あぶくま洞は福島県の恋人の聖地！鍾乳洞コースも徹底解説！

あぶくま洞とは福島県田村市に位置する鍾乳洞です。あぶくま洞には約8000万年もの時間が作り出した大自然の造形美が広がっており、千差万別の神秘の世界が続いています。

中でもあぶくま洞内最大ホールである「滝根御殿」は高さ29mの空間が圧巻の雰囲気をつくりだしています。地下水によって石灰岩が溶かされ空洞になった後、長い年月をかけて現在の姿になりました。

あぶくま洞の最後の見どころ「月の世界」。月の世界では日本の鍾乳洞で初めて舞台演出用の調光システムが導入されています。暗闇から朝日が昇り、夕日になって沈むまでの瞬間を光によって演出しています。

あぶくま洞は福島県で唯一「恋人の聖地」に選定されています。神秘的な空間はロマンチックなスポットとしても最適です！

美味しいランチを食べることができるレストランや、お土産を購入できるショップもあるので田村市に訪れる観光客にも人気があります。あぶくま洞オリジナルのランチ、お土産を購入できます。

田村市のあぶくま洞には一般コース、探検コースとわかれています。探検コースは約600m続く一般コースに加え、より冒険気分を味わえる約120mの追加コースです。

一般コースの料金は高校生以上が1200円、中学生800円、小学生が600円です。追加の探索コースへ挑む場合は、一般料金に200円追加されます。探検コースでしか見られない絶景が広がっているので、体力に自信のある方は挑戦してみてください。

あぶくま洞から車で15分でアクセスできる鍾乳洞「入水鍾乳洞」。あぶくま洞と入水鍾乳洞は管理事務所が違うので、同じ田村市内でも事前に確認しておくのがおすすめです。

入水鍾乳洞には3つのコースが設置されています。Aコース、Bコース、Cコースとわかれており、コースによって見られる造形美が変わります。

Aコースの料金は高校生以上が600円、小・中学生が500円、Bコースは高校生以上800円、小・中学生600円、そしてCコースが大人6000円です。Aコース、Bコースの終点までは年間パスポートも販売しており、高校生以上2000円、小・中学生1500円です。

入水鍾乳洞の最長コースであるCコース。Bコースの奥にあるCコースはほとんど人の手が加えられていないので、アクセスするには鍾乳洞の隙間をくぐったり四つん這いになって進む必要があります。

10度の冷たい水を膝まで浸かるので、小さい子供はアクセスすることができません。Cコースは必ず案内人が必要なので、挑戦したい方は事前に予約が必要です。

あぶくま洞は季節によってさまざまなイベントが開催されています。ランチやお土産などイベントによって限定商品も販売されるので、時期の合う方はぜひ足を運んでください。

あぶくま洞内の斜面には、約5万株ものラベンダーが咲き誇ります。ラベンダーの見頃の時期は6月から7月になり、遊歩道が整備されているので自由に散策することができます。お土産屋ではラベンダー関連グッズも販売され、ラベンダーの開花に合わせて摘み取り体験やクラフト製作教室が開かれます。

あぶくま洞の冬季恒例企画があぶくま洞滝根御殿コンサートです。鍾乳洞内の滝根御殿で開かれ、寒い冬でも鍾乳洞内は気温15度と暖かいです。天然の音響効果でさまざまな生の音楽を聴くことができ、地元の方からも人気のあるイベントです。

遥かな時が作り出した自然の造形美「あぶくま洞」。アクセスしやすいあぶくま洞と入水鍾乳洞を巡ることができ、季節によってさまざまなイベントも開催されています。

コースによって見られる鍾乳洞の景色が変わるので、事前に公式ホームページで確認しておきましょう。あぶくま洞オリジナルのランチやお土産も人気があり、充実した時間を過ごすことができます。ぜひ、神秘的な景色を楽しみたい方はあぶくま洞へ足を運んでみてください。