本二百名山の一つです。紅葉の季節は観光客だけでなく登山客も特に多く訪れます。

群馬の妙義山の由来と歴史見出し

Photo by Kabacchi

上毛三山の一つとして妙義山は群馬県西部で大きな存在感を放っています。歴史的に見ると妙義の名が登場するのは1500年代に遡ります。1567年に生嶋足嶋神社に納められた文書に妙義法印とあるのが現在確認できる最も古い資料だそうです。現在では登山者に有名な表妙義の一帯が県立妙義公園および妙義荒船佐久高原国定公園に指定されています。

妙義山の名の由来

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

妙義山の名前の由来は諸説があります。妙喜(みょうぎ)の神を祀ったことを由来とする説や仏教的な意味の妙義が元の地名として存在したとされる説などがあります。古代には妙義の名はまだなくて波己曾山(はこそやま)と呼ばれていたそうです。妙義山のふもとの町村には現在も波己曾神社という名の社が点在していて、当時の名残りをしのぶことができます。

登山で楽しみたい表妙義と裏妙義見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

妙義山には表妙義と裏妙義があり、登山ルートの難易度が異なります。中上級者向けルートとして知られているのが表妙義の縦走コースです。南側の一帯を指す表妙義は険しい斜面を鎖を使って登っていく国内でも有数の危険な登山ルートです。表妙義には白雲山と金洞山、金鶏山の3つの峰が連なっています。厳しい山肌の連続で気の抜けない登山ルートです。

妙義山に妙義湖あり

Photo byulleo

妙義山の北側一帯を指す裏妙義には妙義湖があります。裏妙義には御岳、丁須ノ頭、烏帽子岩などが連なっています。特に丁須ノ頭は関越自動車道からもよく見えて妙義山のシンボルとして有名です。裏妙義では妙義湖につながる中木川と入山川に沿って挑戦しがいのある山稜が続きます。表妙義と裏妙義は紅葉の季節を中心に大勢の登山客を魅了しています。

群馬の妙義山登山は紅葉の季節がベストシーズン見出し

Photo by wakaba-shinshu

首都圏からのアクセスがしやすく妙義山には一年を通じて多くの観光客が訪れます。中でもおすすめしたいのは紅葉の季節の登山と観光です。洋岩石でできた山肌の冷たい色合いに鮮やかな紅葉の色がよく映えます。コントラストの強い景色は紅葉シーズンならではです。妙義山の山頂まで登山すると赤や黄色の紅葉越しに関東平野の一望する絶景が楽しめます。

上毛かるたにも登場する妙義山

Photo by myasxfc

群馬県には上毛かるたがあります。上毛かるたは学校ごとに大会が開かれる群馬県民なら誰でも知っているかるたです。妙義山は「紅葉(もみじ)に映える妙義山」というかるた札になっています。また妙義山ではアーチ型の奇勝をくぐって登山する石門めぐりも人気です。アーチにかかる紅葉が絶景で毎年この時期を楽しみに訪れる登山客と観光客も多くいます。

10月下旬から11月上旬が紅葉の見頃

Photo by gtknj

妙義山の紅葉の見頃は例年ですと10月下旬から11月上旬にかけてです。全国的に紅葉が早めの年には10月中旬に見頃を迎える場合もあります。登山、ドライブ、周辺の見どころと合わせての観光など、妙義山の紅葉は思い思いのスタイルで楽しむことができます。妙義山は登山客と観光客が選ぶ群馬県の紅葉スポットでは10位にランクインしています。

群馬の妙義山の紅葉の見どころ見出し

Photo by e_haya

紅葉シーズンの妙義山をいっそう楽しむには特に絶景が見えるベストスポットに出かけるのがおすすめです。表側と裏側で違った表情を見せる妙義山は一日で全体を巡るのがなかなか難しいものです。登山や観光に出かける前に紅葉のスポットを押さえておけば効率よく妙義山の紅葉を満喫でき、さらに妙義山周辺の観光地まで足を伸ばせます。

妙義山パノラマパークの紅葉がおすすめ

Photo by t.shigesa

妙義山で紅葉を見るならコスモスと紅葉の競演を楽しめる妙義山パノラマパークがおすすめです。妙義山パノラマパークへのアクセスは県道196号のドライブと兼ねることができます。県道196号の通称は妙義紅葉ライン、錦に染まった妙義山をドライブする注目のルートです。また妙義山パノラマパークでは毎年11月上旬に紅葉フェスティバルがあります。

群馬の紅葉が美しい!見頃はいつ?名所・ドライブのスポットも紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
群馬の紅葉が美しい!見頃はいつ?名所・ドライブのスポットも紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
群馬県には紅葉のおすすめスポットが多くあるのをご存知ですか?有名どころはもちろん、知る人ぞ知るスポットも数多く存在するのです。紅葉の見頃はいつ頃か、紅葉の名所やドライブスポットなど、群馬県の紅葉情報をまとめてご紹介します!

