東京都内の桜の名所おすすめランキングBEST17！穴場情報もあり！

日本中が桜前線に注目する春。東京でも桜の便りが届き始めると「どこでお花見をしようか」という話題になりますね。でも、東京都内といっても桜の名所は数知れず…。そこで、そんなたくさんある名所から厳選に厳選を重ねた17か所をランキング形式でご紹介します。穴場情報もありますよ!

道の両側に植えられた桜は約40本と規模は小さいですが、デートスポットとして根強い人気を誇るのがこの桜坂です。TBS系列で放送された「未来日記」の挿入歌として歌手の福山雅治さんが歌ってミリオンセラーになった「桜坂」。それ以来、ここは恋人たちが静かにお花見を楽しむスポットとして定着しました。 住所:東京都大田区田園調布本町19

東京駅を出てすぐのところにある桜並木です。まさに東京のど真ん中にあるのですが、座ってお花見をする場所はないので意外と知らない人も多く、穴場的な場所です。といっても桜の本数は約150本とここが東京駅徒歩5分の路上とは思えないほどの規模です。

周囲は夜遅くまで開いているレストラン等もあるので、仕事帰りや食事帰りにちょっと遠回りして桜を楽しむ人で夜遅くまで賑わいます。ライトアップもありますよ。わざわざ公園などに赴いて桜を楽しむのもいいですが、こういう風に街角でふと桜に出くわすのも素敵ですね。 住所:東京都中央区八重洲1-5

お花見する場所として東京大学を思い浮かべる人はどれくらいいるでしょうか?実は東京大学の駒場キャンパス内には桜並木があるんです。東京大学に通っている人ぐらいしか知らない穴場スポットです。大学構内とはいえ、一般の人も自由に散策することができますよ。

近くにお花見の名所である目黒川や駒場公園があるのでそちらに行く人が多いのか、見事な桜並木があるのにも関わらず、人でごったがえすようなことはありません。ただ、あくまでも大学の構内ですので節度を守ったお花見を心掛けたいですね。学生気分で桜の楽しめる穴場です。 住所:東京都文京区本郷7-3-1

日ごろ「墓地に遊びに行こう」なんて言うと不謹慎な感じがしますが、桜の季節は別。実は青山墓地には約1.7キロもの桜並木があり、400本もソメイヨシノがあるんです。ここに桜があることは知っていても規模がこれほど大きいとは知らない人も多いのでお花見の穴場と言えるかもしれませんね。

東京都が管理するこの青山墓地はなんと約26万平方メートルもあり、静かに散策するのにぴったりですね。著名人のお墓も多いです。墓地とあって賑やかなお花見をする人はいませんが、しみじみと桜を眺めたい人におすすめです。 住所:東京都港区南青山2-32-2　

高級ブランドショップなどが立ち並ぶエリアにある桜の名所です。六本木ヒルズや赤坂アークヒルズの横にあり、桜坂（先に紹介した福山雅治の歌で有名になった場所とは別です）とスペイン坂に約150本のソメイヨシノの桜並木が約700メートルも続きます。夜にはライトアップも実施されます。

こちらはお花見でお酒を飲んでワイワイ賑やかにする雰囲気ではないので、落ち着いた大人のデートがした人には穴場と言える場所かもしれません。徒歩で散策してもいいですし、ドライブコースにしてもいいかもしれませんね。 住所:東京都港区赤坂1-12-32

ぎりぎり都内という立地もあってか規模の割に人が少ないので穴場といえる公園です。約80ヘクタールという広大な公園にはなんと約1700本もの桜が植えられています。そして桜の種類も多く、約50種類。長い間桜が楽しめる名所ですね。園内の「桜の園」にはそのうち約440本が集中しているので一番のおすすめスポットです。

また、公園内には子どもの広場やテニスコートもありますので、お花見を楽しんだあとは元気に体を動かすことも可能です。桜まつりの期間中はライトアップも実施されますよ。ちなみにすぐ隣にある玉川上水の桜並木もおすすめの桜の名所です。 住所:小金井市関野町1-31-1　

