大横川親水公園でローラー滑り台・水遊びを楽しもう！アクセス方法も！

墨田区の大横川親水公園は錦糸町駅から押上方面に続く運河沿いの広い公園で、春には園内一円に植えられている満開の桜の元でお花見が楽しめる癒しのスポットです。ここでは大横川親水公園について、桜の見頃の時期や釣り堀、水遊び、アクセス、駐車場などの情報を交えながら紹介します。

墨田区の大横川親水公園は錦糸町や浅草からも近い場所に位置し、東京スカイツリーからは徒歩10分ほどでアクセスできる大きな公園です。大横川は墨田区から江東区にかけて流れる運河で、この運河沿いに大横川親水公園があります。

この公園は釣川原、河童川原、花紅葉、パレットプラザ、ブルーテラスの5つのゾーンに分かれており、釣川原ゾーンで釣りや散歩を楽しんだり、河童川原で水遊びが楽しめる他、ブルーテラスゾーンでスポーツを堪能することもできます。

墨田区･大横川親水公園は東京スカイツリーの南側に位置し、大横川に架かる吾妻橋の下にある公園です。この公園は大横川の一部を埋め立てて造られており、幅は30メートルから40メートル、長さは1.85キロメートルと、南北に長く広がる公園です。

大横川親水公園では、東京スカイツリーを間近に仰ぎ見ながら遊具で遊んだり、河川で水遊びを楽しむことができます。また、春には、公園一円に植えられた桜が一斉に咲き、花見を満喫することができます。

墨田区･大横川親水公園は、都会の真ん中にありながら多くの自然に恵まれた公園です。子供たちが思いっきり楽しめる水遊びや遊具で遊べるスポットがある他、大人たちも楽しめる釣り堀やイベントが開催できる広場、スポーツ広場、渓谷気分を堪能できるスポットなど、様々なエリアを満喫することができます。

平川橋から北側に少し歩き清平橋や業平橋をくぐったところに長さ130メートルほどの釣り堀があります。この場所も大横川親水公園の一角で、釣り川原ゾーン内となります。墨田区の営業するこの釣り堀では、ヘラブナ釣りをしているところを眺めたり、利用料金無料で釣りをすることができます。

ただし、この釣り堀では釣り竿やエサのレンタルまたは販売をするショップが無いため、道具と餌を持参する必要があります。ハリは返しの無いへらバリ、すれバリを使用し、釣った魚はそのまま川にリリースすることが規則となっています。

この釣り堀では常連客も多いので、話しかければ親切に教えてくれます。道具を持ち込んで釣りにチャレンジしてみるのも面白いのでないでしょうか。

墨田区･大横川公園には、82本の桜の木が植えられています。花見の見頃の時期となる3月末から4月前半にこの公園を訪れると、園内の種々の場所でお花見を満喫することができます。桜は、ソメイヨシノのみでなく、枝垂桜や八重桜も植えられており、長い期間お花見を楽しむことができます。

子供用の複合遊具があるのは北側の釣川原ゾーンで、この場所には後述のローラー滑り台とは別のローラー滑り台があります。この滑り台は、高い台の上から滑り下りるスタイルのもので、4歳児あたりでも滑れますが、途中から手すりが無くなります。傾斜が緩くそれほどスピードが出ないものの、途中で悪ふざけをしたりすると危険です。

この釣川原ゾーンには滑り台やタイヤブランコなどが組み合わさった複合遊具もあります。また、ラクダや平均台、スプリング遊具などもありますが、かなり年季が入っています。噴水の近くには小さな子供が夢中になって楽しめる幼児向けの遊具や砂場もあります。

墨田区･大横川公園の一押しスポットはローラー滑り台です。この滑り台はビルに設置された螺旋(らせん)階段を上り、ビルの屋上から滑り下りるという大変ユニークな滑り台で、3歳程度の子供でも滑り下りることができるため、大変人気があります。

また、水の中で楽しく水遊びができるじゃぶじゃぶ池も、子供たちには欠かせない人気スポットです。この水路では浅瀬で安心して子供が遊べるため、親子連れや子供同士で遊ぶ姿が目につきます。

大横川親水公園の目玉の1つがローラー滑り台です。ローラー滑り台のある場所は、スカイツリーのある北側の河童河原ゾーンで、船の形をした建物のところにあります。

このローラー滑り台は管理棟の屋上から滑り下りるというユニークな滑り台で、木造の螺旋階段を上って屋上に行くと、ローラー滑り台の入口を見つけることができます。

螺旋階段を上る途中には船の操舵があり、その場所から見る大横川一帯の眺めもなかなかのものです。更に階段を上って屋上に行きますが、階段の段差は子供でも大丈夫な高さに造られており、3歳児程度の子供でも上ることができます。

