八経ヶ岳とは
八経ヶ岳は奈良県の吉野郡にある世界遺産にも登録されている壮大な山です。 かつては修験場としても使われており、標高差があるらしい山道が過酷ということで有名でした。
そんな八経ヶ岳も世界遺産に登録されてから登山ルートが整備され気軽に素人でも登れる山となりました。世界遺産ならではの自然あふれる八経ヶ岳の魅力を、アクセスや装備の他に登山ルートや歴史、テント泊する場所なども含めて紹介します。
奈良県および近畿地方の最高峰
八経ヶ岳は奈良県をはじめとする近畿地方でも、最高峰の山です。登山家の間では有名であるとともに奈良までのアクセスと奈良に入ってから八経ヶ岳につくまでの、良好なアクセスが難しいことでも知られています。
人々のメインの生活圏である都市部からは離れた位置にあり、奈良の雄大な自然を楽しめるのが魅力であるとともに、せっかくの世界遺産を手近なところで楽しむことができないのは惜しいとも感じます。
八経ヶ岳は周りも山々で囲まれており日本百名山や二百名山に入っている山が多いことも特徴です。山が好きという人は八経ヶ岳だけでなく、釈迦ヶ岳や山上ヶ岳など八経ヶ岳とともに山脈を形成している山々への登山やテント泊もおすすめです。
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』
八経ヶ岳は世界遺産に登録されていると言いましたが、正式な名称は「紀伊山地の霊場と参詣道」となっています。紀伊山地とその名前にあるように後述する大峰山脈は、北部は奈良県に南部は和歌山県に所属する全体で50kmを超える長大な山脈となっています。
世界遺産に登録されてからは登山ルートや登山道が整備され、駐車場やトイレの整備も進みました。近隣の奈良や和歌山といった近畿地方に住んでいる人だけでなく遠くの人にとってもアクセスしやすい環境に若干なったことは喜ばしいことです。
また近畿地方でも奈良県らしく登山の途中に野生の鹿を見ることができるのも八経ヶ岳です。奈良県民にとっては鹿はそこまで珍しいものではありませんが、八経ヶ岳に登山のために訪れた人にとっては来た甲斐があったと言えるような思い出に残る登山となるでしょう。
八経ヶ岳がある大峰山脈とは
八経ヶ岳も含まれる、大峰山脈は複数の山々によって構成されています。かつては修験場として使われたことから、仏性ヶ岳や頂仙ヶ岳など仏教に基づいた名前が付けられています。
八経ヶ岳だけが世界遺産に登録されているわけではなく、大峰山脈のうち、吉野から熊野へ至る100kmほどの八経ヶ岳を含む道のりが世界遺産として登録されています。
奈良県外からせっかくアクセスしたという人にとっては、八経ヶ岳だけではなく是非他の山々にも残ってみてほしいです。八経ヶ岳ほどの標高はありませんが、山頂から望む稜線はどこの山から見ても素晴らしいものとなっています。
大峰山脈の位置
大峰山脈の位置は、奈良県の天川村を含む南部から和歌山県にかけてです。近畿地方の山々が集中していることから大和アルプスと呼ばれることもあります。近畿の屋根と呼称されることもあるように、標高の高い山々が連なって奈良県から和歌山県まで続いています。
奈良県全体でみると、人口が集中しているのは北部のみなのが現状です。地図で見た場合中部から南部にかけては、標高差が大きく、電車も通っていないためアクセスが難しいです。
奈良県の北部から南部に向かう際のアクセスでも、バスで4時間や場所によっては6時間かかるところもあります。八経ヶ岳もそんな奈良県の南部にあるためテント泊の装備など事前の準備はしっかりとしていきましょう。
大峰山脈の気候
八経ヶ岳を含む、大峰山脈の気候についてはどうでしょうか。八経ヶ岳の周りには特に冬の季節が厳しいことでも知られています。シベリア気団と呼ばれる厳しい寒気が吹き付けるため、近畿地方にありながら冬は積雪が多いこともその特徴の一つです。