番外編として小金井公園周辺の他の穴場スポットをご紹介しましょう。それは東京学芸大学の小金井キャンパスと東京経済大学の国分寺キャンパスです。どちらも小金井公園周辺にあるのですが桜並木が見事な穴場です。東京学芸大ではなんと夜にライトアップも実施されますよ。

先ほどは東京大学の桜を紹介しましたが、桜の穴場として注目したいのが大学のキャンパスです。構内にあるとあって学生の人意外は知らないことが多いですが、一般的に構内は広く開放されているので静かにお花見をしたい人にはおすすめです。近くの大学をチェックしてみるのもいいかもしれませんね。新たな穴場が見つかるかもしれません。 住所:東京都小金井市貫井北町4-1-1(東京学芸大学) 住所:東京都国分寺市南町1-7-34(東京経済大学)

後で紹介する六義園と並んで江戸の二大名園としても知られている歴史ある庭園です。庭園の中には、日本や中国の山や川、湖などを模した景色が表現されています。樹齢60年とも言われるシダレザクラやソメイヨシノが見どころです。ベンチも随所にありますので、座ってのんびりとお花見を楽しめますよ。

面白いのがバックに東京ドームが見えるところ。歴史ある庭園と近代建築との組み合わせは、なんとなく東京らしさを感じさせられます。桜自体の数は33本と少な目ですが、他の植物や庭園との共演が楽しめ、他とは一味違ったお花見ができそうですね。 住所:東京都文京区後楽1-6-6

東京都心からは外れますが約2.5キロに渡って続く桜並木の迫力は他には真似のできないものがあります。福生市にある多摩川堤防沿いの桜並木です。歩いても歩いても続いている桜並木、家族連れにもおすすめのお花見スポットです。

堤防のすぐ下には明神下公園があり、こちらではバーベキューを楽しみながらお花見ができますよ。さらに桜のピークの時期には桜まつりも開催され、パレードや鼓笛隊が盛り上げます。また、ライトアップも実施されるので夜のお散歩にもいいですね。 住所:東京都福生市南田園１丁目

桜だけでも美しいのにバックに東京タワーが見えるとなると、なお一層素晴らしい光景となります。外国人にも人気の桜スポット、増上寺です。徳川家の菩提寺であった由緒正しい寺院には、約200本の桜が咲きます。

有名な写真スポットとしておすすめなのは表門をくぐったところにある本堂と手前にあるシダレザクラです。そして見上げると東京タワーが!この3つの組み合わせは、外国人だけではなく日本人の心にも改めて響くものがありますね。夜まで待って明かりがついた東京タワーも幻想的でまた別の美しさがあります。 住所:東京都港区芝公園4-7-35　

桜は楽しみたいけれど場所取りをするまでもしたくないとか、子供がいるから周りに迷惑を掛けないような場所がイイという人はこちらの公園がおすすめです。広大な芝生が広がり、のびのびと周りに気を遣わずに過ごせると好評です。桜の本数は約840本、年齢の古い大木も多く、枝が芝生ぎりぎりまで伸びているので目の前で桜が見られ迫力満点です。

約39万平方メートルもの広大な敷地には、美術館の他にサイクリングロ―ドやアスレチックもありますので、お花見に飽きた子供さんも元気に遊ぶことができますよ。また、公園内にレストランがありますので食事の心配もいりません。 住所:田谷区砧公園1-1

お花見のシーズンを報じるニュース等ではこちらの公園の映像が使われることも多いのでもうみなさんお馴染みですね、一般には上野公園と呼ばれています。桜の名所としての歴史は古く江戸時代から桜と言えばここと言われていたとか。

朝早くからお花見の場所取り競争が始まり、夕方以降にはお花見客で盛り上がりは最高潮を迎えます。公園内には約1000個のぼんぼりも灯り、屋台も出るので雰囲気も抜群ですね。桜の本数は約800本、ライトアップも開催されます。 住所:東京都台東区上野公園5-20

大きな池、水面ギリギリまでせり出した桜、水面に浮かぶスワンボートの組み合わせはなんとも言えずほのぼのとした春の休日を連想させられます。2017年に100周年を迎えた歴史ある公園には、約500本の桜が植わっています。ぜひスワンボートに乗って池からのお花見を楽しんでもらいたいスポットです。