群馬の妙義山の登山ルート1:中間道と石門めぐり見出し

下仁田町から見える中之嶽(なかのたけ)の辺りを巡る定番の登山ルートです。四カ所の石門を目印とする登山で、登山ルート案内ではハイキングに分類されることもあり初級者にもチャレンジしやすいルートと言えます。登山の出発は中之嶽神社無料駐車場です。少し歩き石門巡り登山道に入ると一つ目の鎖を持って歩く箇所があり、そこを超えると第一石門です。

登山ルートのポイント1:「かにの横ばい」

山道を進んでいくと有名な「かにの横ばい」があります。急な岩場を進む姿をかにの横歩きに例えています。鎖を持って慎重に登りましょう。登ると二つ目の石門に到着です。石門のアーチをくぐると今度は鎖を持って急坂を下ります。下りのルートを終えたところが三つ目の石門となっています。さらに登山道を進むと四つ目の石門があります。

登山ルートのポイント2:「天狗の評定」

四つ目の石門から登りと下りを繰り返して山道を歩いていくと「天狗の評定」に到着します。ここは見晴らしのよい大きな岩場となっていますが最後まで鎖場が続くので油断は禁物です。真正面に見えるのが大砲岩です。中間道と石門めぐりのルートは、この後の下り道でも大黒の滝や見晴らしのよい岩場などがあり最後まで退屈しない定番の登山コースです。

群馬の妙義山の登山ルート2:タルワキ沢から相馬岳へ見出し

二つ目に紹介する登山ルートはタルワキ沢から相馬岳を目指す初級および中級者向けのコースです。妙義山の最高峰である相馬岳を目指します。出発は妙義神社の脇にある山道で杉の木の間を縫って進みます。分岐点から大黒の滝を目指しさらに鉄橋を渡って登山道を行くと第二見晴らしのポイントに到着します。ここでは金洞山と金鶏山の眺望が楽しめます。

登山ルートでの鎖場は2カ所

次はタルワキ沢に沿って登山道を進みます。タルワキ沢から相馬岳へのルートで特に慎重に進みたい鎖の場所は2カ所です。最後は大きな岩のそばを通って山道を登るとタルワキ沢に到着します。春は新緑に、秋は紅葉に染まる木々の間を登っていくと相馬岳の山頂です。所要時間の目安は登りで約2時間半、下りで約1時間40分の登山コースとなっています。

群馬の妙義山の登山ルート3:白雲山へ見出し

鎖をもって進む鎖場があることで知られる妙義山登山ですが、白雲山ルートはその中でも最も難関のルートです。足を乗せる場がほとんどなく腕の力だけで身体全体を支えて登るため、相当な腕力と持久力が試されます。登山のベテラン、上級者向けのコースです。難所の鎖場は3カ所で途中には最大60度の斜度の岩壁登りもある登山ルートとなっています。

登山ルートのポイント「奥の院の三連」と「滑り台状三連」

Photo bymaxmann

白雲山ルートは妙義神社境内にある登山口からスタートします。登山届が必要です。最高レベルの難所である30メートルの岸壁は「奥の院の三連」と呼ばれます。見晴らしのよい展望台を超えるとビビリ岩と大のぞきがあります。山頂の手前には「滑り台状三連」と呼ばれる下りの鎖場があり、こちらも相当の難所です。その後は相馬岳山頂への山道が続きます。

群馬の妙義山登山はここに注意!見出し

妙義山は鋭い岩肌と切り立った崖が連続する奇勝地の山として有名です。登山道の途中で現れる鎖場が多いことでも知られています。妙義山の登山では自分のレベルに応じたルート選びがとても重要です。初級者から中級者の一般のかたは絶対に無理をせず中間道と石門めぐりの登山ルートを選びましょう。

雨上がりの登山は特に注意!

