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「チョリパン」はアルゼンチンの絶品グルメ!代々木上原の専門店を紹介

「チョリパン」はアルゼンチンの絶品グルメ!代々木上原の専門店を紹介
投稿日: 2018年2月2日最終更新日: 2020年10月8日

アルゼンチングルメ「チョリパン」は、アルゼンチンでは知らない人のいないソウルフード。チョリソーをパンではさんだファストフードです。日本でのチョリパン一号店は代々木上原「ミチョリパン」。極太チョリソーと南米ならではのソースが人気です。その魅力をご紹介します。

「チョリパン」はアルゼンチンのソウルフード見出し

日本のほぼ真裏に位置する南米アルゼンチン。実は牛肉消費世界一の国なんです。アルゼンチン人はお肉大好き!その中でもソウルフードして知られているグルメが「チョリパン」です。簡単に言えば「チョリソーをパンに挟んだ食べ物」です。でもホットドッグとは大違い!南米アルゼンチンの人気絶品グルメ「チョリパン」の魅力をご紹介します。

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チョリパンの由来と歴史見出し

南米アルゼンチンは1800年代までスペインの統治下にありました。南米の白人国家です。イタリアからの移民が多く、人口の割合はイタリア系が最も多く、ついでスペイン系が多いです。そのため食文化もヨーロッパに近く、肉の消費も多いですがパスタやピザもよく食べます。そんな歴史的背景の中チョリパンは生まれました。

スパイシーソーセージ「チョリソー」

チョリソーはスペイン発祥の食べ物で、スペイン統治時代にアルゼンチンに持ち込まれました。豚肉のミンチにニンニクやパプリカの香辛料を混ぜて腸詰めにして作ります。実はスペインのチョリソーは辛くありません。中南米に渡ってから唐辛子成分を入れることで、一般的に知られる辛いチョリソーが誕生しました。

チョリパンの起源はサッカーファン?

チョリパンは、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに多くの屋台が並ぶポピュラーなグルメ。手軽さが売りのソウルフードで、日本のおにぎりといったところでしょうか。起源は定かではありませんが、サッカーファンがパブから帰るときに歩いて食べる締めの人気フード。さすがサッカー大国、サッカーファンのオーダーで生まれたのかもしれません。

ちなみに名前の由来は、スペイン語で「チョリソー」がソーセージ、「パン」がパンという意味で、その名の通りチョリソー+パンでチョリパン。とてもわかりやすい上にかわいい名前です。ついでにソースもチミチュリソースとこれまたかわいい名前。酸味の利いたソースでいただきます。

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日本でチョリパンが食べられる!見出し

そんなチョリパンが日本発上陸したのが、代々木上原にある「ミチョリパン」というお店です。アルゼンチンの人々に愛されるグルメに惚れ込んだ店主夫婦が、アルゼンチンでの修行を経て2013年に日本にオープンさせました。代々木上原の駅から歩いて5分の人気店。なんと県外から食べに来てくれるアルゼンチン人もいるそうです!

代々木上原ミチョリパンの魅力1:ビッグチョリソー見出し

ミチョリパンの魅力はなんと言ってもビッグチョリソー!お店に入ってすぐ、トレーに詰まれた大きなチョリソーに驚かされます。チョリパンはこのビッグチョリソーを半分にカットし、パンに挟んでいただきます。日本では簡単にお目にかかれない大きさと、いろいろな味が詰め込まれていることが一目でわかる色合い。期待が高まります。

実はアルゼンチングルメのチョリソーは、元々のスペイン系に近くメキシコ系の辛いチョリソーとは違います。牛肉をふんだんに使いスパイスを混ぜて作った、旨み凝縮の荒引きソーセージと言った感じです。ミチョリパンのチョリソーも本場アルゼンチンに習い、牛肉をメインに店主自ら手作りしています。

代々木上原ミチョリパンの魅力2:濃厚ソース見出し

ミチョリパンのチョリソーは、先述のとおりメキシコ系の辛いチョリソーとは違います。牛肉本来の旨みを凝縮したチョリソーで、本場直伝かつ秘伝のレシピ。その分、スパイシーさやアルゼンチンらしさを際立たせているのが濃厚ソースです。味の秘密はこれまたアルゼンチンではポピュラーなチミチュリというソース。こだわりを感じます。

チミチュリソースは、オリーブオイルにおろしニンニクやワインビネガーのほか数種のスパイスを入れて作ります。少し酸味を感じるさっぱりとした味わいのソース。でもしっかり口に深い味わいが広がります。ステーキにかければアルゼンチン料理アサードの完成です。そのほかサラダやパンなどいろいろなものに合うソースです。