ローラー滑り台はかなり長さがありますが、平坦な部分もあって、スピードがあまり出ないように工夫されているため、子供でも問題なく滑り下りることができます。ただ長い階段のため、小さい子供には大人が付き添って上げることをおすすめします。滑り下りた先から頭上を見上げると、真上から巨大なスカイツリーが迫って来るような錯覚を覚えます。

船のあるエリアから橋をくぐったところには広い空間があり、花壇や釣り堀ゾーンがあります。このゾーンを過ごしてもう一度トンネルをくぐった場所が、水遊びのできるじゃぶじゃぶ池がある河童川原ゾーンとなります。

じゃぶじゃぶ池が始まる場所は緑に囲まれ渓流のような流れとなっており、石を積んだ橋を子供たちが危なっかし気に渡っていきますが、この辺りの水路は浅瀬のため、橋から落ちても靴が濡れる程度で、危なくはありません。

このエリアには小学校3年生ぐらいまでの子供たちが多く集まっています。川の途中には飛び石や固定された吊り橋などがあり、子供たちの冒険心を掻き立てるような仕掛けが設けられています。

水底はでこぼこしているため、子供たちが水遊びをしたり水中歩行をする際にバランスを取る練習にもなります。水の流れるエリアがしばらく続きますが、浅瀬とは言え、水中や通路を子供が1人で歩いている場合は、そばで親が見守ってあげる必要があります。

大横川親水公園周辺には東京スカイツリーやその直下の商業施設･東京ソラマチなどの観光スポットがあります。また、錦糸町方面からから吾妻橋にかけて、川沿いには様々な橋があり、特にお花見の時期には格好の散策コースとなります。散策コースを歩いた後、東京ソラマチのカフェでゆっったりと寛ぐのがおすすめです。

東京ソラマチは、バラエティ溢れるお店が一同に集まる商業施設で、東京スカイツリーの真下に位置し、水族館やスカイツリーともども楽しめるスポットとして人気を集めています。

墨田区･大横川親水公園を南から北に散策した後は、業平一丁目交差点を渡り、6分ほど歩けば東京ソラマチにアクセスできます。この東京スカイツリー直下のお洒落なスポットで、食事やカフェ、ショッピングなどを楽しんでみましょう。この素敵な場所での一服は散策の疲れを忘れさせてくれます。

墨田区･大横川親水公園には種々の橋が架かっています。特にお花見の時期には、満開の桜を楽しみながら橋から橋へ散策するのもおすすめです。

錦糸町駅駅から徒歩10分ほどでアクセスできる大横川親水公園南端の撞木橋跡から散策を始めてみましょう。大横川と堅川の合流する付近には、以前、時を告げる鐘がありました。

その鐘の撞木のそばに橋があったことから、撞木橋と名付けられたそうですが、公園が造られることとなって橋がその役目を終えたため、その場所に｢時の鐘の碑｣と｢撞木橋の由来碑｣が設けられました。この南端の場所から公園内に入っていきます。

撞木橋跡から3分ほど歩いていくと江東橋が見えてきます。この橋のそばには、テニスコートと川を堰き止めて作られた人工池があります。人工池の階段状の護岸に座ってしばし花見を楽しむのもいいでしょう。この橋の付近にはウコンの木も多く、4月中旬には白くて清楚な花を愛でることができます。

江東橋から更に3分ほど北に向かって歩くと清平橋が現われます。その近くの｢長崎橋跡イベント広場｣では、毎春｢すみだガラス市｣が開かれ、墨田区及び江東区、江戸川区のガラス職人が集い、賑々しく器の展示販売が行われます。ガラスの器だけの市としては｢すみだガラス市｣が日本で唯一の市ということです。

清平橋からまた5分ほど北上して法恩寺橋に行きますが、その途中には、写真映えのする万華橋を見ることができます。ゆったり写真を撮ったり散策しながら法恩寺橋にアクセスした後は、心地良い清流のせせらぎを聴きながら2分ほど歩けば紅葉橋に着きます。

木々の緑や花の中を散策し、小さな滝の場所を超えると横川橋に着きます。横川橋の広場横の小径には｢本所七不思議｣のレリーフを見ることができます。いくつも横に並んだこのレリーフの説明書きを読み進むと、物語の内容がわかってきます。横川橋付近に咲く八重桜は4月中旬頃に満開となります。

