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唐招提寺(奈良)の観光の見どころ!御朱印・アクセス・駐車場もチェック

唐招提寺(奈良)の観光の見どころ!御朱印・アクセス・駐車場もチェック
投稿日: 2018年7月18日最終更新日: 2020年10月8日

奈良県にある唐招提寺は、鑑真が戒律を伝える場として使われていた歴史があります。奈良県にある唐招提寺の、見どころ、御朱印の有無、アクセス方法や駐車場の有無、そして国宝に指定されている建造物の様子などについて徹底的に紹介しますので、参考にしてください。

唐招提寺には見どころがたくさん!見出し

Photo by Kentaro Ohno

唐招提寺には数多くの仏像があり、国宝に指定されている建造物や仏像が数多くあるなど、見どころたっぷりのパワースポットとして知られています。そんな唐招提寺の見どころやアクセス、駐車場の有無や御朱印の初穂料などについて徹底的に解説しますので参考にしてください。

唐招提寺とは?見出し

Photo by Kentaro Ohno

唐招提寺(とうしょうだいじ)は、日本仏教を導いた偉人としても知られている鑑真にゆかりのある神社となっています。また、南都六宗の1つである律宗の総本山としても知られています。世界的にみても知名度が高く、多くの観光客や参拝客が訪れている人気の高いパワースポットとしても古くから知られているスポットになっています。

Photo by Kentaro Ohno

ここにある唐招提寺にゆかりのある鑑真は、多くの苦難の末来日することが出来た法曹で、同じく日本の歴史的に有名な東大寺で5年間過ごした後に、新田部親王の旧宅地に行ったのち、759年に戒律を学ぶ人のための場所として修業の場を開いたのがきっかけで唐招提寺の原型となる形のものがオープンされたこととなっています。

Photo by na0905

この場所は「唐律招堤」として名づけられていた鑑真の個人的なお寺としてはじまったこともあり、行動を改造した経蔵や宝蔵があるだけでした。しかしながら現在で最も有名な金堂が、奈良時代に鑑真の弟子のひとりであった如宝の尽力によって完成させられました。そのため、現在はこの金堂をはじめとして見どころが多いです。

Photo by Kentaro Ohno

ここに残されている金堂や、講堂がかつての歴史を伝えることが出来る貴重な建造物として言われています。歴史的にも価値があるもので、建物の中には、当時の歴史的な遺物や遺品が残されており、当時の様子や宗教観などを学ぶことが出来る貴重な資料を数多く展示しているため、人気の高い神社としても知られています。

唐招提寺の歴史は?見出し

Photo by puffyjet

唐招提寺が建造された奈良時代以前になると、聖武天皇の時代となっていました。そのとき仏教界は世俗にまみれてしまっており、大変乱れておりました。租税を逃れるためであったり、権力を得るためなど欲にまみれた理由で僧になろうとする人も多く、それを正すための高僧に真の仏教の教えを請おうと考えたものがきっかけです。

Photo by Kentaro Ohno

そこで選ばれたのが、当時唐と呼ばれていた中国で有名となっていた鑑真です。しかしながら鑑真の来日は困難を極めてしまいました。雷雨や台風などに出くわしてしまい途中失明していしまうなどの困難に巻き込まれてしまいました。しかし6回目の渡航によってようやく日本への訪問に成功がしました。これが753年です。

Photo by y_240

その結果、鑑真が日本に来日を決意してから10年以上もの月日が流れてしまいました。そのため鑑真自身も60代半ばになってしまっていました。来日してからは、東大寺にて戒壇を建造し、聖武天皇をはじめとして真の仏教についての教えを説き始めました。その後、活躍の場を唐招提寺に教えの場を移すことになりました。

Photo by na0905

唐招提寺にある金堂は、創建時の姿を現在も残している貴重な建造物となっています。堂内には、本尊である「盧舎那仏像」に加えて、右側に「薬師如来立仏像」そして左には「千手観音立仏像」が建造されています。その姿は大変美しく、歴史的な価値が高く荘厳で厳かな雰囲気に包まれており、神聖な雰囲気が感じ取れます。

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唐招提寺の戒律は?見出し

Photo by na0905

奈良にある唐招提寺にある鑑真は、仏教の戒律を説いています。その内容としては非常にシンプルなものが多く、誰にでも実践することが出来るような戒律となっています。例えば「生き物を殺してはいけません」や「人のものを盗んではいけません」など現代でも実践できるような何の違和感もないような簡単な戒律となっています。