上級者向けのタルワキ沢から相馬岳へのルートと白雲山ルートでは急な斜度の岸壁を鎖を使っての登山道が続きます。中には足を置くスペースがほとんどない岩場もあります。特に気を付けたいのは雨上がりで足場が濡れている時の登山です。足元も手も滑りやすくなります。また狭い登山道で端の岩が一部崩壊している場所もあります。細心の注意が必要です。

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登山の持ち物&装備をリストアップ!あると便利&宿泊用の必需品や食べ物も! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
本当に登山に必要な持ち物は一体なんなのでしょうか。持ち物や装備など、軽量化が必要な登山で本当に必要な持ち物を選ぶのは大変です。今回は登山に必要な持ち物から装備、食べ物など、基本的なものから絶対に必要なものまで見ていきましょう。

妙義山登山で寄りたい妙義神社見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

妙義山で登山の際には東側のふもとの妙義神社でお参りをしてはいかがでしょうか。富岡市にある妙義神社は537年に創建された由緒あるパワースポットです。妙義山と周りには何カ所も神社がありますが、こちらの妙義神社はそれらの妙義山信仰の中心となっています。江戸時代には北西の方角を鎮める重要な神社として徳川家が特別な信仰を寄せていました。

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

妙義神社の境内にはいくつもの見どころがあります。黒塗りの本殿は国の重要文化財に指定されていて、慶大には妙義の名の元となった波己曽社(はこそしゃ)も置かれています。家内安全や商売繁盛、交通安全など妙義神社のご利益は多岐にわたり、近年では威厳のある境内の雰囲気からテレビの大河ドラマのロケ地として使われています。

妙義神社へのアクセス

Photo by necoco

妙義神社へのアクセスは車が便利です。関越上信越自動車道の松井田妙義インターから5分で到着します。妙義神社の駐車場は道の駅みょうぎと共通です。妙義神社は駐車場からすぐ横にあります。道の駅みょうぎからは妙義山の全景と妙義神社の本殿を一緒に見ることができます。電車の場合はJR信越線の松井田駅または磯部駅からタクシーが便利です。

住所 群馬県富岡市妙義町妙義6
電話番号 0274-73-2119

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群馬の妙義山へのアクセス見出し

Photo by necoco

登山をする時の妙義山へのアクセスは、どの登山ルートを選ぶのかによって変わってきます。上級者向けの白雲山ルートへのアクセスは妙義神社へ向かう場合と同じ道の駅みょうぎ駐車場を目指します。登山初級者もチャレンジ可能な中間道と石門めぐりルートでは中之嶽神社の横にある県立妙義公園大駐車場が便利です。

Photo byqimono

中之嶽神社の県立妙義公園大駐車場には上信越自動車道の松井田妙義インターから車で15分でアクセスできます。駐車場は無料で500台が駐車可能です。トイレも完備されていて便利です。電車で妙義山登山に出かける場合はJR信越線松井田駅からタクシーで中之嶽神社を目指します。松井田駅からタクシーで約7分のアクセスです。

群馬の妙義山近くのおすすめ観光地見出し

Photo by ume-y

妙義山の周辺にはおすすめの観光スポットがあり、妙義山への行き帰りにそのまま観光を楽しめます。一番の人気は2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場です。明治時代の風格ある建物がほぼ完全に残り、ノスタルジーな雰囲気が多くの観光客を魅了しています。富岡製糸場の近くには古民家カフェや日帰り温泉のもみじの湯などもあります。

Photo byjbom411

妙義山から富岡市内へは車で約30分のアクセスです。また妙義山を描いた絵画を展示する妙義ふるさと美術館も観光におすすめです。美術館3階には写生室があり紅葉の妙義山を間近にスケッチすることができます。また安中市側には妙義山麓美術館があり観光客に人気です。妙義山麓美術館は松井田妙義インターからすぐのアクセスです。

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群馬の妙義山登山で美しい紅葉に出会おう!見出し

Photo bypetraboekhoff

上毛三山の一つとして群馬が誇る名山の妙義山について、紅葉の情報を中心に登山ルートやアクセスなどをご紹介してきました。奇岩が連なる奇勝地として妙義山は日本でも有数です。妙義山は首都圏からのアクセスも良好で、登山をするかたも観光のかたも大満足できる自然豊かなスポットです。皆さんもぜひ妙義山で紅葉のシーズンを満喫してください!

投稿日: 2018年10月4日最終更新日: 2020年10月8日

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