サニーヒルズでパイナップルケーキを食べよう！表参道で台湾の味を堪能！

最近スイーツ界をざわつかせる「パイナップルケーキ」というメニューがあるのをご存じでしょうか?甘さ控えめの生地に甘酸っぱいパイナップルのジャムが詰まったパイナップル味のケーキで、台湾で大人気のお菓子です。タピオカや杏仁豆腐に続き、日本で今大注目の台湾スイーツ。日本でも表参道に上陸しました。

パイナップルというのはフィリピン産の者が多いのですが、台湾産のものも人気です。台湾産完熟パインと呼ばれる、木に生らしたまま熟成させるため、とても甘くてジューシー。パイナップルは芯の部分はくりぬいて食べる果物ですが、台湾産完熟パインは芯まで甘く柔らかく食べることができます。

そんな台湾産の甘くておいしいパイナップルを使ったパイナップルケーキは、台湾ではお土産物として大人気です。たくさんの会社が取り扱っているため、会社ごとに味が違うため、どこのメーカーのを購入すればいいのか迷ってしまう人もいます。賞味期限も長いため、お土産に最適です。

パイナップルケーキの歴史は古く、60年以上前に誕生したと言う説があります。お菓子屋さんやパンやさんが台湾のおいしいパイナップルを使って作ったことがきっかけで、現在では空港やお土産物店だけでなく、コンビニエンスストアやお菓子屋などどこで購入できる台湾に密着した存在になりました。

特に台北では市がパイナップルケーキのお祭りを開催するほど、パイナップルケーキを推しています。一時はこの働きに台湾の他の市も「パイナップルケーキはうちの発祥だ」と主張し合い、反発がおこったほど。現在では落ちついていますが、それほどパイナップルケーキは台湾を代表するお菓子なのです。

さっくりとしたクッキーに近い生地、中のパイナップルジャムはほどよい酸味、なにより賞味期限も長く移動中に壊れにくい強度のあるお菓子。台湾ではパイナップルケーキは多くのメーカーが独自のアレンジやこだわりをほどこし、お土産物として販売しています。台湾では一つだけではなく、様々なメーカーのものを味わうのがおすすめです。

サニーヒルズとは「微熱山丘」という会社でパイナップルを使ったメニューを販売しています。サニーヒルズのパイナップルケーキは、さっくりとしたバターの香りがするケーキ生地に、甘酸っぱい台湾産のパイナップルジャムが詰まっています。ケーキだけでもおいしい、パイナップルジャムだけでもおいしい、二つを合わせて生まれたお菓子です。

サニーヒルズは台湾を中心に、香港や上海、シンガポールに店舗を構えています。どの店舗も木を取り入れたシンプルさと自然を基調にした装飾や建築です。特に表参道は世界的な建築家のデザインで造られているため、お店に入る前から圧倒されます。そしてその建築と同じように、パイナップルケーキにも強いこだわりを持っているのです。

サニーヒルズはインターネットでもパイナップルケーキを販売しています。台湾に旅行に行く機会のない人や、表参道から遠い場所に住んでいる人には通販もできますが、サニーヒルズが表参道にお店を設けたのには理由があります。それは、まだ一度もパイナップルケーキを食べたことがない人に、味わってもらうことです。

噂を聞いて買ってみようと思う人もいますが、通販に不安を感じる人も多いです。そんな人でも気軽に味わえるように、サニーヒルズはおすすめのお茶と一緒にパイナップルケーキの試食も行っています。商品のケーキを丸ごと味わえる大胆さ。そのため、一度食べると誰もがそのおいしさに気づきまた食べたくなってしまいます。

それがサニーヒルズの狙い。お店は販売よりも試食のために作られています。試食メニューのパイナップルケーキとお茶を口に入れれば、そのおいしさに欲しくなってしまうことは間違いなし。自分用に、お土産用にと気づけば商品を選び始めてしまいます。サニーヒルズの販売戦略にはまってしまえば、逃れるすべはありません。

