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エジプト旅行の危険な事!治安・物価は?安全に楽しむ情報まとめ!

エジプト旅行の危険な事!治安・物価は?安全に楽しむ情報まとめ!
投稿日: 2017年8月22日最終更新日: 2020年10月7日

ピラミッドやスフィンクス、砂漠のラクダなど、エジプトは魅力いっぱいの国です。治安など日本とはさまざまな面で違いが存在しますので、旅行前にしっかりと情報収集することをおすすめします。エジプト旅行を安全に楽しむために、現在の治安や物価についてご紹介いたします。

治安を知ってエジプト旅行を楽しもう見出し

砂漠地帯にピラミッドやラクダなど、まさにエジプトといった体験をするのはとても魅力的なことです。エジプトは不思議な歴史も多いため、別世界を堪能するには最高の場所です。素晴らしい旅行にするために、近年のエジプトの危険なことも含め、旅行者として学んでおきたい安全対策をご紹介いたします。

エジプトってどんな国?見出し

2011年に発生した反政府デモ「エジプト革命」とその一連の危険事件により、当時の大統領が辞任する状況にまで至り、それ以降はエジプトの治安は危ぶまれてきました。しかし現在はだいぶ落ち着いてきていると報告されています。そんなエジプトは首都をカイロにもち、リビアやスーダンと隣接するアフリカ大陸にある国です。

また良く知られる地中海や紅海にも面し、国土の90%は砂漠地帯です。エジプトの南北を流れる世界最長のナイル川や地中海と紅海を結ぶスエズ運河は有名ですね。使用される言語はアラビア語ですが、観光地など外国人が多くいる場所では英語が通じるようです。エジプト人はとても人懐こい性格で、海外からの観光客にもとても愛想があります。

エジプトはピラミッドやスフィンクス、アブシンベル神殿など、歴史的にも世界的にも有名な観光スポットが多く存在します。ギザのピラミッド群は、あまりの巨大なピラミッドの迫力に圧巻です。アブシンベル神殿の高さ20mの巨大像4体は、深い神秘の歴史を感じながら見とれてしまうほど。日本とは全く違った歴史が魅力の国でもあります。

エジプトの食べ物や水の衛生度は?見出し

シンプルテイストのエジプト料理

野菜や豆類などを多く使用したとても健康的な食材を中心としたエジプト料理ですが、その味は香辛料がとても強い印象があります。エジプト人の9割がイスラム教徒ですので、豚肉を使った料理やアルコール類は禁止ですので、宗教に関係のない日本人でも野菜料理や魚料理などを食べることをおすすめします。

エジプト旅行中は、プレートにのった料理を食べる機会が多いかと思いますが、どれもシンプルなテイストでグルメな方にはちょっと物足りなさを感じるでしょう。薄味でヘルシーなものが多くそろっていて、健康的ではありますので、ぜひそういったものも含めて楽しんでみるのもいいでしょう。

水道水を飲んでも大丈夫?

日本の水は軟水で、エジプトの水は硬水です。日本の軟水に慣れてしまっている日本人旅行者は、エジプトの水道水を飲むとお腹を壊す人もいますので注意が必要です。現地で旅行中は、ミネラルウォーターを買って水分補給をおすすめします。どんな場所でも手に入りますので、暑い国エジプトでは水分補給のために常に水を持ち歩きましょう。

エジプト旅行で忘れてはいけなチップ見出し

エジプトでは、日本と違ってさまざまな状況でチップを支払うことがマナーとなっています。宿泊ホテルはそのホテルのグレードによって変わりますが、一般的には荷物を部屋まで運んでもらったら1から2EGP(エジプトポンド)をチップとして渡します。タクシーは、ホテルなどに個人的に呼んだ場合は、チップを要求されることがあります。

