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池上本門寺の桜を満喫!春まつりの開催時期や見どころを紹介!

池上本門寺の桜を満喫!春まつりの開催時期や見どころを紹介!
投稿日: 2018年3月8日最終更新日: 2020年10月8日

東京都大田区にある池上本門寺は、日蓮宗の大本山の一つという由緒正しいお寺ですが、桜の名所としてもよく知られています。そんな池上本門寺の桜の見どころや夜桜情報のほか、アクセスなどについて調べてみました。どこにお花見に行くか考えるときにお役に立てば幸いです。

池上本門寺は桜の名所見出し

Photo by アルム=バンド

東京には多くの桜の名所がありますが、池上本門寺もその一つです。毎年1万人近くの花見客が訪れると言われるほどの人気桜スポットとなっています。そこで池上本門寺へのアクセス、桜の開花時期や見どころなどについて調べてみました。今年は池上本門寺でお花見をしませんか?

池上本門寺はどこにある?見出し

Photo by Tranpan23

池上本門寺は東京都大田区池上にある、日蓮宗のお寺です。山号は長栄山で、池上の地にあることから古くから池上本門寺と呼ばれてきました。日蓮宗の七大本山の一つに挙げられ、日蓮が入滅した場として知られています。

池上本門寺へ桜を見に行く際のアクセス見出し

Photo by ume-y

池上本門寺へのアクセスには、電車を使う方法とバスを使う方法があります。電車の場合、最寄り駅は東急池上線の「池上」駅と、都営地下鉄浅草線の「西馬込」駅の二つがあります。池上駅からは徒歩で10分ほど、西馬込駅からは15分ほどかかるので、池上駅からのほうがアクセスは楽でしょう。

Photo by yosshi

JRから乗り継ぐ場合は「五反田」駅もしくは「蒲田」駅から池上線に乗り継ぐことができます。ただ、JR「大森」駅と蒲田駅からはバスも出ています。バス停は「本門寺前」バス停で、ここからは徒歩で10分ほどです。バスでも池上駅でもさほど時間はかからないので、アクセスしやすい方を使うとよいでしょう。

Photo by tataquax

なお、池上本門寺には駐車場もあります。無料の駐車場が100台分程度あるので、日常であれば問題なく停めることができるでしょう。しかし桜の時期は人気スポットということで多くの花見客が訪れることが考えられます。桜の時期は公共交通機関を利用してアクセスすることをおすすめします。

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池上本門寺の由緒見出し

Photo by mxmstryo

この池上本門寺、前述したように、日蓮宗の七大本山の一つとされる由緒ある特別なお寺です。なぜかというと、この場所は日蓮が入滅した、つまり亡くなった場所であるとされているからです。

Photo by Nao Iizuka

1282年、病に倒れた日蓮は身延山久遠寺から常陸に、湯治をするために出かけました。その時、池上の郷主である池上宗仲の館に立寄ります。その時、館の背後に建立された一宇の堂塔を日蓮が開眼供養して、長栄山本門寺と命名しました。これは「法華経の道場として長く栄えるように」という意味が込められていたそうです。

Photo by ume-y

同年10月、この地で日蓮は没します。宗仲は法華経の字数に合わせ6万9384坪の土地を寄進し、そこに寺の基礎が築かれることになりました。そのためこのお寺は「池上本門寺」と呼ばれるようになりました。ちなみに宗仲の館部分は1276年に法華堂とされ、現在の本行寺につながっています。

Photo by dreamcat115

その後、本門寺は鎌倉、室町期を通じ、主として関東武士の庇護を受けます。さらには加藤清正や紀伊徳川家の祈願所となり、大いに栄えたと言われます。第二次世界大戦では五重塔や宝塔、総門、経蔵以外は空襲で焼失しましたが、のちに復興され、現在に至っています。

池上本門寺の桜の開花は見出し

Photo by NightingaleJ

池上本門寺は東京都内でも桜の名所として知られています。境内の桜は約100本あり、ソメイヨシノはもちろん、他にはあまり見られないササベザクラという桜も見ることができます。最初に述べたように、毎年約1万人の花見客でにぎわいます。

Photo by NightingaleJ

それでは、池上本門寺の桜について紹介していきましょう。まず最重要ポイントである、池上本門寺の桜の開花はいつごろなのかということからです。桜の開花の時期はその年の気候によって違いがありますが、2018年に関しては開花時期が近づいていることもあり、だいぶ開花予想が出そろいつつあるようです。

Photo by Shigeyama

池上本門寺の開花予想は3月19日、満開予想は3月26日となっています。大田区内でも有名なお花見スポットということもあり、大田区のホームぺージなどに開花予想が出ることもあるようですし、その他ネットのお花見情報などでも池上本門寺は取り上げられています。これらを参考にてお花見の予定を立てましょう。