また、桜吹雪が池の水面に舞い散る様子も絵になりますね。吉祥寺駅から徒歩すぐということもあり、平日でも仕事帰りの人などで遅くまで賑わっています。撮影スポットとしては七井橋からがおすすめですよ。ライトアップもあります。 住所:東京都武蔵野市御殿山1-18-31

桜の季節が近づいてくると気になるのは東京の桜の開花宣言ですよね。その指標となる桜があるのがこちらの靖国神社です。毎年、開花宣言が出るころにはその瞬間を見届けようと多くの桜ファンが集まります。境内には約400本の桜が植わっており、歴史ある神社との組み合わせは外国人にも人気です。

おすすめイベントは能楽堂で行われる夜桜能です。桜と能の組み合わせはとっても幻想的で、お花見とはまた違った桜の楽しみ方できますよ。九段下駅から靖国神社への通り道である靖国通り沿いの桜並木も美しいですね。 住所:東京都千代田区九段北3-1-1

国の特別名勝に指定されている六義園。江戸時代に造られた広大な庭園のハイライトは庭園の中央部分にあるシダレザクラの古木です。その大きさは幅が約17メートル、高さは約13メートルにもなります。特にライトアップされた姿は妖艶で息を飲むほどの迫力があります。

庭園中央のシダレザクラが一番のおすすめポイントですが、穴場は茶屋の付近。シダレザクラだけを見て帰る人も多いので、茶屋のあたりは人が幾分少ないです。庭園全体でも桜は約40本と数は少ないですが、根強い人気を誇るお花見スポットですね。 住所:東京都文京区本駒込6-16-3

日本人だけではなく外国人にも人気のお花見スポットです。新宿御苑の良さはなんといっても桜の種類の多さです。約65種類1100本の桜が植わっていますので、2月半ばごろから4月の終わりごろまで様々な桜が次々と満開を迎える様子は見事です。

また、敷地が大変広いので、お花見で訪れる人は多くてもそこまで混みあっているように感じられないのがいいですね。のんびりゆったりとお花見を楽しみたい人におすすめです。夜間は閉園されますのでライトアップはありません。 住所:東京都新宿区内藤町11

東京都心部にあるので、仕事帰りにお花見をする人も多い名所ですね。皇居のちょうど西側に広がるお堀沿いに続く約700メートルの遊歩道に咲くのは約260本の桜です。お堀の上にせり出した桜が水面をピンクに染める光景は、ここが東京都心であるのを忘れさせてくれるほど美しいです。

また、桜の季節の終わりごろに水面を埋め尽くす桜の花びらもまた違った美しさがあります。昼間は手漕ぎボートに乗ってお花見を楽しめるのもいいですね。ライトアップももちろんあります。 住所:東京都千代田区九段南三番町

東京の桜の名所ランキングの堂々の1位は目黒川です。目黒川沿いの大橋から太鼓橋のあたりまでの約3.8キロメートルの両側にぎっしりと咲く桜。目黒川は川幅が狭いので、両側からせり出してくる桜が川を覆い尽くすように咲き乱れます。春には桜で包まれる日本といえども、このような絶景は他では見られませんね。その分お花見に訪れる人の数も非常に多く、満開の時期になると歩くのも大変なほどです。

中目黒駅から歩き始める人が多いので、池尻大橋駅から歩くのが穴場といえば穴場ですが、それでも人は多いです。植わっているのは約800本のソメイヨシノ。夜間にはライトアップもされますので、昼間とは違った桜が楽しめるのでおすすめです。座ってお花見をするようなスペースはありませんが、おしゃれなカフェやレストランが多いエリアですので、お店からのお花見をどうぞ。 住所:東京都目黒区大橋から下目黒にかけて

東京都内の桜の名所をご紹介してきましたが、一口に桜の名所といっても、その規模や桜の本数、種類などそれぞれ特徴的で比較すると面白いですね。お花見に出かける前には、みんなとワイワイ楽しみたいのか、しみじみと静かに鑑賞したいのかなど、どんなスタイルでお花見をしたいのかを考えてからスポットを選ぶとより一層理想的なお花見ができそうですね。