原美術館へのアクセスは？カフェのイメージケーキも素敵と話題！

「原美術館」は、元々は実業家・原邦造氏の私邸でした。1979年に私邸を改修し、現代美術専門の原美術館を開館しました。原氏は自らの審美眼で絵画などのアートを収集し、感性で建てた私邸と、アートとの調和が素晴らしい建物です。都会の喧騒を忘れられるような、緑に囲まれた美術館です。原美術館のアクセスやカフェをご紹介します。

住所:東京都品川区北品川4-7-25 電話番号:03-3445-0651

「原美術館」では、現代美術の展覧会や「ハラ・アニュアル」展では、有望な新人も紹介しています。館内には、ジャン＝ピエール・レイノーの「ゼロの空間」や森村泰昌の「輪舞」など、国内外の有名な現代アート作品が展示されています。建物2階には、奈良美智氏によるインスタレーション「My Drawing Room」が常設されています。

庭園には、多田美波や関根伸夫などのアート作品が展示されており、不定期で、作家や学芸員によるレクチャーやトーク、コンサートなどのイベントも開催されています。2017年9月9日（土）から12月24日（日）は、田原桂一「光合成」with 田中泯展が日本初公開されます。群馬県の「ハラミュージアムアーク」は、原美術館の別館です。

開館時間は、11時から17時までで、祝日を除く水曜日は20時閉館です。入館は閉館の30分前までですのでご注意下さい。また、休館日は毎週月曜日ですが、祝日の場合は開館し、翌日が休館になります。その他、展示替え期間や年末年始も休館になります。カフェやミュージアムショップも併設しています。アクセス方法をご紹介します。

JR・京浜急行「品川駅」からの高輪口からは、徒歩15分です。「品川駅」高輪口を出て、品川プリンスホテル側に渡ります。五反田方面に10分ほど進み、キリスト品川教会などを左に見つつ右カーブを道なりに進みます。御殿山交番前交差点を左折し、住宅街を直進した左側です。ちなみに、京急で北品川まで出ると、徒歩8分で行けます。

「品川駅」からタクシーで約5分です。バスを利用の場合は、品川駅港南口の1番乗り場から都営バス「反96」系統の「五反田駅行き又は5番乗り場から「六本木ヒルズ行き」、6番乗り場から「品川車庫前行き」に乗車し、「御殿山」停留所で下車し徒歩3分です。停留所から「御殿山交番前」交差点を南方面に向かうと、原美術館があります。

原美術館へのアクセスは、京浜急行「北品川駅」が1番近いです。北品川駅を出て第一京浜に出ます。南に向かい北品川交差点を、ファミリーマート側に渡ります。直進していくと山手線上の陸橋が見えますので、さらに直進し、右手に「ミュゼ・ダール御殿山」が見えたら、そこを右折すると右手に原美術館が見えます。徒歩8分です。

JR「大崎駅」東口からは徒歩12分です。大崎駅新東口改札を出て、デッキをそのまま進みゲートシティ館内を通過します。反対側の出口から地上に出て、左手の目黒川沿いに進み、居木橋交差点で目黒川を渡って、そのまま道なりに進むと突き当たりになります。そこを右に曲り2本目の路地を左に曲がると左側に原美術館があります。

JR・東急「五反田駅」東口からは徒歩17分です。タクシーは6分です。バスのアクセスは、五反田駅東口6番乗り場から、都営バス反96系統「六本木ヒルズ循環」（品川駅・麻布十番経由）の「御殿山行」に乗車します。「御殿山」停留所で下車し徒歩3分です。 停留所から「御殿山交番前」交差点を南に向かうと、原美術館が見えてきます。

京急北品川駅の次にアクセスが良い駅は、京急「新馬場駅」です。駅北口を出て第一京浜を北に行きます。北品川交差点を、ファミリーマート側に渡ります。直進していくと山手線上の陸橋が見えますので、さらに直進し、右手に「ミュゼ・ダール御殿山」が見えたら、そこを右折すると右手に原美術館が見えます。徒歩約9分です。

