郡山市でおすすめのお土産は？人気のお菓子や雑貨などをまとめて紹介！

郡山駅からバスで30分、車で20分。デコ屋敷に行けば、三春駒、三春張子人形などの郷土玩具を製造販売している民芸店が集り、郡山市の郷土玩具はすべて購入できる。お菓子や雑貨の名店も多くは駅の近くにあり、郡山駅構内のエキナカおみやげ館で購入できるお土産も少なくない。そんな購入も便利な郡山市の魅力溢れるお土産を、民芸品、雑貨、お菓子を中心に15個紹介します。

郡山市は江戸時代から溜池での鯉の養殖が盛んで、現在市町村別の生産量は全国でトップ。猪苗代湖の澄んだ水に育まれた郡山の鯉は肉厚で甘みがあり、味でも全国トップクラスの人気。その鯉を甘辛く煮てうまみを凝縮したのが「鯉のうま煮」だ。熊田水産など数社が市内で販売している。

住所：福島県郡山市逢瀬町河内字山田47 電話：024-957-2002

「うねめ牛」は厳選したメス牛だけの牛肉で、肉質の等級は最上級の4と5の、郡山市が誇る食材の代表だ。リブロース、サーロイン、肩ロースなどは、しつこさがない味わいで、もも肉などの赤身は歯ごたえのある肉本来の重厚な食感。郡山市内で20年以上肉牛を育てている生産者が育てた肉なので、肉のうまみが十分に出ている。市内の精肉店で販売し、飲食店で味わうことができる。

住所：福島県郡山市富久山町久保田字古坦50 電話：024-944-1581

はじめての年賀切手になった「三春駒」は日本を代表する郷土玩具のひとつだ。平安時代はじめの将軍・坂上田村麻呂が蝦夷征討に苦戦したおり、どこからか木馬が表れ危機を救ったという伝説が元になっている。現在は長寿のお守りにもされている。「三春駒」を木彫りからつくっているのはデコ屋敷・彦治民芸のみ、値段も700円からで、リーズナブルな人気の雑貨のお土産だ。

住所：福島県郡山市西田町高柴字舘野80-1 電話：024-972-2412

「三春駒」と並ぶ郡山市の郷土玩具が「三春張子人形」だ。江戸時代に三春藩主が農閑期の副業として、江戸から職人を招いたのが始まりといわれる。デコ屋敷 本家恵比寿屋では張子十二支1600円から、張子面1000から、高柴ダルマ400円からと多彩。デコ屋敷には他に大黒屋など多くの販売店があり、郡山駅など市内各地で販売している手軽な雑貨のお土産だ。

住所：福島県郡山市西田町高柴字舘野161 電話：024-972-2204

鞨鼓は雅楽で使われる打楽器のひとつで、雅楽の中心となる唐楽では指揮を務める。「三春張子人形・鞨鼓」は鞨鼓を演奏しながら舞う女性を描いた、三春張子を代表する人形だ。デコ屋敷 恵比寿屋が製造販売し、郡山駅構内の民話茶屋などでも販売する。値段は4,320円と少々張るが、躍動感あふれる造形はぜひ購入したい雑貨のお土産の逸品。

住所：福島県郡山市西田町高柴字福内41 電話：024-971-3900

郡山市の雑貨のお土産の一番のおすすめはこのせっけん。保存料や合成剤、着色料は一切使わず、自然の風味を生かし、ひと月かけて丁寧につくられた無添加化粧せっけんだ。値段は1,620円から。自然の植物オイルが原料なので肌に優しく、郡山市に行ったらぜひ購入したい。

住所：福島県郡山市図景1-5-11-1F 電話：024-924-1530

瀧田勉は講演やイベントを行い著作もあり、郡山市でスローライフを提唱している。そんな瀧田勉の製作販売の商品でおすすめの雑貨のお土産が、「ハーブ苔玉」だ。苔玉は植物の根を用土で固め苔を張ったもの。国産のハーブを原料にした手作りの逸品。値段は税抜600円からと安価だが、臨時販売のため詳細は問い合わせが必要だ。

住所：福島県郡山市安積町日出山1-74 電話：90-1370-2972

福島県は米の産地であり各地に銘酒も多く、郡山市にも多くの酒蔵がある。その中でもよく知ら得るのは「笹の川」だ。創業1764年の笹の川酒造が250年以上、代々つくり続けてきた。麹を大切にし、独自の麹室で育んだ麹を使用したこくのある味わいで、吟醸は500ml で1,234円、純米は720mlで1,296円。珍しい地ウィスキーも製造販売する。