Photo by na0905

鑑真が亡くなったのは、763年となっていますが、敷地内にある本堂には亡くなってからも1200年以上にわたって参拝する人が途絶えることもない長年愛されている神社となっています。また国宝である鑑真和上仏像には、毎年6月の5日から7日の3日である鑑真の命日を含む日時に公開されていますので、多くの方が参拝に訪れます。

Photo by Kentaro Ohno

また、この戒律を守っていることを毎日報告することが出来るように、御身代わり像が2013年に完成され、そちらに多くの観光客や参拝客が訪れている人気の観光スポットやパワースポットとしても知られています。特に仏像をはじめとした見どころが多く、奈良にある唐招提寺には毎日多くの人が訪れています。

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唐招提寺にかかわりのある鑑真とは?見出し

続いて、奈良の唐招提寺に深く関わりのある鑑真についても説明します。鑑真は755年に平城京に到着して、聖武天皇たちの命令を受けて、戒壇の設立と授戒についてを任されて、東大寺に住むことになりました。そこで上皇から僧尼まで400名に戒律について教えを伝えていました。当時の仏教を正しい方向に導いていました。

Photo by puffyjet

その後、鑑真自身の権力や影響力が高まっていき、政治にとらわれてしまうようになり労苦を感じるようになりました。それを見抜いた淳仁天皇は、勅令を解き、事由に戒律を伝えられるような環境にと配慮されるようになりました。そこで作られた鑑真のための戒律を伝える場が、唐招提寺となっています。

Photo by na0905

その後、763年に鑑真が唐招提寺で亡くなったあと、死去を惜しんだ鑑真の弟子たちが、仏像を造り、唐招提寺に大切に保管しました。この時作られた仏像は、今なお唐招提寺に残されており、国宝にも指定されているだけでなく、日本最古の肖像彫刻としても知られています。当時の様子を知る貴重な史料となっています。

唐招提寺の見どころその1「金堂」見出し

唐招提寺の見どころの一つに「金堂」があります。金堂は、唐招提寺の南大門を入ると正面にあり、太平時代の美を結集した美しい建造物となっています。南側にある8本の柱は、光と影の美しいコントラスト構成しており、唐の影響を受けていた奈良時代の和様建築を今も残している貴重な建造物として今なお残されています。

ここには修業の寺にふさわしいような厳しい顔をした盧舎那仏像、その左には5.36メートルと最大級の千手観音立仏像、そしてその右には男性的ないでたちの薬師如来立仏像などがあります。これらはすべて国宝に指定されており、金堂自体も国宝に指定されているなど、歴史的価値の高いものとして知られています。

唐招提寺の見どころその2「講堂」見出し

またもう一つの見どころとして、こちらも国宝に指定されている「講堂」があります。平城宮の東朝集殿を移したもので、現存する唯一の平城宮の建物となっています。移築したときに、窓や出入り口などを改装したと言われていますが、宮殿の建物の美しさは今も変わらず眺めることができます。重要文化財の「弥勒菩薩立像」があります。

唐招提寺の営業時間は?見出し

Photo by puffyjet

唐招提寺の営業時間について説明します。唐招提寺の拝観時間は朝の8:30から夕方の17:00までとなっています。最終拝観受付は16:30までとなりますので、唐招提寺のアクセス時には注意が必要になります。また、社務所などもこちらの時間になると営業を終了してしまうため、御朱印や御朱印帳、お守りを購入したい場合は注意です。

Photo by na0905

拝観料について説明します。奈良にある唐招提寺の拝観料についてですが、大人・大学生が600円、高校生が400円、中学生が400円、小学生が200円となっています。学生の場合は学生証の提示が必要になりますので、アクセスするときには注意が必要です。また30人以上で利用する場合、団体料金が適応されお得に利用できます。

Photo by na0905

団体料金となったときの価格は、大人・大学生が480円、高校生が320円、中学生が320円、小学生が160円となっています。学校の引率者などは無料になりますのでお得に利用することが出来ます。また身体障碍者は半額で利用でき、奈良市在住で、老春手帳持参の方は、南大門拝観料が無料となりお得に拝観することが出来ます。

Photo by na0905

それ以外にも境内にある建造物の中に入る時には、別途料金がかかるものがございます。例えば、開山忌、観月会の時に利用される「御影堂」は、大人・大学生が500円で、高校生・中学生が300円、小学生が200円となります。また「新宝蔵」では、大人・大学生が200円、高校生・中学生が100円、小学生も同様に100円となっています。

唐招提寺のアクセス方法は?見出し

Photo by na0905

奈良県にある唐招提寺にアクセスするための方法について説明します。奈良にある唐招提寺にアクセスするためには、車を利用するか、公共交通機関を利用する方法が一般的になっています。また交通アクセスの面から考えてみると電車で駅まで向かってから、バスを利用してアクセスしていく組み合わせもおすすめですので紹介します。

