明治神宮の初詣！空いている時間や混雑状況は？屋台もたくさん出る？

東京のど真ん中に鎮座する「明治神宮」。神社とともに、全国から献上された木で覆われた、豊かな森として、みなさんに親しまれています。2012年にはミシュランに「日本の3つ星観光地20選」としても選出されました。パワースポットとしても知られている明治神宮は初詣の参拝日本一を誇ります。大混雑が予想される明治神宮の初詣こ混雑状況や屋台などをご紹介します。

2012年にフランスのミシュラン社によって「日本の3つ星観光地20選」に選ばれた明治神宮は、原宿駅や代々木公園駅からすぐの場所にあり、広い敷地内でたくさんの観光スポットがあります。そのため、初詣以外も国内外の観光客でにぎわっており、東京観光にはうってつけの場所となっており、日々たくさんの観光客でにぎわっています。

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りしている神社です。明治45年7月30日に明治天皇、対象3年4月11日には昭憲皇太后がお亡くなりになられた後、国民から御神霊をお祀りしたいという声が湧き起こり、大正9年11月1日（1920年）に、ゆかりの深い代々木の地に御鎮座となりました。

初詣のアクセスで一番近く、多く利用されているのが「JR山手線 原宿駅」です。竹下口・表参道口からは約1分で明治神宮入口に着くことができます。また、初詣の三が日は明治神宮への直結の臨時改札を設けています。初詣の臨時改札口の営業時間は、大晦日の23時から元旦の17時までと、2日から4日は10時から17時までです。

初詣の明治神宮で2番目に近いアクセス方法は、「東京メトロ」千代田線と副都心線の「明治神宮前駅」です。こちらは、明治神宮前駅で下車後、「出口2番」から地上にでます。出口のすぐ後ろに、歩道橋の手前を右折、「神宮橋」を渡ったところが明治神宮の入り口となります。こちらは、初詣には多くの人が一番利用する入り口となっていますので、参拝時間内は大変混雑しています。

初詣のアクセス方法の3つ目は、「小田急線」の「参宮橋駅」からのアクセスです。参宮橋駅には「各駅停車」のみの停車となっているの要注意。参宮橋駅を下車し、すぐに右折してください。そのまま、「参宮橋」交差点まで歩き、交差点の横断歩道を渡ったら右折して進んでください。そのまま直進すると、明治神宮の西口の鳥居があり、到着します。

このほかにも、「JR山手線」の「代々木駅」から徒歩15分、「東京メトロ副都心線」の「北参道」から徒歩10分ほどのアクセスが可能です。ここでは、その中でもアクセスの良い3つをご紹介しました。一番おすすめのアクセスは「参宮橋」からのアクセスです。初詣時期には、一番混まずに、途中から初詣の屋台も楽しめるので、待ち時間も苦になりません。

アクセス方法をチェックしたら、初詣の開門と閉門の時間をチェックしておきましょう。大晦日は6時40分から終日開門。元旦も0時から開門しているので、大晦日から元旦は終日お参りが可能です。元旦の閉門は19時頃まで。2日から4日までは6時40分から18時頃までです。初詣参拝時間のおすすめは、大晦日から元旦にかけての深夜です。参宮橋から、この時間を狙って参拝すれば、比較的初詣の混雑が避けられます。

JR山の手線「原宿駅」からのアクセスで橋を渡り終えたところに、最初に出てくるのがこの大鳥居です。木造の大鳥居では日本一の大きさになり、ヒノキでできています。実はこちらは、2代目の大鳥居で、1代目は落雷によって破損してしまったそうです。しかし、この大きさの鳥居は日本では作ることが難しく、台湾の木を使うことになったそうです。

言わずと知れたパワースポット、「清正井」。御苑の中で、都会では珍しい湧水として有名です。昔から「きよまさのいど」と言われ、加藤清正が自ら掘ったとされています。こちらは、たくさんのメディアで取り上げられており、初詣の期間は整理券が配布されるほどの人気スポットです。夕暮れ時や雨の日以外に行くと御利益があるそうです。