また食事をした際には、レストランの食事料金の5から10%程度をチップとします。ただし屋台ではチップの支払いは必要ありません。ホテルと同様、高級レストランなどに行った場合は、それ以上のチップを渡すのが礼儀です。さらに観光地のトイレの前には管理者がいる場合もありますが、何かサービスを受けたら50Pt(ピアストル)程度は渡しましょう。

日本人にとってチップ文化は非常に難しく面倒なものです。しかし、エジプトなど海外では当たり前の文化。渡し忘れや礼儀に欠ける金額では、相手に与える印象も変わってきます。多く貰って嫌な人はいません。訪れる場所のグレードや地域、サービス度など状況を考慮して、適切な金額が渡せるよう、出発前にしっかり学んでおきましょう。

エジプト旅行では写真撮影ができない?見出し

撮影できない軍の施設

日本人を含め多くの旅行者が行う写真撮影ですが、実はエジプトでは撮影してはいけない場所が存在します。して良い悪いの判断が難しい状況もありますが、ガイドや注意書きを見るようにしてください。撮影してはいけないスポットとして、軍が所有する空港や橋などの施設があります。

イスラム教徒の女性

エジプトに多くいるイスラム教徒ですが、女性のイスラム教徒の写真撮影は良くないという印象があります。ただ、それは国やその状況、個人によってまちまちのようです。実際イスラム教徒の多くいる国でも、女性にカメラを向けるとほほ笑んでくれる人もいます。エジプトでも女性の撮影は大丈夫のようですが、カメラ嫌いの人も多くいますので気を付けましょう。

エジプト旅行で覚えておきたい物価見出し

エジプトは物価状況は?

エジプトでは2017年現在、エジプトポンド急落で物価が非常に安くなっている状況がみられます。10年前は1エジプトポンド=20円程度だったものが、現在(2017年8月現在)は1ポンド=6円ほどというから驚きです。インフレの状況もありますが、日本からの旅行者にとったらかなりの割安な物価に驚くことでしょう。

かなり安い食事の物価状況

日本からの旅行者情報によると、有名な国民食堂で簡単な食事をとっても、日本円でたったの180円ほどだったとか。ナイル川を一望するおしゃれなレストランでハンバーガーなどボリューミーなセットでもわずか600円ほど。エジプトでは食事に関しては、日本人にとってかなり安い物価状況です。

ホテルの意外な物価状況

またホテルに関しては、ネット上で4つ星評価でも、実際はかなり古く2か3つ星程度という状況があります。そんな日本人にとっては、ちょっと物足りない古さのあるホテルの一般的な物価は、朝食付きで1泊4500円程度です。ただ、もっと細かく探せばお得感あるホテルや、高級ホテルへも泊まれますので、事前にしっかり調査しておきましょう。

外国人料金の物価状況

エジプトのイスラム文化では、お金を持っている人がない人に恵むという教えがあるそうです。よって国の政策で、裕福な国の旅行者からはそれなりのお金を取るというものが存在しています。つまり外国人旅行者には、外国人料金が適用されるのです。高級レストランなどでは、ヨーロッパ感覚の物価設定となっています。

激しい物価変動は慢性インフレから

ある日本人旅行者の情報によると、昨年2016年5月の時点で1㎏5エジプトポンド(日本円で約58円)という物価だった砂糖が、3ヵ月後の8月になると8エジプトポンド(約93円)に上がり、さらにその2ヵ月後の10月には10エジプトポンド(約110円)にまで物価がのし上がりました。非常に物価の変動が激しい慢性インフレの国でもあります。

高級住宅地周辺

外国人が住むような高級住宅地周辺では、日本人などアジア人も多く滞在しており、そういったところのカフェではコーヒー1杯30エジプトポンド(約350円)程度、レストランで食事をすると一人当たり200エジプトポンド(約2300円)はします。また鮮度の良い野菜が、1㎏10エジプトポンド(約116円)ほどです。こういった地域では、全て外国人料金で設定されています。