横川橋から徒歩4分ほどで平川橋に着きますが、その途中には子供たちが水遊びを楽しめる川原が長く続いており、人気のローラー滑り台もあります。

平川橋から3分ほど歩き、清平橋や業平橋をくぐった先に釣り堀があります。こうして、のんびり歩いてきた散策も終点を迎え、公園の最北端に到着します。

墨田区･大横川親水公園は、業平橋の北側から堅川の合流点まで約1.8キロメートルに渡り展開する大きな公園です。

公園は5つのゾーンに分かれており、有平橋から平川橋までが釣り川原ゾーン、平川橋から横川橋、紅葉橋までが河童川原ゾーン、紅葉橋から法恩寺橋、清平橋までが花紅葉ゾーン、清平橋から長崎橋跡、総武線鉄橋までがパレットプラザゾーン、そして、総武線鉄橋から江東橋、撞木橋跡までがブルーテラスゾーンとなっています。

墨田区･大横川親水公園へアクセスする方法は、公共交通機関を使う方法とマイカーで行く方法があります。公共交通機関としては電車やバスの利用ができ、マイカーの場合は近隣の駐車場を利用することになります。

浅草や東京スカイツリー、錦糸町などからもほど近い場所に位置するこの公園は、種々のエリアからアクセスできる便利な場所に位置しています。

大横川親水公園に電車でアクセスする場合は、東武スカイツリーライン･とうきょうスカイツリー駅で下車後、徒歩5分ほどでアクセスできます。都営地下鉄浅草線･本所吾妻橋駅からも徒歩約5分で、JR総武線･錦糸町駅からは徒歩約8分でアクセス可能です。

大横川親水公園にバスでアクセスする場合は、都営バス･とうきょうスカイツリー駅入口で下車後、徒歩約3分で、区内循環バスの場合は、本所吾妻橋駅東･南蔵院跡で下車後、徒歩約5分で目的地にアクセスできます。

大横川親水公園は南北に長い公園となっており、車で行く場合は公園付近の有料駐車場に駐車します。駐車場の多い業平橋近くの釣り堀にアクセスする場合は、東京スカイツリーを目指してアクセスします。

東京スカイツリーへは、種々のアクセス方法があります。首都高速道路6号線向島線･駒形インターから約10分で、同じく6号線向島インターからも10分ほどで、首都高速道路7号小松川線錦糸町インターからは10分ほどでアクセスできます。釣り堀は東京スカイツリーのすぐ南側にあります。

駐車場が集中するもう1つのスポット･江東橋近くののテニスコート付近の駐車場にアクセスする場合は、都心から京葉道路を進み両国橋を渡って東へ進み、緑4丁目を越えたあたりに多くの有料駐車場があります。

墨田区･大横川親水公園には専用の駐車場が無いため、周辺の有料駐車場に車を駐車する必要があります。特に駐車場の多い場所は、業平橋近くにある釣り堀付近と江東橋近くにあるテニスコート付近です。

釣り堀付近の駐車場としては、釣り堀から35メートルほどの近距離にある｢東洋カーマックス東駒形駐車場｣がおすすめです。この駐車場には4台の車が駐車可能で、全日8時から22時までが1時間あたり300円、22時から翌朝8時までが1時間あたり100円と良心的で、最大料金はそれぞれ1300円、500円となっています。

｢ナビパーク東駒形第2駐車場｣は、釣り堀から110メートルほどのところにある駐車場で、5台の車が駐車でき、全日8時から19時までが40分200円、19時から翌朝８時までが60分100円となっており、最大料金が全日24時間で1500円となります。

テニスコート付近のおすすめできる駐車場には｢タイムズのB･ソアラプラザ錦糸町駐車場｣があります。この駐車場は予約制で、料金が1530円からとなっており、テニスコートからは50メートルほどでアクセスできます。

テニスコートから100メートルほどの場所にある｢ルネクレスト錦糸町駐車場｣では、車2台が駐車でき、8時から20時までの料金が20分毎に100円、20時から翌朝8時までが60分毎に100円、最大料金がそれぞれ、1200円、800円となっています。

墨田区の大横川親水公園は、錦糸町駅から押上方面に約1.8キロメートル続く広い公園で、春には満開の桜が訪れる人々の心を癒してくれます。ここではそんな大横川親水公園について、桜の見頃の時期や水遊び、釣り堀、アクセス、駐車場などの情報を取り入れながら説明してみました。