自然豊かな黒潮町で癒しの観光スポットを楽しもう!
高知県南国土佐の黒潮町は、爽快感あふれる海と緑豊かな山々が魅力的な町ですよね。そんな自然が美しい高知県の黒潮町では、都会の喧騒を忘れられる癒しの観光スポットがたくさんあるんだとか!こちらでは高知県黒潮町観光でおすすめの、素敵なスポットを厳選してご紹介したいと思います。
黒潮町にアクセスするにはどのような方法があるの?
美しい山々や海がある高知県の黒潮町。そんな癒し効果抜群な場所に足を運ぶためには、どうようなアクセス方法があるのでしょうか?
車でのアクセスであれば、高知市中心部から高速+56号船で東にいき、106キロで入野の浜にいけるそうです。松山市からは松山自動車道にのり、それから宿毛市経由でおよそ200Kmみたいですね。瀬戸大橋南からの場合は高速道から国道56線経由でおよそ207Km。徳島市からであれば徳島自動車道から高知自動車道、国道56線経由でおよそ250Kmだそうです。
車以外でのアクセスも可能!
都内から車以外でアクセスしたいという方は、東京駅から東海道・山陽新幹線の博多行の新幹線に乗り、岡山駅で土讃線特急博多行にのり、高知駅で土讃線特急中村行にのっって土佐入野駅で降りる方法もあります。電車や車、両方でのアクセスが可能ですが、手間を省きたいという方は車、所要時間を少しでも短くしたいという人の場合は電車と新幹線の共用がおすすめですね。
雨が多い町だけど津波への対策は大丈夫なの?
日本国内でも雨が多い町として認識されている高知県の黒潮町。美しい自然を楽しめるのはとっても魅力的ですが、津波の心配はないの?という声もたくさん。確かにこれまでの最大津波高が34.4mという日本一厳しい数値をもっている場所でもあります。
しかしどんな困難な状況にあっても、住民の命を守ることを第一とした津波・防災への対策を実施しています。旅行に行った際に津波に絶対合わないと断言することができませんが、『高知県防災関連製品認定制度』という制度を開始していて、防災指針と地域産業振興を連動させる取り組みを積極的に行っていますから、津波に対する対策は整えられていると考えていいでしょう。
また、日本の国自体が海に囲まれた国ですので、国内であればどの場所でも津波の心配はゼロではないのです。津波などマイナスな部分を過度に考えると、せっかくの旅行が楽しめなくなりますから、あまり心配しすぎないようにしてください。
黒潮町の観光名所その1【ホエールウォッチング】
1988年の小笠原諸島で開始された日本のホエールウォッチング。黒潮町では1989年の8月からスタートし、全国で2番目に開始されたんだとか!黒潮町でのホエールウォッチングは『大方ホエールウォッチング』という名称がつけられているんですね。さらに1994年からはクジラの個体識別をメインとした生態調査も実施するなど、クジラの保護を目的とした自主ルールを現在でも進行しているんだそうです!
ボディラインが美しいニタリクジラに会える!
餌や繁殖場所を探して回遊する特徴があるクジラですが、土佐湾に生息しているニタリクジラは1年中とどまっているタイプが多いんだとか。毎年黒潮町で実施されている調査によると、現在55頭ものニタリクジラが確認されています!このことから、高確率で出会えるワクワク感があるというわけなんですね。スラリとした曲線的なボディラインと、穏やかな性格から『海の貴婦人』ともよばれているそうです。
クジラをはじめとしたたくさんの生き物が見れる!
大方ホエールウォッチングでは壮大なクジラを見れるだけでなく、たくさんの生き物を堪能することが可能です。200頭近くの群れで優雅に泳ぐマイルカや、好奇心旺盛なハンドウイルカ、大きな羽が特長的なオオミズナギドリなど、個性豊かな仲間たちとの新しい出会いも楽しめるんですね!
より楽しめる限定ツアーを随時提供している!
大方ホエールウォッチングでは、通常よりもっと楽しめる限定ツアーを随時紹介しています。くろしおの恵みを存分に堪能できるおよそ8時間もの『くろしおツヤー』や、地元の漁師さんがとった鮮度抜群な魚介類を味わえる『豪快!網焼きツアー』。このようなここでしか満喫することができないスペシャルツーアを紹介していますので、まめにチェックするのがおすすめです。
黒潮町の観光名所その2【轟渓谷】
土佐くろしお鉄道荷稲駅から車でアクセスすることができる『轟渓谷』。伊与木皮の源流およそ2Kmの渓谷に2つの滝があり、擂鉢の滝は高さがおよそ60mなんだとか。県内でも珍しい2つの滝壺をもつ滝で、遊歩道を下った後におよそ550mまで轟渓谷を鑑賞することが可能です!マイナスイオンたっぷりな轟渓谷は、毎日忙しく過ごしている方の日常を忘れさせてくれること間違いありません。
轟渓谷では長靴や動きやすい服が必須!
緑美しい山々と、心地よい水の流れを楽しめる『轟渓谷』。そんな轟渓谷に足を運ぶためには、川を渡ったり足もとのよくない岩場などを抜けていく必要があります。そのため、轟渓谷に行く際には長靴や動きやすい服装を身につけるようにしましょう!
