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高見の郷はしだれ桜で有名!アクセスや料金などまとめてご紹介!

高見の郷はしだれ桜で有名!アクセスや料金などまとめてご紹介!
投稿日: 2017年12月23日最終更新日: 2020年10月8日

奈良県の桜の名所といえば吉野山が有名ですが、同じ吉野郡にある高見の郷は一目千本のしだれ桜が咲き揃うしだれ桜の名所です。高見の郷のしだれ桜の見どころ、満開となる時期やアクセス方法、料金などをまとめました。お花見におすすめの茶屋情報も満載です。

しだれ桜の名所「高見の郷」へ見出し

奈良県には吉野山や高田千本桜などの桜の名所がたくさんありますが、中でも「高見の郷」はしだれ桜の名所として話題となっています。今回は、高見の郷の見どころや例年の見頃、アクセス方法や料金、茶屋の情報などをまとめてご紹介します。まだお花見する場所が決まっていない人はぜひ参考にしてみて下さい。

「高見の郷」ってどんなところ?見出し

高見の郷とは、奈良県吉野郡の山に造られた桜の庭園です。お花見スポットの桜と言えばソメイヨシノが主流な中、高見の郷に咲くサクラは全てしだれ桜。植えられたしだれ桜は1000本にも及び、毎年桜の季節には山がピンク色に染まるほどの「一目千本」を眺めることができるとあって、多くの花見客で賑わいます。

高見の郷のある山は、元々材木用のスギやヒノキの林だったそうです。林業が縮小傾向にある昨今、荒れていく山を生まれ変わらせようと1000本のしだれ桜が植えられました。四季を通じて様々な花が咲く庭園とは異なり、高見の郷にある花は全てしだれ桜と同じ時期に見頃を迎える花ばかりのため、開園の時期は桜の咲く4月だけというこだわりのある庭園となっています。

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高見の郷のしだれ桜の見頃は?見出し

高見の郷は、開園期間が毎年4月上旬から4月末までという期間限定の庭園です。開園したての頃はまだつぼみが多い状態。日を追うごとにつぼみがふくらんで外からもピンク色が分かるようになり、それから3日ほどで開花します。4月中旬を過ぎると五分咲きとなり、いよいよ高見の郷のしだれ桜が見頃を迎えます。満開の時期は長く、散り始めまでは見頃の期間が続きます。

ちなみに2017年を例に取ると、開園期間は4月7日から4月30日まで。開園当初はまだつぼみも小さい状態で、開園4日目の4月10日にはつぼみが膨らんできました。開花したのは4月14日。16日には一分咲きから二分咲きとなり、17日には一気に四分咲き、19日には六分咲きとなり見頃を迎えました。20日には八分咲き、22日には満開となりました。なお、一説では八分咲き以上を満開とする見方もあります。

4月29日には散り始めて葉も出てきましたが、最終日の30日までまだまだ見頃は続いていました。年によっては閉園の前には見頃が終わってしまい、散ってしまった後は入園料金が半額になった年もあったそうです。開花状況や現地の天候は高見の郷公式ツイッターにリアルタイムでアップされるので、お花見に出かける際の良い参考になります。

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高見の郷のメインエリア「天空の庭」見出し

高見の郷は大きく2つのエリアに分かれています。山のふもとで受付を済ませ、しだれ桜を眺めながら坂道を散策します。坂道は曲がりくねっていて600mほどの距離がありますが、ゆっくりと時間をかけて上って行きましょう。道は整備されていて歩きやすくなっていますが、歩きやすい靴を履いて出掛けるのがおすすめです。そして坂道を上る事およそ20分で、高見の郷のメインエリア「天空の庭」へ到着です。

天空の庭は、しだれ桜の林の中に散策路ができているという表現がふさわしいしだれ桜の花園です。見頃の時期には、たくさんの花見客が天空の庭を散策しながら写真を撮って楽しんでいます。ソメイヨシノとはまた違った趣のしだれ桜は、上から桜が降って来るような枝ぶりが美しいと評判で、糸のように垂れた枝の形から「糸桜」と呼ばれることもあるそうです。

天空の庭の奥には、来園者がしだれ桜を植樹できる記念植樹コーナー「希望の森」があります。新しく切り開かれた畑に、奈良県内外を問わず多くの人が来園の記念に植樹をして行くそうです。中には結婚を記念して植樹したカップルも。木の根元には碑を設置することもでき、植樹した人たちにとっては再び訪れるのが楽しみになる場所です。

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高見の郷の「天空茶屋」で一服見出し

お花見のもう一つの楽しみは、桜を眺めながらの食事です。広々とした天空の庭にある天空茶屋は、昼食からスイーツまで幅広いメニューが揃う休憩にぴったりのお店。暖かく天気の良い日には、店先のベンチや風情ある野点傘がかかる縁台でしだれ桜を眺めながら。また、雨の日や寒い時には屋根のあるテーブル席でゆっくりと。色々な過ごし方ができる天空茶屋です。営業時間は9時から15時30分までです。