六本木駅からは、3番出口を出て、駅前1番バス乗り場から「反96五反田駅行き（品川駅前経由）」に乗車し、「御殿山」停留所で下車し、徒歩3分です。「御殿山」停留所からは、「御殿山交番前」交差点を南方面に向かうと、左手に原美術館があります。バスの乗車時間は約26分です。

羽田空港から品川駅までのアクセスは、京浜急行で「羽田空港国内線ターミナル駅」から品川まで約23分です。「羽田空港国際線ターミナル駅」からは約20分弱です。京浜急行「品川駅」高輪口から、原美術館までは徒歩で15分です。タクシーまたはバスも利用できます。

原美術館には、普通車6台分の無料駐車場のみしかありませんので、混雑を避けるためには、早めにお出かけすることをおすすめします。最寄りのインターチェンジからのアクセスは、首都高速2号目黒線「荏原IC」で、原美術館までは約10分です。また、首都高速2号目黒線「戸越IC」から車で5分、首都高速湾岸線「大井IC」から車で7分です。

作品を鑑賞後は、入館者のみが利用できる中庭に面した「カフェ ダール」で一息つくのがおすすめです。「カフェ ダール」のランチメニューは、時期によって内容が変わり、季節に合った料理が楽しめます。ランチセットには、ガーデンバスケットや本日の魚もしくは肉料理＋ラタトゥユセット、パスタ＋特製サラダのセットなどがあります。

ガーデンバスケットは、骨付きフランクや白身魚のフライ、フレンチフライ、ラタトゥユ、サラダ、デザートまで2人分あり、ワインが1本付いてお得です。また、アラカルトメニューには、仔牛などの煮込み、日替わりパスタ、豆乳リゾット、魚介類のビスクなどがあります。

「カフェダール」で特におすすめしたいメニューは、「イメージケーキ」です。「イメージケーキ」は、原美術館でその時に開催している展覧会のアート作品をイメージした、期間限定のケーキです。展示を観た後に作品を思い出しながら、アートを表現した「イメージケーキ」をいだくのがここでのもう一つの楽しみ方です。

「カフェダール」には、イメージケーキを楽しみに訪れるファンも多いようです。イメージケーキは10年以上前から販売され、今まで作られたケーキは70作品以上になります。イメージケーキには、アートをそのままスイーツに表現したケーキもあれば、不思議なデザインのケーキもあり、食べるのがもったいないくらいの作品が多いです。

「原美術館」は、北品川という都会の閑静な高級住宅街の中にあり、すばらしい環境のなかモダンと自然を融合させた美術館です。その落ち着いた雰囲気の中では、結婚式が挙げられます。品川、大崎駅よりタクシーでワンメーターというアクセスの良い立地も、遠方からのお客様をお招きするにも、最適なロケーションと言えます。

結婚式では、美術館のホール、開放的なテラスなども使用することが可能なそうで、「カフェ・ダール」では披露宴パーティーが行われます。普通の結婚式場でも敷居が高い、生バンドによる演奏も可能なので、2人の思い通りの演出方法で式が挙げられます。特に美術が好きで、美術館で挙式を挙げたい夢がある人におすすめです。

原美術館で結婚式を挙げるには、個人賛助会員になる必要があるようです。会員はドナー会員（年会費20万円）またはベネファクター会員（年会費30万円）で、18時以降という制約があるようですが、入館無料やショップの割引、展覧会案内と企画展のオープニングレセプションの招待ほか、特典も多くあるようです。

また、原美術館の別館「ハラ ミュージアム アーク」でも、結婚式が挙げられます。館内の長い廊下にテーブルや椅子をセッティングして、式場として演出されとても素敵な式が挙げられます。招待された人たちも、近くの伊香保温泉まで足を運んで、温泉を楽しむことも出来ますね。

群馬県渋川市にある「ハラ ミュージアム アーク」は、原美術館の別館です。榛名山麓の緑に囲まれた伊香保グリーン牧場に隣接していて、自然の景観と現代アート作品が一緒に楽しめます。建物の設計は磯崎新氏で、黒を基調とした洗練された厩舎風建物が印象的です。2008年には、書院造を参考に「觀海庵」が増築されました。