一般的なエジプト人住宅地

一方エジプト人が住む地域では、カフェで1杯何か飲んでも3エジプトポンド(約35円)ほどで、高級住宅地とはかなり違います。お店で満腹になるまで食べても一人30エジプトポンド(約350円)という安さです。またこういった地域で売られている野菜は、1㎏2.5エジプトポンド(約29円)程度でかなり物価の安さが見られます。

タクシーやバス

日本人など裕福な国から来ている旅行者は、空港から目的地まで空港タクシーやハイヤーを利用することが多いでしょう。例えばその料金が200エジプトポンド(約2388円)だったとすると、流しのタクシーの場合はたったの60エジプトポンド(約700円)です。公共バスだと2エジプトポンド(約22円)という安さです。

エジプト旅行と治安1:「スリやひったくり」見出し

人ごみや観光スポットでは、スリやひったくりが多く発生します。日本にいる感覚で荷物を入れたり持ったりは危険です。すれ違う際ぶつかった瞬間ポケットの物を盗んだり、グループ犯罪としては一人が話しかけてきて会話していると、他のメンバーに囲まれるなど手口はさまざまです。

しかし全てを犯罪と思ってしまっても楽しい旅行はできません。そのときそのときの状況を判断することも大切です。また荷物を何気なく手から離して置いてしまっても危険です。自分の持ち物は安全を考え必ず身につけておきましょう。お金は必要以上に持っていると、失ったときに最悪です。スリなども考慮して、適度な金額を持ち歩きましょう。

エジプト旅行と治安2:「女性一人旅」見出し

男女共に一人旅が好きな方もいることでしょう。エジプトでは女性の一人旅は、治安の悪い場所が多いことから、あまりおすすめできません。それでも一人旅をする場合は、男女ともに言えることですが、夜間や早朝、また人通りの少ない場所の一人歩きは危険ですので気を付けましょう。

特に女性の場合は、男性に襲われたりすると、どうしても力の違いで大変なことになりかねません。安全を考え、必ず多くの人々がいる通りや観光スポットだけにとどめておきましょう。人が不自然に近づいて来たり、話しかけてきたりしたら、人混みに逃げるかきっぱりと断るようにしてください。

エジプト旅行と治安3:「停電ばかりのエジプト」見出し

エジプトは訪れる時期によっては、かなり多くの停電に遭遇してしまいます。1年の半分が停電しているとも言われるくらい、停電が頻繁にあるのだとか。発展途上国で貧しい国ですので、電力が足らないという悲しい現実があります。気温が高いので停電すると大変な暑さと闘うことにも。

旅行で必要なカメラやスマートフォンなどの電化製品は、ポータブルのバッテリーなど用意するといいでしょう。また暑いので日本から熱中症対策グッズを持って行ってください。いつどこで真っ暗になってもいいように、小さな懐中電灯などあると便利ですね。常に停電のことを考慮し、安全対策を個人で準備しておきましょう。

エジプト旅行と治安4:「ストリートチルドレン」見出し

貧富の差が激しいエジプトでは、ごく一部がお金持ちで、多くの人々が日本に比べたらかなり貧しい暮らしをしています。ホームレスの人々は先祖を大事にする意味でもお墓に住んでいたり、スラム街に住んでいたりと、安全面はまだまだ確保されていません。また旅行中には、ストリートチルドレンにも会うことになるでしょう。

日本人は裕福なイメージを持たれていますので、ストリートチルドレンが集まってきてお金を要求してくることも。可哀そうだからと言って、少しであってもお金を渡してしまうと、周囲の他の子どもたちまでもが集まってきて大変なことになります。服をつかまれてしまうケースもあるそうです。

エジプト旅行と治安5:「テロ事件」見出し

エジプトでは、過去にテロリストと治安部隊の銃撃戦が観光地で発生したり、橋の上に仕掛けられた爆弾が爆発したりと、稀ではありますが、危険なことが旅行中にないとも限りません。警察や軍などの政府関連施設や車両、また集会やデモなどに近づくことは大変危険です。そういったところを避けて安全な旅行をしてください。