住所：福島県郡山市笹川1-178 電話：024-945-0261

フランス語で花模様を意味するフルラージュは郡山市内に2つの店舗を持つ。そのフルラージュの人気のお菓子が「かりんとうラスク」。フランスパンをサクサクになるまで2度こんがりと焼き、1枚ずつ丁寧に手で沖縄産の黒糖ペーストを塗りオーブンで焼く、手間暇をかけている。2枚入ひと袋135円から24袋入り3,596円まで、用途にあわせて6種類がある。フルラージュではケーキ等の豊富な洋菓子も販売している。

住所　福島県郡山市桑野1-8-12 電話　024-925-9336

国産の豆にこだわった煎り豆の「磐梯豆」は、美味しく健康にも良い郡山市のお菓子のお土産。厳選した豆を丁寧に煎り砂糖がけを行う。白糖、黒糖、甘辛、揚塩など7種の味があり250円と、リーズナブルなお菓子のお土産として人気がある。

住所：福島県郡山市鶴見坦3－1－14 電話：024-922-4517

創業360年の和菓子屋・丹波家柿羊羹本舗の人気のお菓子のお土産が「柿羊羹」だ。福島県特産のあんぽ柿を原料に、手間暇をかけ丁寧につくられている。夏には涼しさを演出し、ゼリーになっているのもうれしい。値段は220円から1,670円まで用途に合わせて選べる。

住所：福島県郡山市本町2-23-15　　 電話：024-932-2365

1860年創業の老舗・かんのやが長年つくり続けてきた伝統の味が「家伝ゆべし」だ。上新粉に砂糖などの厳選した材料の生地で、上質な餡を包んだ上品な味わいを楽しめる。6個入648円、8個入り864円、10個入り1,080円と手軽な値段で伝統の味を賞味できる。抹茶や桜餡、柚入などの季節限定の商品があるのも、うれしい。郡山駅構内のエキナカおみやげ館でも購入できる。

住所：福島県郡山市西田町大田字宮木田3 電話：0247-62-2161

1852年創業の老舗・柏屋の「柏谷薄皮饅頭」日本３大饅頭のひとつとして知られる。北海道の小豆を原料にした自家製餡を薄皮で包んだ、味と感触はたまらない。上品で滑らかな甘みのこし餡と、甘さをひかえ小豆の味を生かしたつぶ餡の2種類。10個入り1,080円など6種類がある。他にミルクとクリームチーズの味を生かした檸檬（レモ）も人気。郡山駅構内のエキナカおみやげ館でも購入できる。

住所：福島県郡山市富久山町久保田字宮田127-5 電話：024-956-5511

「ままどおる」は郡山市だけでなく、福島を代表するお菓子の土産として知られる。「ままどおる」はスペイン語で乳を飲む子供を意味し、バターを練り込んだ生地で、ミルク味の餡を包んだ上品な味だ。厳選された原料を使い、1946年の創業以来、味を守り続けてきた。5個入袋432円から36個入3,240円まで8つのお土産がある。

住所：福島県郡山市富久山町福原字神子田7-5 電話：024-956-1111

「クリームボックス」は全国に知られた、郡山市のB級グルメだ。小型の分厚く切った食パンにミルククリームを塗った菓子パンだが、侮ることなかれ。それぞれの店が独自の味を創り、アーモンドなのトッピングもあり、一度食べたらやみつきになること間違いない。元祖のロミオの商品は三万石が販売し、郡山駅構内のエキナカおみやげ館でも販売している。他にチロル、ベルボーイなどが有名。

チロル 住所：福島県郡山市菜根1-24-11 電話：024-922-2912 ベルボーイ 住所：福島県郡山市西ノ内一丁目19-17 電話：024-954-8215

今回はお菓子や雑貨を中心に紹介したが、郡山市にはまだまだたくさんのお土産がある。「あさか舞（米）」「あぶくま柿」「日本梨」「布引高原大根」「阿久津曲がりねぎ」などは人気のお土産だ。「じゅうさい」「福内みそ」「なかた漬」などもぜひ購入したいお土産。栄養補助食品の「カンニャボ」ややけどや乾燥肌に効く「熊のあぶら」などの変わり種もあり、まだまだたくさん魅力的なお土産ある。