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面不動鍾乳洞に行こう!アクセスや駐車場にモノレール情報までご紹介!

面不動鍾乳洞に行こう!アクセスや駐車場にモノレール情報までご紹介!
投稿日: 2017年12月28日最終更新日: 2020年10月8日

面不動鍾乳洞は関西最大級の規模を誇る鍾乳洞です。奈良県の特別天然記念物にも指定されており、全長約280メートルの鍾乳洞の内部には、長い歳月をかけてできた神秘的な空間が広がっています。奈良県の隠れた名所、面不動鍾乳洞の見どころやアクセス方法をご紹介!

奈良県の隠れた名所・面不動鍾乳洞をご紹介!見出し

奈良県吉野郡天川村にある面不動鍾乳洞は、全長約280メートル、洞穴の最大直径約6メートルもある関西最大級の規模を誇る鍾乳洞です。内部は何万年もの歳月をかけてできた鍾乳石が様々な形を織り成し、神秘的な空間が広がります。奈良県が誇る観光名所、面不動鍾乳洞のおすすめスポットや料金、アクセス方法から駐車場情報などをご案内!

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面不動鍾乳洞はどんなところ?見出し

世界遺産の村として知られる奈良県吉野郡天川村の洞川に位置する面不動鍾乳洞は、昭和8年に橘本広吉さんによって発見されました。洞川の町を一望できる高台にあるため、鍾乳洞の内部はもちろんのこと、鍾乳洞までのモノレールからの景色も人気です。奈良県の特別天然記念物にも指定されている天川村おすすめの観光名所のひとつです。

鍾乳洞は石灰岩が雨水や地下水によって浸食を受け、長い年月をかけてその内部に大きな空洞をつくってできた洞窟です。鍾乳洞の壁や天井からつららの様に垂れ下がったものを鍾乳石といい、鍾乳石の先端から落ちた水滴が地面に蓄積して地面から伸びた細長い管を石筍(せきじゅん)といいます。

鍾乳石は一般的に1センチメートル成長するのに100年~300年かかると言われています。人間には計り知れない膨大な時間をかけて鍾乳石と石筍が連結したものを石柱といいます。面不動鍾乳洞でも、何万年もの歳月をかけてできた鍾乳石や石筍、まれに石柱などを見つけることができます。ぜひ自然の神秘を体感してみてください。

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面不動鍾乳洞の気候とおすすめ観光シーズン見出し

面不動鍾乳洞の内部は年間を通して、無風で気温は平均8度です。夏でも涼しいというより少し肌寒く感じるくらいの気温なので、カーディガンなどの羽織るものを持っていくことをおすすめします。逆に真冬は外気よりも暖かく感じるかもしれません。面不動鍾乳洞までの道は急な坂道となっているため、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめ。

面不動鍾乳洞は不定休ですが、年末年始12月31日~1月6日の休業を除いてはほぼ1年中訪れることができます。特に夏季シーズンはお子様連れの家族に人気で、面不動鍾乳洞の入り口まで行くモノレールに長蛇の列ができることも。高台から洞川の町並みを眺めることができるので、紅葉や桜の季節もおすすめの観光シーズンとなっています。

面不動鍾乳洞へのアクセス方法や利用料金見出し

面不動鍾乳洞までのアクセス方法は、洞川温泉街から徒歩約20分、急な坂道を登って着くことができます。途中にある有料の面不動モノレール「どろっこ」を利用すると楽に鍾乳洞まで行けるのでおすすめです。洞川温泉までのアクセスは近鉄下市口駅から奈良交通バス「洞川温泉行き」に乗車し、約70分で終点「洞川温泉」バス停に到着します。

車でのアクセス方法は、国道309号天川川合経由で洞川温泉へ向かってください。面不動鍾乳洞入口に専用の無料駐車場がありますが、6台までの駐車場となっているため、満車の場合は温泉街の洞川駐車場を利用することをおすすめします。鍾乳洞目の前の面不動茶屋にて入洞料金大人400円、小人200円を支払い鍾乳洞へ入ることができます。

面不動モノレールに乗ってみよう!見出し

急な坂道を登るのは大変という方におすすめの面不動モノレール「どろっこ」。特に、急斜面を登る様子がアトラクションのようで子供に人気です!1回に16人までしか乗車できないため、夏休みや連休など観光シーズン時には待ち列ができることも。利用料金は往復大人500円、小人300円。片道大人300円、小人200円。片道5分で到着します。

面不動モノレール「どろっこ」が人気な理由のひとつが、モノレールから見える景色です。洞川温泉を一望できる景色や壮大な山々が美しいと評判です。特に紅葉シーズンが人気で、赤や黄に染まった木々をモノレールで登りながら眺めることができ、おすすめです。また春季には面不動鍾乳洞入口に八重桜が咲き誇る様子も人気となっています。

面不動鍾乳洞内を探索しよう!見出し

天然の冷蔵庫とも呼ばれている鍾乳洞の内部は、LED照明でさまざまな色にライトアップされており、地下宮殿といわれるほど幻想的な空間が広がっています。鍾乳洞は入り口から所要時間20分程度で、一周して戻ってこれる造りになっています。足場は整えられてはいますが、水で濡れている所や頭上などの高低差に注意が必要です。