唐招提寺には電車でアクセスしよう!見出し

Photo by Kentaro Ohno

唐招提寺の最寄り駅は、JR・近鉄奈良駅や近鉄西ノ京駅となっています。近鉄奈良駅へは県外や奈良県内から容易にアクセスできるような利便性の高いスポットです。そのためまずはこちらに向かうことをおすすめします。近鉄奈良駅から出発している六条山行バスに乗り、17分ほど進んだ場所に「唐招提寺」で下車すると到着します。

Photo by Kentaro Ohno

また、もう一つの最寄り駅である近鉄西ノ宮駅には、電車を乗り継ぐなどしてアクセスすることができますが、こちらからは唐招提寺まで700メートルとなっています。少し歩く時間があるため、夏のような暑い時期や雨が降っているようなときには少し苦労しますが、手軽に行けるおすすめのアクセス方法となっています。

唐招提寺には車でアクセスもおすすめ!見出し

Photo by Shigeyama

また、自動車でアクセスする場合は、第二阪奈有料道路から向かう場合は、宝来ランプからおよそ3キロメートルの場所に位置しており、西名阪自動車道からは、郡山インターチェンジを抜けておおよそ8キロメートルの場所に位置しています。どちらもアクセスが簡単で、カーナビを利用していくと迷うことはありません。

唐招提寺に駐車場はある?見出し

Photo by iwazer

奈良県の唐招提寺に車でアクセスした場合、気になる問題が駐車場の有無です。そこで奈良の唐招提寺に駐車場があるかどうかについて説明します。奈良の唐招提寺には駐車場があります。こちらは有料の駐車場となっておりまして、収容台数としては150台と多くの車を収容することが出来ますので、おすすめの駐車場です。

Photo by haru__q

駐車場の料金としましては、バスが2200円、マイクロバスが2000円、階層バスが1000円、乗用車が500円、バイクなどの二輪車が100円となっています。時間単位ではなく、支払ってしまうと一日中停めることが出来ますので、時間を気にすることなく奈良の唐招提寺を参拝することが出来るのも良い駐車場となっています。

唐招提寺に御朱印はある?見出し

唐招提寺に御朱印があるかどうかについて説明します。唐招提寺には御朱印が用意されています。そのため参拝中や参拝後にも初穂料を支払うことで御朱印を受け取ることが出来ます。受け取ることが出来る御朱印は2種類となっておりまして、鑑真に関して仏像が人気で多くの見どころがある唐招提寺であるため毎日人気です。

そのため、南大門をくぐると御朱印についての注意書きがあります。内容は「御朱印の記入には時間がかかり混雑することがあるため、まず参拝する前に御朱印所に御朱印帳を預けてから参拝をしてください」というものとなっています。そのため、南大門から入場したら、まずは御朱印所に向かいましょう。すぐそこにあります。

御朱印所の場所は、正面の金堂の右側に位置しています。ここには「金堂の御本尊である廬舎那仏の御朱印」と「鑑真和上の御御影」の2種類からどちらの御朱印を頂くか選択することになります。御本尊の御朱印については御朱印帳に直書きしていただくことができますが、鑑真和上については、シールで張るタイプのものとなっています。

Photo by sota-k

御朱印を預ける場所である御朱印所の近くにある金堂からスタートし、参拝が開始されます。産廃にはあまり時間はかかりませんが、参拝を終えたときに御朱印帳を受け取ることを忘れてしまう人もいるそうです。そのため、参拝を終えてから必ず御朱印帳を受け取れるように注意しながら、参拝を行うようにしましょう。

御朱印の初穂料は?見出し

Photo by sota-k

御朱印の初穂料は300円となっています。また、唐招提寺ではオリジナルの御朱印帳も販売しております。こちらの初穂料は1500円となっています。鑑真にちなんだデザインが施されており人気が高いものとなっていますので、唐招提寺にアクセスして御朱印を頂こうと考えている場合は、購入することをおすすめします。

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唐招提寺には見どころがたくさん!見出し

Photo by na0905

今回は、奈良県の唐招提寺について、見どころやアクセス方法、駐車場の有無、歴史や、ゆかりのある鑑真についての情報などについて徹底的に紹介しました。国宝が数多く眠っている唐招提寺には、毎年多くの観光客や参拝客が訪れている人気のパワースポットとして知られています。ぜひ唐招提寺に足を運んでみて下さい。

投稿日: 2018年7月18日最終更新日: 2020年10月8日

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