天使の涙（わらび餅）はぷるぷる感が絶品！表参道「味甘CLUB」の人気スイーツ

フォトジェニックすぎるとインスタグラムで話題のスイーツ“天使の涙”。見た目がとても美しい“天使の涙”は、今までにない和スイーツとしての評判も高いです。今回は、見た目・食感・味ともに異次元のスイーツ“天使の涙”の人気の秘密やお店のその他の人気メニューなどをご紹介します。

“天使の涙”は、和をテーマにした複合施設「裏参道ガーデン」の中にある「味甘CLUB」というお店で食べることができます。古民家風の一軒屋の中に、個性豊かな3つスイーツ店が集まっています。「味甘CLUB」はその中のひとつ。

表参道という都心にありながら「裏参道ガーデン」は少し奥まった場所にあるので、初めてだとちょっと見つけにくいかも。それでも、フォトジェニックなスイーツ“天使の涙”を求めてお店を訪れるお客さんが絶えません。

3店舗が集まる「表参道ガーデン」は、ちょっと変わったスタイルのカフェです。注文は、各店舗のカウンターで行います。けれど、カフェスペースは全店共通。スイーツ専門のフードコートといった感じです。そんなスタイルも新しいモノを発信する表参道らしさかもしれません。

古民家をリノベーションして誕生した「裏参道ガーデン」の一角にあるお店のためか、和の雰囲気を感じます。お店には、お寿司屋さんのようなカウンターがあってとても趣があります。全体的に清潔感があり、なおかつオシャレな空間。ちょっと落ち着いてお茶をしたいときにとても使いやすいお店です。

「味甘CLUB」は、テレビやインターネットで日本人向けに紹介されているだけでなく、外国人観光客向けのガイドブックでも紹介されています。たしかに、「味甘CLUB」のお店の雰囲気は、外国人受けも良さそうです。もしかしたら今後、「味甘CLUB」は海外でも人気のスイーツとなるかもしれません。

天使の涙が、インスタグラムで話題になった理由。それは、とにかく透明感がスゴイということです。透明度100％、まるで水晶玉のようだと話題になったのです。そして、目に見えてぷるんぷるんなビジュアル。

さらに、食物繊維とミネラルがたっぷり含まれているのでダイエット中でも罪悪感ゼロ。おやつとして、食後のデザートとして気兼ねなく食べられ、しかも美味しいと女性を中心に人気に火がつきました。

女性を中心に人気のスイーツ“天使の涙”。ぜひ、食べてみたいという方もいることでしょう。しかし、この天使の涙、実は数量限定で「味甘CLUB」へ行けばいつでも食べられるというスイーツではないのです。理由は、店主が一つ一つ手作りしているためです。

かつては、1日10食限定だったことも。現在は、生産性が向上して30食ぐらいまでは提供できるとか。ただし、日によって提供数は異なってしまうようです。

インスタグラムで話題になったことで天使の涙は、とても人気の商品です。そのため、開店と同時にお店を訪れてもかなり並びます。数量限定なので、ハラハラドキドキしながら行列に並ぶことに。天使の涙を食べるには、売り切れ覚悟でお店に足を運ぶ必要があるようです。

ガラスのように透き通った外見の天使の涙。一体、その正体は何のか気になるのではないでしょうか。見た目や食感から、天使の涙はわらび餅ではないかと囁かれています。

天使の涙の原料は、海藻とミネラルだけ。わらび餅だとするとわらび粉から作られているはず。わらび粉は、蕨（ワラビ）の根から取れるものなのでわらび餅という説は正しくないことがわかります。わらび餅でなければ、何なのかという新たな疑問が湧いてきます。

天使の涙を食べた一部の人は、海藻の一種であるアガで作ったゼリーに食感が似ているといいます。ただ、「味甘CLUB」は、昔から親しまれた甘味を新しい味にして提供することをポリシーにしているお店です。すると、暑い夏の季節に日本人に親しまれてきた葛饅頭いわゆる“水まんじゅう”に近いかもしれません。ただし、餡は入っていません。

ミネラルウォーターも使っているから“水まんじゅう”というのがピッタリ。わらび餅を食べたいと期待して天使の涙を食べてしまうと、少しがっかりしてしまうかも。天使の涙は、わらび餅とはまったくの別ものとして認識しておくのが無難です。もちろん、食べてみたらわらび餅との違いがハッキリとわかるでしょう。