夏は特に雨が多く、南部はその傾向が顕著であるとされています。美しい花が見られることや世界遺産にも登録されるほどの雄大な自然を楽しめる一方、アクセスが厳しく雨や湿気など特にテント泊をする人にとっては自然の厳しさを感じさせる気候とも言えます。
修験道として使われていた自然豊かな場所が世界遺産に登録されたという経緯もあって、周りの山々も登りたい登山が好きな人や、山頂からの景色を楽しみたい人には絶好のスポットと言えるでしょう。
八経ヶ岳登山におすすめシーズン
続いて八経ヶ岳の登山やテント泊におすすめのシーズンについてのまとめです。八経ヶ岳のおすすめシーズンは登山中に花々を楽しめる季節と言い換えることができます。
登山ルートのすぐそばに生えている美しい花や、青々とした木々を見て登山に来た事や世界遺産に来たことを実感するという人もいるでしょう。せっかくの登山もあまりに厳しい気候だったり、予想外の大雪に見舞われてしまっては損です。
春から初夏の花の見ごろ
最初のおすすめシーズンは具体的に5月下旬から6月上旬となっています。かなり短い季節の間なので予め八経ヶ岳を訪れる予定を考えておく必要があるでしょう。
この時期はシャクナゲやシロヤシオの花が満開を迎え、登山ルートを鮮やかに彩ってくれます。初心者にとっても登りやすい季節と言えるため、比較的軽めの装備でも八経ヶ岳の登山を楽しむことができます。
オオヤマレンゲ(天然記念物)
春から初夏にかけて訪れる時に是非チェックしておきたい花が、オオヤマレンゲです。オオヤマレンゲの咲くピークは6月から7月上旬にかけてと言われています。
ちょうど梅雨の時期に重なってしまうのが残念ですが、6月であればまだ暑さも厳しくないでしょう。オオヤマレンゲが絶滅危惧種に指定されていることも相まって、この季節は多くの登山客が八経ヶ岳へ足を運びます。
天然記念物への食害も
奈良県の特徴とも言える鹿ですが、八経ヶ岳では花々への鹿の食害が深刻です。 野生の花や鹿が楽しめるのは確かに嬉しいことですが、同時に鹿が原因でオオヤマレンゲが八経ヶ岳での存続の危機に追いやられたり木が枯れてもいます。
せっかくの天然記念物であるオオヤマレンゲが八経ヶ岳でも存続の危機にさらされているということは悲しいことです。ですが鹿もオオヤマレンゲも自然の一部であるため、登山やテント泊の際はつみとったり脅かすことのないようにしましょう。
紅葉シーズン
八経ヶ岳ではブナの原生林があることから紅葉のシーズンの登山ルートも魅力的なプランとなってきます。テント泊でゆっくり世界遺産の紅葉を楽しむ人もいます。
日帰りの人は紅葉の季節は日が沈んだ後の山々が危険であることも留意しておきましょう。日が沈んだ後は動物が飛び出してくるかもしれませんし足元の危険や交通手段がなくなることも考えられます。
八経ヶ岳で紅葉を楽しめるベストな時期は10月中旬から11月上旬にかけてです。八経ヶ岳はすでにこの頃は十分寒く、特に夜間の冷え込みは厳しいものがあります。八経ヶ岳での登山に長く時間を割く人は装備にも気をつけましょう。
八経ヶ岳登山のおすすめのルート2選
続いては八経ヶ岳に行く際のおすすめ登山ルートについてです。八経ヶ岳のおすすめ登山ルートは2つあり、どちらも十分に近畿の山々を満喫できる最適なコースとなっています。
残念なことにどちらもアクセスするまでに複数の乗り換えが必要だったり、公共交通機関が利用できないというデメリットも存在します。県外から来る人は特にアクセス方法には注意しないと、乗り換えで時間をとられたり帰りの交通機関がなくなることもありえます。
どちらの登山ルートが良いか事前に確認しておき、アクセスできないと言うピンチに陥らない工夫が必要です。 登山では事前の準備をしっかりしておくことで思わぬ事故や危険を未然に防ぐことは可能です。