代々木上原ミチョリパンの魅力3:たっぷり野菜見出し

アルゼンチンは牛肉消費世界一というだけあってお肉をよく食べます。反対に野菜はあまり食べません。南米はマテ茶が有名ですが、アルゼンチンでも「マテ茶を飲んでいるから野菜は摂らなくてもOK」なんだとか。露店のチョリパンも、トッピングが豊富な店も中にはありますが、基本的にはチョリソーをパンに挟んだだけのシンプルなものが多いです。

ミチョリパンの一押しメニューはカスタムチョリパンです。こちらは野菜いっぱい。お肉メインのグルメですが野菜も一緒にたくさん摂れて、カロリーが気になる女性にも嬉しいメニューです。もちろんアルゼンチンの味をダイレクトにいただけるスタンダードもあり。何度も通って自分の一番好きな味を探したくなります。

代々木上原ミチョリパンの魅力4:デリバリーもできちゃう!見出し

代々木上原のミチョリパンではテイクアウトもできます。ブエノスアイレスでは露店で買って食べ歩くのが主流ですから、日本でもテイクアウトして、公園などでピクニック風に楽しむのがいいかもしれません。アルゼンチングルメを東京で持ち歩いて食べられるなんて、とても贅沢ですね。

そしてなんと、ミチョリパンではデリバリーも受け付けています。1500円からデリバリー可能で、メニューもほぼ変わりません。家でチョリパンパーティをしながらサッカー観戦とかなら、本場アルゼンチンそのもので気分も上がります。オフィスにチョリパンをデリバリーなどもおしゃれで最高です!

代々木上原ミチョリパンの魅力5:店内の雰囲気抜群見出し

テイクアウトもいいですが、もちろん店内でゆっくりいただくのもいいです。と言うのも、ミチョリパンは店主こだわりのおしゃれなアルゼンチン空間で人気。南米ではファストフードなグルメなはずなのに、東京で食べるとまるでおしゃれカフェのグルメです。外観からブエノスアイレスの通りを意識したというこだわりよう。アルゼンチン気分を満喫できます。

代々木上原ミチョリパンの魅力6:本場で修業見出し

なぜこれほどまでにミチョリパンが人気なのか。その秘密はやはり「本場の味」にあります。店主の中尾さんは、ブエノスアイレスの露店の店主に直訴して弟子入りし、三ヶ月間本場の味を修行してきたんです。チョリパンとの出会いは夫婦での世界一周旅行だそうで、帰国後に開店を決意し修行のため再度アルゼンチンへ。熱い想い、人気が出るはずです。

また、中尾さんはパンにもこだわっています。ハンバーガーのバンズなどを作っている業者さんにチョリパン用のバンズを依頼。しかし当初はチョリパン自体が伝わらず断られたそうです。しかし中尾さん特製のチョリソーで説得を重ね、試行錯誤の結果現在のバンズに辿りつきました。

代々木上原ミチョリパンの魅力7:移動販売チョリパン号見出し

ミチョリパンを食べたことがある人の中には、代々木上原にかまえているお店ではなく、移動店舗カー「チョリパン号」で購入して食べたという人がたくさんいます。黄色のかわいい車におなじみのチョリパンののぼりが目印です。依頼を受けて出張販売しているので出会えるのは運!グルメフェスやお祭りにも登場するようなのでチェックです。

チョリパン号で販売しているチョリパンは、スタンダードチョリパンにサルサチョリパンやチーズチョリパンなどです。ビールはアルゼンチンビールもご準備!東京都と神奈川横浜市であれば出張可能とのことなので、イベントのときにはぜひケータリングしてみてはいかがでしょうか。

代々木上原ミチョリパンの味は?見出し

ミチョリパンの一番人気はカスタムチョリパンです。こちらは、レタスやトマトなどのトッピングを自分で選んでカスタムできる人気メニューです。チョリソーは肉汁満載&旨み凝縮の荒引きソーセージ風ですから、店主の中尾さん曰く、ホットドッグというよりはハンバーガーといった味がするそう。トッピングと相まって濃厚な味わいです。

代々木上原ミチョリパンのほかのメニューは?見出し

カスタムチョリパンが人気のミチョリパンですが、ほかにもスタンダードチョリパンからミニチョリパン、サルサラダ、十勝のポテトフライがあります。もちろん飲み物の種類も豊富ですし、夜にはパブになってお酒をいただくこともできます。注目のメニューをご紹介します。

おすすめランチメニュー

ランチはセットも豊富で4種類あります。チョリパンにサイドディッシュと飲み物がついて1050円。安くてとてもお得なスタンダードセットです。サイドディッシュはサラダ、ポテトフライ、エンパナーダから選ぶことができます。ドリンクはコーヒーかマテ茶で、プラス150円でコーラなどにチェンジすることも可能。ランチは11時から15時までです。

見た目はお菓子?エンパナーダ

チョリパンとあわせてぜひ食べてもらいたいグルメが「エンパナーダ」です。こちらも南米ではポピュラーな庶民的グルメです。見た目は餃子のような、お菓子のパイのような。しかし中身はお肉メインの濃厚味!お肉や野菜をあわせて炒めたものをパイに包んだのがエンパナーダで、人気のメニューです。

ビールまでアルゼンチン!