天使の涙が目の前に運ばれてくると、透き通った美しい姿に一瞬にして心が奪われます。ロイヤルコペンハーゲンの真っ白で天使の羽のような形をしたお皿の上に、水晶のように透明度の高いまん丸の物体が盛られてきます。

透明な物体の上には、ちょこんと金箔が乗せられていて、それが物体をキラキラと輝かせます。宝石のような輝きを放っていて、神秘的。見ているだけでも楽しめるスイーツです。

天使の涙の神秘的なビジュアルを写真にとって、SNSでみんなと共有したくなる気持ちもよくわります。お皿を少し動かすと、天使の涙がぷるんぷるんと揺れます。その姿は、天使の涙がダンスをしているようで、とてもかわいいです。動画を撮ってぷるんぷるん感を楽しむのも面白そうです。
 

天使の涙の鑑賞が終わったら、次は実食です。スプーンで天使の涙をすくってみます。ところが、すごい弾力。スプーンから天使の涙がこぼれ落ちてしまいそうなほどの弾力があります。ところが、サクッとすくえる柔らかさもあります。不思議なスイーツ。さらに、口に入れて、天使の涙の不思議さにドギマギしてしまいます。

なぜなら、ぷるぷる感が凄かったはずなのに口に入れるとサラッとした口当たりに変化。そして、お水のようにスッと溶けてツルっと喉を通ってしまいます。今までにないスイーツの味わい方に戸惑いつつも、どんどんスプーンが進んでいきます。この食感は、食べた人にしかわかりません。天使の涙は、食感を楽しむスイーツでもあるのです。

サラッとした口当たりの天使の涙には、味がありません。しかし、天使の涙には、良質な北海道産のきな粉と無添加の黒蜜が添えられています。天使の涙が、わらび餅と言われてしまうのは添えられているきな粉と黒蜜に原因があるかもしれません。

プルっとした透明なお餅にきな粉をまぶして黒蜜をかける和菓子といえば、大抵の方はわらび餅を想像します。天使の涙には、きな粉と黒蜜が添えらえているのですからわらび餅だと誤解をしてしまっても仕方のないことです。

話は戻って、無味無臭の天使の涙は、添えられているきな粉と黒蜜をたっぷりと絡めて食べるのが美味しく食べるコツ。天使の涙と香ばしいきな粉と濃厚な黒蜜との相性はピッタリ。口に含んだ瞬間、ほのかな甘みが広がってとても美味しいのです。

天使の涙を実際に食べた人たちは、「本当に透明だった」、「幻のような透明感」、「ツヤツヤ」と天使の涙の外見にまず驚かされるようです。

また味や食感に関しては、「ぷるぷる感がやばい」、「衝撃的なおいしさ」、「天使の涙はしょっぱくなかった」といったように美味しいだけでなく不思議な食感に感動した人も多いようです。いずれにしても、今までの和菓子とはだいぶイメージがこ違っていることだけは確かです。

今までの和菓子のイメージを超える天使の涙。気になるのはそのお値段です。昨今、インスタ映えするスイーツは、基本的にお値段が高め。ひとつ1,000円以上のお値段がするものだって普通にあります。天使の涙もフォトジェニックなスイーツなのでお値段が高そうな気がします。

ところが、天使の涙のお値段は、かなりお安く単品で注文した場合は700円。ドリンクとセットで注文した場合には、1000円ととてもリーズナブルなお値段で食べることができます。

セットに付くドリンクは、黒豆茶、玄米茶、ゆず茶、紅茶、スカッシュなど種類が豊富です。これらのドリンクは、単品で注文するとお値段は500円となります。ところが、天使の涙とのセットで注文するとドリンクのお値段が300円ということに。200円もドリンクのお値段がお安くなります。天使の涙は、セットで注文するのがお値段的にお得。

「味甘CLUB」には、天使の涙の他にも人気のスイーツが盛りだくさん。白玉しるこ、白ぜんざい、あべかわ餅、いそべ焼き、きなこ団子、しょうゆ団子など昔ながらの和菓子を「味甘CLUB」風にアレンジしたものがあります。これらのスイーツもセットで頼むと天使の涙と同様にお得なお値段でいただくことができます。

天使の涙が人気の「味甘CLUB」ですが、もうひとつ人気の商品があります。それは、みたらし団子。「味甘CLUB」のみたらし団子は、他のお店のみたらし団子とは少し違います。1人用の七輪でお団子を自分で焼いて食べます。