①初心者におすすめ【行者環トンネル西口】
行者環トンネル西口のすぐそばから登山道が始まっているため、こちらの登山ルートでは体力を温存しながら登山を始めることが可能です。行者環トンネル西口には駐車場もあります。
ここまで車で来れるという人はよりおすすめ度も高いです。行者環トンネル西口からの登山ルートは道もしっかり整備されており時間も後のルートよりも短く済みます。テント泊も必要ないため日帰りできます。
どれぐらい登山に時間がかかるかわからない人や初心者でしっかりとした装備がない人、家族連れで登りたい人にもおすすめできます。一度こちらの登山ルートに登ってから別のルートで登るのも良いでしょう。
行者環トンネル西口への公共交通機関はない
一つ注意しなければいけない点として行者環トンネル西口に行く際は、公共交通機関が利用できないことが挙げられます。バスや電車などが使えないためマイカーで駐車場に停めるのが現実的なアクセス手段となるでしょう。
行者環トンネル西口そばの駐車場は1日1000円で30台分ほどの駐車スペースが確保されています。 駐車料金はかかるものの登山ルートがすぐ近くから始まることは大きなメリットです。
駐車場にはトイレも用意されていることから、登山に行く前や下山した後に確実にトイレを済ませられるのもこちらのルートの良い点と言えるでしょう。駐車場料金も登山ルート入口までのアクセスのよさを考えたらやむなしです。
行者環トンネル西口から頂上へのアクセスルート
行者環トンネル西口から山頂を目指す場合のアクセスルートは奥駈道出合から聖宝の宿を経由して、弥山を通過した上で八経ヶ岳頂上となっています。全体の行程で3時間半から4時間ほどで山頂につくルートです。
奥駈道というのは昔修験者達の修行として使われていた山道を指します。当時の修験者達も同じルートを通ったことに思いをはせながら、八経ヶ岳を踏みしめていくのも登山の楽しみと言えるでしょう。
歴史を知ることで八経ヶ岳の登山はより楽しくなります。途中の聖宝の宿にも行者さんの石像が置いてあったりと、いかに近畿最高峰の山道が拓かれていったかを知ることができるでしょう。日帰りで踏破できてテント泊が必要ないのも駐車場利用と相性がよいです。
②途中での宿泊がおすすめ【天川川合道】
八経ヶ岳の登山ルートとしておすすめなのが天川川合から登るルートです。天川川合からのルートは長時間の登山となるため急な雨に降られても良いようにバックパックの中を調整していく必要があります。
登山ルートそのものは険しい傾斜などがあるわけではないため、装備さえしっかりすれば初心者にも登頂は可能なルートと言えるでしょう。八経ヶ岳をより楽しみたいという人はテント泊をして、自然を楽しみつつ2日に渡って登山するのもおすすめです。
天川川合道へのアクセス
天川川合までのアクセスでは近鉄下市口駅にまず向かうこととなります。大阪方面からは近鉄阿倍野駅から、京都方面からは近鉄京都駅からのアクセスです。
大阪からは1時間かかり京都からは1時間半かかります。近鉄下市口駅についたあとは、奈良交通のバスに乗って1時間弱で天川川合につきます。公共交通機関でこれるのはここまでとなります。
テント泊を考えている人にとっても重い装備で長時間移動するのは疲れるものです。登山以外の場所に体力を使わないためにもスムーズにバス移動できることが望まれます。
天川川合道から頂上へのアクセスルート
天川川合から登る際の登山ルートの紹介です。栃尾辻から狼平避難小屋を経由して弥山を通り、山頂に着くルートとなります。経由する場所自体は以前のルートに比べ少ないように思えますが、こちらの方がかかる時間は長いです。