明治神宮の中心にある、本殿左にある大きな楠のご神木2本が「夫婦楠」です。2本をしめ縄でひとつに結び、それぞれが寄り添うように立って見えます。こちらは、明治天皇ご夫婦が大変夫婦仲が円満だったため、「家内安全」や「縁結び」の象徴とされています。この2本の間から、本殿を結ぶ直線状に良い気が流れているとされ、こちらを通るとご利益があると言われる御神木です。

一般的なおみくじは「大吉」「吉」「凶」といった表記が日本では一般的ですが、明治神宮のおみくじには、そのような表記が一切ありません。そのかわりに、詩を詠むことが好きだった明治天皇が生前に詠んだとされる「短歌」がおみくじに書かれています。いつもと違ったおみくじの雰囲気を初詣で味わってみてください。

御朱印女子ブームの現在、日本一の参拝者を誇る明治神宮の御朱印は大人気です。御朱印をいただける場所は、御社殿右横の神楽殿で購入可能です。初詣や休日のお昼は、ブームとあってかなり混雑しています。金額は税抜きで1000円で購入できます。墨書きの御朱印で、参拝日と印が押された、上品な紫のカバーに入った御朱印帳です。御朱印ガールはぜひ、初詣に御朱印を手に入れてみてください。

初詣といえば屋台です。明治神宮の参拝の前や後に、屋台でグルメを楽しんでみましょう。初詣期間の屋台はたくさんのポイントで出店しています。3つの参道口付近、代々木公園までの外苑、文化会館前の広場で初詣時期は屋台がでています。文化会館前の広場は広いイートインスペースがあるので、ゆっくり屋台グルメを味わえます。

おすすめは、全国手造りコロッケコンクール金賞を受賞した「昭ちゃんコロッケ」です。サクサクの衣にジューシな具のコロッケをぜひお試しください。また、山梨県のご当地グルメの「甲府鶏もつ」もあります。鶏のモツを砂糖と醤油で甘辛く煮込んでおり、独自の料理法で鶏のうまみを閉じ込めています。

また、スイーツの屋台も充実しています。なんと、ナンを揚げた「揚げナン」の屋台もあります。外はサクっとしていて、中がモチっとした触感で大人気です。他にも、和のスイーツには、「福助だんご」があります。お団子の中に大福のように餡こが入っており、外側から焼きだんごにしています。ここでしか、楽しめないスイーツもぜひ楽しんでください。

たくさんの屋台が出店する明治神宮、初詣の寒い中並ぶのもつらいですよね。初詣時期の屋台が一番空く時間帯はズバリ、「夕方～夜」です。閉門間近の夕方を狙って、参拝し、スムーズに屋台グルメを堪能することも可能です。また、大晦日から元旦にかけての夜中もオススメですよ。特に、小田急参宮橋から入る「西参道口」の屋台エリアが初詣期間では比較的空いています。

明治神宮の初詣参拝が終わったら、せっかくなので周辺を楽しむのもよいでしょう。まずは、明治神宮の真横にある代々木公園を散策してみるのはいかがでしょうか。また、ジョギングをしたりピクニックをしたり、四季折々の草花が楽しめます。参拝後の清らかな気持ちのまま、冬の植物をのんびり散歩しながら楽しんでください。

明治神宮と言えば「原宿」に隣接しています。原宿と言えば、ショッピングを思い出す人もいるのではないでしょうか。原宿のショッピングスポットと言えば、「ラフォーレ原宿」。なんと1月1日から営業しています。初詣参拝の後に、日本で一番おしゃれなスポットで「初売り」の福袋を目がけてみてはいかがでしょうか。

原宿駅から一番近い明治神宮の入り口の前には「国立代々木競技場」が見えます。こちらは、1964年の東京オリンピックのために作られた体育館で、丹下健三の設計によるものです。柱から屋根が吊り下げられたような、珍しい構造の建物で、スポーツのほか、コンサートなどでも使用されています。歴史的建造物を初詣の前後に一目見てみてください。

いかがでしたか。初詣の参拝者数、日本一を誇る明治神宮。都内の方も、地方の方もぜひ一度は初詣の時期やそれ以外の時期にも参拝してみてください。一番のおすすめの時間とルートは「夜中」の「小田急線参宮橋」からアクセスする西参道口からの参拝ですよ。初詣ではスムーズに本殿まで移動でき、屋台も並ばずに楽しめるルートです。一年の始まりを、初詣で健やかな気持ちで参拝しましょう。