しかも、11種類ものたれの中から3種類を選んで、自分好みのみたらし団子を作って食べるというスタイル。「味甘CLUB」のみたらし団子は、エンターテインメント性があるので楽しみながら食べることができるのです。

たれは、プレーン・ゆず胡椒・花山椒・わさび・カレー・バジル・ペペロンチーノ・梅・七味・コチジャン・シナモンの11種類。スタンダードの味はプレーンです。ちなみに、女性1番の人気は、甘じょぱい味のゆず胡椒。男性1番の人気はペペロンチーノだそう。みたらし団子といえばしょう油ベースの甘じょぱい味という固定概念が崩されます。

自分好みのたれを選んで、美味しいみたらし団子を作ってみましょう。ペペロンチーノやわさび、七味などの甘くなさそうなたれはピールとの相性が良いです。甘いのが苦手の方でも美味しいくみたらし団子を味わうことができます。「味甘CLUB」ではビールも販売しているので、おつまみ感覚でみたらし団子をいただいてみてはどうでしょうか。

天使の涙を中心にヘルシーな美味しいスイーツを食べることのできる「味甘CLUB」。行きたくなってきた方もいるのではないでしょうか。ここからは「味甘CLUB」の営業時間やアクセス方法をご案内いたします。「味甘CLUB」を訪れる際に、ぜひ参考にしてみてください。

「味甘CLUB」のオープンは、12時とかなり遅めです。美味しい天使の涙を求めて開店同時に行列ができるとしても、12時ならなんとか並べそうな時間ではないでしょうか。確実に天使の涙を食べたいという方は少し早めに並ぶとよいでしょう。

閉店は18時。表参道のお店としては、少し閉まってしまうのが早いようですが、休日に利用するのであれば問題のない時間でしょう。定休日は月曜日です。

東京メトロの銀座線・千代田線・半蔵門線の3路線が乗り入れている表参道駅のA2出口から歩いて約7分の場所にあります。「味甘CLUB」のある「裏参道ガーデン」は、表参道から竹下通りまでの住宅街にひっそりとあるので、はじめてだと見つけにくいかもしれません。

グーグルマップなどの地図アプリを利用しながら行くと迷わずに行けます。ぜひ活用してみてください。

おしゃれな街並みで知られる表参道。最先端の美味しいスイーツを食べられるお店だけでなく、有名ブランドのお店や洗練されたショップなどグルメからファッションまで流行の先端が集まる場所です。一方で、都心でありながら緑が多く静かなスポットもあるのも特徴です。ここからは、「味甘CLUB」付近にあるおすすめのスポットをご紹介します。

東京のど真ん中に鎮座する神社。表参道駅からのアクセスも抜群の表参道界隈で有名な観光スポットです。広大な敷地とたくさんの木々に囲まれた静かな環境は、日々の人々の心を癒してくれます。まさに都会のオアシス。敷地内にある“清正の井戸”は、都会では珍しい湧水の井戸です。この井戸を待ち受け画面にすると運気が上がるといわれています。

表参道のケヤキ並木に溶け込むように作られた「表参道ヒルズ」は、表参道のランドマーク。アパレル、ジュエリー、ビューティーショップ、ライフスタイル雑貨など流行の最先端をいくお店をメインに情報を発信。その他、アート面でも4つのギャラリーが入っていて情報を発信しています。

イベントスペースでは、体験型アートやワークショップ、展示会などワクワク感の得られるイベントがなにかしらいつも催されています。気軽に訪れやすい施設なので表参道に行った際には立ち寄ってみては。

ワンランク上の表参道散策を楽しむのなら、骨董通りがおすすめです。骨董通り一帯は、一流のバイヤーたちがしのぎを削るエリア。センス溢れるお店が集まっているので、おしゃれな雑貨がたくさん見つかります。ウィンドウシッピングをするだけでも、自分の感性を磨ける希有のスポットです。

わらび餅と誤解されてしまいがちな“天使の涙”。見た目はわらび餅にそっくりでも、わらび餅とは全く異なる“天使の涙”は、他では味わうことのできないスイーツです。神がったビジュアルだけでなく美味しいと評判の新感覚スイーツ“天使の涙”。表参道の「味甘CLUB」へ足を運んで、美味しい“天使の涙”を、ぜひご自分で体験してみてください。