パイナップルケーキはインターネットでの賞味期限は届いてから14日以内ですが、店舗と同じように購入時の箱に記載されている賞味期限内に食べるのがおすすめです。何故なら賞味期限は、「おいしく商品が食べられる期限」。せっかくのパイナップルケーキは最大限おいしいときに食べるのがベストです。

サニーヒルズのパイナップルケーキは一年で一番熟したパイナップルを使っています。台湾の日差しをめいいっぱい浴びたパイナップルは甘さと酸味が絶妙に混ざり合い、ケーキの生地の味を邪魔しません。ケーキに使われるバターはフランスエシレ産の最高品質のバター。お菓子には最適のバターで、パイナップルに負けずほおばると香ります。

パイナップルケーキに使われる小麦も選りすぐったもの、卵も新鮮なブランド卵。素材を厳選し、余分なものを加えずに作られているためパイナップルとバターの味が互いを邪魔せず、良いところを引き出しあいます。雑味がない素朴な味は、お菓子作りにながく携わったベテランの職人さんが作っています。

そんなこだわりで作られているため、余分な添加物が入っていません。賞味期限を守ってほしいのは、おいしい期間が限定されているからです。賞味期限が過ぎても食べられる、という人もいますが、食べられるのとおいしいのは違います。こだわりの味が守られているうちに味わってこそのパイナップルケーキです。

賞味期限は一緒でも、台湾と日本のパイナップルケーキは味に違いがあることをご存じでしょうか。一口食べ比べてみると、明らかに違いを感じるその味に、密かに台湾派と日本派とどっちも好きという正直派に分かれているという噂もあります。台湾に行く機会があれば、ぜひとも食べ比べてみたい味です。

台湾サニーヒルズのパイナップルケーキは、外側のケーキ生地はクッキーに近いさっくりタイプです。バターの香りとしっとりとした柔らかい食べ心地に、甘味の強いパイナップルジャムがマッチするおいしさ。台湾のパイナップルケーキはパイナップルジャムはより繊維質で酸味が強く、ケーキ生地もクッキーに近い固さになっています。

日本のものと食べ心地は違いますが、ケーキ生地が中のジャムに合うように作られているため、同じお菓子でもそれぞれの特徴を最大限に生かした食べ心地になっています。パイナップルの酸味や香りが好きな人は台湾、甘味やほどよいしっとり感が好きな人には表参道のパイナップルケーキが人気です。

実は、台湾のパイナップルケーキは現地のパイナップルを使用しているため、収穫時期によってパイナップルの味が変わります。そのため同じメニューでも時期によって味が変わり、季節によって酸味や甘味、香りに差がでてきます。その季節の味を楽しむことが、台湾パイナップルケーキではできます。

それに対して表参道で販売している日本のパイナップルケーキは、味は通年同じものです。日本向けに独自に厳選された素材を使っているため、いつ食べても同じおいしさを味わうことができます。台湾と使っているバターも違うため、台湾に比べてまろやかな味としっとり感が産まれます。

おいしいパイナップルケーキなら、最大限おいしさが倍増する食べ方をしたいと考える人は多いと思います。サニーヒルズでは試食の時に烏龍茶も出しています。このさっぱりとした味と香りが口の中をリフレッシュしてくれて、パイナップルケーキにとても合います。パイナップルケーキを食べるときは、温かいお茶と一緒がおすすめです。

パイナップルケーキに合うのはコーヒーよりもやはりお茶。甘みや酸味のないストレートタイプがよく合います。香りもほどほどのものがおすすめです。烏龍茶はとてもよく合いますが、アッサムなどのさっぱりとした紅茶や、麦茶も一緒に食べるときに向いています。烏龍茶も良いですが、他のお茶でも試してみると新しいおいしさに気づくかもしれません。

パイナップルケーキに使われる完熟パイナップルは、ジャムだけではなく他のメニューでも提供されています。それがパイナップルジュース。完熟したパイナップルをそのまま閉じ込めたような黄色のジュースは酸味と甘みが程よく、パイナップルの果肉をほおばっているような香りを感じます。