登山では登頂までに長時間かかるルートの方が難易度が高いと言われることもあります。ちょっとした休憩ポイントや石像など訪れる人のことを意識していることからも、行者環トンネル西口からのアクセスをメインとして据えていることが予想されます。
天川川合から登頂を目指すルートでは、だいたい6時間から7時間ぐらいかかると言われています。もちろん山道に慣れているかどうかや、途中で天気が崩れた結果足元がぬかるんでいないかどうかなどでどれくらい時間がかかるかは変わってきます。
登山中の体調変化には敏感に
登山中は日頃の生活に比べて体調変化が起きやすくなるものです。普段の生活ではエアコンなどのおかげで一定の温度に保たれた場所で生活できていますが、山ではそうはいきません。
「山の天気は変わりやすい」と言われるように日差しが強かったと思ったら急に曇り、そこから雷雨などになることもあります。雨にならなくても暑さから急に寒さへの変化で汗が冷えて風邪を引いてしまうこともあります。
また登山でのペース配分に慣れてない人はハンガーノックと言われる低血糖状態に陥ってしまう可能性も十分に考えられます。食べるものと着るものには十分に注意を配り、心身ともに無事に踏破できることを心がけましょう。
八経ヶ岳登山の宿泊情報
八経ヶ岳への登山は途中での宿泊を必要とする場合も多くあります。特に慣れた登山家が車で駐車場まで来て山登りをするならばともかく、奈良県北部や県外から来る人にとっては間違いなくどこかで一泊する必要があるでしょう。
その際に八経ヶ岳周辺で宿泊できる候補地としては以下のようなものがあります。自宅から八経ヶ岳までどれくらいかかるか、またどちらの登山ルートを通って山頂までどれくらいかかるか逆算して宿泊場所を決めましょう。
天川川合に宿泊
天川川合のエリアは役場などもあり、宿泊施設なども見つけやすいです。特に旅館などでしっかりと温泉に浸かり美味しい料理を楽しみたいという人には天川村役場の付近にある旅館をおすすめします。
値段は1万3千円から3万弱となっており、バックパッカー向けの安い宿というよりはしっかりとした旅館に泊まるかたちになります。主に下山した後に一泊してしっかり体を休めた後に帰宅の途につくという人にオススメです。
洞川温泉に宿泊
八経ヶ岳周辺で泊まれる場所として、洞川温泉もあげられます。温泉郷として20数件もの宿泊施設があります。名前の読み方は「どろがわ」温泉と読みます。
標高820メートルの高地に位置する温泉郷で、宿泊施設の他にお土産屋などもあるため遠くから訪れた人が登山の記念にお土産を買っていく際にも重宝される場所です。
陀羅尼助丸(だらにすけまる)という古来から伝わる、民間で作られた薬を売っている場所としても知られています。街並みも昔のたたずまいを思わせるよきレトロ感があるため、修験道の歴史もあわせて世俗の垢にまみれた人には良い宿泊場所となるでしょう。
弥山小屋に宿泊
八経ヶ岳周辺の宿泊施設、3ヶ所目の候補地は弥山小屋です。「みせん」小屋とこちらも少々トリッキーな読み方となっています。小屋という名前の通り完全な山小屋であるためあらかじめしっかりと準備をしていく必要があります。
しかし山小屋の中でも水やアルコールは販売しているため、こちらの小屋で宿泊することを念頭においている場合はそれに合わせて持ち運ぶ水分を調整して登っても良いでしょう。
宿泊者以外が寝泊まりすることは禁止されていますが、雨が降った時に軒先で待機することは許されているようです。弥山小屋は特に6月から10月までが混むシーズンです。
狼平避難小屋に宿泊
狼平避難小屋は天川川合から登る登山ルートの途中にある山小屋です。八経ヶ岳に天川川合から登るという人は、ここで一泊していく人も多くいます。こちらも山小屋のため宿泊客以外は室内に入ることはできないようです。
避難小屋のためそこまで施設自体は大きくなく15名程度が宿泊できる大きさとなっています。外でのテント泊もできるため、あらかじめテントを持参して行くことを留意しておきましょう。こちらにはトイレはありません。