Photo by i-saint

東京都内にはたくさんのお花見スポットがありますが、池上本門寺はその中でも人気のあるお花見スポットです。いわゆる桜まつりなどもありますし、夜桜も期待できます。しかし東京のお花見スポットの中では比較的のんびりお花見が楽しめるようなので、期待できそうです。

池上本門寺の桜の見どころは見出し

Photo by kobakou

さて、その池上本門寺ですが、由緒があるお寺ということで、お寺そのものにも見どころが多くあります。国の重要文化財はもちろんですが、東京都や大田区の指定文化財や旧跡などもあり、これらと桜のコラボレーションが大変人気のお花見スポットとなっています。

まず見どころとして挙げられるのが参道の桜です。此経難持坂というのですが、この坂は有名な加藤清正によって寄進したものだそうで、法華経宝塔品の偈文が96文字あることにちなんで96段あります。大田区指定文化財となっており、満開の時期は両側から桜がふんわりと迎えてくれます。

Photo by june29

また、池上本門寺と言えば五重塔は外せません。国の重要文化財となっている五重塔なのですが、なんと関東で最古、最大の五重塔と言われているのです。第二次世界大戦の空襲にも焼け残り、関東大震災でも倒れなかったというすごい歴史を持つ塔なのです。

この五重塔は1608年、徳川二代将軍秀忠の乳母である岡部局によって建立されました。関西には古い五重塔はいくつかありますが、関東には幕末以前の五重塔は4基しか遺されていないと言われます。池上本門寺の五重塔はその中でも最も古く、さらに31.8メートルの高さは関東で最大です。

Photo by sekido

この貫禄のある五重塔の周辺は墓地になっているのですが、そこに美しく咲く桜が映え、非常に人気が高いです。まさに東京都内でも一見の価値があります。後述しますが、この桜の時期にまつりが行われるのですが、五重塔の御開帳もあり、特別なお守りや御朱印をいただくこともできるようです。

また、池上本門寺には「山水図屏風」「二条城障壁画」などで知られる狩野探幽の墓や紀伊徳川家の墓所、加藤清正供養塔などもあります。紀伊徳川家の墓所には徳川八代将軍吉宗の正室真宮の宝塔などもあるので、もし歴史に興味があるならば、このあたりもおすすめです。

池上本門寺の桜まつりは見出し

Photo by kanegen

池上本門寺の桜まつりですが、正確には「春まつり」ということになります。2018年の日程は4月7日と8日の土日となっています。そう、日程でわかるように、これはいわゆるお釈迦さまの「花まつり」ということになります。

Photo by Hyougushi

春まつりの日程ですが、1日目は「五重塔まつり」、2日目は「花まつり」という形で行われます。先ほど五重塔の御開帳と言いましたが、この五重塔まつりの一環で行われるのです。またこの時にいただけるお守りは、関東大震災でも「倒れない」お守りということで受験生などに人気だそうです。

池上本門寺の夜桜は見出し

Photo by kobakou

せっかくの桜ですから、夜桜も楽しみたいところです。池上本門寺は前述のように、桜まつりとしては行っていないのですが、この時期の日没から22時までは夜間のライトアップが行われています。五重塔と桜は池上本門寺の代表的なお花見スポットなので、そこで夜桜見物もできるということになります。

Photo by kobakou

関東最古で最大の五重の塔がライトアップされると、夜の暗さの中に五重塔が浮かび上がり、とても幻想的な雰囲気になります。東京都内には夜桜の名所が多くありますが、五重塔とのコラボレーションが楽しめるのはここだけです。ぜひ夜桜見物に来てください。

池上本門寺周辺の桜スポット見出し

洗足池公園

Photo by zenjiro

同じく東京都大田区にあり、池上本門寺からは3キロほどのところにある洗足池公園も、桜の名所として知られています。身延山から常陸に湯治に向かう日蓮がこの池のほとりで休息して足を洗ったことから「洗足」という名前がついたと言われています。また日蓮が袈裟をかけたという「袈裟掛けの松」もあります。

Photo by Haya_BS

ここは江戸時代に歌川広重の名所江戸百景「千束の池袈裟懸松」にも描かれた場所で、春の桜に秋の紅葉と、四季を通じて美しい景色を楽しむことができるスポットです。約250本のソメイヨシノがあり、見どころも多いので、ゆっくりと池の周囲を一周するだけでも十分楽しめます。

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池上本門寺で桜を楽しもう見出し

Photo by kobakou

池上本門寺は、関東でも最古で最大の五重塔と桜のコラボ―レーションが楽しめるということで、毎年多くの花見客が訪れる名所です。昼の桜もいいですが、夜にライトアップされた五重塔と桜も幻想的です。ぜひ2018年の桜は池上本門寺で楽しんでください。

投稿日: 2018年3月8日最終更新日: 2020年10月8日

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