夏に収穫したパイナップルは甘みが強く、冬に収穫したパイナップルは爽やかな香りになるため、季節によってパイナップルジュースの味も変わります。パイナップルケーキに次ぐ人気メニューとして台湾でも大人気のパイナップルジュースは2本1000円で販売しています。賞味期限は製造から一年なので、季節で飲み比べても楽しいです。

こんなにおいしいパイナップルケーキですが、値段は1個300円から。インターネットから通販用のメニューもあり、ついつい自分用にたくさん買ってしまいたくなる値段です。贈答には可愛いイラストの箱に入った5個入りのメニューもあり、賞味期限も箱に記載されているためとても分かりやすいです。

パイナップルケーキは日本でも人気の台湾土産ですが、その前は一般庶民のためのお菓子でした。そのため手軽な金額で販売されています。台湾から持ち帰る人は空港での重量制限にはらはらした人も多かったそうです。台湾ではなく東京のお土産としても、サニーヒルズのパイナップルケーキはおすすめです。

パイナップルケーキはお土産におすすめなメニューとしての理由があります。まずは賞味期限が長いこと。帰国する前に賞味期限が切れてしまう心配もありません。そしてほどよい強度があるため、輸送時に壊れにくいこと。旅行などでお土産を買う時には、この面がクリアされていると、とても嬉しいです。

値段も手ごろなのでばらまき用にもおすすめ。なにより男性にも女性にも人気の味に、もらった人に喜んでもらえることは間違いなし。一緒に台湾茶もプレゼントすると、よりセンスの光るお土産になります。サニーヒルズのパイナップルケーキは職場にもご近所にも、友達にもおすすめのお土産です。

サニーヒルズの店舗は空港内の店舗以外は全てこだわりの建築で作られています。一見すると、アトリエなのか画廊なのか、それともおしゃれすぎるカフェなのか。一瞬パイナップルケーキのお店とは気づかず通り過ぎてしまうほどの存在感を放つ建築でできているサニーヒルズ。それは日本の店舗も例外ではありません。

おしゃれなカフェや雑貨やの多い表参道に突然現れた積み木で作ったような建築物。それがサニーヒルズ南青山店です。どうしてこんな造りでそびえ立っているのか、圧倒されるほどのデザインをてがけたのは、建築家隈研吾氏です。2020年のオリンピックで使用される新国立競技場のデザインを手がけた世界的な建築家です。

サニーヒルズ南青山は地獄組という建築方法で造られています。伝統的な組木格子で、熟練の職人がくみ上げたもの。ヒノキを使っているため自然の香りが店内にも広がって、森林の中にいる様な心地よさを感じます。独特の建築で造られた店舗の中は自然光が入りやすく、サニーヒルズのこだわりをお店の造形からも感じることができます。

サニーヒルズの最寄り駅は東京メトロの「表参道駅」。みゆき通りを南に向かって歩き、プラダビルの向かいの路地に入ると、独特の建築物が現れるので迷うことがありません。徒歩約6分で到着します。周りには雑貨屋や美術館もあるので、買い物や観光にもおすすめの場所にあります。

住所:東京都港区南青山3-10-20 電話番号:03-3408-7778

表参道にはサニーヒルズ以外にも、台湾からやってきたカフェやスイーツの店舗が多いです。「台湾カフェZen」のように、台湾で人気のホットかき氷やバタフライピーを始め、台湾茶を日本人にもなじみのある味わいやすいメニューにしたお店や、タピオカ発祥と言われる「春水堂」など、サニーヒルズに寄ったついでに行きたいお店は多いです。

豆花のような台湾ならではのスイーツだけでなく、担々麺や五香湯麺など台湾ヌードルを楽しめるお店もあり。一日台湾グルメで過ごすこともできるほど、表参道には台湾産のメニューを取り扱う場所が多いです。表参道で台湾ツアーを組めば、いつもと違う表参道を楽しむことができます。

独特の建築とこだわりのパイナップルケーキで日本に上陸したサニーヒルズ。その日から多くの人がパイナップルケーキを味わいに、買いに訪れます。興味がある人はぜひとも足を運んでみてください。お店に入る前からその外観に驚き、お店の中に入ればおいしさに驚くこと間違いなしです。