テント泊
テント泊の装備を持っていく場合は、弥山小屋か狼平避難小屋で設営するのがよいとされています。中でも弥山小屋は設備もしっかりしているため、食事付きでも素泊まりでもおすすめされることが多い小屋です。テント設営も可能です。
狼平避難小屋の方は、緊急避難のための施設としての運用がメインです。 八経ヶ岳だけではなく、テント泊をして他の大峰山脈にも登りたいと思っている人は弥山小屋で一泊して行くのも良いでしょう。
八経ヶ岳登山におすすめの装備
最後に登山の時に必要な持ち物についてチェックしていきましょう。登山の装備は念入りに準備しておく必要があり、途中で壊れたりそもそも持ってくるの忘れた場合登山を断念しなければいけないことも出てきます。
日帰りの登山など簡単なものであれば、そこまで畏まった登山用品の品々は必要でないことが多いです。ですがテントに泊まるときや、高地から長い時間をかけて下山してくるような時は装備にも気を配る必要が出てきます。
日帰り登山の装備
日帰りの登山でも必ず必要となってくるものとして、登山靴とレインウェア、そしてザックが出てきます。この三つは登山でも必携の装備であり、 登山の前に準備しておきたいものです。
登る場所やルートにもよりますが、行者環トンネル西口からの登山では自分の靴に馴染んだスニーカーでも結構です。靴の機能も大事ですがそれよりさらに大事なのは自分にしっかり馴染んだサイズや履き心地をした靴かどうかです。
念のために携帯電話にGPSアプリを入れておいたり、水筒代わりに使えるペットボトルなどを準備しておくと良いでしょう。手ぬぐいやヘッドランプなど、少し事前に準備しておくだけで良いものは購入した後も長く使えます。
宿泊施設に泊まる登山の装備
宿泊施設に泊まる登山の時は宿泊施設先の食事や飲料など、提供してくれるサービスに応じて携行する食料の量を決めましょう。宿泊ときは複数日に渡って登山することになるため、携帯電話のバッテリーや充電器、早朝からの登山にも便利なサングラスがあると良いです。
宿泊施設に泊まる時に靴下を余分に持っていくことも大事です。 初日は大丈夫でも二日目は三日目に天気が悪くなることもあるでしょう。レインコートを着て雨をしのいだとしても靴下はびしょびしょになってしまうことがよくあります。
雨が染み込んだ結果靴擦れを起こしてしまうのは、数日にわたる登山では避けたいです。同じように雨が降った時や汗をかいた時にも大丈夫なように替えのシャツを持っていくことも忘れてはいけません。
テント泊の登山に必要な装備
テント泊の場合は、さらに装備が増えます。寝袋や食器、虫に苛まれないようにするための虫除けスプレーや蚊取り線香なども必要になることがあります。テント泊では自分で食事を用意する必要が出てくるため、クッカーやバーナーも用意しておきましょう。
あると便利なものとしてエマージェンシーシートがあります。サバイバルシートとも呼ばれるもので、体に巻きつけることで放熱を防ぎ体力の消耗を抑えることができます。登山中に体調不良に陥ってしまった時や怪我人がいる時にも活躍します。
世界遺産の八経ヶ岳で登山を楽しもう!
八経ヶ岳の情報やアクセス、必要なものなどについてのまとめでした。八経ヶ岳は世界遺産に指定されたこともあり、登山客も増えましたがまだまだ自然の営みが残されており都会の生活とは全く違った世界を感じられることに最大の魅力があります。
怪我をして登山を断念したり、後遺症を患ってしまっては元も子もありません。八経ヶ岳は初心者にも優しいルートもあるため、準備をしっかりして安全に楽しみましょう。
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