鍾乳石や石筍の形や特徴によって、いろいろな名前が付けられているのも鍾乳洞を楽しむポイントです。「しぐれ窟」や「こうもり窟」、「ちりめん天井」などといった名前が掲示されているので、その由来を確かめるために鍾乳洞内部をじっくり観察してみるのがおすすめです。

もうひとつの見どころは、最後の方に現れる小さなお社です。お社には動物のてん、かわうそ、日本猿の化石が奉られており、そばにある説明書きには千年以上前の化石であることが書き記されています。お社の周りには、たくさんのお賽銭が散らばっており、訪れた人々の多さを物語っています。

面不動鍾乳洞周辺の人気スポット①面不動茶屋見出し

面不動鍾乳洞の目の前にある面不動茶屋は、鍾乳洞の入洞券を購入できるほか、休憩スペースとしても利用できる喫茶店となっています。中でも人気なのが、わらび餅。急な坂を登り切った後に食べるわらび餅が、さっぱりとして美味しいと人気です!高台からの景色を眺めながら休憩できるのもおすすめです。

面不動茶屋ではコーヒーやお茶、ジュースを注文することができ、鍾乳洞を訪れる前や後の一息つく空間となっています。また懐かしいと評判のラムネも置いてあるので、ぜひご賞味ください。飲み物や軽食の料金は150円~300円とお手軽に楽しむことができます。

面不動鍾乳洞周辺の人気スポット②洞川温泉街見出し

Photo by Tamago Moffle

面不動鍾乳洞の下に広がる洞川温泉街。昭和を思い出させるようなレトロな街並みが素敵と人気です。面不動鍾乳洞を訪れる前に必ず通る場所なので、洞川駐車場を利用がてらに、温泉街を散策するも良し、ご飯を食べるも良し、温泉に入るも良しな場所となっています。旅館もあるので、遠方の方はぜひ利用してみてください。

日帰り温泉施設「洞川温泉センター」

洞川温泉街の入り口にある「洞川温泉センター」では日帰り温泉や足湯を楽しむことができます。弱アルカリ性の単純温泉で、入り心地はやわらかく無味無臭です。建物には名産吉野杉がふんだんに使われており、露天風呂があることも魅力的です。入湯料金は大人600円、小人200円。毎週水曜日が定休日となっています。

名水百選「ごろごろ水」

日本名水百選にも選ばれている「ごろごろ水」は、大峰山から湧き出た天然水で、洞川温泉街の奥で採水することができます。洞川温泉のメイン通りを山中へ進むと駐車場があり、そこがごろごろ水の採水場となっています。駐車場料金500円で好きなだけ水を汲むことができるので、タンクいっぱいに持って帰る人も多くいる人気の採水場です。

面不動鍾乳洞周辺の人気スポット③龍泉寺見出し

近畿三十六不動尊霊場の第31番札所にもなっている龍泉寺は大峯山寺の護持院のひとつです。大峰山で修業をしていた役行者が、洞川で水が湧き出る泉を発見し、底も見えないほど深く澄みきった泉だったことから、その場所を「竜の口」と名付け、その側に小堂を建てて、八大龍王をまつったのが龍泉寺の起源とされています。

清水が湧き出る「竜の口」

龍泉寺の境内にある「竜の口」からは現在も美しい清水が湧き出ており、「清めの水」として大峰山の修験者の第一水行場となっています。また、この湧き出た水を口にすると病気が治ると言い伝えられており、この水を求めて参詣する人も多いようです。

不思議なおもかる石「なで石」

龍泉寺境内の本堂前に置かれている丸い石が「なで石」です。可愛がるようになでると軽く持ち上がり、憎むように叩くと重くなる不思議な石です。石占いとして使われていたもので、軽く持ち上がると願いが叶い、叶わない時は重くなると言われています。また他にも、石をなでる時のように何事も接すると良いとも言われています。

龍泉寺のお祭り「八大龍王堂大祭」

毎年10月の第2日曜日に開催される龍泉寺の八大龍王堂大祭。お昼から読経や民芸奉納、もちまきなどのイベントが開催されます。夜に催される火渡りは圧巻です!龍泉寺へのアクセスは、洞川温泉のバス停から徒歩5分。拝観料金は無料です。八大龍王堂の近くには無料の駐車場もあるので、面不動鍾乳洞から足を伸ばして訪れてみてください。

面不動鍾乳洞へ行ってみよう!見出し

長い年月をかけて形成された鍾乳洞の神秘的な空間や、季節折々の景色を見せてくれる風景など、見どころ満載の面不動鍾乳洞。モノレールに乗って楽しむことも、自然の中を散歩しながらゆったり過ごすことも可能です。麓の洞川温泉街や龍泉寺など、1日かけても飽きない場所になっているので、ぜひ家族や友達、恋人と訪れてみてください!

投稿日: 2017年12月28日最終更新日: 2020年10月8日

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