黒潮町の観光名所その3【浮津海水浴場】
エメラルドグリーンの美しさを楽しめる海『浮津海水浴場』。西へ長く続く砂浜や入野松原を望む素晴らしい景観も堪能できる、黒潮町の観光名所です!夏シーズンは海水浴を満喫できるのはもちろん、キャンプサイトもセットされていますから、ゆったりとした時間を味わうことができますね。
ビオスおおかだで素敵な海鮮料理を味わう!
海水浴を楽しんだ後はお腹が空いちゃいますよね。そんなときには、浮津海水浴場のすぐ近くにある道の駅の『ビオスおおがた』がおすすめです!黒潮町ならではのお土産ものもたくさん提供されていますから、思い出としてお持ち帰りするのもいいかもしれません。また、とれたてほやほやな海鮮料理も絶品ですから、海水浴の休憩がてら足を運んでみるのはいかがでしょうか?
カジュアルに泊まれる宿泊施設も充実!
浮津海水浴場付近には、豊富な宿泊施設が提供されています。どことなくレトロで懐かしい外観と内装が魅力的な『リゾートイン入野西洋館』は、カジュアルに泊まることができるそうです。
雄大な太平洋の美しい眺望を楽しみつつ、鮮度抜群の海の幸や無農薬野菜を楽しみたい方には『ネストウエストガーデン土佐』もおすすめですね。海水浴だけでなく夜になると幻想的な夜景を堪能することができるんだとか!
黒潮町の観光名所その4【西南大規模公園】
入野松原をメインに海岸沿いに広がっている『西南大規模公園』。沖側には壮大な砂浜があり、陸側にはテニスコートや体育館など、スポーツを楽しめる施設も充実しているんだそう!また海浜文化ゾーンというコミュニティ施設には、黒潮町の歴史を知れるふるさと総合センターや、キャンプ場なども設けられていますので、雄大な自然を楽しみつつ、美味しい焼き野菜やお肉料理を味わうのも素敵ですね。
黒潮町の観光名所その5【土佐佐賀温泉こぶしのさと】
黒潮町で海や山の眺望はもちろん、温泉も堪能したいという方にピッタリな観光名所『土佐佐賀温泉 こぶしのさと』。四季折々の彩りを楽しめるのはもちろん、鳥や虫たちと一緒にゆったりとした時の流れを楽しめる癒し空間を提供しています!
どことなく懐かしさのある外観は、見ているだけでほっこりとした気分になれます。温泉は良質な単純硫黄泉を提供していて、日頃の疲れを存分にリフレッシュすることができちゃいます。入浴料金は大人600円、子供300円(4歳〜12歳)です。
高知県西南部の海の幸と山の幸を堪能!
良質な温泉を堪能した後は、腕ききの料理長がおりなす数多くの料理を味わうことが可能です。こぶしのさとでは高知県西南部の安心性、安全性に優れた海の幸と山の幸をいただくことができるんですね。お料理にマッチする地酒も、アルコール好きにはたまりません。お米は仁井田米「にこまる」を使用していて、ほどよくモチっとした食感を堪能することができちゃいます。
黒潮町の観光名所その6【大方あかつき館】
新しい町の文化が誕生する、発信基地とされている『大方あかつき館(上林暁文学館)』。レクチャーホールや町民ギャラリー、調理実習室や町立図書館、会議室などがある複合施設です。
ホワイトを基調にした、スタイリッシュな外観が特徴的ですね。館内にある「文学館ギャラリー」は、作家の「上林暁」の歴史や作品を楽しめる、素敵なギャラリーになっているんだとか。黒潮町ならではの歴史に触れたいという方にマストな観光名所です。
黒潮町の観光名所その7【海辺のガラス工房kiroroan】
高知県幡他地域で唯一ガラス体験をすることができる『海辺のガラス工房kiroroan』。美しい入野の砂浜と海を眺望しつつ、世界にひとつだけのオリジナルグラスをつくることができる観光名所です!
黒潮町で豊かな自然を堪能した後は、思い出を形に残すのも素敵ですよね。難しい中に達成感を得ることができるガラス体験は、秋冬シーズンにもマストです!
太めのコップや、スリムなラインが美しいアイテムなど、いろんな個性を出すことができます。好みの色をチョイスして、自分らしい作品に仕上げるのも素敵です。グラスだけでなく、ストラップやキーホルダー、飾りとしても利用できるとんぼ玉づくりの体験もできるのが魅力的です。
黒潮町の観光名所その8【加茂八幡宮】
私たちの生まれるはるか昔から、入野の総鎮守として敬われつつ、現在に至るまで幅広い年齢層に親しまれ続けてきた『加茂八幡宮』。明治5年に車格を郷社として定め、境内鳥居には八幡宮と加茂神社があり、相殿の形で八幡宮が祀られているんだとか。
大潮の際に社殿が浸水して浮いてしまったという被害もありましたが、潮が引くと寸分間違えずに元の場所に戻ったという言い伝えがあるそうです。
美しい自然豊かな黒潮町の観光名所を存分に堪能!
平成18年の3月20日に誕生した『黒潮町』。緑美しい山々や、清らかさのある青が魅力的な海など、豊かな自然を楽しめる観光名所をご覧いただけましたか?この記事で紹介した観光スポットだけでなく、黒潮町にはたくさんの見どころや魅力がつまっています。足を運んだことがある方もそうでない方も、多忙な日常を忘れるために是非訪れてみてくださいね!
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