住所:群馬県渋川市金井2855-1 電話番号:0279-24-6585

「ハラ ミュージアム アーク」では、庭園での屋外アートの展示を始め、国宝・重要文化財を含む伝統の美「原六郎コレクション」を随時展示しています。また、1950年以降の優れたアートを展示する現代美術ギャラリーと、近世日本絵画をふくむ東洋古美術を展示する特別展示室「觀海庵」があり、選りすぐりの作品を随時展示しています。

入口に展示されている赤のガラスでできたハート形のオブジェは、ジャン＝ミシェル オトニエルの「Kokoro」（こころ）という作品で、そっとくぐってみましょう。その先に進むと、ライトボックスとマジックミラーを用いたイ・ブルの大きな立体作品があります。

開館時間は9時半から16時半で、入館は16時までです。休館日は8月、祝日を除く木曜日ほか展示替え期間、冬期、元日です。グッズショップとカフェも併設しています。この美術館を設計したのは、世界的建築家の磯崎新氏で、この建物を見るだけでも価値があります。

JR上越・吾妻線「渋川駅」で下車し、3番バス乗り場より「伊香保温泉行き」バスに約15分乗車します。「グリーン牧場前」停留所で下車し、徒歩約7分です。上越・北陸新幹線を利用の場合は、高崎駅で上越線に乗り換えです。タクシー利用の場合は、約10分です。バスを利用の場合は、「伊香保温泉周遊フリー乗車券」がお得です。

「高崎駅」からのアクセスは、在来線の上越線または吾妻線に乗り換え、「渋川駅」で下車します。2番バス乗り場で「伊香保温泉行き」に約15分乗車します。「グリーン牧場前」停留所で下車し、徒歩7分です。渋川駅からタクシー利用の場合は、10分で到着します。

「ハラ ミュージアムアーク」への車でのアクセスは、都内から高速で約１時間半です。関越自動車道「渋川伊香保IC」より、国道17号と県道33号経由で伊香保温泉方面へ約8kmで、約15分です。 伊香保温泉の近くで、渋川から向かって手前に位置します。50台駐車可能な無料駐車場があり、駐車場に入るゲートで入場料を支払うシステムです。

「ハラ ミュージアム アーク」から伊香保温泉への移動は、バスが便利です。「グリーン牧場前」停留所から、関越交通バス「渋川駅」行きに乗車し「伊香保温泉」停留所で下車します。「伊香保温泉」停留所周辺には、「伊香保グランドホテル黄金の湯館」や竹久夢二伊香保記念館があります。

「ハラ ミュージアムアーク」にも、カフェやミュージアムショップが併設されています。「カフェ ダール」のランチメニューには、サーモンとアボガドのチャパタサンドやインド風チキンカレー、その他パスタやシチューなどもあります。カフェメニューには、手作りのバナナブレッドやチョコレートブラウニーなど定番メニューがあります。

土日のおすすめスペシャルメニューでは、東京の原美術館同様、アート作品をモチーフにした「イメージケーキ」が登場し、お客さんを楽しませてくれます。展覧会ごとにアート作品をイメージして作られるため、他で同じものは味わうことができません。過去には「草間彌生かぼちゃケーキ」など様々な「イメージケーキ」が登場しました。

2017年9月16日（土）から11月8日（水）には、地元のアーティスト、金井訓志氏による描き下ろし絵画など、約20 点が展示・販売され、期間中「カフェ ダール」でイメージスイーツが用意されます。展覧会鑑賞後は、是非、「カフェダール」で、創作スイーツやケーキをぜひお試しください。

「原美術館」は、戦前の雰囲気が残る私邸と、現代アートが不思議に調和しています。現代アートの鑑賞と創作ケーキを堪能してみませんか？また、2017年09月09日から12月24日は、「 田原桂一「光合成」with 田中泯」展が開催されます。北品川駅に近く、住宅街にひっそりとたたずむ「原美術館」はおすすめの癒しスポットです。