ドリンクメニューも豊富です。ソフトドリンクも豊富ですし、コーヒーのほか南米と言えばのマテ茶もあります。お酒はビールのほかにワインまであります。ビールは全部で4種類あり、全て違う国のものです。おすすめはやはりアルゼンチンの「キルメス」。アルゼンチンでは超がつくポピュラーなビールで人気です。

代々木上原ミチョリパンはこう食べる!見出し

ミチョリパンの人気メニューはカスタムチョリパンです。野菜はレタス、トマト、炒めたまねぎから選ぶことができ、ほかにもパクチーやチーズを追加することができます。ソースも、ねぎマヨネーズ、サルサソース、チミチュリソースとあります。まずは全部を少しずつ乗せて食べるのがおすすめ!牛肉100%のチョリソーにしてもらうことも可能です。

たくさんのトッピングをしてチョリパンはボリューム爆発。ですが、ミチョリパンではフォークとナイフはついてきません。ハンバーガーのように紙包みで持って、大きく口を開けて思い切り頬張って食べます。コツは少し押して潰すこと。これぞファストーフード!アルゼンチンソウルフードの正しい楽しみ方です。

代々木上原ミチョリパンではアサードも予約可能見出し

アルゼンチンと言えば最も有名なグルメが「アサード」という肉料理です。大きな肉塊を時間をかけてじっくり焼いていきます。短時間焼くことをグリルと言いますが、長時間焼くことをバーベキューと言います。実はバーベキューはスペイン語が語源、外で焼肉という意味ではないのです!

アルゼンチン肉のBBQを予約しておいてテイクアウトすれば、自宅でお料理に使うことも可能です。本場アルゼンチンのチョリソーを家でいただけるのも嬉しいし、サルサソースなどで味付けを工夫すればおうちで簡単に本格南米料理の完成!近場の方はぜひ一度利用してみてください。

代々木上原ミチョリパンの店舗情報見出し

ミチョリパンは代々木上原の駅から徒歩約5分です。代々木公園駅や代々木八幡駅からも10分圏内です。カラフルな外観が特徴です。火曜日と第2第4月曜日がお休みですが、月曜から土曜は午前11時から午後の22時までやっています。カフェのようなお店で夜はバルになり22時まで飲めるなんて、魅力的です。日曜と祝日は20時までですのでご注意ください。

代々木上原ミチョリパンの口コミ見出し

ミチョリパンは某グルメサイトで3.55の高評価です。珍しいアルゼンチングルメでインスタ映え的にも大人気。チョリパン初体験という方がやはり多いです。海外の料理は日本人の口に合わないこともありますがチョリパンは高評価!実際に食べた方々の感想を集めてみました。

極太チョリソーが最高にジューシー!

まずはやはり、「チョリソーがうまい!」という声が多数!ぷりっぷりの歯ごたえにしっかりとした肉の味。野菜にもバンズにもソースにも負けず、口にどーんと飛び込んでインパクト大!こんなソーセージは食べたことがないという人が大勢いました。日本で店主の中尾さんにしか作れない味です。

はじめてのチミチョリソースもいける!

海外グルメは日本で食べやすいように改良されているものも多いです。中でもソースはスパイスの味がダイレクトに出て、「これは苦手!」となることもありがちです。チミチョリソースはスパイシーで酸味のある味で、これがまたお気に入りになる人続出!かけすぎ注意ですが、気分で量を変えてスパイシーさと酸味を調節できるところが人気です。

バンズも有名店でおいしさ確実!

ミチョリパンで使用しているバンズは、地元では有名な「蜂屋」さんのバンズです。食べる前から「蜂屋のトレーを見つけて間違いない!」と思った人もいるほどです。かりかりふわふわのパンはそれだけでもおいしいけど、ジューシーなチョリソーを邪魔しません。でも口コミに「パンもおいしい」の文字多数。ミリョリパンのおいしさを支えています。

チョリパンを食べに代々木上原へGO!見出し

日本でなかなか味わうことのできないアルゼンチングルメ「チョリパン」をご紹介しました。いかがでしたか?アルゼンチンの人に感謝されるほど現地の味を再現しているミチョリパン。国内でできちゃう海外グルメ旅です。ぜひ一度訪れて、アルゼンチンの味を堪能してみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2018年2月2日最終更新日: 2020年10月8日

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