天空茶屋のスイーツのおすすめメニューは、桜フレーバーのクリームがたっぷり入ったロールケーキ「プレミアム高見ロール」。茶屋でいただく時は、コーヒーや紅茶といったソフトドリンクとのセットが人気です。ケーキセットは他にも、チーズケーキやバウムクーヘンが選べます。ケーキセットの料金は600円。プレミアム高見ロールは、持ち帰り用の1本も1300円で販売しています。

スイーツは他にも、桜の香りのソフトクリームや香ばしく焼き上げた団子が人気です。ソフトクリームには桜の花の塩漬けが入っていて、甘さがより引き立ちます。ソフトクリームのフレーバーは、バニラや抹茶といった定番からマンゴーや白桃などのフルーツ味まで様々です。そして団子は醤油味の利いたみたらし。醤油の甘辛い香りについ手が伸びてしまいます。

高見の郷では、レジャーシートを敷いてのお花見をしている人はあまり見かけません。天空茶屋にはうどんやカレー、おでんなどの食事メニューがあるので、手ぶらでお花見に出かけることができます。ベンチで食事をしたい時は、パックに入ったいなり寿司がおすすめ。価格は500円前後のメニューが多くリーズナブルです。屋台風のたこ焼きや焼きそばも人気。

高見の郷で一目千本が一望できる「千年の丘」見出し

天空の庭からは、高見の郷の絶景ポイント「千年の丘」へ通じる階段が延びています。千年の丘は山の頂上にあり、高見の郷で最も高い場所の展望台。ここからは、天空の庭や坂道に咲く「一目千本」のしだれ桜が一望できます。手前に咲く白い雪柳とピンクのしだれ桜が織り成す光景は、まるで天国のようだと評判です。

高見の郷の移動は循環バスが便利見出し

山に造られた高見の郷は階段や坂道の連続で、体力のある人でも手応えのあるコースとなっています。そんな高見の郷を快適に見物できるのが、高見の郷内を循環するシャトルバスです。バスの料金は以前は有料だったそうですが現在では無料となっており、見頃の時期には利用者が増えて順番待ちの行列ができることもあります。

シャトルバスのルートは、まず受付を出発すると千年の丘へ向かいます。受付から最も高い所へバスで行けるのはありがたいもの。そして千年の丘から天空の庭を経由し、受付へ戻るルートです。バスの車窓からも見事なしだれ桜を眺めることができ、より一層観光気分が高まります。

高見の郷の料金ガイド見出し

高見の郷は有料の施設となります。入園料金は大人1500円、小人700円。小学生未満は無料です。営業時間は9時から17時まで。受付は16時30分で終了となります。高見の郷がオープンしたのは2004年で、オープン以来毎年様々な試みをしています。料金体系などは公式ホームページや公式ツイッターにアクセスして事前にチェックしましょう。

住所:奈良県吉野郡東吉野村杉谷298-1 電話番号:090-5136-9844

高見の郷へのアクセス方法見出し

高見の郷へのアクセスは、公共交通機関を利用する場合は近鉄大阪線榛原駅が最寄り駅となります。榛原駅からはタクシーで30分ほどですが、見頃の時期には臨時の直通バスが運行するそうです。バスの料金は1100円なのでタクシーよりお得ですが、行きの榛原駅は10時15分出発、高見の郷からの帰りは13時30分と時間が決まっていますのでご注意下さい。

高見の郷へ車でアクセスする場合は、名阪国道の針ICを下りて国道369号線を大宇陀方面へ進みます。針ICには道の駅「針テラス」があり休憩やお土産の買い物におすすめです。そして大宇陀にはこちらも桜の名所、又兵衛桜がありアクセスしやすいルートなので、寄り道してはいかがでしょうか。大宇陀からは国道166号線を東へ進み、杉谷大橋を越えると到着です。針ICからの所要時間は約50分です。

駐車場は120台収容で料金は無料です。ただ週末や見頃の時期には混雑し、開園時間の9時には駐車場がいっぱいになってしまうこともあるそうです。受付前の駐車場に停められない場合は、高見の郷から国道166号線をさらに進むと左側にもう1つ小さな駐車場があります。

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高見の郷へしだれ桜を見に行こう見出し

奈良県吉野郡にあるしだれ桜の名所、高見の郷をご紹介しました。遊歩道を散策しながら降ってくるようなしだれ桜を眺めたり、山の頂上の展望台から山一面の桜のじゅうたんを見渡したりと、しだれ桜づくしの高見の郷でのひととき。毎年4月にだけ楽しむことができるしだれ桜の絶景を、ぜひ一度見に訪れてみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2017年12月23日最終更新日: 2020年10月8日

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