またエジプト旅行をする場合は、外務省海外安全ホームページに掲載されている地域の危険情報を参考にして計画を立てるようにしましょう。危険情報はレベル別になっており、レベル1の「十分注意してください」、レベル2の「不要不急の渡航は止めてください」さらにレベル3の「渡航は止めてください」があります。

エジプト旅行と治安6:「タクシーについて」見出し

エジプト旅行中は、多くの旅行者がタクシーを利用するでしょう。しかしエジプトのタクシーは、外国人旅行者だと分かると、乗車前と後に言ってくる料金が違ってくる場合もあります。かなり値上がりますので気を付けたいところです。そんなことで毎回トラブルを起こしても危険ですので、安全を考えるのなら、宅配アプリ「Uber」を利用しましょう。

Uberは海外では結構使用され始めているタクシーですので、ぜひエジプト旅行前に詳しく調べておきましょう。Uberを利用した日本人観光客の情報では、現地の人と同じ料金で乗ることが可能だったとか。ほんの短距離の移動うでも10エジプトポンド(60円)だったという人もいます。ただし、Uber利用はカイロ内だけです。

エジプト旅行と治安7:「大量の中国人ツアー客」見出し

日本からエジプトへ行くと、途中のフライトによっては、大量の中国人観光客と遭遇することも多いようです。ピラミッドやスフィンクスなど有名観光地や夜市では、中国人のツアー客でごった返しているそうです。一方日本人や個人で来ている旅行者は、そこまで多く見かけないのだとか。

エジプト旅行と治安8:「気を付けたい服装」見出し

前述のようにエジプトはイスラム教徒の多い国です。イスラム教では、過度に肌を露出した服装を好みません。イスラム教徒であるないにかかわらず、エジプト旅行中の服装には配慮することをおすすめします。またモスクを見学する際は、マナーとして露出のない服装をしてください。特に女性の肌の露出は良くない国ですので、覚えておきましょう。

エジプト旅行と治安9:「警察へ連絡」見出し

旅行中に自分では対処できない犯罪やトラブルに遭遇したら、緊急電話122に電話し警察を呼びましょう。またパスポートをなくしたら、警察署に出向き紛失証明書を発行してもらい在エジプト日本大使館でパスポートの再発行をしてください。ホテル内で何かあった場合は、フロントへ連絡し警察を呼んでもらうといいでしょう。

エジプト旅行と治安10:「ツーリストポリス」見出し

エジプトでは、観光客が安全に旅行するために、政府が派遣する「ツーリストポリス」がいます。警察官ではありますが、ほとんどが私服警官だそうです。エジプトの観光スポットでは、現地ガイドなどが責任を持って安全対策を行いますが、万が一何かが発生したときのために、「ツーリストポリス」が同行しています。

治安状況を知ってエジプト旅行を満喫見出し

エジプトはピラミッドやスフィンクスなど歴史的に有名なスポットで、世界中の観光客を魅了し続けてきています。ピラミッドを背景にラクダに乗ったりと、エジプトらしい旅を満喫するのも楽しそうですね。しかしどんな海外旅行でも同じですが、危険なことが起こりやすい地域は存在します。しっかり安全対策をして、最高のエジプト旅行に行きましょう。

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エジプトと聞いて誰しもが思い浮かべるのが、ピラミッド。そのピラミッドや遺跡に遺る、古代エジプト文明の謎を紐解く鍵となる数々の壁画には、たくさんの神話が描かれています。神話の知識を備えて実物の壁画を見ると、より深くエジプトを知れ、より充実した旅行になりますよ。
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かつて、エジプトのナイル川の洪水をコントロールするため「アスワンハイダム」が造られました。これにより多くの貴重な遺跡が水没の危機に陥りましたが、ユネスコなどによってその危機を免れました。世界遺産発祥となったアスワンハイダムと周辺の観光名所をご紹介します。

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投稿日: 2017年8月22日最終更新日: 2020年10月7日

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